洒落怖
電車の女

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とりあえず席に座るしかないと考えドアのすぐ横のボックス席に座り
恐怖に耐えていた、少したってまた聞こえてきたあのうめき声が

169 電車の女4 sage 2009/02/03(火) 14:55:18 ID:yKxIcXqs0
車掌のそばにいれば怖くないと考えたが
車掌がいる最後尾の車両までは4両も離れている上
女の横を通過しなければならない、俺はそれだけは絶対ダメだとなぜか思っていた
女の横を通ってはいけないそれだけは強く思った。

うめき声は絶えず聞こえた、だが近づいてきてる気配はない
しかしなにか擦れてる音が近づいてるようだ、なにかマッチをする音か
服同士が擦れるおとのようななにかが近づいてきてる
でもその方向を見る勇気はないただボックス席の中で祈るしかない

その意味不明な恐怖状態の中ようやく俺の駅が近づいてきた
あと少しで着く、そう思うと俺は勇気が戻ってきたのを感じた。
この状況を少し変えようと重いさっきいた車両を連結部のドアのガラス越しに覗いた
女と目が合った、女は腰掛ごしに顔だけこっちをにらんでいた
表情まではよく分からないがなにか黒いかんじの女がこっちを見ていた

170 電車の女5 sage 2009/02/03(火) 14:55:53 ID:yKxIcXqs0
俺は覗いたのを激しく後悔した、見ちゃいけなかった、絶対に見ちゃいけなかった。
おれはすぐ目をそらしたが、何かが近づいている気配に恐怖を感じた。

ヤバイと感じてるなか俺の駅につき電車が止まった、俺は回りは何も見ずにただドアに向かって走り電車を出た。3番線に降りたが駅を出るためには一度階段をくだりトンネル通路を通ってまた階段をあがらなければならない

この駅は10時以降は無人駅になるため駅には誰もいないので夜は少し不気味だ
俺は足早に階段まで歩いていき暗いトンネル通路を歩いていると
何かついてきてる気配が確実に感じた、俺以外は誰も降りてない。。。
誰かは分かってる、あの女しかいない

後ろは絶対振り向かない、そう決心して駅を出た
そして真っ暗なので転ばないように注意しながら駐車場に止めてある車まで急ぎカギを開け車に乗った。

この後も話はありますがとりあえず時間があるときにまたお話しします。

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