洒落怖
ゴム人間

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郷土の伝説に、まさにゴム人間みたいなヤツが物や人を略奪する話がある。
山の向こうから人間の腕が伸びて来て、米俵でも人間でも片手で掴んで持っていく。
持っていくというか、もの凄い速度で縮んで行くと伝わってるんだ。
なぜ明治以前から伝わる話に、最新のジャンプマンガと同じアイデアが?
アイデアについては偶然の一致とか、似たような伝承があるとかいくらでも有り得るからまだ良い。
ワンピキャラ並の戦闘能力もあるようで、寿命やどこに巣食ってるかも定かでない。
どうやってこっちが見えてるのか謎だが、当時の村の人が小太刀で抜き打ちにしようとしたのを縮んで避けた。
その小太刀男の四代後の男が、まだ日の明るいうちに謎の腕に掴まれかけて短い杭で咄嗟に刺そうとした。
すると謎の腕は、手のひらに杭が刺さらないよう縮み、しばらく睨み合いした末に引き上げていった。
郷土と言っても俺たちが住んでるのは新興住宅地、それでも子供のときは大人の目がない場所で
放課後に遊ぶのを禁じられてたぐらいだよ。

人間の山賊活動を喩えで伝えたにしては、敵の撃退のされ方や撃退した場所が不自然だし
江戸年間に天領の中でそんなことしたら、やったヤツらのことが他の形で歴史に残ってるはず。

553 本当にあった怖い名無し New! 2011/12/23(金) 15:56:47.01 ID:lG4epNWu0
子どもらが、山乳(?)まがいのバケモノと
楽しいジャンプマンガのキャラクターでしかないルフィを
混同しないよう、教えておかないとな・・・・・。
志村けんの変なおじさんと、本物の変なおじさんの区別みたいで懐かしいです。

しかし、こっちが見えてるてことはルフィだけじゃなくロビンの要素もあるんだな。
複合型か。他のヤツの要素もあるんだろうか。ゾロの要素は嫌だぞ。

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