山の怖い話
山小屋に住み着くモノ

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なんとか剥した「21日と22日、23日」には黒い斑点のみで何も書いていなかった。
次に25日は全く剥がれず26日は何とか剥がれるも真っ黒で何も読めず。
9月2日まで開いても黒いのみで書いてある様子は無い。ただ、9月3日に赤黒いものに混じって字が見えた。
「3日 まゆみちゃんだけ先にいった。 けずったらぎゃあぎゃあさわいでた」
「4日 まゆちゃん、おかえり。帰ってきた。くっつけたらぴくぴく」
「5日 あんたまだみてる?みてくれる?そと」

とここで気持ち悪さもあったけど、Cが言ったとおりに書いてあった為に皆が
「これは、作ったんやね。Cの言う通りやん。たちわるいなぁ」と笑いながら見てた。

「6日 まゆみちゃん。まゆみちゃん。まゆみちゃん。」とだけ。
「7日 まだ?」
「8日 もう、いい?」
「9日 見てる人いる?ききたいの」
「10日 ねぇ、まゆみちゃんってだれ?」といきなりこの文だけ大きな字で書いていた。

「こいつ精神的にいかれてるよね?」というAに「異常すぎるやろ」と皆同意した。

「11日 いいかげんにして」
「12日 なんでわたしなの?」
「13日 今日私自殺します。首切り自殺です。(←首吊りかと思ったけどこう書いてた)
神社が良いかな?山?霊園?どこがいいかな?まゆちゃんもつれていくね
このカレンダー見つけた人12月24日みてねー。私は死んでるけど 」

と書いていた。

皆で少し笑いながら「でたでた。くるぞー。くるぞーー」と少しふざけて言いながらすぐに12月24日を開くとそこには

「せんもんのやくはとくとるな。こはわもら かなら ろ」

と意味不明な言葉と意味不明な漢字が書かれていた。

そして12月25日に
「まゆみちゃんも、まゆちゃんも殺したあとに囲炉裏でやいた。そこほれ。そこほれ。
まゆちゃんの頭ちょん切って社の前においたよ。まゆみちゃんの足くっきって社の後ろに入れたよ。
私はそこにずっといようっと。これは怖がらせるためじゃないよ、日記だもん。あなたはのらう。
死んでる私がのるよ。わたしはいないからお願いも聞かない。あなたはのろお」

と小さい字で書いていた。この字だけ異常者が書いたような内容なのに関わらず凄く上手な字だった。
それまでは笑ってたけどさすがに気持ち悪さと呪うという言葉に気分も悪くなり「もう、帰ろうか。」とAが言い出す。ただ帰るといっても夜中の12時か1時ぐらいに懐中電灯で
来た道をもどれる勇気も無く、賛同するものもいない。「朝までまとうや。」と言うも
「ここで?まじで?こんなとこで?」とBが言いだす。
BとAはもう出た方がいいって。と言うが他の友人は「いや、外なんか歩けんって」と拒否。

その後、結局そこで朝まで待つ事になったがBBQをするほどの元気もなく全員で何となく気分を紛らわせるように話をしていた。数十分後、いきなり外から

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