洒落怖
流れてくるモノ

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母親に抱きつき「なんか人みたいんがいた」と言うが
叔父が「クマも何もおらんぞ?クマどこにいったー」呼んでもこないまま昼まで帰ってこず帰って来たらと思ったらすぐさま池の水飲みはじめ
「どこか怪我しとらんか?」と近づこうとすると叔父に対して威嚇している自分も近づいても同じく、仕方ないので放って置く事に。

2時間ほど遅い昼飯食べ始めたのだが、30分ぐらいそのまま水を飲み始めこりゃおかしいなと近づくと、唸って噛み付こうとするので手がつけれず
結局クマは夕方には死んでいた医者も原因分からず自分は腹だけ異様に膨らんだ犬が目から離れないまま、気味が悪いって母親が申し分けそうに叔父に言い
そのまま帰ることに。

191 本当にあった怖い名無し sage 2013/10/11(金) 19:28:17.87 ID:YrVeCkvl0
それから何年かして叔父が亡くなったと知らせが入り母が見に行き、「どう・・・死んでた?」
聞いたが首ふって「水死体・・・、いやごめんねなんでもない。」と親戚一同会って通夜
自「そういやCあの夜何みたんだ?急に朝帰る言い出してさ」聞いても暫く黙ったままで
C「・・・いや、○○が寝た後にさ蚊帳から庭見てたんだけど、池からこっち何か見てて髪の毛っぽいので隠れて顔分からなかったけど」
C「怖くて布団の中もぐったんだけどジャリって這う音みたいのが聞こえてさ・・・布団の隙間から見てみるとぐるぐる這いながら首だけがこっちをみてて」
自「・・・何がみてたんだ?」って聞くとC「川のに流されてるのみたでしょ?!」
C「怖くてずっと眠れなくて、明るくなっても怖くて起きれなかった」
自分も犬の話して母も思い出したらしく母「池で亡くなってたんでしょ?庭の・・・足滑らせて頭打っての溺死だったみたいだけど・・・」
親戚も「その年の後からそういえばおかしくなりはじめたよね?」「俺のとこにも無言電話何回もきてたしなぁ」

こんな話があり本来、この屋敷は誰か継ぐかで話し合う予定だったんだが結局業者に頼み取り壊すことに
蔵からは古い壷や絵?など出てはきましたがそのまま骨董屋に持っていって額は教えてくれませんでしたが葬式代の足しにはなったとのこと
解体も何事も無く終わり、あれは川に帰っていったと思い込みこの話は終わりです

192 本当にあった怖い名無し sage 2013/10/11(金) 19:35:51.44 ID:YrVeCkvl0
追記

葬式で叔父の顔は見ないほうが良いと何回か言われましたが
仲良く笑ってるのがよく似合う叔父で死んだのが納得できず押し切る形で布をとり見ましたが顔の瞼と皮膚がなく発見された時の状況は腐敗が始まり
池に顔が使った状態で顔の皮膚がふやけ、それを鯉につっつかれ顔の皮がほとんどない状態で運ばれてきたらしく
正直あの死に顔が忘れられません

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