子どものころの怖い話
自殺団地

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結局1時過ぎになり、全員で13階建ての1階のエレベーターホールへ。
まずは、エレベーターに乗り7階へ行く事で始まる。
その為エレベーターを呼ぼうとボタンを押すも作動しない。
何度押しても作動せずにエレベーターは全く動かない。
「あれ?なんで?」と思っていると、エレベーターの横の紙に注意書きで
【1時から5時までの間は鍵を使ってエレベーターを作動してください】
といった感じのものが。
鍵を回して呼ぶとの事なので10階の方の鍵でも合うか試してみると、鍵は入った。
そのままエレベーターを呼ぶ。
3基のエレベーターのうち左側の1基が動き始めた。
都合よくそのエレベーターだけがドアの部分がガラスで出来ている為に
向こう側を見ることが出来る。

129 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/10/26(日) 03:55:52 ID:yc1kFRhM0
到着と同時に7人が乗り込みSはドア付近に。
まずは、7階を押して上へ上がる。
エレベーターホールは電気がついてるところもあれば
点滅しているところもあり、7階は電気が消えていた。
少し気後れしながらもSに「おい、ついたぞ」と言う。

先ずは、7階で
「おーい、おーい。今から行くよ。」と囁きでも良いので話しかける。
その後、言った本人が「はーい。追いかけておいで」と言う。

次に5階へ向かう。5階も電気は消えている。
5階に着いたら
塩を撒く。そして酒を数滴エレベーターホールから下に垂らす。
流石にSも怖がって、「おい、ついて来いよ。」と前の方に居た
友人二人を連れて行く。その間俺を含めた4人はドアを開けて待っている。
兎に角、怖い。S達はエレベーターを降りて前にある階段付近の
スイッチを押す為に前に進む。
少し経つとピ、ピン。と音がなり電気が点く。
小走りで酒をたらす為に一度横の方へ。
そしてS達が戻ってくる。
彼らがのりこみ、3階のボタンを押して3階へ。

130 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/10/26(日) 03:57:11 ID:yc1kFRhM0
その瞬間。
「ドーーーン・ドーン・トン」と遠くから音が聞こえる。
エレベーターが4階付近を通る。
流石に怖くて目を向けれない。外を見ることが出来ない。
そしてウィーーンという音と共に3階へ。
最後に、3階で降りたら
「どこだー。上かな」と言って4階に階段で上れば
全てが整う。
ただ、Sが降りない。
というか誰も降りれない。ここも電気が消えてて怖すぎる。
誰もSに「いけよ。」とは言えない。
その時、友人の一人(K)が
「あのさー、気付いてる?」と言い出す。
「何が?」と聞くと彼は真っ青になりながら

「いや、気付いてない?」とさらにいう。
そうするともう一人が「俺わかったかも・・・。」と言い出す。
分からない俺やSや他の友人は少し攻めた口調で
「何がかって?」と聞く。
するとKは「俺らはじめに7階にいったやろ?」と言う。
「俺らが7階に行くまでに通る階数は5やろ?んで、
そのうちに電気が消えてるとこが何階あったと思う?」
とKは今にも泣きそうな声で言う。
正直もう聞きたくなかった。
「えっとね、0やったんね。最後に4階にって言っとったやろ?
それで3階も4階も5階も気にして外見とったけど、4階だけ点滅で
他は全部点いとったんよ。」と言い出した。背筋が一気に伸びる。
サーっと血の気が引きだす。

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