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洒落怖

預かり物

学生時代に引っ越したアパートでの出来事で、
思い出しながら書いているので、一部曖昧な部分もある

となりの部屋にチャラい感じのチャラ男が住んでいた
自分は比較的真面目なタイプだったのでチャラいヤツは好きじゃなかったが、
自分の実家から届いた食べ物を持っていったり、
お返しにお菓子や飲み物などを分けてくれたり、
歳も近かったので時間が経つと普通に話したり交流するようになった
お互い干渉しない仲だったので、何をやっている人だったかは未だ不明
よくチャラい仲間を連れ込んで夜中まで馬鹿騒ぎしていたのは覚えている

249 ノコギリ万蔵 sage 2013/10/03(木) 20:12:04.41 ID:c2Wgxm5o0
そんなある日、チャラ男が頼み事をしてきた
これが全ての元凶となったのだが、その当時は知る由も無し
チャラ男はデパートの包装がされた箱を持っていて、
自分の家の冷蔵庫が壊れたのだが、生ものなのでしばらく預かって欲しい、
みたいな事を言った
断る理由がないので、腐らないうちに持っていって下さいね、
と箱を受け取って冷蔵庫に保管した

それから数日間は何事もなく過ぎ去り、
学校等で色々と忙しかった事もあり、
冷蔵庫の中身の事はすっかり忘れていた

250 ノコギリ万蔵 sage 2013/10/03(木) 20:19:12.26 ID:c2Wgxm5o0
ある日、学校からの帰りが遅くなりアパートに9時頃着いたのだが、
入り口近くの道路に3台程黒塗りの車が横付けされていたのを見て、
何かあったのではと思ったのだが、
自分の部屋に着くまで何事もなく、気のせいかと安心した
その後、布団に入ってからとなりが少し騒がしいような気がしたが、
となりは時々うるさかったので、今回も何かやってんだろ程度に思っていた
なんかドンドンとかガンガンとか悲鳴みたいなのも聞こえてきたが、
普段からチャラ男はそんな騒ぎ方をしていたので気にもしなかった。

夜中の3時頃にチャイムが鳴ったんだが眠くて無視していたら
ガンガン戸を叩いてきたので、完全に目が覚めた
こんな夜中に来るヤツなんて普通じゃないしメンドクサイし、
起こされた事に腹を立てていたので無視した
ドンドンは暫く続いたが、
舌打ちする声が聞こえ、しばらくすると静かになった

251 ノコギリ万蔵 sage 2013/10/03(木) 20:32:43.30 ID:c2Wgxm5o0
翌朝、郵便受けにA4の紙が入っていた
チャラ男の字で、
部屋に戻ってきたら以前預けた箱を届けてもらいたい、
と書かれていた
何故かとなりの部屋にではなく、届ける場所の指定がされていた
しかも今日中の何時まで、と時間指定までされていた
普通、こんな事されたら面倒に思うだろ?
だから、直ぐにとなりの部屋まで行ってチャイムを鳴らした
反応は、なし
この時、正直に言うとイラっとした
メンドクセーと思ったから

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洒落怖

娘と狛犬

5歳になる娘と散歩で立ち寄った神社でおみくじを引き、3回連続で凶が出た
こんな事もあるのかと驚きながら家に帰ると、嫁が訝しげな顔で言った
「それ、どうしたの?」
見ると、娘がいつも抱いていた犬のぬいぐるみが無くなっていて、代わりに神社にあった小さな置物の狛犬を抱いている

娘に聞くと神社にいた時、宮司姿の男が現れていきなり娘の腕を掴み、何処かへ連れて行こうとしたらしい
その時、抱いていたぬいぐるみが男に噛み付いて、そのまま男と一緒に消えてしまったと言う
もちろん私はそんな男には出会ってないし、神社では娘とずっと一緒にいたはずだ
すぐに神社に問い合わせたが娘が見たような宮司は存在しなかった

翌日、犬の置物を神社に返しに行った際、待っていた神主が妙な事を言った
「この狛犬は持っていて下さい。あと2回、必ず娘さんを守ります」
私はあと2回とは何の事か、誰が娘を狙っているのか尋ねると
「娘さんは神の供えとして選ばれました。あなたがくじを引いた数だけ災いが起こります」
それだけ言うと神主は押し黙ってしまい、あとは何を聞いても答えなかった

その日の夜に1回目の異変が起きた

自宅の仏間で人の声が聞こえるので見に行くと、5年前に亡くなった母が鎮座してお経を唱えていた
母は娘を連れに来たと言う
私はそれだけは止めてくれと頼むと
母は生前に見せた事もない狂ったような顔で「やかましい」と言って立ち上がり娘の所へ行こうとした
その時、地響きのような呻り声が聞こえたかと思うと巨大な白い犬が現れ、母の体を咥えて仏壇の中に消えていった
私が急いで娘の所に行くと、娘は眠っていたが枕元に置いていた狛犬は無くなっていた

901 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/14(木) 16:58:20.45 ID:/f8Chu+k0.net

神主は狛犬が2回、娘を守ると言ったはずだが狛犬はもう無い
私が翌朝、神社に行ってその事を話すと神主は
「狛犬は二体一対です。もう一体、別の体を成して娘さんの傍に在ると思います」と言う
私は娘の周辺にあるそれらしき物を捜してみたがなかなか見つからなかった

2回目の異変は次の日の昼だった

私が仕事で出かけてる間に、誰かが玄関のチャイムを鳴らした
嫁が出ると、身長は2mを超えるかという大きな犬のぬいぐるみが玄関先に立っていた
辺りには生臭い異臭がして、よく見るとそれは娘がいつも抱いていたぬいぐるみにそっくりだった
嫁は驚いてドアを閉めようとしたが凄まじい力で跳ね返され、ぬいぐるみは家の中に上がりこみ
台所にいた娘の手を引いて何処かへ連れ去ろうとした

するとなぜか仕事に行ってたはずの私が四つん這いで走って来てぬいぐるみに突進し
歯でぬいぐるみをバラバラに噛み千切ったという
私はその時の記憶が全く無い

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洒落怖

禁足地

まとめるの下手で長い&読みにくかったらすみません。
自分的には凄い怖かったんだけど…

初めて旦那の家に行ったのが11年前、私が18歳の時。
当時旦那は父親と大喧嘩の末半絶縁状態で、実家から離れた祖母の家にずっと住んでて、私も彼の家に行く時は祖母の家に遊びにいってたのね。
付き合って1年くらいしたころ、ようやく旦那と父親が和解したとかで、旦那も実家に戻り、そのタイミングでようやく家に招いてくれた。
旦那の家、ちょっと奥まった地区にあって、決して田舎ってわけじゃないのにその地区だけなんか孤立してる感じだったのね。
太めの通りを一本横道に逸れて入っていく感じの地区なんだけど、その道を逸れた瞬間に全身に凄い鳥肌が出た。

私、多少霊感あるのか「何かが居る」とか「ここは変」とか、ざっくりとした雰囲気はすぐ察してたから、
この土地は何かがおかしい!!って直感で感じたのね。
で、よく見たら、その地区の入口に「禁足地につき立ち入り禁止」って書いた看板とすごく荒れた柵で囲った土地があったから、
「この辺ちょっと怖いね…??」と旦那にそれとなく聞いてみると、
「あー防空壕とか多いしねぇ、ちょっと上がったとこには無縁仏がいっぱいあるよ~」なんて軽いノリで返事されて
まあ私の心配しすぎが…って気にしないようにしてた。

310 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/10/27(月) 18:12:02.13 ID:gyMRCdo00.net
旦那の家に着いても違和感と鳥肌はずっと収まらなくて、常に誰かに見られてるような視線を感じてた。
旦那の家は一見普通の家なんだけど、普通じゃないって印象。
何がおかしいとか具体的にいうのは難しいんだけど、真昼間なのに旦那の家含めて横並びの数件が全部どんよりして見える。
初めて遭う旦那の母親はすごく美人で優しくて、気を使わせない素敵な女性だったんだけど、そんな事がどうでもよくなるくらい家が気持ち悪いって印 象が勝ってた。
いざ家の中に入ると、凄く綺麗に掃除されてるんだけど外見で感じたどんよりさが更に強い感じで、
とにかく空気が悪く感じて、居心地の悪さのせいか気分が悪くなってしまい、長居せずに帰宅。
このあとなぜか無意識に足が遠のくようになり極力旦那の家には近寄らないようになってた。

初めて旦那の家に行ってから5年後、旦那と結婚が決まり、婚約期間花嫁修業も兼ねて旦那の家に住むことに。
あまり気乗りしなかったけど、仕方なくって感じ。
そこからが本当に最悪だった。

・いざ一緒に住んでみると、自分が初見で感じた違和感や気味の悪さがどんどんエスカレート。
・姑と家で二人きりの時にリビングで雑談してると、2階からバタバタ歩き回ったり引き出しを開けたりドア閉めたりとかの物音が凄い。
  姑も気づいてて、「●●ちゃん(私)が来てからだよね~(笑)●●ちゃんが霊感あるからかな~?」程度。
・舅のドッペルゲンガーの様なものを度々目撃する(磨りガラス越しのシルエットで、誰もいないはずの部屋に舅らしき人影目撃多々有り)
・旦那と地区を歩いてる時、突然大量の足音に追いかけられる。禁足地の前まで追いかけられぴたっと音が止んだ
・旦那や旦那友人たちと麻雀してると、突然玄関の開閉音と2階へ人が上がってくる足音→誰もいない というのが何度も

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洒落怖

お届け物

日曜日の昼下がり、ぼんやりとテレビを眺めていると、チャイムが鳴った
玄関へ行きドアを開けるとそこには、黒一色のワンピースを着て頭に赤いカチューシャをはめた
四十代後半ぐらいの女が立っていた
「お届けものです…」女は籠に入った何かを唐突に俺に突きつけてきた
「えっ、なんすかこれ?」
という俺の至極当然の問い掛けを女は完全に無視して「これにサインか印鑑を」と言った
「いやサインって、これ新聞紙じゃないですか、しかも雑に破いた…」と俺が困惑を露わにすると
女は「ちっ」と舌打ちし、「早くしろよ…」と小声で伏目がちに呟いた
うわ…なんかあぶない女だな、下手に逆らわない方が身のためだなと思い
新聞紙の写真の政治家の額に村上龍という思い付きの偽名を書き綴った
女は「まいどあり」と目も合わさずに新聞紙を俺から引ったくると
竹ボウキを引きずりながら玄関から立ち去った
一体何なんだよあの女…と暫く呆気にとられていたが籠の中身が気になったので
恐る恐る被せてあった布を取るとそこには、ビチョビチョに濡れた食いかけのパイが入っていた
『あたしもこれ嫌いなのよね』という走り書きのメモも添えてあった

表から様々なクラクションや邪魔なんだよ!といった怒声が聞こえる
玄関から覗き見るとホウキに跨って動かない女のせいで酷い渋滞が発生している
暫くすると遠くからサイレンも聞こえてきた。どうやら誰かが通報したらしい。
俺はグチャグチャのパイを女にぶん投げて扉を閉めた
そして、飛べない俺らのために、一晩中泣いたのさ

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一人暮らし

侵入者

二年前の不思議な体験。
当時俺は九州のド田舎の某ボロアパートに住んでた。
薄給な俺は仕事とバイトを掛け持ちしても安いアパートの家賃を払うのがやっとだったんで水道代や光熱費を気にした。
水道も出来るだけ使わず、夜中でも電気を殆ど付けなかった。例えば「爪切りどこあったっけ?」となったら電気を一瞬つけ、爪切りの位置を一瞬で確認し手探りで爪切りをとる。
といった具合だ。だから俺の部屋はいつも暗く、俺自身あまり騒がしいタイプではないので外から見たら空き部屋のように見えたかもしれない。
さて、ここからが本題。夜中、インドアな俺は真っ暗な部屋の中でPSPをしていた。
音量は1でGE無印やってた。
すると、突然俺の部屋のドアノブが『ガチャリ』と回された
257 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/09/04(金) 23:48:54.97 ID:sPBSE90n0.net[3/7]
昔から俺は部屋でエロ本読んでても僅かな音や気配を感じると一瞬でエロ本を隠し、母の目から逃れるという危険察知スキルを磨いていた。
そのためドアノブの回る僅かな音をおれは聞き逃さなかった。
素早く音量の-ボタンを押し、電源のスイッチをシャッ!と上にはね上げるとPSPを抱え込んだ。
この間0.5秒。20年の年季が入った技である。
そして、それと同時に俺は考えた。『チャイムも押さずに入ってくる知り合いなんていたか?』。
悲しいことに、俺にはそんな気の置けない友人がいない。それに、宅急便とかなら呼び鈴くらい鳴らすだろう。俺は息を殺し、真正面にある玄関ドアを睨みつけ、誰かが入ってくるのを待った。
258 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/09/04(金) 23:49:33.25 ID:sPBSE90n0.net[4/7]
ドアがギギギ…と不快な音を立てて開いた。さすがボロアパートのボロドアだ。

中に入ってきたのはマツコデラックス(のようなもの)だった。
身長は160くらいで体重は100キロはあるだろうか。マツコのような黒いすだれみたいな服も来ていた。違うのは髪がすごく長くて顔が見えないことだった。そのせいで、パッと見ではただの真っ黒いかたまりにしか見えなかった。
そいつは玄関に入ると黙って佇んでいた。
俺はヤツに気付かれてはいけないと思い、息の音とか布ズレの音とか、とにかく息を殺し、音を立てないようにした。
259 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/09/04(金) 23:50:31.53 ID:sPBSE90n0.net[5/7]
部屋は電気の消しているので真っ暗だ。
俺は玄関から入る月明かりでヤツの動きが少しは分かるがヤツからは真っ暗な部屋の中の真っ黒な服を着た俺が見えないはずだ。
・・・1分か、一時間か、膠着状態が続いた。
気配を消した俺は心の中で『早く帰ってくれんかな~』と思っていた。すると、突然ヤツは
『8%-f8の3jxiwjかg8263[(%し;!!!』
と叫び出した。俺は泣きそうになった。
正直、俺は最初キチガイが入ってきたと思った。
でも違った。ヤツの発する言葉はお経だった。
おれはただの高卒底辺だから詳しくは無いが、それでも所々にお経だとわかるフレーズがあった。
しかし、ヤツはそれを異常な速さで喋っていた。
早口で喋ってるとかじゃない。録音した音声を早送りしたような速さだった。
声は高音で8倍速くらいの速さ。人間が出せる音じゃない。

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占い・おまじない、呪い 洒落怖

呪いの相手

文章書くの苦手だから読みにくかったらごめん。
大学時代、俺にはAという親友がいた。Aは超ハイスペックで成績はいいし、外見・性格共にイケメンだった。(顔はオダギリジョーっぽい感じ)俺は冴えないブサメン・根暗だから、何でこいつが仲良くしてくれるかほんとに謎だった。(嬉しくはないが、塚地に似てるといわれる)
それくらいイケメン野郎。そんなAは彼女がいたり、リア充グループに属していてもおかしくないのだが、なぜかいつも俺と二人でいた。
いつか「イケメンなんだから、ぼっちよりリア充とつるめよ」って冗談でいったら、困った顔で「(俺)といると安心するんだよ。つーかお前、俺がいればぼっちじゃないじゃん」っていってたけどよくわからんかった。

Aとはオカルト的なサークルで出会った。そのサークルはダラサー(酒飲んで、ゲームするとか)と化していて活動はあまりしてなかったので、俺らはよく互いの家で不思議現象について夜な夜な語り合っていた。
といっても、一方的に零感である俺の超常現象知識や心霊スポット突撃談を披露しているだけで、Aは楽しげにうんうんと聞いている感じだったが。

555 本当にあった怖い名無し 2012/08/16(木) 02:14:52.45 ID:xB6CxKBN0
そんなことを繰り返していたある日、Aの家で衝撃的なものを見つけた。その日、Aが煙草を買いにコンビニに行っていて、俺は留守番をしていたんだ。
コンビニまではけっこう距離があって、Aの帰りを待ちくたびれていた俺は一緒に行けばよかったなーと思いながら、部屋を見渡した。ほんと、こいつん家なんにもない。
TVないし、ソファーないし、ゲームとか漫画もない。あるのは机と今俺が座ってる座布団とA用の座椅子、持ち運び兼自宅用PC、あとなんかこむずかしそうな本がつまった本棚だけ。
“喪男にはせんべい座布団で十分だってか。つーか、ぜったいこいつ収納家具の中、空っぽだろーな。ダッチワイフとか隠してんのかなー。べつに見ないけど。”
とか思いながら、ふとPCの横にあった机上のノートに手を伸ばしていた。

556 本当にあった怖い名無し 2012/08/16(木) 02:16:03.47 ID:xB6CxKBN0
メモ帳に使っていたのか、買い物メモとか家電の型番とか書いてあった。ぱらぱらとめくったが、最初の数ページ使ってあるだけであとは白紙・・・と思ったら真ん中のページらへんにたくさんの文字が記してあった。
なんだこれ、とめくる手を止め読んでみると「○○死ね死ね死ね死ね死ね早く死ね死ね死ね・・・・・・・
(そのあとによくわからん漢字の旧字体?のお経)」みたいのがページいっぱい黒々と書かれている。続く数ページもうずっとそんなん。あの温厚なAがこんなこと、とビビった以上に驚いたのは、○○がAの名前だったこと。