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洒落怖

見てはいけない祭

これは、オカルト話と言えるかどうか微妙なのですが。
もしかしたら、メンヘル板向けかもしれません。

去年の春のことです。
私の彼女は、1週間ほど実家に帰っていました。
その頃私は忙しくて、彼女が実家から東京のアパートに帰ってきてからも、電話では連絡をとっていましたがしばらく会えない日々が続いていました。
その間、10日くらいでしたでしょうか。
本当に久しぶりに彼女のアパートをたずねた時、私は彼女の変わり様に愕然としました。
まず、臭い。入浴しなかったのでしょうか。とにかく汗臭い。自分も連休とかで面倒くさい時は2日くらい風呂に入らないときがありますが、そういう時は自分で気付くくらい汗臭くなりますよね?
それが、彼女の部屋中そういう匂いなんです。他にも、なんともいえない匂いが。
どうしたんだと思いながらも、ぼぉーっとしてる彼女に無理やりシャワーを浴びさせました。
もう自分で動こうとしないんです。何がなんだか私にはわかりませんでした。
ろくに食事もしていないみたいだったので、とりあえず宅配ピザを頼み、リポDとルルを飲ませました。もう何がなんだかわからなかったです。

その後、少し落ち着いた彼女がぽつりぽつりと語るには、実家に帰った時に、見てはいけない祭をみた、とか、もうここにはいられない、とか、そのようなことでした。

86 2-2 2007/05/09(水) 16:19:44 ID:kij7hKxC0
見てはいけない祭、というのは、検索してみたら確かにあるようです。でもそれは三重県です。しかも、見てはいけないとはいいながら、実際は結構目撃されているようです。
それに、彼女の実家は三重県ではありません。そもそも、祭を見ただけでこんなになってしまうのか、頭は混乱するばかりです。
わたしは、とにかく彼女の実家に連絡をしました。
彼女は、その後大学を休学し、実家に帰っていきました。

私がメンヘル板のほうがいいのかと思ったのは、鬱病の兆候として、入浴が億劫になるということがあるらしいということです。
彼女の言っていたことで覚えているのは、その祭が行われる前、その実家周辺の家に、祭を見ないよう御触れというか通達がまわったという事。
彼女はそういうことを聞くとワクテカで見たくなってしまう性格だという事。
です。

この話では誰も死にませんw
彼女も、今はほとんど普通に戻り、今は一人暮らしに戻っており、私との関係も昔のまま、変わらず交際しています。
でも、昔と変わった唯一の点は、神社によくお参りに行くようになったことかな

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洒落怖

掛け軸

流れをぶった切って一つ話を投下させて下さい。読みにくいし、ちょっと長いです。ごめんなさい。

俺の家には嫌な絵がある。
いわゆる掛け軸で、作者不明で描かれているのははショウキだった。
俺の家にあるというのはちょっと大げさで今は地元の神社にある。
この絵は俺の親父が子供の頃に俺の祖父が知り合いからもらってきたものである。
もらったいきさつは祖父の知り合いが亡くなって、その奥さんからぜひもらってほしいと言われたといったものだ。
しかし、生前故人とさして親交が深かった訳ではない祖父が貰い手になったのは実は厄介払いの為だった。
というのもその絵の持ち主は必ずごく自然な形で死ぬ(心臓発作とか)からだ。
ちなみに故人もどこからか譲り受けたのだがその前の持ち主もやはり若くして亡くなっている。
その前も多分そうなのだろう。
曰く付きの絵、ということだが祖父は大変気に入っていたという。
手放すきっかけとなったのは、俺の親父がかわいがっていた鳩が1羽残らず突然に死んだからだ。
さすがの祖父もこれには気味悪がったらしく地元の神社に納めたのだった。

315 掛け軸-2 New! 2007/05/12(土) 03:12:13 ID:8qr2cwLV0
ところで、その神社は地元では有名でだいぶ前に二回ほどテレビの取材がきたことがある。
そこの神主さんは俺の七五三のときにはだいぶ年を取っていて読み上げる祝詞なんかはカセットテープみたいだった。
町の歴史に強く、相談事には親身にのる神主さんだったが祖父のこの絵の件に関しては固く拒んだらしい。
祖父は祖父でこんな絵を持っているのは嫌だったので本気で土下座してようやく預かってもらえることになったそうだ。
ここで、その絵と俺の家との関わりはいったん途切れる。
関わりが復活したのは俺が小学校5年の頃だ。

316 掛け軸-3 New! 2007/05/12(土) 03:12:54 ID:8qr2cwLV0
当時の俺は始終狐に憑かれたような悪ガキだった。
神社でよく仲間と木登りをしていたのだがある日、神主さんにトッ捕まって社務所の奥の座敷に連れて行かれた。
聞かされるは優等生だった俺の親父の話でいかに俺がバカかを諭す内容だったのだが思い出したように神主さんは例の絵の話を始めた。
俺は聞かされたこともない話に夢中でその絵を見せてくれと頼み込んだ。
神主さんは渋々見せてくれたがその絵のすばらしさは本当に国宝級だと子供心に思った。
そして、神主さんが話した話は何となく言いにくくて親類の誰にも話せなかった。

317 掛け軸-4 New! 2007/05/12(土) 03:14:19 ID:8qr2cwLV0
以下神主さんの言だが言っていた内容を書いてみたい。
「異常に無駄な空白部分に薄く雲の絵が書いてあるのが見えるだろうが
一見するとただのシミだ。昔はたいそうな絵であったに違いがない。
ただ絵の具の代わりに使ったものが問題だ。多分何かの血だろう。
絵の具の部分だけうまく残ってショウキの絵にはなっているが本当は多分違う。
凝縮された地獄だ。この世の果てだ。この絵そのものが呪詛だ。
この絵には対になる絵があと六枚はあるはずだが残りの絵も同じだ。私は見たことはない。
死んだ祖父が子供の頃語ってくれたものとよく似てるんだ。引き受けたくなかったんだよ。
清めた縄が半年もしないうちに腐って土になるような絵なんか。
描いた人の落款がないのも当たり前だ。
呪う奴がわざわざ自分の名前を残すなんて聞いたこともない。
箱だけが新しいが元の箱は必ず何か言葉が描いてあったはずだ。
古い忌まわしい言葉が。その箱さえあれば絵の真相を知ることができたろうに。」

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一人暮らし

足跡

個人的に洒落にならん話。

水商売引退後、昼職始めたので、給料も減り家賃15万も払ってられないと思い引っ越した。

引っ越し作業が21時頃に終わり荷物片付けるの面倒だったので布団だけ取り出して、後日片付ける事にした。
とりあえず腹も減ってきたので、コンビニ行ってビールと弁当を買った。

コンビニの帰りにふと横を見ると、危なそうな人が神社のほこら?でなんかしてて、目が合ったらヤバそうなのであまり見ずに帰った。

弁当も食べ終わり、風呂も入り、荷物だらけの所で寝るかと思ったくらいに、玄関からリビンクに向かって人が歩くような気配を感じるから正直ガクブルしてたんだが、気のせいと思い寝た。
夜中くらいになぜか、寝苦しくて汗かきまくりで、目が覚めたので、寝る前の事思い出して怖かったけど、エアコンもつけずに寝たのと新居だったので寝付けなかったんだろうと思い、とりあえず喉も乾いてたのでお茶飲もうとリビンクの冷蔵庫に行ったらまた廊下で人の気配を感じる。

191 本当にあった怖い名無し New! 2012/09/15(土) 03:48:55.80 ID:kaqsfa1iO
正直もう気のせいではないと思い、怖かったけど勇気を出して、リビンクと廊下の区切りのドアを開けて見たら、誰もいなかったので、一安心したんだが、なぜか物凄く玄関が気になって鍵閉まってるか確認したらドアの鍵が空いてたので閉め忘れてた。

それと同時にコンビニの帰りの事もあり変な奴入ってきてたんちゃん?と物凄く不安になり鍵をしっかり締めた。

192 本当にあった怖い名無し New! 2012/09/15(土) 04:01:31.30 ID:kaqsfa1iO
鍵もチェーンも閉めてこれで安心と思い、寝て朝起きて仕事行く準備をする為に洗面所(リビンク通る)行ったら靴の足跡がトイレやら風呂場にあって、めっちゃ焦って、即効で玄関確認したらチェーンだけ取れてて玄関は閉まってた。
俺寝る前にチェーン閉めたのにと思ったが、酒も飲んでたから気のせいかと思い、足跡も引っ越しの荷物入れる時、靴で入ってたので自分のだと思う事にした。

時間もなかったので急いで用意をして家を出て、ポスト確認したら前の住人宛ての 手紙があって、とりあえずポストに戻して仕事に行った。

194 本当にあった怖い名無し New! 2012/09/15(土) 04:11:25.88 ID:kaqsfa1iO
仕事も終わり帰宅して、玄関の鍵開けようとしたら逆に鍵閉まったので鍵閉め忘れたと思ったが、家入った。家の光景見た瞬間呆然!

家出る前より足跡沢山。

さすがに泥棒やなと思って警察に電話して警察に来てもらった。

幸い何も取られてなかった。

警察は足跡を調べてて、俺は事情聴取してたんだが、前もこの家にこんな事があったみたいだった。

犯人は見つかってないみたい…

前の住人この事件で退去したんだろうと思いながらも、ドア鍵も管理人に了承得て変えたので、まぁ、とりあえずは安心かと思って住み続けた。

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洒落怖

人影

流れぶた切り&勝手に自分語りになりますが、スレタイにそって話します。
長いので二分割します。

私が実家に帰ったとき、体験したことです。
私は仕事を辞め、某職員試験勉強に打ち込んでいました。

実家にいる間、毎朝愛犬の散歩をしていたのですが、ある日、犬がいつもより早く起きました。
午前4時10分くらいだったかと思います。
いつもは午前5時30分前後に散歩に行くので、おかしいな~と思いました。
しかし、それでも犬があまりに五月蝿く急かすので、私は怖いながらも散歩することにしました。

外に出て、いきなりどんよりとしました。
ド田舎なのもあり、まさに一寸先は闇、というくらい真っ暗なのです。
しかも、霧がぶわーっと立ち込めていて、纏わり付いてきます。
懐中電灯の明かりが非常に心許なく、照らした先も霧で飲み込まれます。
でも、怖がりの怖いもの好きな私は、歩みを進めました。

道中には、夜中に遭遇したくない嫌なものが多々ありました。
地元のさびれた神社の長い階段、切れかけの蛍光灯の明滅、霧の中をぼんやり映すカーブミラー、傾斜地に並ぶ墓の群れ。
隣の犬の荒い呼吸もなんだか恐ろしかったし、樹木にもたれ掛かる人間そっくりの案山子にも絶叫しかけました。
静けさの中、足音も響いて、まるで肝試しでした。

243 本当にあった怖い名無し sage 2012/09/15(土) 19:34:33.82 ID:r1Y4SZt6O
ただ、意外にも行きはあまり怖くありませんでした。
かくして、調子に乗った私は、帰り道に田畑と森に囲まれた砂利道を選んだのです。
もちろん、森ともなると霧がものすごく、霧の町・ロンドンってこんな感じなのかな……などと無駄なことを考えていました。
田畑に浮かぶ、無表情の案山子の群れと、赤く光る烏除けに怯えながら、帰りも普通に歩いていました。

しかし、家まであと200mのところでした。
『……ちゃん』
という呼び声がどこからか、聞こえました。
なんだろう?と思いながら、周りを見渡しますが、霧でよく見えません。
『ぁ~ちゃん』
もう一度、呼び声が聴こえ、そちらの方を少しだけ目を凝らして見ました。

そこには、黒い人影が立っていました。
シルエットしか見えませんが、おそらく上半身は人が、口元に手を当てて、おーいと呼ぶような形だったかと思います。
足を肩幅くらいに開いており、どうやらこちらを見ているようでした。
もちろん、暗いので、それに目がついているのか、背中を向けているのか、分かりません。
でも、確かに私のいる方向を見ている気がしたのです。

私は先程まで、幽霊の類に遭遇せず、調子に乗っていた分、一気に背筋が凍りつきました。
しかも砂利道。足音を立てずに帰ることもできないので、私はそれに気づかない振りをしてやり過ごすようにしました。
もちろん、向こう側は見ず、ただひたすら前だけを見て、家までずんずんと歩いていきました。

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山の怖い話

滑落

先日私と登山仲間の先輩とが、北アルプス穂高連邦での山行中に経験した話です。
その日は穂高連邦の北に位置する槍ヶ岳から稜線を伝って奥穂高岳へ抜ける縦走ルートを計画していました。
ルート上には南岳と北穂高岳を結ぶ、大キレットと呼ばれるV字状に切れ込んだ岩稜帯があります。痩せた岩稜が連続するこのルートは、一般登山道としては屈指の難易度を誇り、毎年滑落による死者が絶えません。

当日の朝こそ太陽が顔を覗かせていましたが、南岳に達するころには濃霧に覆われ、雨も滴り始めました。予報より3時間も早い雨です。私達は文句を垂れながら雨具を纏い、互いの身体をザイルで結びました。

308 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/09/17(月) 03:51:17.03 ID:eY8fMct8i
キレットは岩肌に梯子や鎖が取り付く厳しい下りで始まり、一気に200m程下るとキレットの最下部、コルまでアップダウンが続きます。
足を踏み入れて1時間もしない内に雨風は強まり、私達の身体を容赦無く撃ち始めました。ここで引き返す選択肢もありましたが、体力は十分であるし、今日中にはキレットを越えておきたい。
霧の中にぼんやりと浮かぶ岩山は私達を阻むように佇んでいましたが、私達はそれへ足を向けました。

岩肌に取り付くようにして岩山を登り始めると、頭上から微かに男の声が聞こえてきました。登山シーズンは過ぎているし、このような天候です。私達以外にも先を急ぐ者、物好きがいるんだなと考えながらも、私は久々の山行者との出会いに心を踊らせていました。
山頂に近づく頃にははっきりと男の声が聞こえましたが、山頂で見た光景は拍子抜けするものでした。人影は無く、切り立った細い尾根が伸びているのみ。
今私達が通ってきたルートは人一人がやっと通れる細いものであり、すれ違う事は出来ません。また、尾根は僅かばかりの足掛かりを残して鋭角に切り立ち、下方は霧に吸い込まれています。
「あれ、さっき男の人の声聞こえましたよね?」
「お前も?俺も聞こえた。」
「落ちた…なんて事はないですよね。」
「まさか。さっきも聞こえたし、落ちるような音も声もしなかっただろ…」
先輩の表情は不安と疑問が入り混じったようなものでした。
「空耳だろ。早く行くぞ」
空耳とは思えませんでしたが、反論しようとは思いませんでした。

309 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/09/17(月) 03:52:14.95 ID:eY8fMct8i
足を滑らせれば即ち死を意味する岩崖の、僅かな足場を頼りに尾根を通過していると、下方から風が吹き上げ
「おおおおおお」
山と共鳴したのか気味の悪い音が響きました。風の音とはいえ、幾千もの、この世の者では無い者の叫びに聞こえた私は鳥肌が抑えられませんでした。
「集中しろよ。風で煽られる。絶対に身体を山側から離すな。」
それを察してか、先輩がかけてくれた激励の言葉が心強く感じました。

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洒落怖

島の祠

実体験。フェイクいっぱい。脚色あり。
とっても長い話だし、文章も下手だから興味ない人は読まないで下さい。
もう10年近く前の話。
私は友達と3人でキャンプに行ったんだ。
砂浜でつながった無人島。
私の地元で、中学の時はよくそこで遊んだ。
夏場は家族連れも普通にキャンプするような島。
私は女、AとBは男、中学の時の同級生。
3人とも19歳だった。

592 591 sage New! 2012/09/23(日) 14:42:03.77 ID:rNtKeau20
Bが一浪で大学に受かって、晴れて3人とも大学生になった。
そのお祝いで、入学前にバーベキューでもしようってノリだった。
まだ4月で少し肌寒かったけど、テントをはれば問題なかった。
その無人島にはたくさんの防空壕が掘ってあって、
中学生の時に肝試しをしたこともあった。

593 591 sage New! 2012/09/23(日) 14:44:14.20 ID:rNtKeau20
その度に、軍服の幽霊が出たとか、子供の幽霊がとか、
話題にはなったが実際に何か起こったことは一度もなかった。
島は一周で2~3キロ程度だったと思う。
南から北にまっすぐ島を縦断できる道と、
島を一周するような道があった。
南側が砂浜に接していて、東側がちょっとした港。
北側と西側はほとんど岩場だった。

595 591 sage New! 2012/09/23(日) 15:02:03.01 ID:rNtKeau20
北側は比較的平らな場所が多くて、私たちの遊び場もほとんどそこだった。
西側は、島を一周する道も途中で途切れていたり、雑草が多かったりで、
ちょっとした探検気分で行く以外は行くことはなかった。
キャンプ当日も、私たちは北側の平地にテントを張った。
バーベキューもそれなりに楽しく終わって、3人で川の字になって寝た。
Bが肝試しをしようとか言ってたけど、Aも私も今さらめんどくさいと
相手にしなかった。

596 591 sage New! 2012/09/23(日) 15:03:43.44 ID:rNtKeau20
次の日の朝、私たちはコーン、コーンという、釘を打つような音で目をさました。
何の音だろうと気にはなったけど、音源を捜そうとまでは思わなかった。
昼過ぎ、テントを片付けて島を出ようと島を縦断する道を歩いていくと、
島を一周する道を西側から歩いてくる5人の団体と鉢合わせした。
彼らは2m近くある古びた板を20枚以上運んでいて、全員作業服を着ていた。
彼らは軽く会釈をすると、そのまま島から出て行った。
ふと彼らが来た道に目を向けると、もう1人こちらに向かって歩いてくる人影があった。

597 591 sage New! 2012/09/23(日) 15:04:48.08 ID:rNtKeau20
あきらかに服装が違って、神主さんか何かだろうと思った。
その男の人は、まっすぐ私たちの前にやってきた。
神主:君たち、昨日からここにいたの?
A :はい、キャンプしてました。
神主:そっか、う~ん、大丈夫だと思うけど、何かあったらここに連絡して。
そう言うと、神主さんは私たちに名刺を差し出した。
A :何かある可能性があるんですか?
神主:いや、いまちょっと儀式をやって、こんな時期に島に人がいると思わなくってさ。
A :この島で儀式なんかするんですか?
神主:ああ、海開き前の安全祈願だよ。
私 :ご苦労様です。さっきの人たちもその関係の人ですか?
神主:あの人たちは、町役場の人。設営の手伝いをしてもらっただけ。
私たちは、納得して神主さんが島から出て行くのを見送った。