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狐に憑かれた人

弟の親友に、超イケメン君がいまして
イケメンだけど自覚がまるで無く、ださださな子でして

里帰りで久々に会った時、そういえばこの子、妹いたなあ・・・と思い、お元気かしらと尋ねた。

イケメン君「妹はもう、2年前に死んだよ。知らんかった?」

聞いてない。まあ、面識もほとんど無いので報せが入らなかったのもわかるけど、それにしてもビックリした。
だって弟の同級生、その妹といえば当時まだハタチそこそこだったはずだ。
病気もなく、普通に暮らしていたんじゃなかったっけ「え、事故かなにか?どうして亡くなったの・・」と思わず訊きかえすと

750 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/09/25(火) 17:23:44.69 ID:iW5QNz2g0
S君(イケメン君)「う~ん、間近で見た俺も未だに信じられんのよ。姉ちゃん(私のこと)、うちの裏の藪にあるお稲荷さん見たことあったっけ?」

私「え~・・S君家の中に入ったことないしさ・・そのお稲荷さんがどうかしたん?」

S君「本当は近所の人が守をするはずのお稲荷さんやったらしいんや。
けど、その人たちどっかに引っ越して、一番近いのはウチ。別に何かする義務があるわけじゃないやろうし、と思って誰も特別なことはせんで放置よ。だって何をどうすればいいか俺ら知らんしな」

私「はぁ、私もわからんわそういうの」

S君「でもなぁ、お稲荷さんちゅーのは世話されんかったら祟る、家族の中で憑きやすいのがヤラれる、みたいな話をされたことはあったんよ。まあ信じてなかったけどな。親父もそう。それが妹にきたわけよ」

私「なんでそう言い切れるんよ。具体的にどうぞ」

S君「まるっきり普通の妹がよ?ちょっと具合悪いんかな~くらいに暗くなって、それから何日か休んだんやけど、布団の上でピョンピョン跳ねよる。おかしいやろコレ」

私「悩みが高じてそうなったとかじゃないん?跳ねるのはよくわからんけど」

751 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/09/25(火) 17:24:58.51 ID:iW5QNz2g0
S君「俺の顔みても『どちらさまですか』としか言わん。血色も悪くなって、検査兼ねて入院したけど治らん。
  ちゅーか原因わからんまま。言葉も文章もハッキリなのに、あんなに意味の繋がらん事言う妹は見たことなかった。
  態度すっげー悪くなって、誰にでも攻撃的で、目が釣りあがってやせ細って。そのまま弱って死ぬまで、時間はかかってねぇよ」

私「近所に神社とか寺とか無かった?御祓い相談とかはしたん」

S君「ちゃんとした相談はしてなかったわ。今からでもしたほうがいいんかな」

私「した方がいいと思うよ。それが結局お稲荷さんのせいじゃなかったとしても気休めにはなるし、どの道そのお稲荷さんをどうするかについても色々相談せんことには心配やん」

S君「その坊さんまだ若くて、先代みたく色々できる人じゃねぇんよ。それもあって相談は考えてなかったんよな。
いくら坊さんでもこんな胡散臭い話信じてくれるかどうかわからんし。まああれ見た人はわかると思うけどな。
○○とか(うちの弟)もビックリしたらしいし。
顔とか声が別人やったもん。ずっと一緒におった俺でもあれが狐とか思いたくねーわ。
でもホントに狐みたいになっていったんよなあ・・」

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光の誓い

近所の「霊感おばさん」から夏祭りの時に聞いた話。
霊感おばさんの相談者の女性が幼稚園時代に体験した話だそうです。

私は幼稚園の頃に「光の誓い」という曲を歌った事を覚えている。
だけれど大人になった今、光の誓い がどんな歌だったのか覚えていない…
今でも大切に取って置いている幼稚園の頃の歌の本にも載って無い
し、ネットとかでも色々調べてみたけれど同じ名前の童謡は無かった。
曲名の似ている曲を幾つか調べてみたけれど、どうもどれもメロディが違う。
光の誓い を教えてくれたのは私の居たチューリップ組のU先生だった。
チューリップ組ではとても人気のある歌だったが私には何か「怖い」
と感じる曲であまり好きにはなれなかった…どう怖かったのかは上
手く言語化出来ないのだが、難しい歌詞となんとなく暗い音程のメロディが嫌だった。

あと、気になる事も一つ体験している…チューリップ組全員で近所
の神社の森に遠足に行った時の事だ、U先生が「さあ、みんな?神社
にこれからちょっとだけ冒険に行きますよ!」と急に言いだしたのだ。

506 >>505続き sage New! 2012/11/06(火) 17:56:18.55 ID:t5iRKpgC0
私は「藁で作ったお人形」を持っていた、それはU先生に手伝って貰
いながら作った人形でチューリップ組の皆も一体づつ持っている、
ちなみに、この遠足で大人はU先生しか居なかったと思う、手元にあ
るアルバムにもこの遠足の事が書かれていない…
神社に着くが、U先生は森の奥へとどんどん入っていく…園児も大分
疲れて来た…その内に真黒な3本の木のある雑木林に出た…U先生が
釘と金槌をリュックから取り出し「皆さん!お人形さんを木にくっつ
けてあげましょうね!」と言った…U先生に手伝って貰いながら沢山
の「藁のお人形」が真黒い木に打ち付けられていく…
最後にみんなで「光の誓い」を歌った…歌いながら泣き出す子や、何
かに怯えて強く目を閉じている子も居た…この歌声には、お経を逆
再生した様な不気味な声が混ざっていた様な気がしました…
森から出ると、もう空は夕焼けだった…神社の傍にあった公園に園児
を集めて「はい!自由時間ですよ」とU先生は言った。
ほんの短い間かくれんぼをしたりして遊んだ後に幼稚園に戻った。
翌日、熱を出したり、手に怪我をしたりしてチューリップ組の園児の
何人かが休みました、私もその一人です。

507 >>506続き New! 2012/11/06(火) 17:57:17.31 ID:t5iRKpgC0
数日後に熱が引いて幼稚園に行ってみるとU先生は幼稚園のどこにも
居ませんでした、「U先生はどこ?」と私は組中の友達にU先生の事を
聞きましたが、皆「わからない」「もう幼稚園を辞めちゃった」とか言います。
というか初めから「U先生など知らない」と言う子も居ました。
遠足の事も覚えている子は少数でした。
U先生はもう幼稚園を辞めていたのでしょうか?お別れ会があったと
いう話も聞きませんし、アルバムにもU先生の顔は写っていないのです。
今思うのですが、あれは普通の遠足では無かったのだろうと思います。
幼稚園の他の先生達にも「U先生はどこ行ったんですか?」と聞きま
したが変な顔をされるだけでした…その内に何故か幼稚園ではU先生の
噂をする事が禁止されてしまいました…でも、当然ですよね?
何せU先生の名前…Uは「うでちぎり」というのだから…どう考
えても人間の名前じゃありませんよね?

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事故車

実体験なんだけども不思議なことがあったんで。駄文ですがお付き合いを。
俺が車で大事故にあって大怪我&廃車になってしまってから半年。
退院してから中古の安い車を買ったんだけど、その車がすごく怪しい。
車検満タン全塗済みで捨て値で売ってくれたんだ。ひと月の給料で買えるくらいの値段。
まあ贅沢は言えないのでそれに乗っていたんだが、膝が当たる部分(ハンドルの下あたり)に穴が開いてたんだよ。
多分…というかまず間違い無く事故車。相当な勢いで当たったんじゃないかと。

でドアに付いてるポケットみたいなとこには写真が一枚。
どうやら前に乗っていた人の写真っぽい。逝ったのかどうなのかは謎。
正直気持ち悪いけどなんとなく捨てられないので元の位置に戻して忘れることにした。
ただこの車に乗るようになってから不思議なことがたくさん起きるようになってしまった。

836 本当にあった怖い名無し sage 2012/11/17(土) 02:50:29.54 ID:LZTihJv60
夜に車が滅多に通らないような山道で、対向車が猛スピードで前からやってきて俺の車に突っ込んだと思ったら光が車の中を通過して、そのまま通り抜けて走り去って行ったり、
国道で反対車線側の斜め向かいから白いワンピースの女性が真っ直ぐ車のほうに向かって突っ込んできたり(普通に轢いたかと思って友人と足ガクガクになりながら車を降りたが何もなし)
普段は何も見えないのにその車に乗っている時だけ何かが見えてしまう。

まあそれには徐々に慣れていったんだけど…。
そしてある時、俺が乗ってた車が廃車置場にあったというので友人二人と車二台で見に行った。
途中で墓地を通過した時、真っ暗闇の中(街灯がないため)に座り込んでるおじいさんが一人。
気になったので通りすぎてしばらく行ったところで車を停めて、前を走ってた友人達に聞くとそんな人はいなかったとのこと。
もうそのあたりから嫌な予感しかしない。

837 本当にあった怖い名無し sage 2012/11/17(土) 02:51:49.76 ID:LZTihJv60
気をとりなおしてそのまま進み(戻りたくないんで…)墓地を抜けると廃車置場があった。
車内が血だらけになったままの車だけど、自分の血なのでそれは怖くないw
ただその隣にあった同じように血だらけになってる車からものすごく変な感じを受け、「なんかやばいから帰ろうぜ」と車に乗り込んだ瞬間、その車の運転席に眠るように座る男性が見えた。
慌ててエンジンを掛けて帰ろうとしたら、友人の車がうんともすんとも言わなくなってしまった。

「何やってんだよ!早く!」と叫ぶ俺。
「セルは回ってるのにかかんないんだよ!」と友人達。
そうしている間にも嫌な予感はどんどん膨らんでいく。
けん引ロープを持っていたので急いで車をつないでいたんだけど、その頃にはもう友人達の様子がおかしい。
バックミラー越しに運転席と助手席にいる二人を見ると、完全に生気がない顔をして、どこか遠くを見つめてるよう。
家に帰るまで全く会話している様子なしで、それこそ幽霊のような感じ。

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声

中学生の頃、学校にも習い事にも行きたくなくて一日だけグレてやろうと神社に行ったことがあった。
特に目的は無かったが、気が付いたら神社に行ってたんだ。

夕方になるまでずっと石段に座り続けて、突然「そろそろ帰らないと」って気になった。
早く帰らないと死ぬんじゃないかとか考えてた気がする。
突然早く帰れって焦り出す自分とまだまだ帰りたくないってグレたい自分の間で揺れてたら灯篭の中に何かがあるのに気が付いた。

野球のボールかな?と思って何気なく近づいたらそれは頭がい骨。
しかもキツネとかタヌキみたいなものじゃなくて、本当に人間と同じような骨。(今思えばサルか何かかもしれない)

急に怖くなって急いで帰ろうと神社を去ろうとしたら後ろから声が聞こえた。
「あああぁあああああぁあ!!」ってものすごい大声が。
野太い男の声で耳がびりびりするぐらいの大声だったのに、3秒ぐらいで気持ち悪いぐらいピタッと止まった。

明らかに真後ろからの声だったから、
後ろを振り向いて誰か居るのか確認したかった。
こういう場面で振り向いたら駄目なんだろうな、と怖い本なんかの知識でなんとなく察してはいたけど俺は好奇心に負けた。

ドキドキしながら振り向いたらそこには誰も居なかった。
厨房ながらも「これはもう帰ったほうがいいんだ」と気が付いてダッシュで帰ったんだ。

ようやく家について、玄関のドアを開けて、「ただいま」って両親も帰ってない玄関に言った瞬間
また後ろから「あぁぁぁああぁああ!!」と同じ男の叫び声が聞こえた
俺はそれに覆いかぶさるするように「うわーっ!」って叫んで大急ぎで家に入ってドアを閉めた。

変なものに目をつけられたんじゃないか、と気になっていたけどこの日から今まで別段こんなことは起きていない。
あれは一体なんだったんだろう。

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全身真っ白。

最初に書いとくけど、面白い話でもないし、オチもない話。

俺が毎日通勤に使ってる道ある。田舎だから交通量は大したことないし歩行者なんて一人もいない、でも道幅だけは無駄に広い田舎にありがちなバイパス。
高校時代から現在(27歳)まで毎日といっていいほど使っている道だから、その日も特になにも考えず車で通勤。このときは何事もなかった。
問題は帰り道。その日は急な仕事で少し帰りが遅くなった(23時頃)
街灯もロクになく、時間も時間なので車もほとんど走ってない、もちろん歩行者なんて一人もいない…と思ってたら一人の背の高い人が横断歩道の手前で立ち止まっていた。
こんな時間にこんな暗い道を散歩か~物好きやな~なんて考えながら俺は車内で信号が青になるのを待っていた。…が、よく考えるとおかしい。
俺が自動車用の信号に引っ掛かって止まっているんだから歩行者信号は青のはず、何故渡らないんだ?
暗いので目を凝らしてその人を見ると、全身真っ白。白い服を着ているとかそういうことじゃなく、ただひたすら白い。

次の瞬間俺はゾッとした。こいつ両腕がねぇ!しかも身長が高いという次元ぞゃない、細長すぎる。後から思い出すと顔まで真っ白で、のっぺらぼう状態だった気がする。
不気味で仕方ない、信号が青になった瞬間俺はアクセルをベタ踏みして急発進。あんなものを見たのは初めてだったので一刻も早くその場を離れたかった。

504 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/01/28(月) 23:57:06.94 ID:rgQ8EuQW0
サイドミラーに映る白い奴がどんどん小さくなっていく、ベタな怪談話のように追っかけてくる気配もない、俺はホッとしたが体の震えが止まらない。
温かい飲み物でも買おうとバイパス沿いにあるセブンイレブンに車を停めた。車から降りるとすぐ近くのバス停にあいつがいた。
こちらを見ているのかどうかはさっぱりわからないが、コンビニの光のせいで先程より鮮明に奴の姿が見えた。やっぱり両腕がない、そして上半身だけ左右にゆらゆら揺れている。
ヤバイ、直感的にそう思った俺は降りたばかりの車に飛び乗り家まで直帰した。
自宅に逃げるように駆け込むと居間に母が座っていた。母が振り向き俺に言った。
あんたどぎゃんした?鼻血垂れ流しとーがね。
鼻血が出たのなんて産まれて初めてだった、これがあいつのせいなのか、恐怖のあまり鼻血が出たのか、それともただの偶然かはわからない。
しかしいずれにしてもあの道は二度と使わない。
よく考えるとあいつを最初に見た交差点の少し奥には階段があって、その先には草がおいしげし手入れなど全くされていない神社がある。あいつはあの神社関係の何かだったのかもしれない。

文章に起こすと全く怖くないね、でも実際体験してとんでもなく怖かったので書き込ませて貰いました。駄文申し訳ありません。

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耳

212 : 1/9[sage] : 投稿日:2013/03/07 23:06:53 ID:bthiYXPN0
20年ほど前、俺が実際に体験した、いまだに信じられない話を書こうと思います。

というのも、俺の周りには超常現象的なものに詳しい人物が全くいないので
今から書く実際に体験した出来事を一体どう解釈したらいいかわからないからです。

大学生の頃、俺は本当にどうでもいい日々を送っていた。
夢も目標もなく、部活やゼミやサークルにも所属せず、ただひたすら漫然と過ごす怠惰な生活。
やることといえば、そんな俺と同じような目的のない仲間、KとSとドライブすることだったが
それにも次第に飽きて、どうせドライブするなら廃道を探索しようと誰ともなく言い出した。

廃道とは、使われなくなった道路や閉鎖された道路のことを指すらしいが
俺達はあくまで車でいける範囲でしか行きたくなかったので、閉鎖された道路と言うよりは
大きい道路ができたために使われなくなった道路とか、どこにつながってるのかわからないような細い脇道を
Kの所有するジムニーでドライブするだけのものだった。

飽きっぽくてやる気もない俺達だが、これはとても楽しくて飽きなかった。
廃道が見せる非日常的な空間が俺達の気質に合ったのかもしれない。

ある日、Kが
「いい場所を見つけたんだよ、今から行ってみないか?」
と言ってきた。新しい廃道探索のスポットを見つけたということだ。
午後2時過ぎだったが、何の予定もない俺とSは当然今から行こうということになり
Kの車で現場へと向かった。

213 : 本当にあった怖い名無し[sage] : 投稿日:2013/03/07 23:07:26 ID:bthiYXPN0
場所は、大学から車で30分くらいの、山道をちょっと入ったところにあった。
車がよく通る太い道から斜めに細い道が延びている。

その細い道に入ると、地面から雑草が生えていたり、小石や枝は落ちているわで
明らかに誰も利用してない。こんな道があったのかと思いながら進んでいくと、
100mくらいであっさりと行き止まりになってしまった。

「え、これだけ・・・・なの?」
俺とSは思わず不満を漏らしてしまったが、Kはドヤ顔で横を指差した。
「あれを見てみろよ」
見ると、道路の横はずっと土砂崩れ防止のコンクリートの土留めが
続いてるものだとばかり思っていたのだが、途中でそれが終わり、一部分だけ金網が張られていた。
よく見ると、その金網の奥にさらに道が続いているようだ。

「ここ入れるぜ」
確かに、金網は張られているものの、それ自体はただの針金で固定されてるだけであり
切ってしまえば簡単に中に入れるようなものだった。
そして、Kがあらかじめ用意したニッパでその針金を切断し、俺達はジムニーで
封鎖された道の奥へと入っていった。