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洒落怖

モニターに写る女

334 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/18(日) 19:41
去年の夏の話です。
自分、配達の仕事やっていて最初に研修という形で先輩と配るんです。
その時教えてもらったC先輩とはすぐに仲良くなり、飲みに行ったり
してました。
ある時先輩から「オレ、幽霊見ちゃうんだよ」って言われた。
自分、そういうの好きだから茶化さず聞いてたんです、「オレの車、
研修の時乗っただろ。あれさ、何でバックミラーにガムテープ張ってる
と思う?」

その理由は車の中にいる幽霊を見ないようにしてるって言うんです。
うちの車は立派な物じゃなく普通の白いワンボックスカーで座席は
運転席と助手席だけで荷物を後ろに積む形になってます。
それでマジかよとか思ったんですが、すぐにウソだと感じた
バックミラー割れてるだけだろうって

自分の配ってる地域には先輩の家もあるんです。先輩はその日休みで
携帯に「悪いけど駅まで送ってくれないか」と言われた。
夏は忙しいんですよ、でも送りました。

335 名前:334 投稿日:2001/02/18(日) 20:05
次の日、仕事場のオッサンに「お前ら、昨日さぼっていただろ」
って言われた。すぐに言い返した「さぼってないですよ、先輩
を駅まで送っていっただけです、それに夏じゃ忙しくてさぼれ
ないですよ」
オッサンは「そうか、あれ、後ろに乗ってたのCの彼女か?
駄目だよ助手席に乗せてやらなきゃ」
乗せてないんですよね女なんか
先輩はこわばった顔で「その女、赤いアロハシャツ着てました?」
オッサンは「何言ってんだ、着てたじゃないか昨日の事覚えてない
の?」
それ聞いて朝から気味悪くってバックミラー見ないようにしてた
夜になって仕事が終わり事務所に帰りみんなと話してたら
その中の一人が「これ見てみろよ、面白いよ」って言いバインダー
を差し出してきた。その中にはみんなの履歴書が入っていて結構
暇つぶしになるんです。そのバインダーが置いてある棚には退職者
の履歴書が入ったバインダーもあり、パラパラ見てた。
自分は8月の始めに入社したんですけど、7月に3人も辞めている
んです。その履歴書の右上には赤いペンで(研修担当者C)って
書いてある。C先輩の事です。

336 名前:334 投稿日:2001/02/18(日) 20:29
最初は夏だから辛くて辞めたのかなと考えた、でも今はこの3人は
赤いアロハシャツの女を見てしまったんだなって思っています。

ある日先輩の家で酒を飲む事になりました。2人ともアロハシャツ
の女については触れないようにしてた。
いつもどおり盛り上がっていたんですけど、やっぱ気味悪いんですよ
あの女の事が気になって。先輩にひっついてるなこの女はと薄々と
感じていましたから。
話はすこし飛びますが先輩の家にあるテレビはコンセントが抜いて
あるんです。おまけに画面にタオルが掛けてある、辺りを見回すと
パソコンと鏡にも掛けてあるんですよ。

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豹変したお袋

15年か16年前くらいかな、おふくろが誰かの葬式から帰って来た時の事。
オレ玄関のすぐ隣の自室でゲームしてたのよ。
2個上の姉貴が塩もって出迎えて、おふくろの肩とか背中とかにパラパラ
ってやろうとしたんだと、そしたらおふくろ血相変えて怒り出したのよ。
狭い団地みたいな所だから、声とか廊下に反響しちゃうくらいキレちゃってるわけ。
「やめろ」とか「馬鹿にするな」とか酒でも飲んできたのかと。
そのうち姉貴までヒステリーな金きり声出してオレを呼ぶの、半泣きで。
オレも気ちっちゃいから、これはただ事じゃないなと思って玄関見に行ったんだ。
おふくろが凄い目つきで睨むのよ、誰だコイツは的な顔で。
いつもリーゼントみたいにスプレーで固めた頭がボッサボサで、黒のカーディガンみたいなのがはだけてブラ紐丸出し。

あ、取り憑かれてるなと。こんな冷静じゃなかったけど。もう実際姉貴もそう感じてて、家に上がろうとする“おふくろっぽい誰か”を全力で止めてた。
「リアル・あなたの知らない世界」なわけですよ。異常過ぎて、怖いってよりおふくろ助けたくて必死だった。母子家庭だったし。
そしたら玄関ガチャって開いて知らないおじさんとおばさんがおふくろの靴もって入って来たのよ。
その時おふくろ裸足だったのね。
855 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/07/22(日) 22:36:55 ID:WfKOlfMxO
知らない喪服着たおじさんが、おふくろに数珠むりやり持たせて「塩、塩」言うのよ、おっかない顔して。
台所で妹泣いてるし。

知らないおばさんは家の中勝手に上がり込んで「やぁ~やぁ~」言いながら塩見つけ出して、水入ったコップ片手に「お父さんお父さん」って。

お父さんって呼ばれたおじさんいきなり塩ぶちまけ始めたのよ、おふくろに。
「お前このやろう」とか「死ね」とか言ってたおふくろが静かになって、みんなで玄関から外の廊下に引きずり出した。

涙と、舌出しっぱなしだったからヨダレとでびちょびちょの顔したおふくろが「背中叩いて」って言うから姉貴と一緒になってパンパンやってたら「もっと強く~」って。オレももう泣きながら全開でぶっ叩いてた。

おえってなりながらも正気になったみたいだった。

落ち着いて家の中で話し聞いたら、葬式の終わりかけあたりからおふくろおかしくなってたらしく、心配したそのおじさん達が車で送ってくれたらしい。
エレベーターで靴投げつけて「ついてくるな」って怒鳴られたらしい。
めげずに追って来てくれて本当に助かったなぁと。

色々推測したりもしたけどやっぱり意味不明のままで、今でも良くわからない。
ただ、床に土下座した様な格好で泣きまくる妹の背中に覆い被さって「ごめんねごめんね」って泣いてたおふくろを思い出す。
あのままオレ達兄弟だけで一晩すごしていたらおふくろはどうなっていただろうと考えたら、かなり恐ろしい。

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ラブホテル

552 名前:コピペなのれす 投稿日:2001/07/16(月) 09:27
あの頃、俺はまだクロス職人してた。
余談やけど若造の中ではピカ一の腕や言われてました。自慢です。

現場を終わらせて、当時付き合ってた彼女に会いに車で西淀川の姫島(大阪ね)まで行った。
そこらへんに彼女住んでたからな。
よう覚えてないけど22時頃…過ぎてたと思う。季節は今頃。

西淀川にでかいクボタの鉄鋼所があるねん。
その工場の横は川沿いになってて、ずっと先はクボタの私有地の広大な野原で、そこは海との入り江になる。

車で行けるとこまで行って例の如くイチャついてたワケ…
なんやゴチャゴチャしてたら、やっぱりヤリたなって…そう、性交ってヤツをや…近くのラブ・ホテルに行くことにした。

大阪の奴は知ってる思うけど、国道43号線のあの辺りはラブホ結構あるやん?
ほんでテキトーに選んで入ったんや…これなー、残念やけどホテルの名前も
部屋番号も忘れてんねん…そんな余裕なかった。でも今もある。
43から見えるねん。今度見たらホテル名教えたるわ。

553 名前:コピペなのれす2 投稿日:2001/07/16(月) 09:29
ホテルに入って、エレベーターに乗って部屋に行く…別になんもない、普通の部屋やった…ほんで、さっそくベットに入った。

部屋の明かりは点けたままやった…ここで一つ書いておくことある。
今から考えたらやで、もう部屋に入った時からバスルームの方で、

ドタンッ
バタンッ

何か暴れてるみたいな音ずっと鳴っててん…でもホテルのトイレとか風呂って排気の音とか結構するやん?俺そんなん全然気にならへんし、その時も気にしてなかってん。ほんでベットでイチャつき始めてすぐやった…

キーン

明らかに今までと空気が一変した。
なんやこれ?

思った。
その空気の一瞬の変化を表現するのが難しい。
金縛りにようなる奴は分かると思う。
強めの金縛りがくる前のあの感覚に似てる。

554 名前:コピペなのれす3 投稿日:2001/07/16(月) 09:31
ちなみにおれが体験した中で一番近いのは阪神大震災の時。

おれ地震が起こる10~15分前に空気が急変したのを感じてん。
その時もキーンやった。忘れられへん。
寝てた女(別の奴)を起こして「おい、何かおかしい。耳澄ましてみい」言うたけど、その女は何もないって言うて寝よってん。

その10分後ぐらいにそいつが「あっ…何かジーって鳴ってる…」

言うた直後
ドーンや。

555 名前:コピペなのれす4 投稿日:2001/07/16(月) 09:33
話しホテルに戻すわ

キーン

なんやこれ?
おれの動きが止まる…同時に彼女の動きも止まる…
やっぱり彼女も同じこと感じててん。

この感覚なんやろ?
二人とも動きが止まって、お互いの顔を見合わせたその瞬間…

ギャー!
うわっ!

おれと彼女は全く同時に叫んでお互いをドンッて突き放した。
彼女は布団で顔を隠した。
おれは「顔やろ!?顔やろ!?」って彼女に言うた。彼女は布団に
顔をうずめながら、うん、うんって何回もうなずいた…

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音が聞こえない恐怖

424 名前:タケニツル 投稿日:2001/04/10(火) 17:34
深夜、誰もいないビルに一人でいた事がありますか?
薄暗い廊下で立ち止まると、ボーッいうような耳鳴りが聞こえ
それが次第にじんじんとした痛みに変わり、一瞬でも気を
緩めると頭から次第に暗がりに溶けていくような錯覚がする。

親戚からの頼みごとを安請け合いして、私は思いっきり
後悔していました。「さっき車で通りかかったら
入口にタチの悪そうなヤツがいたから、念のため見回りに
行って欲しい」場所は私の家から車で数分、日ごろお世話に
なっている親戚であるし、足が不自由な人なので2つ返事で
OKしました。

親戚がオーナーのそのビルは3階建てで、1,2階はテナント
(店が入っても長続きせず、当時は1,2階とも空きでした)
3階には親戚が書斎代わりに使う部屋と、私が倉庫として
借りている部屋がありました。
到着したのが夜の11時頃。ビルと言ってもかなり小さく、
全部の階を回っても30分はかからない。手早く済まそうと
駆け込みました。1階から順に回り始め最後の3階まで
異常はありませんでした。3階の書斎で一息つくため、
煙草に火をつけましたが、前述のとうり何も音がしないという
事に対する恐怖が、段々と重くのしかかってきて、
さっさと引き上げる事にしました。

425 名前:タケニツル 投稿日:2001/04/10(火) 17:35
3階建てですが足の不自由なオーナーのためにエレベーターが
有るので、早速それに乗り込み1階のボタンを...
焦っていたのか2階のボタンも押していました。
2階に到着。軽い振動とともに扉がスーッと開きました。

私はぼんやりと扉の向こうの2階の壁を見ていました。
エレベーター内の灯りがフロアにもれる...
いつもならそこには少し黄ばんだ白い壁があるはずでした。
...何かが違う...
初めはシミか何かと思っていたソレに気づいた瞬間
身体は硬直して動かなくなりました。

無表情な女の顔でした。
扉越しに見える壁いっぱいの大きな顔でした。
透けたその顔はシーンと静まりかえった中に浮かんでいました。
私は目を外すことが出来ませんでした。
その顔は表情を段々と変えていくのです。

426 名前:タケニツル 投稿日:2001/04/10(火) 17:35
笑っていました。
精神を病んでいる様な笑い方でした。
でも声は全く聞こえず、相変わらず静まりかえっていました。
エレベーターの扉はオーナーの為に時間設定を変えてあり
通常より閉まる時間が遅くなっていました。
身体が動かずボタンも押せない。視線も顔から外せない..
数十秒後に扉が閉まるまで、ずぅっと狂った様に
笑い続けていました。

私は逃げるように家に帰りました。途中、鍵を返すために
親戚の家にも寄りましたが、何も話せませんでした。

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ある殺人者の話

結構長い話です。
文にまとめるの苦手なのでうまく伝えられないかもしれませんが良かったら見ていってくださいな。

数年前、私は通信制高校に通い死ぬ気で勉強して何とか国立の大学に受かった時の話です。
大学に行って講義を受けて一人暮らしのためにバイトをやり、休みの日には飲み会。
普通の日々を過ごしていた時にある事件が起こりました。

その日は薄曇りの空で風が冷たい日でした。
私はバイト先に向かう途中でした。
丁度信号が赤になりました。
横には20代後半くらいの母親と小学1年生くらいの女の子が泣いていました。
女の子の前にはアイスが落ちていました。

「落としたアイスは食べられないの。また新しいの買ってあげるからもう泣かないで」

「やだやだやだ、今食べたいの!今買って!」

泣き止む気がしない女の子を見て、そういえばこの前焼肉屋でもらった飴があったような。
信号が青になり、私は女の子の視線に合わせるためにしゃがみこみ女の子に話しかけました。

「これよかったら食べて。アイスのかわりにはならないと思うけどお母さんを困らしちゃ駄目だよ」

と飴を手のひらに乗せ言いました。

「あっ、ありがとうございます。ほら咲弥(仮名)お礼しなさい。」

ツインテールが似合う女の子は泣き止み微笑みながら手を伸ばし飴を取ろうとした瞬間、私の目に写っていた二人の親子がいなくなり、いつの間にか目の前にはトラックだけがありました。
何が起こったのか分からずただ放心状態で意識が飛ぶような感覚がしました。

意識がはっきりしてきた時には私はパトカーの中にいました。
がっちりとした体格の良い警官が何が起こったのか説明してくれました。

「酔って運転していたトラックの運転手が君の横を通ったらしい。横にいた親子は残念な事に亡くなった。」

私は初めて死を身近に感じ、手足が自分の物ではないほど震えていました。

「思い出せる事なんでもいいから話てくれるかな?」

私は女の子がアイスを落として泣いていて、飴を上げるために親子を足止めしてしまったことを言いました。
涙は出てなかったと思います。
ただ私のせいでまだ幼い命、その幼い命を育てる人の命を奪ってしまった自分が恐ろしいと感じていました。

「そうか。よく話してくれたね。ありがとう。でも君のせいではないんだよ。悪いのは酔って運転した人だ。自分を責めては駄目だよ。」

そんな同情染みた言葉なんてその時の私にはどうでもよかった。
ただ早く帰りたい。
帰ってこの汚れた体を洗い流したい。
そんなこと思っても人が死んでいるのでそう簡単に帰してもらえず、帰った時には日が暮れていた。
シャワーを浴びながら

『お葬式には行くべきだろうか。』

などと考えていた。
その日は軽く食パンを食べて眠りについたと思う。

お葬式当日どんな顔をしていけばいいのか分からなかった。
行く途中、事件の後の警官の言葉が何度も頭に浮かんだ。

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輪廻

寒さで凍える夜・・・
午前零時過ぎ・・・
新宿歌舞伎町のスタンドバー。
私は仲の良いH刑事に、

「何かいいネタはないか」

と取材中だった。
当時、監修を任されていたTBS連続ドラマ『私、味方です(館ひろし主演)』の監修に役立てるためだ。
話が弾んでいたころ、彼のポケットベルが鳴った。
新宿署と連絡をとった彼が、

「今、コロシがあった。ゲンバは目と鼻の先だ。行くか?」

と。
私はこれまでにも幾度となく彼が遭遇する事件に首を突っ込んできた。
断るはずがない。

新宿区百人町二丁目、Pデンス。
表玄関からエレベーターホールにかけて血が滴り、引きずった跡がある。

『犯人は死体を運んでいる!いったいどういうことだ』

ガイシャ(被害者)の部屋のドアの前で、ひどく取り乱したパジャマ姿の中年女性が、若い巡査に向かってギャーギャー叫んでいた。
殺人現場独特の光景だ。
H刑事を見た巡査は、軽く会釈をして

「殺害されたのは、独り住まいの若い女性です」

と告げた。
六畳のワンルーム、ドアを開けてすぐに血溜まりがあり、彼が踏み込んだ途端、

「ピチャッ」

といやな音がした。
続けて私も入る。
白い壁や天井には、おびただしい量の血しぶき。
まるで血の塊をぶつけたようだ。
まだ乾いておらず、犯行があって間もないことを物語っていた。
しかも、玄関に脱ぎ捨てられたハイヒールの中に、脳みそらしい塊が飛んでいる。
いったいどんな殺し方をしたのか!
やはり死体はなかったが、大きなハンマーが転がっていた。
血をたっぷり吸ったらしく、犯人が握っていた柄の部分以外は、べっとりと赤く光っている。
H刑事に小声で

「下に降りています」

と伝え、階段を駆け下りた。
私は探偵(一般人)だから、彼の同僚が来る前に現場から離れておかないと、迷惑がかかる。
それに、一刻も早く、エレベーターホールから玄関へと続く血の行方を知りたかった。
滴る血は、歩道へと続き、車道でピタリと消えている。
犯人は車に死体を積んで逃走したらしい。

H刑事が初老の男性と一緒にマンションから出て来た。
目撃者だ。
彼の話によると、

「ギャーッ」

という悲鳴が聞こえたので自室のドアの覗き穴から見たところ、ガイシャの部屋のドアの前に女性が立っていた。
異様なくらい髪の長い女だ。
しばらくすると、若い男が、何やら大きな袋を引き摺って出てきた。
不審に思った彼は、アベックがエレベーターに乗ったのを見て、階段で下に降り、車にその袋を積むところやナンバープレートをしっかり記憶したという。

はじめは怨恨による殺人事件かと思ったが、殺り方がずさんすぎる。
人に出くわす可能性の高いエレベーターで死体を運ぶというのは、目撃されることすら恐れていないことを意味している。
私はH刑事に聞いた。

「手配は?」

「しないよ。この手のホシ(犯人)は、下手に手配して追い詰めると、興奮してまた殺しをやるかもしれない。先に身元を割り出して迎え(逮捕)に行くよ。たぶん、精神異常者の犯行だろう。逃げも隠れもしていないはずだ」