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洒落怖

箱の中身

なあ、怖いかどうかわからないんだが、俺の話を聞いてくれ
とある短期バイトの掲示板で
「1週間荷物を預かってもらえれば20万円の報酬を支払います」
っていうのを見つけて、ちょうどバイトクビになったばかりだったから、
おもしろ半分でメールを送ってみたんだ。
今学生でワンルームに住んでるから、大きい荷物とかだったら困るな
と思って、メールで聞くと、ダンボールほどの大きさだから大丈夫って
返信があったんで、これ聞いちゃまずいかなと思ったんだが、
「荷物って何ですか?」って聞いてみたんだ。
すると、

「それはお教えできませんので、ご了承いただける方のみ応募いただきたい」
みたいな返信だったんだ。
まあ良いかと思って、名前と住所とTELと振込先の口座を教えて荷物が届いたんだ。
発砲スチロールの箱でフタのところをガムテでぐるぐる巻きにしてあるヤツが。
正直気持ち悪かったから部屋の隅に置いて1週間待って、口座を確認したら
ちゃんと20万振り込まれてた。
預けた荷物は直接引き取りに来るって話だったから、ずっと待ってたんだけど、
もう3週間も経つのに引き取りにも来ないし、メールも宛先不明で送り返されて来る…

この気味の悪い箱をどうしたらいい?
お金を貰ったから、捨てるのもアレだし、警察に行くとかちょっと怖いし…
もう気が狂いそうだ… 最近自分の部屋に戻るのも怖いけど、荷物を取りに来るか
もしれないから部屋にいないと仕方ないし…
誰かこの苦痛から救ってくれ

655 忍法帖【Lv=38,xxxPT】 sage New! 2011/09/16(金) 01:36:50.55 ID:woIggv8/0

オレにも紹介してくれ

656 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/09/16(金) 01:43:52.57 ID:IBj5tpHI0

いや俺に紹介してくれ

657 本当にあった怖い名無し New! 2011/09/16(金) 02:03:22.03 ID:+sF3Tnz/0

>>654
燃えるゴミ出しとけ
ちゃんと指紋消しとけよ

658 本当にあった怖い名無し New! 2011/09/16(金) 02:06:45.05 ID:snVxeFY90

>>655
>>656

5万くらいで依頼主が現れるまでっていう条件で預かってくれないか?
お金はちょっと使ってしまってあんまり残ってないんだ…

>>657

依頼主には名前も住所も口座も知られてる…
もし後で取りに来たら俺どうなるんだ?

660 本当にあった怖い名無し New! 2011/09/16(金) 02:11:02.83 ID:+sF3Tnz/0

>>654
俺も大学生だから気持ちわかるわ
正直に警察行ったほうがよくね?
20万はバイトでもして用意しとけ

661 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/09/16(金) 02:14:09.97 ID:4+zlgpy60

どうせ麻薬か拳銃でも入ってるんじゃないの?

662 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/09/16(金) 03:07:47.39 ID:faUKGygY0

死体かも

664 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/09/16(金) 03:47:11.23 ID:EZuv0xvc0

まぁ釣りだと思うが
本当の話ならとりあえず開けてみれや
話はそれからだ

665 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/09/16(金) 03:47:14.97 ID:mYDmpQy5O

>>658
開けて中身確認してから捨てちまえ
使えそうなモンなら有り難く頂いとけ

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廃墟探索

885 本当にあった怖い名無し New! 2011/12/02(金) 10:52:21.29 ID:TQzRxFzv0

俺は神戸出身で、今は留学中だが、これは去年の今の頃、神戸であったある夜の話だ。
いかんせん作り話でないため、因果関係が複雑だ。色々な出来事がこの一夜を成している。
語り始めることにする。
その頃、俺はある所でバイトをしていた。 客の少ないある夜、俺と二人で仕事していた
先輩のKさんが、友人から聞いたという話を俺にしてくれた。
Kさんはパンクマニアで、その話もロッカーの仲間と飲む中で、その一人が話したのだそうだ。
長話をしてKさんから詳しく聞くわけにはいかなかったが、以下のようなことだった。

「その人が友達と酔っ払って、真夜中の通りをぶらぶらしてたら、廃墟を見つけたんだって。
酔った勢いで入ろうとしたら、ドアが開いていて、簡単に入れた。
中は凄い荒れていて、昔の本が散らかっていたらしい。ひとしきり調べると、地下に入る扉を見つけたんだって。
流石に気持ち悪いけど、その人入ったらしい。それは大きくも小さくもない部屋で、なんか
箱がずらっと並んでいた。何だこれと 思って近づいて見たら、その全部が棺桶だったらしい。
しかもひとつひとつ壁に遺影が架けられていたんだって。それを見てこれはヤバいって逃げたらしい」

886 本当にあった怖い名無し New! 2011/12/02(金) 10:53:26.95 ID:TQzRxFzv0
Kさんはまたこんなことも言っていた。

「それからしばらく経って、また夜遅くにその人たちがそこ行ってみようって言って行って
みたんやて。今度は懐中電灯も持って。
で、建物に入ろうとしたら、ビルの陰からこっち見てる女を見つけたんやって。それは婦警の格好をしていて、ずんずんこっちに近寄って来た
らしい。その人たちは自分たちが懐中電灯持って建物入ろうとしているから怒られるんじゃ
ないかと思って皆逃げたけど、よく考えたらそんな夜中に婦警が居るはずないって気付いて、
それじゃあの女誰なんやって皆怖がったらしい」

Kさんは「俺は絶対そんな所行かへん」と言っていたが、俺の頭には残っていた。
話は続く。頭痛が酷く、時間がかかるかも知れないが、よければ待っていてほしい。

890 885 New! 2011/12/02(金) 11:32:27.57 ID:TQzRxFzv0
待っていてくれている人、どうも有難う。

この廃墟のことは一旦置いておいて下さい。一つをちゃんと話すには十を話す必要がある。
俺はちゃんと話したいと思う。

舞台は全く変わる。
俺は、神戸港湾地区の、ある生糸工場に行ったことがある。
今はもう、人の居ない、旧生糸工場だ。夕方、一度だけそこに入ったことがあったのだ。
それは赤煉瓦造りの大きな洋風建築だった。時代の中で、違和感を持つ、孤島のようなものだ。
建物の中は暗く、冷たく、沈静した空気と黴の匂いで充ちていた。
建物は大きく、複雑で、迷宮のようだった。私は友人のGと二人で歩いていた。
工場には昔の蚕の繭がそのまま残っていたりした。
私たちはある奥まった廊下の壁に、地下へと続く入り口を見つけた。その先は真っ暗だったが、携帯を持っていない俺はiPodを、機械に強いGはiPadを、それぞれ光らせ、微かに足元を照らした。

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鈴の音

242 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/08/04(木) 10:16:53.94 ID:2Ptl0RW60
何年か前、丁度この時期に、妹から聞いた話だ。
それは、妹が近所のお寺から帰宅する途中の事だった。
照りつける夏の日差しと、けたたましい蝉の声にうんざりしながら、
妹は近道をしようと裏道に入った。
然し、何かがおかしい。如何やら道を間違えてしまったようで、
見た事が無い風景が広がっていた。
住宅街を歩いていた筈なのに、いつの間にか左右に田んぼが広がっており、
周囲は竹林で囲まれていた。
前方には小屋があり、モーター音のようなものが聞こえてくる。
人影は、無い。
進んでも抜けられる保証は無いと悟った妹は、直ぐに引き返そうと思った。

だが、その時、妹の耳に「りぃん」と鈴の音が届いた。
背筋に冷たいものを感じた妹は、踵を返さずに進む事にした。
妹が歩を進めると、「りぃん、りぃん」と鈴の音が響く。
最初は鍵に付いたアクセサリの所為だと思っていた。
否、思い込もうとした。だが、そもそも、鍵に鈴など付いていない。
徐々に大きくなっていく鈴の音は、明らかに背後から聞こえていた。

243 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/08/04(木) 10:17:40.22 ID:2Ptl0RW60
妹は追い立てられるように歩く。鈴の音は付いて来る。
いつの間にか、蝉の鳴き声は止んでいた。
田んぼの稲穂は枯れており、生温い風に揺られて手招きをしている。
気付けば、小屋がすぐ目の前に迫っていた。
もしかしたら、人が居るかもしれない。
藁に縋る思いで小屋に向かったのだが、その時、気付いてしまった。
小屋の中からする音は、モーター音などでは無かった。
「おぉおん、おぉおん」と地を這うような呻き声だったのだ。
その小屋に行ってはいけない。
そう思った妹は、小屋の前を通り過ぎ、兎に角、先を急いだ。
鈴の音に追いつかれたら、どうなってしまうのだろう。
小屋の中に居る「何か」に気付かれたらどうしよう。と恐怖しながら。
 
暫くして、さあっと視界が開けた。
目の前に広がったのは、見覚えがある大通りだった。
排気ガスと焼けたアスファルトの匂いが、妹を現実に引き戻す。
鈴の音はもう聞こえない。
背後を振り返ると、自分が知っている細道が続いているだけであった。
あれは一体何だったのだろうか。
蝉の鳴き声が茹だる空気を揺るがす中、妹は呆然と立ち尽くしていた。

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テンポポ様

671 本当にあった怖い名無し sage 2011/07/27(水) 17:44:50.07 ID:MtTpUC540
かなり長い話になると思います。
乱文&駄文は目をつぶってくれると嬉しいです。

俺の地元には奇妙な風習がある。

その行事の行われる山は標高こそ200m程度と低い物であるが、
一本の腐った締め縄のようなものでお山をぐるりと囲んでおり、
女は勿論、例え男であっても普段からその山に立ち入ることは許されていなかった。
それでも、時々調子に乗ってその締め縄をくぐってお山に入ろうとする子どもが現れる。
実際俺の年の離れた兄貴の友達が、その締め縄をくぐってお山に入り込んだ
らしいのだが、その事実を聞きつけて来た村長連中にお堂に連れて行かれ、
三日三晩眠る事すら許されない程の激しい暴行を受けたらしい。
それを聞かされて育った俺達は勿論お山に近づくような事は無かったし、
俺達地元の子ども達にとってお山は恐怖の対象でしかなかった。
そんな奇妙なお山であるが、数年~十数年に一度不定期に人が足を踏み入れることが
あった。お山の木々が色を変え、突き抜けるような青空とどこか冬の匂いを想わせる風
の吹き出す10月に、その年に11~12歳となる少年たちが集められ、
白装束を着せられてお山を登らされるのだ。
ただ一つ、「お山に入ったら一言も口をきくんじゃないぞ」と念を押されて。

672 本当にあった怖い名無し sage 2011/07/27(水) 17:49:10.32 ID:MtTpUC540

俺がお山に入らなければならないと聞いたのは、その奇妙な行事の行われる10日ほど前の事だった。
両親から話を聞いた段階で俺はすでに泣き出しそうになっていたが、
「村の決定だ。逃げ出すことは絶対にできない。お前にはすまないと思うが辛抱してくれ」
と頭を下げてくる両親を見ると、その願いを断ることは出来なかった。

それからの日々はあっという間だった。

一切の外出は禁止され、食事の内容がガラリと変わった。
大好きだったハンバーグや焼き鳥のような動物の肉を使った料理は食卓から消えさり、
その代わりに老人が好みそうな菜食中心の物となった。
しかも、それらのほとんどが塩のみで味付けされており、その他の調味料すら使う事を禁じられていたため、
それらの料理をもしゃもしゃ食べながら当時はケージで飼われるウサギにでもなった気分だった。
前日に至ってはそれまで三食あった食事すら禁じられ、口に含める物は水と塩だけとなった。
そんな生活のせいで俺の体はみるみる痩せてしまい、その十日間で体重が6Kgも落ちた。
当日は太陽が昇る前に(4時~5時頃?)に両親に起こされ、どこからか持ってきていた白装束を着るように言われた。
前日まともに食事をとっていなかったせいで、体力は落ちていたし、早朝に起こされた眠気もあって、
俺は始終フラフラしていた。意識が朦朧とするなか、俺の自宅に俺と同じような白装束を着た大人が何人も訪れた。
彼らは両親と話をした後、俺をワゴン車に乗せると件の山に向けて車を発車させた。

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呪の土地

563 本当にあった怖い名無し 2011/06/30(木) 19:49:49.65 ID:X/2DZa99O
夜行さんってご存知ですか?今回はその夜行さんの話になります

昔、夜行さんが人間だったころに城で長宗我部元親と戦争をしてたときの話です

四国の覇権を握らんとした
長宗我部元親が攻め落とした城の中に夜行さんの城がありました
それでその城にはイト姫っていう玉のように可愛い姫様がいました、その姫様は隙をついては野に下り、農民や商人の家に入り浸り餅やお菓子を一緒に食べたりして平和に暮らしていたそうです…

564 本当にあった怖い名無し 2011/06/30(木) 19:53:12.84 ID:X/2DZa99O
ある日のこと
とうとう長宗我部元親が攻めてくると
イト姫のお父さんは
大殿から聞きましたそして長宗我部元親がイト姫の城は落とさないと言っていたそうです

条件をつけて

息子の信親の嫁にイト姫をよこせ…と

570 本当にあった怖い名無し 2011/06/30(木) 20:03:28.36 ID:X/2DZa99O
その時イト姫さんには商人の婚約者がいました、もちろん断るのですが長宗我部元親はそれをよしとせず、合戦が始まりました…
イト姫さんは城から逃げ出し婚約者の商人を頼るのですが、
お前や知らん婚約した覚えも無いと冷たく言い放ち家に入ることを断りました
そして長宗我部の兵隊がイト姫さんを捕まえようと追い詰めてきたのです
それを見たイト姫さんは商人の家を後にして、逃げ出しました…

576 本当にあった怖い名無し 2011/06/30(木) 20:25:05.33 ID:X/2DZa99O
ひたすら逃げ続けるイト姫さん…幼いころから遊んでいた農民を頼っても長宗我部の部下に殺されたくない一心で断られ続け…そして

尼寺にまで頼みこみに行きなんとか匿ってもらえることになり一安心することになるのですが 尼寺にまで攻め込んできました

理由は簡単です
姫様はあっちと農民と商人が道案内していたのです…
そして長宗我部の部下の一人が 白粉の匂いがする… と言い放ち捜索が始まりましたが 尼僧の一計で裏山に逃げ延びました

そして今度こそまいたと思った矢先に
いたぞ!捕まえろ…とそしてとうとう捕まりましたそして
お前の城は落ちたと言われたのです
気丈にふるまったイト姫さんは舌を噛み切り自害します
577 本当にあった怖い名無し 2011/06/30(木) 20:26:56.07 ID:X/2DZa99O
そして自害するときに首を落とされるのですが

落とした首が一言話したそうです
私を守らなかった商人、農民そしてこの土地を呪ってやる…と
以降その土地では水を飲めば腹を下し悶え死に
土を触れば 指が腐り落ちてしまうという呪い全開の土地になりました

かわりにどんな作物を作っても豊作になるという矛盾を抱えた土地になり果てました

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拾った財布

289 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/06/03(金) 01:05:29.87 ID:xWKaZupy0
当時の俺は、以前から病気持ちだった妻に転移がみつかり
度重なる「入院→手術」で気持ち的にも金銭的にも余裕がなく
家庭事情に理解のあった上司も移動になってしまい
本当に追い詰められていた

今にしてみたら病んでいただけなのかもしれない
この半年間で俺におきた出来事を書いてみる
看病で休みがちな俺に、新上司は容赦がなかった
名指しで罵倒され、業務上の会話すら拒否、休職願いは握りつぶされた
同僚は同情してくれはしたが、やはり上司には逆らえない
帰れば帰ったで請求書や保険会社への書類など嫌な事しかない
病院にいけば妻は弱気で「自分が死んだらいい人見つけてね」とか言い出す…
もうね、ほんと生き地獄ってのは底がないなw
そんなある日、俺は病院で財布を拾う
ずっしりと重い長財布にはそこそこの大金が入っていて
余裕のない俺にはとんでもなく魅力的に見えたが
非常に気になるものが挟んであった

いわゆる「お札」というものだ

298 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/06/03(金) 01:17:51.90 ID:xWKaZupy0
病院という場所柄、お守りみたいなものかな?と思う反面
お札なんて直接財布に入れるものなのか?とおかしくも感じる
そもそもお札って折り曲げてもいい物なのか妙に気になったのを覚えている

ちなみに恥ずかしながら、財布は自宅に持って帰ってしまった orz
警察に届けようか、これだけあれば何日分のベッド使用料になるか
その時の俺は本気で悩んでいた
翌日の仕事帰り、俺は駅のベンチで自問自答していた
俺けっこう頑張ってるんだけどな…
妻を見捨てて毎日出社すれば上司は挨拶を返してくれるのかな…
たしかそんな最低なことを考えていたと思う
俯いて帰らない理由を考えていると

「そうだな おまえは良くやってるよ」

ベンチの前に立っていた人が俺に声をかけてきた

306 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/06/03(金) 01:25:09.40 ID:xWKaZupy0
うはw俺声にだしてたのかwwと顔を上げると
そこには誰もいない…俯いていたとはいえ、コートが見えてたんだけど…
自分で病んでるなーと思いつつも、なんだかうれしかったw
幻聴でも認めてもらったのは久しぶりだったしw

気分的なものなのか、最近は家に帰ると森の匂い的な香りがして
落ち込んでいた俺の豆腐メンタルも癒される
明日も頑張ろう そう思えた
不思議なことに俺が落ち込むと、時々幻聴は俺を励ましてくれた
病んでた俺は「そんなこともある」程度に考えていたけど
幻聴は徐々におかしな方向に変わっていった
「もう充分頑張ったんじゃないか?」