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洒落怖

妖精さん

751 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/05(土) 10:19:06 ID:dkMKvj3q0
道端で私の一番の宝物ををみつけたのは、小学生の頃だったかな。
ダチョウのね、可愛い縫い包み。
勉強机とか写真立てとか、女の子もののお洋服とか一杯あった中に、埋もれるようにしてた。
随分長い間埃かぶってたみたいで薄汚れてたし、所々解れてた。
その頃、縫い包み大好きで集めてたのもあって。
可愛い縫い包みが、みすぼらしい姿で捨てられてるのがたまらなく嫌で、もってかえったの。
そしたらしばらくしてメルヘン♪

宿題が、私がやったおぼえもないのに、いつのまにか終わってたり。
途中でとまってたFFⅢは、確か浮遊大陸出た後、海の上で陸地がみつからなくてやめちゃったはずなのに。
浮遊大陸にいて、いつのまにか全員たまねぎ剣士でオニオン装備してた。
それまでの私って、正直宿題はやり忘れるし、成績も良くなかったし。
飽きっぽいからゲームだってやりこむ前にやめちゃってたんだよね。
なのに、身の覚えのないテストで高い点とったからって、お小遣いはあがるし。
正直何がなんだか、わけわからなかった。
近所の神社の巫女のお姉さんに、いつも仲良いねとか一人でいる時にいわれたり。
でも、良いことばっかりだったから、きっとあの縫い包みに宿ってた妖精さんがご恩返ししてくれてると思った。
ダチョウの縫い包み一番のお気に入りで、硝子ケースにいれて埃かぶらないようにして。
その上毎日手入れしてたんだもん。

でもどのくらい後だったかな。
通学の帰り「カヨちゃんっ!?」て凄い声が聞こえたの。
縫い包み拾ったゴミ捨て場のあるマンションの前で。
ふりかえったら貧相なおばさんが立ってて、私の事睨んだ。
そんなことあるはずないって首を振って、今度は怯えたような顔してたかな。
そしたらなんでか、わけもわからず凄く、涙が出るほど頭に血が上って。
それがなんだかわからないけど、いちゃいけないって思って家に帰った。

752 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/05(土) 10:22:49 ID:dkMKvj3q0
その日から不思議な事っていうのが、それまでとまったく逆転しちゃった。
悪い事ばかりになったの。
ファミコン壊れたり、テストの最中居眠りしたってお母さんに怒られたり。
やっぱり身に憶えがないんだ。

で二週間くらいかなぁ?
久しぶりにとおりすがりに挨拶した巫女のお姉さんに、ちょっと神社裏に来てって、呼び止められたの、すっごく真剣な顔で。
知ってる人でもみだりについてっちゃだめって教えられたから、渋ったんだけど。
神主さんにも一緒してもらうからって言われて、それでついてった。
そしたらね、私のことすっごく優しげな手つきで撫でてくれるんだ。
神主さんはわけもわからず棒立ち。
そのうち脱がされて、裏手の井戸の水を肌にかけて撫でてくれるの。
神主さんは赤面して顔そっぽむけてた。絶対あれロリコンだよねー、今ならわかる。
まあいいや。
なんでこんなことしてるのっておねーさんに聞いたら。
「タタリ、って知ってる?」って。
その後なんだかへんな紙切れをおったジグザグみたいなのつけた木の棒ふられたり。
夜になるまで色々されてから帰されたかな。

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洒落怖

炎と氷

903 炎と氷 ◆cmuuOjbHnQ sage New! 2007/11/23(金) 05:19:05 ID:kXMhFsZQ0
今夜は、以前書くと言った、マサさんの元で行った「修行」の話。
「傷」の話を投稿した後すぐに書いたのだけれど、俺の文章力の問題で余りに長すぎたのでUPしなかった。
内容も少々問題があるし・・・
4月から10月の終わりまで手元にPCやネットのできる環境がなかったので放置してました。
かなり削って修正したけど、それでもかなりの分量になってしまったので2部に分けました。
毎度の事ながら突っ込み無用と言う事で。

話はマサさんの「結界の地」にいた頃に戻る。
マサさんの所に着いた晩から俺達は毎晩のように「霊現象」に悩まされていた。
日没を過ぎるとざわざわした気配と「声」が聞こえてくるのだ。
何を話しているのかは判らない。
夜が更けてくるにつれて気配はだんだんとはっきりしてきて、やがては肉眼でも見えるようになってくる。
それは、壁を這う黒い虫のように見える時もあれば、透明な靄の様に見えることもある。
3時頃をピークに増え続け、部屋を埋め尽くすのだ。
部屋を埋め尽くす「蟲」は俺達の体を這い回り、皮膚の下に
潜り込んで、シャリシャリ、プチプチ音を立てて俺達の肉を貪る。
むず痒いが痛みはない。
絶対に見るなと言われていたし、恐怖の為に固く目を閉じていた。
自分の体が食い尽くされ、骨にされたと感じた時に夜が明けて蟲どもは消えてゆく。
日の光に晒されて、やっと安心して俺達は眠る事が出来た。

904 炎と氷 ◆cmuuOjbHnQ sage New! 2007/11/23(金) 05:19:44 ID:kXMhFsZQ0
そんな恐怖の夜は俺達を急速に消耗させた。
しかし、短期間でカタが着くはずの除霊は予想に反して長期化した。
俺達は呪いの井戸に精気を吸い取られ続けられていた。
このままだと「抵抗力」を持たない俺達の方が生霊の主よりも先にアウトだ。
マサさんが依頼者に修行を施す事は基本的にない。
危険を伴うし、「異界」を覗き、足を踏み入れた者は二度と元には戻れないからだ。
しかし、俺とPの消耗具合から、修行を施すにもタイムリミットが近かった。
マサさんは俺達に選択を迫った。
このままだと俺達は持って1週間。
それまでに除霊が完了すれば良いが、それは望み薄である。
このままだと井戸に飲み込まれるか、結界から出て取り殺されるかしかなくなる。
この地に留まって除霊の完了を待つには、俺達に修行を施して抵抗力を持たせる必要がある。
しかし、一度修行を行えば、一生こういった霊的トラブルから逃れられない体になる。
どうするか、と。
その時の俺達に選択の余地はなかった。
俺達は「修行」を選んだ。

905 炎と氷 ◆cmuuOjbHnQ sage New! 2007/11/23(金) 05:22:05 ID:kXMhFsZQ0
修行の第一段階として、俺達は呼吸法をレクチャーされ徹底的に反復させられた。
詳細は省くが、第1は「ゆったりとした呼吸法」。
ひたすらゆっくりと、「頭の天辺から背骨を通して息を吸い、尾?に貯めて息を止め、背骨を通して頭の天辺から息を吐く」というもの。
吸気・停止・呼気をそれぞれ同じ時間掛けて行う。
通常は各1分間で一息3分間、10息が出来るようになるまでこれだけを続ける。
熟練者、例えばキムさんはこれを各2分間で5息行えるらしい。
尾?骨に精神集中し、決められたイメージを描き続ける事が必要だが、呼吸の苦しみでイメージを保つ事は極めて困難である。
殆どの者は1分間に達する前に挫折するらしい。
時間のない俺達は各30秒で20息出来るようにと言われた。
俺は、肺活量が最盛期6000cc近くあり、安静にしてだったら、息を一杯に吸って3分間は息を止める事ができた。
しかし、精神集中とイメージをしながらの呼吸法は想像以上に苦しく、各30秒・20息を行った後は激しい頭痛と吐き気に襲われた。

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洒落怖

転生

この話は長い上に後味が劇悪です。
あと、思い当たる人が居たら知らない振りと言うことで。
登場人物が多いので名前を付けますが、当然すべて仮名です。

皆さんは「生まれ変わり」を信じるだろうか?
俺は何となく、そんな事もあるかも、と思っていただけだった。
その日、俺はマサさんとコンタクトを取るために某所に向かっていた。
高速に乗るまで1時間、高速にのって3時間ほど。

その日の朝まで、俺はある「女」と2週間ほど潜伏していた。
落ち合ったマサさんは、韓国と日本での調査の結果と1枚の黄色く変色したモノクロ写真を出した。
俺の背中にぞくっと冷たいものが走った。
その写真の女は俺がガードしていた「女」、ジュリーこと姜種憲(カン ジョンホン)に瓜二つだったからだ。

584 転生 ◆cmuuOjbHnQ sage New! 2007/11/12(月) 02:43:34 ID:I4yj/tj40
話はその1ヶ月前に戻る。
俺はキムさんの会社の権(ゴン)と言う男に呼び出された。
権さんはキムさんのボディーガード4人のリーダーだった。
韓国生まれの韓国人。テコンドーの達人と言う事だ。
他の3人、文(ムン)、朴(パク)、徐(ソ)の3人は在日朝鮮人。
同じ空手道場の先輩・後輩だった。

前回の話の後に結んだ俺とキムさんの契約では、権さんと俺は同格扱いだった。
3人は明らか不満顔だった。
権さんに言われて、俺は一番若い徐とタイマンを張らされた。
徐は強かった。
結果は、俺が苦し紛れに入れた頭突きと、鼻への指入れによって痛み分けとなった。
しかし、俺はアバラを折られ、2週間ほど酷いビッコとヨーグルト等の流動食しか喰えない生活を余儀なくされた。
だが、それ以来、俺は3人と意気投合し、彼らの空手道場にも出入りするようになった。
結果的に丸く収まったのだ。
3人は恐ろしく強かった。
素手でも人を殺める事が出来る力を持っているのだろう。
そんな3人は権さんを極度に恐れていた。
刃物のような冷たい殺気と、人を萎縮させる雰囲気があって俺も苦手だった。

585 転生 ◆cmuuOjbHnQ sage New! 2007/11/12(月) 02:44:26 ID:I4yj/tj40
事務所に着くと権さんは1本のVHSのビデオテープ出し、「まずはこれを見てくれ」と言って、テープを再生し始めた。

ビデオの画質はコントラストがキツ目だが、そこそこ鮮明だった。
キングサイズのベッドの上に、フランス人形のようなヒラヒラした服を着た、黒髪の東洋人らしい少女が映っていた。
かなりの美形だ。
歳は14・5歳、いや、もう少し若いか?
男が何かを質問し、少女が答える。
やがて黒い目出し帽を被ったブリーフ姿の肥った白人の中年男性が少女に近づいた。
どうやら、これは違法なキッズポルノの類らしい。
撮影者が動いて様々なアングルから二人を映す。

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洒落怖

井戸

236 本当にあった怖い名無し New! 2008/12/27(土) 18:11:47 ID:l37NqOdl0
なんか20年以上前のことなんだけど・・・・・・
昔アパートを借りたことがあったんだけどそれがすごい古い家で
なんか庭にはすごい気味の悪い井戸があったんだけど
家賃が格安で借りることにした。
それからすぐだったかな・・・部屋の中の箪笥の奥にへんな封筒みたいなのが
張り付いてた・・・・・・

それをあけるとなんかあの井戸の写真がいっぱいはいっててさ
最初のほうは別になんてことはなかったんだけど最後の1枚だけやけに
黄ばんでてなんかおかしかったんだよ。よく見ると井戸の写真じゃなくて
人間の目だった。本当に眼球が真っ黒だった・・・・・・
撮影者が自分の目を見開いて撮影したのかもしれない。なんの目的かはわからない。
とにかく気味が悪くてすぐに破いて捨てた。結局井戸の中は覗かずにすぐ引っ越したよ。
なかにはなにがあったんだろう・・・・・・・・・

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洒落怖

カーン

921 本当にあった怖い名無し sage 2008/08/26(火) 10:44:27 ID:bcB2Mx+n0
祖父が住んでいた家の隣は、昭和初期に立てられたと見られる完全木造の廃小学校があった。
さらにその裏手には無縁仏の墓が並んでいる。というオカルト(廃墟)マニアが喜びそうな立地だった。
その廃小学校は15年ほど前に壊されたんだが、その前に何度か中に忍び込んだことがある。
その時体験した話だ。

まだ小学生だった私は夏休みを利用して祖父の家に遊びに帰っていた。
その敷地内で、近所の子供らと鬼ごっこをしていた時だった。
小学校のある窓に人影を見つけた。と近所の子供の1人が言い出した。
(今思えば、近所の子供にとってはその小学校はホームグラウンドみたいなものだから
ビビらせようとしたのかも)

まだ昼だったが、その事実を聞いただけで怖がった私は中を調べることを拒否した。
結果、私の兄を近所の子供数人が中に入って確かめることにした。

外で待っていた私と、近所の子供は、暇つぶしに校庭の中を探索した。
そして校庭の一角に、古井戸を見つけた。
古井戸は危険防止のためか石の蓋が上に載っていたので、あまり怖くはなかった。
近所の子供が、その石の蓋に隙間があるのを見つけて、そこから石をいれた。
水は枯れているのか、隙間から「カーン」という音が鳴り響く。
それが面白かったのか、私と近所の子供は、井戸の隙間から石をいれて遊んでいた。

しばらくして、兄と近所の子供たちが帰ってきた。
兄と近所の子供たちは興奮しながら、「中に入ったら「カーン」「カーン」って聞こえてきた!!」と叫んでいたのでおかしくて笑っていた。
あんまり興奮するから、そろそろネタバレしようと、井戸のことを言おうとした瞬間
「カーン」
と低い男の声が校舎の中から聞こえてきた。

みんなも聞こえてたみたいで私たちは蜘蛛の子を散らすように逃げ帰った。
今思うと、他に誰かがいたのかもしれないけど、本当にド田舎だし、まっ昼間に誰かがいたら流石に気づいたと思う。

この話を書く上で、近所の子供って言葉が何度も出てるけど、実はどの家の子供かとか性別すらも全く記憶にないんだよね。
今は祖父はいないので祖母に聞いたりしたんだけど、狭い集落のことだから簡単に分かるかと思ったら
「あの頃は毎日いとこと兄弟と海で泳いでたでしょう」と言われるばかり・・・

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腕折り

421 本当にあった怖い名無し 2008/06/13(金) 19:04:47 ID:wynLq3elO
初投稿で読みづらかったらすいません。

先日父者に聞いた曾祖父の話。

ウチの家系はクソ真面目な人が多いにも関わらず、今で言う右翼に所属していた曾祖父(見方によっては右翼もクソ真面目だが)

曾祖父は幼少時代の竹下登のお守りをしていたみたいで、出掛ける前に空っぽの重箱を持って行き、お守りが終わり重箱を返されると中には黄金色のお菓子…と、こんな感じで稼いでいたようです。

そして右翼だから当然喧嘩も日常茶飯事らしく、付いたあだ名が『腕折りの〇〇(名前)』
喧嘩の度に相手の腕を折った事から付いたあだ名です。

そしてある日曾祖父がフラフラとどこかへ行ったきり戻って来なくなり、一週間後に発見されました。

曾祖父曰わく『狐が手招きしたから後を付いていったら井戸に落ちた。』と。

『腕が折れて登れなかった』と。

私は「狐とかw胡散臭いwww」と話を聞いた時は父者に言いましたが、あだ名の事を考えると因果応報を感じました。
やはり神様は見ているんですかね?