カテゴリー
厳選怖い話 洒落怖

自殺頭痛

590 自殺頭痛 1/6 sage 2008/09/01(月) 05:28:19 ID:EhilWKcW0

群発頭痛って病気を知っているか?別名「自殺頭痛」とも呼ばれている。

お前らにも無関係じゃないから、知っておいた方がいい。

これから発症した俺の体験談を書かせてもらう。

4年前の7月。夜中の2時くらいだったと思う。何の前触れも無く左目の眼球の奥と
こめかみに、あり得ないほどの激痛を感じ、飛び起きた。

叫ぶことも出来ず、頭を抱えて蹲っていると、左目から血がボタボタ垂れてきた。
眼球の奥の神経が破裂して、そこから血が流れてるんだと本気で思った。
(実際はただの涙だったんだが)

それくらいの激痛だった。

だけどこの「激痛」は、始まりに過ぎず、5分経つ頃にはこれの倍ほどの「超激痛」に見舞われた。
・・俺が覚えているのはここまで。ここからは家族の話だ。

2階から聞こえる絶叫に何事かと駆けつけた家族が見た物は、頭を掻きむしって白目を剥いている
俺の姿だったそうだ。ほとんど覚えてないが、完全に錯乱していたんだろう。

そして、家族の制止を振り切って2階から飛び降りてしまった。

591 自殺頭痛 2/6 sage 2008/09/01(月) 05:29:09 ID:EhilWKcW0
全身打撲と右腕の骨折。全治2ヶ月半。

俺は体を痙攣させながら「殺してくれ!」と叫んでいたらしい。

自殺未遂だと思った両親は、俺の退院を待って精神科に連れて行った。この時頭痛の話をすれば
良かったんだが、あれがただの頭痛だったのか、それともほんとに自分が狂ってしまったのか
分からなくなっていたので、とりあえず従った。

結果として精神に異常は無かった。

この時診てくれた先生が内科を少しかじっていて、両親が俺が飛び降りた時の状況を
話していたとき、先生が俺の方を見て「もしかして凄い頭痛に襲われなかったか?」と。

「はい・・今までに経験したことも無いような頭痛に襲われました」

「断定は出来ないが、それほどの痛みなら群発頭痛の可能性がある」と。

592 自殺頭痛 3/6 sage 2008/09/01(月) 05:29:57 ID:EhilWKcW0

群発頭痛。

偏頭痛や緊張性頭痛と同じ慢性的な頭痛で、一度発症すると年に1~3回、群発期は約1ヶ月間
毎日「超激痛」に襲われる。痛みが続く時間は15分~1時間くらいで、それが1日1~3回。

現在確立した治療法は無い。

俺が「群発頭痛」と診断されて医者から最初に聞かされた言葉

「この頭痛は死ぬほどの痛みを伴うが、実際に死ぬ事はない。気の毒だが、治療法が確立
されていない現状では、これくらいしか言えない」

目の前が真っ暗になった。文字通り絶望した。

593 自殺頭痛 4/6 sage 2008/09/01(月) 05:30:50 ID:EhilWKcW0
お前ら、自分の親指を見てくれ。

カテゴリー
厳選怖い話 洒落怖 田舎・地方の習慣

ムシャクル様

mixiで見つけた

前職が前職だったので、不思議な話を聞く機会はそれなりにあった。老若男女問わず、「こんなことがあったんだが、なにもしなくて大丈夫か」、「あれはいったいなんだったのか」等を寺にたずねに来る人は多い。
住職が上手く煙に巻いて安心させて帰らせたり、忙しいときはまともに取り合わなかったりもしていた。それを横で聞いているうち、「不安ってなんだろう」と漠然とした疑問を抱いた。それも、今の学科に入った遠因のひとつにあるのだろう。
僕は心霊現象は信じない。昔は、ごく普通の怖がりな子だったが、宗派が霊だのなんだのを認めなかったため、自然と合理的な解釈を探し、否定しようとする癖がついた。
本当はおっかないけれど、怖がらない姿勢ができた、とでも言おうか。

しかし、そんななかで、どうにも僕の頭では否定しきれなかった物がいくつかある。

寺の居間で、Aさん(仮名、中年男性)が、先週のことですが、と前置きしてから始めた話

490 本当にあった怖い名無し 2010/08/06(金) 22:56:46 ID:Q7CX8gv80
中国地方のとある県に旅行に出かけ、昼食に郷土料理を食べたが、それが身体に合わなかったらしく、店を出てから腹の具合が悪くなった。
田舎道なこともあり、トイレを借りられそうなコンビニなどはどこにも見当たらない。
車を停め、その辺の草むらで、とも思わないでもなかったが、せっかくの旅行に、ちょっと恥ずかしい思い出が追加されてしまうのも面白くない。
もう少し、もう少しと我慢を重ねつつウロウロするうち、村営会館の看板を見つけた。

矢も盾もたまらず駆け込もうとしたが、ちょうど玄関から出てきたおばさんと鉢合わせ、危うくぶつかりそうになった。
取り急ぎ、トイレを貸してくれと頼んだが、もう閉館時間で、私も鍵を閉めて帰るところだから、よそを当たってくれ、と、にべもない返事が返ってきた。
しかし、お腹がいよいよ差し迫っていたAさんには、とうてい聞ける話ではない。そこをなんとかと頼み込み、露骨にため息をつかれながらも、どうにか中に入れてもらい、トイレの場所を聞き、一目散に駆け出した。
古い木造建築なため、足音が大きく反響し、それがお腹に響くようで、嫌なおばさんへの腹立ちともあいまって、ここはひどく気に食わない所だと思った。

491 本当にあった怖い名無し 2010/08/06(金) 22:58:48 ID:Q7CX8gv80
飛び込んだトイレは、個室が三つある広いものだった。
Aさんは、切迫した状況ながらも、自分が帰った後、あの嫌なおばさんがもしも窓かなにかの確認に来た時に、においが残っているような状況になるのを避けようと、換気扇の有る一番奥の個室の戸を開けた。

しかし、(汚い話しで恐縮ですが)そのトイレは、前に用を足した人が、結構な量を排泄し、さらに流さずにそのまま出て行ったらしく、尋常ではないほどの量が残されていた。
Aさんは、これは下手に流したら詰まるかもしれない、と考え、急いで隣の個室に飛び込んだ。

カテゴリー
厳選怖い話 洒落怖

パンドラ[禁后]

私の故郷に伝わっていた「禁后」というものにまつわる話です。
どう読むのかは最後までわかりませんでしたが、私たちの間では「パンドラ」と呼ばれていました。
私が生まれ育った町は静かでのどかな田舎町でした。
目立った遊び場などもない寂れた町だったのですが、一つだけとても目を引くものがありました。
町の外れ、たんぼが延々と続く道にぽつんと建っている一軒の空き家です。
長らく誰も住んでいなかったようでかなりボロく、古くさい田舎町の中でも一際古さを感じさせるような家でした。
それだけなら単なる古い空き家…で終わりなのですが、目を引く理由がありました。
一つは両親など町の大人達の過剰な反応。
その空き家の話をしようとするだけで厳しく叱られ、時にはひっぱたかれてまで怒られることもあったぐらいです。
どの家の子供も同じで、私もそうでした。
もう一つは、その空き家にはなぜか玄関が無かったということ。
窓やガラス戸はあったのですが、出入口となる玄関が無かったのです。
以前に誰かが住んでいたとしたら、どうやって出入りしていたのか?
わざわざ窓やガラス戸から出入りしてたのか?
そういった謎めいた要素が興味をそそり、いつからか勝手に付けられた「パンドラ」という呼び名も相まって、当時の子供達の一番の話題になっていました。
(この時点では「禁后」というものについてまだ何も知りません。)
私を含め大半の子は何があるのか調べてやる!と探索を試みようとしていましたが、普段その話をしただけでも親達があんなに怒るというのが身に染みていたため、なかなか実践できずにいました。
場所自体は子供だけでも難なく行けるし、人目もありません。
たぶん、みんな一度は空き家の目の前まで来てみたことがあったと思います。
しばらくはそれで雰囲気を楽しみ、何事もなく過ごしていました。

私が中学にあがってから何ヵ月か経った頃、ある男子がパンドラの話に興味を持ち、ぜひ見てみたいと言いだしました。
名前はAとします。
A君の家はお母さんがもともとこの町の出身で他県に嫁いでいったそうですが、離婚を機に実家であるお祖母ちゃんの家に戻ってきたとのこと。
A君自身はこの町は初めてなので、パンドラの話も全く知らなかったようです。
その当時私と仲の良かったB君・C君・D子の内、B君とC君が彼と親しかったので自然と私達の仲間内に加わっていました。
五人で集まってたわいのない会話をしている時、私達が当たり前のようにパンドラという言葉を口にするので、気になったA君がそれに食い付いたのでした。
「うちの母ちゃんとばあちゃんもここの生まれだけど、その話聞いたらオレも怒られんのかな?」
「怒られるなんてもんじゃねえぜ~うちの父ちゃん母ちゃんなんか本気で殴ってくるんだぞ!」
「うちも。意味わかんないよね」
A君にパンドラの説明をしながら、みんな親への文句を言い始めます。
ひととおり説明し終えると、一番の疑問である「空き家に何があるのか」という話題になりました。
「そこに何があるかってのは誰も知らないの?」
「知らない。入ったことないし聞いたら怒られるし。知ってんのは親達だけなんじゃないか?」
「だったらさ、何を隠してるのかオレたちで突き止めてやろうぜ!」
Aは意気揚揚と言いました。
親に怒られるのが嫌だった私と他の三人は最初こそ渋っていましたが、Aのノリにつられたのと、今までそうしたくともできなかったうっぷんを晴らせるということで、結局みんな同意します。
その後の話し合いで、いつも遊ぶ時によくついてくるDの妹も行きたいという事になり、六人で日曜の昼間に作戦決行となりました。

カテゴリー
厳選怖い話 洒落怖

遺言ビデオレター

会社の同僚が亡くなった。
フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて
家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。

Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で
休みがあればあっちの山、こっちの崖へと常に出かけていた。
亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。
「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」
趣味が趣味だけに、いつ命を落とすかもしれないので、あらかじめ
ビデオメッセージを撮っておいて、万が一の際にはそれを家族に見せてほしい、
ということだった。俺はそんなに危険なら家族もいるんだから辞めろと
いったが、クライミングをやめることだけは絶対に考えられないとKは
きっぱり言った。いかにもKらしいなと思った俺は撮影を引き受けた。

Kの家で撮影したらバレるので、俺の部屋で撮ることになった。
白い壁をバックに、ソファーに座ったKが喋り始める

「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んで
しまったということになります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本当にありがとう。僕の勝手な趣味で、みんなに迷惑をかけて
本当に申し訳ないと思っています。僕を育ててくれたお父さん、お母さん、
それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、
どうか悲しまないでください。僕は天国で楽しくやっています。
皆さんと会えないことは残念ですが、天国から見守っています。
××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。
だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」

234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/13(水) 21:04:20.07 ID:4m992wEm0

もちろんこれを撮ったときKは生きていたわけだが、それから半年後
本当にKは死んでしまった。クライミング中の滑落による事故死で、
クライミング仲間によると、通常、もし落ちた場合でも大丈夫なように
下には安全マットを敷いて登るのだが、このときは、その落下予想地点
から大きく外れて落下したために事故を防ぎきれなかったのだそうだ。

通夜、告別式ともに悲壮なものだった。
泣き叫ぶKの奥さんと娘。俺も信じられない思いだった。まさかあのKが。

一週間が過ぎたときに、俺は例のビデオをKの家族に
見せることにした。さすがに落ち着きを取り戻していたKの家族は
俺がKのメッセージビデオがあるといったら是非見せて欲しいと言って来たので
ちょうど初七日の法要があるときに、親族の前で見せることになった。

俺がDVDを取り出した時点で、すでに泣き始める親族。
「これも供養になりますから、是非見てあげてください」とDVDをセットし、
再生した。

カテゴリー
厳選怖い話 洒落怖

鬼女

どことは書かない。そして長い。
あまり怖くはないかもしれないが、これは、先日、友人から聞いた話。

ある気妙な経験から仏門に入った友人が、この震災を期にまたつきあいが始まったんだ。
震災後の安否確認の連絡網から、消息不明だった友人、
仮にAと連絡が付き、震災も落ち着いた頃に一緒に茶でも、と言う話になった。
ま、坊さんに酒でも、と言うわけにもいかないからね。

そいつは、大学時代オカルト研に所属していて、別の友人の帰郷先の昔話をオカルト研の
仲間と実践して酷い目にあって、紆余曲折の末今は僧侶見習いをしている。
と言うかもうじき一人前になるらしい、なにをもって一人前か知らないが。
今はずいぶんと修行の成果があったのか、学生時分の浮ついたところがなくなり、
落ち着いて昔話もできるようになった。
Aも仏門を叩くことになったきっかけの事件からも不思議な体験を重ねたらしく、
修行中出くわした出来事を話してくれた。

Aはお使いで関東のあるお寺に向かっていたのだが、何せ修行中の身、
駅からかなり離れているそのお寺まで徒歩で向かっていた。
これも修行の一環らしい。

その途中、山を削って通っている線路の上の陸橋を渡ろうとした時、
1人の老人が陸橋脇にしゃがみこんで、お地蔵さんに手を合わせていたそうだ。
Aも見習いとはいえ坊さんの端くれ、その老人のわきで手を合わせたんだそうだ。

すると、その老人はAにむかって深々とお辞儀したあと、Aをじっと見つめるとこういったんだ。
「あんた、鬼と何か関わったことがあるね?」
Aはびっくりして老人に問い返すと、老人はこの地蔵の事を話し始めた。

589: 本当にあった怖い名無し:2011/06/21(火) 22:43:26.62 ID:SbZN7MgF0
「このお地蔵さんはな、鬼女を鎮めるためにあるからの」
老人の話だとこのあたりには昔、人を喰らう鬼女が住んでいたそうだ。
どこから流れ着いたのか、この山道(当時)通る村人や、旅人、子供をさらい、
時には色仕掛けで誘っては、むごたらしく殺しては喰らっていたそうだ。

もちろん、時の領主は討伐の兵を派遣したりもしたが、
鬼女の妖術の前には返り討ちに遭いなすすべも無く、
村人は時には何も知らない旅人をこの道、と言うか
坂に生け贄として向かわせたこともあったそうだ。

そんな鬼女におびえるある日、1人の旅の僧が村に訪れた。
僧は、はじめ村人に騙されて、鬼女のいる坂へと向かっていたが、
何やらただならぬ空気を感じ取り引き返して村人を問いつめた。

観念した村人は鬼女の話を僧にすると、僧はそれなら自分が何とかしようと言い、
日が良くないからと7日間の潔斎の後、鬼女の住む坂へと向かった。

その後、右腕を失った僧が村に帰ってくると村の長に、
坂に独鈷杵(どっこしょ)の刺さった石がある。それに鬼女を封じたが、
今まで罪のない旅人を犠牲にした村にも因縁がある。

カテゴリー
人形にまつわる話 厳選怖い話 洒落怖

夢人形

怖い話があるので書きます
事の発端は夢からでした

青みがかった黒髪の日本人形が夢に出てくるのです
夢の中の人形はただオレと見つめあっているだけで、一体何を意味しているのかさっぱりわからない
一週間毎日続き、ほとほと悩んでいた頃、夢に変化があった
人形がなにか語りかけてきた

しかし、意味のあるような言葉には思えず、オレには通じなかった
しかし、何度か同じ夢を見るうちに気がついた
どうやら数字を言っている
十桁の数字
オレは目が覚めるとすぐにその数字をメモに書き留めた
よくよく見てみると電話番号のような気がする
頭三桁はオレの住む地域の市外局番と一致する

しかし、当然のことながらとても電話をかける気にはなれず、なにもすることはなかった
しかし夢は相変わらず続き、人形は数字をオレに伝え続ける
人形の夢を初めて見てから二週間、一念発起したオレは電話をかけてみることにした

なにか夢に関するヒントが得られれば、という思いからの行動だったが、
同時に何か不吉なことがあるのでは、という恐れは頭から離れなかった

とりあえず番号を検索してみると、あっさりヒットした
県内のある居酒屋のようだった
家からそう遠いわけでもない
オレは週末その店に行ってみることにした

570: 本当にあった怖い名無し:2011/06/21(火) 22:04:45.67 ID:g26ky4bm0
友人二人を連れ立って電車と徒歩で一時間、小さな町の居酒屋だった
看板にある電話番号はあの数字と一致する
店に入るとまだ早い時間だからか、客はオレたちだけ
酒もそこそこに店主に夢の話をしてみた

店主は心当たりがないようだったが、カウンター越しに聞き耳をたてていた
女将が詳しい話を聞かせてくれと言ってきた
話を一通り聞かせると、女将はおそらく家にある人形じゃないか、
越してきてからずいぶんになるが、しまいこんだままだった、ちょっと探してくるね、と店の奥に消えた

しばらくして、女将はすすけたクリアケースにしまわれた日本人形を持ってきた
一目でわかった

夢のあの人形だった

女将によると、この人形は女将父が生前従妹から譲り受けたもので、
詳しくはわからないが非常に貴重なものであるとのことだった
もとの持ち主の従妹は金に汚く、変わり者で、親戚付き合いは何年も前に絶ってしまっているとか
女将としばらく話し込み、もしかしたらということもあるからと、
その従妹に連絡を取ってみるよう勧め、女将もそれに同意した

夢はしばらく続いたが、ある日を境にぱったりと見なくなった
人形にまつわるあの一族のなかで、何かしらが解決したような予感がし、肩の荷が降りるようだった

しかし、程なくして女将から連絡があった
女将は従妹を探し、人形を返すことができたらしい
従妹は病に伏せり寝たきりだったが、息子夫婦の家に引き取られ暮らしていた
人形を見ると、とても懐かしがり喜んだ
従妹の故郷の数少ない思い出の品だったようだ
涙を流して女将に礼を述べたという