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玉虫の呪い

幼い頃、父に玉虫の厨子の話を聞いて、友達と途中まで作ったことがあった。
そしてそれを長い間さっぱり忘れていた。

大人になって何年目かの夏に、嫌な夢を何度も見て思い出した。
玉虫の羽が空からたくさん降ってきてキラキラしてた。
それが綺麗でずっと見ているとだんだん量が増えてきて俺はその中に埋まっていく夢。
息をすると口の中から玉虫の羽が出てきて、そこでいつも目が覚める。

何度も見ているうちに、幼い頃を思い出した。

9 本当にあった怖い名無し 2014/02/22(土) 14:51:39.25 ID:zFSmEEeXi
子供とは恐ろしいもので、俺たちは数十匹もの玉虫を捕まえて、固いキラキラした羽をむしりとって集めていた。
あと何匹で厨子が完成するとか嬉々として騒いだ。
でも羽を張り付ける箱は、玉虫という小さな虫の羽の大きさに比べてあまりにも大きかった。
だから完成する前に季節が過ぎて玉虫はいなくなってしまった。
俺の記憶はそこまでだった。

10 本当にあった怖い名無し 2014/02/22(土) 14:54:04.50 ID:zFSmEEeXi
その友達に電話掛けてこのことを話した。
玉虫の供養の話を持ちかけるために。

でもそいつはゲラゲラ笑って、馬鹿なことを言うなと言っていた。
その箱はそいつが持ってるらしい。
そしてそれは完成していると。

話を聞くと、俺がいきなり玉虫の呪いだとか、何だかんだと騒いだから一旦中断したんだとか。

でもそいつは完成した箱がどうしても見たくて秘かに続行して何度かの夏を使って完成させたらしい。

11 本当にあった怖い名無し 2014/02/22(土) 14:56:06.64 ID:zFSmEEeXi
俺は玉虫の呪いだとか騒いだことは全く覚えていなくて、ただ季節が過ぎて玉虫がいなくなってしまったというように記憶していた。

後日そいつと会う約束をした。

その日の夜は、例の箱を開けようとする夢を見た。
薄暗い押し入れの角に埃を被った段ボールの箱を見つけて開くと、半紙に包まれた小さな箱が出てきた。
それには綺麗な玉虫の羽がびっしりくっ付けられていて、俺は思わず感動する。
そして蓋を開けようとすると、ちゃぷんと水音がして、そのときに目が覚めた。

12 本当にあった怖い名無し 2014/02/22(土) 14:58:21.73 ID:zFSmEEeXi
友達と会う日、俺は少し嫌な予感というか、何か行きたくなかった。
でも約束してたし行った。
その途中の電話でまた夢を見た。
玉虫の羽が剥げてボロボロになった箱がひとりでに開く夢だ。
中身は思い出せない。

友達の家について、入ると少し生臭い匂いがした。
友達は普通だったから気のせいかもしれないけど。

案の定、箱は押し入れにしまってあるとそいつは言うので、一緒に探した。

13 本当にあった怖い名無し 2014/02/22(土) 15:01:29.41 ID:zFSmEEeXi
俺は夢のこともあって、押し入れの角をすべて探したが、そこにはなく、かわりに天袋の角に、夢と同じ段ボールの箱があったので取り出してみた。

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最後の言葉

中学の頃、霊感があると言われていた凄く目力のある福耳の先生がいた。

二年生の夏に膝を怪我して激しい運動を禁止され私は暇を持て余していた。
持て余す程の暇は私をオカルトの道に引き摺り込んだ。
膝を怪我したあとから視界の端に見えないはずのもの、いわゆる霊、と呼ばれるものが映るようになったのだ。
もちろん初めは気がつかずに怪我の治療で入院中に病院で食事をしているとき入り口に誰かいるよう気がして見たら誰もいない、なんて気のせいで片付けられるものだった。
ソレがはっきり見えるようになったのは、二年生の秋、衣替えが終わった頃だ。
92 本当にあった怖い名無し sage 2014/03/01(土) 01:10:54.37 ID:ju4n8hZ30
私の中学校では文化祭に割と力を入れていて一年生は看板作り、二年生は教室展示、三年生は演劇をすることに決まっていた。
それとは別に合唱をしなくてはならなくて学年別の課題曲と自由曲をクラスで発表しなくてはいけなかった。
私たちの学年の課題曲はたまたまNコンの課題曲と重なりクラスの合唱部が張り切っていて口パクなんかすると魔女裁判の如く吊るし上げられるのだ。
私はちょうど声変わりの時期で、さらに歌が上手くない、言ってしまえば音痴なので適当な理由をつけて逃げ回っていた。
初めは文芸部室に逃げ込んでいたが福耳の先生に引き摺り出されるので足の病院に行くからと放課後はそそくさと帰ることにした。
この時期、夏に撮った写真のことをNが誰かに話したらしく私は霊感がある、写真を撮らせると霊が写ると噂の人物になっていた。
嫌な行事と嫌な噂は私を学校から遠ざけ当時流行る直前だった携帯のSNSにのめり込ませた。

93 本当にあった怖い名無し sage 2014/03/01(土) 01:12:58.68 ID:ju4n8hZ30
そのSNSにある地元の中学生限定掲示板で毎晩のように私と同じくあまり学校が好きじゃない学生たちとチャットしていた。
私はその中でも怖い話・オカルト系のチャットに良く顔を出し、鏡夜と名乗る隣の中学校に通うやつと仲良くなった。
ある日のこと、鏡夜を含むオカルト系チャットのメンバーで話していると誰かが夜中の二時ごろに流星群のピークが来るらしいと言った。
それならそこまで起きていて流星群を見ようと夜中まで適当な話をしていた。
二時になり、私は住宅街にある自宅のベランダに出て夜空を見ると確かにぽつぽつと流れ星があった。
チャットを見ると鏡夜が予想していた流星群と違う(当たり前だ。方角など関係なしに見ていたのだから)からコンビニでも行ってくると書いてあった。
他にもちらほらと想像と違うという書き込みがあり、寝てしまったのか一気に人数が減ってしまった。

94 本当にあった怖い名無し sage 2014/03/01(土) 01:17:31.07 ID:ju4n8hZ30
十分も外にいると虫の声も薄気味悪くなってくるし、何より肌寒い。
私があと一つ流れ星を見たら引っ込もうと思っているとコツン、コツンと足音がした。
誰か外に出てたんだ、と思って下を見るとおじさんが歩いていた。
住宅街なので犯罪防止のために玄関の外の電気をつけることが推奨されていて私の向かいの家も玄関の外の電気が灯っていた。
足音は近くなりおじさんが電気に照らされた瞬間、影だけになって足音が消えた。
光のしたにいる間だけ足音が消え、また暗い道に入ると姿と足音がもどる。
あのおじさんは人間ではないのだ、とわかった。
霊と呼ばれるものは私の視界の端に出てくるだけでなく、私の前を歩くくらいに実体を持って現れ始めたのだ。
いままで霊を音で感じたり、写真を媒体にしたりで見たことがあったが、直接この目で見たのは初めてだった。
あわてて家の中に転がり込んで部屋中の電気を着けた。
怖かったのだ。

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黄色いページ

霊とは関係ないが

俺が大学生時代、測量設計のアルバイトをしたことがある。
親の知り合いに測量設計事務所をしてる人がいて、まあ、バイト頼んだわけ。

まあ、そのバイト中、色々測量の手伝いをしていたんだが、
その中で、ある住宅造成地へ行ったんだ。まあ、そこは小さな山を
切り崩して住宅地を作ってるところでさ、山の半分削って土手作ってあって
ショベルカーだのが轍を作って置いてあったりした。工事のおじさん連中も 結構いて、設計の人とそこで測量してたんだが、ちょうど休憩時間にその
土手の辺りをちょっと散策してんたんだよ。で、そこで1冊の雑誌を見つけた。
林の中とかじゃなくて轍の中というか土手の真ん中に落ちててさ。

「お!エロ雑誌か!?」と直感したねw まあこんなとこに落ちてるんだから
エロだと思ったわけ。で、ちょうどその時、手に測量に使うばかでかい物差し
みたいの持ってたんだ(鉄というかアルミ製?伸ばすと2~3mにはなるやつ)
それでちょっとその本の表紙をめくってみたんだよ。そしたら、なんかさ、
そこのページ全体が黄色なんだよ。全部黄色。俺、「???」状態。
で、「なんだこれ?黄色いページなのか?」って思ってそこに顔を近づけて見たら・・・

それ全部「ウジ」だった・・・orz 黄色いウジが細かく動いてそこに張り付いてた・・・
一面びっしりと・・・

俺はすぐそこから逃げたよw マジびびった。素手で本開かなくて良かったよ。
あー、それにしても表紙というか見た目はなんともなかったのになんでウジ虫が・・・?
エサになるような物でもあったのかな?本食べてた?それにしてもほんと怖かった。

・・・ごめん、スレ違いかなorz

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洒落怖

アオスジアゲハ

一年で100%アオスジアゲハを見る日がある
それは8月12日で場所はお在所です
その日はお在所のおじいさんの命日で
私が生まれてもまもなくなくなったので全く記憶にないのですが
その日に仏様に挨拶しにいくと
その部屋の外の縁側に アオスジアゲハが来るのです

アオスジアゲハ自体どこにでもいる昆虫なので珍しいことでもないのかもしれませんが
絶対に来るのです
優雅に来て 人が近づいても逃げるそぶりせず
窓の外で飛んでいたあとどこかに行きます

在所の人も毎年この日意外じゃ見たことはないということです

でも
「これはおじいさんが来て喜んでいるんだよ」 といっています

863 袴田 sage New! 2006/04/11(火) 03:57:48 ID:2O9IooN/0
4年位前に6歳の姪っ子がそれを捕まえて虫かごに入れて
一緒に仏様の前の部屋でご飯を呼ばれていました
(このときは親類みな 一緒に食べられるから)
と思いなんとも思っていなかったのですが

あまり吼えることのないうちのミニチュアダックスがやたら吼えていて
玄関に縛ってあったので何に吼えているのかわからないのですが
母が抱いてくるとどうやら虫かごに吼えていて
しかも 知らない人に吼えるような 
ワンワン
じゃなくって
うなるような苦しそうな吼え方なのです

あまりにおかしいので
蝶を逃がすとしばらくは吼えていましたが落ち着きました

狭いところに入れていて苦しかったのでしょうか

それ以降は毎年見ますが
見ているだけで写真も撮らないようにしています

うちの犬はその晩 吐きました

こういう話って良くあることなのでしょうか…

アオスジアゲハはこれです
http://www.g-hopper.ne.jp/free/fukuda/zukan-a/agehacho/za_aosujiageha.htm

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子どものころの怖い話 洒落怖

カエル

カエル

あれは俺が13歳位の頃だったろうか。鬱陶しい梅雨の時期には、近くの田んぼにカエルがわんさか湧く。
俺の実家は田舎で、それこそ農作業で生活してる人もいるし、通学路なんか半分は、左右田んぼに囲まれた
道が続いてた。で、当時中学生だった俺は梅雨だから外にも出れなかったし、暇で暇で仕方なかったんだよ
家で何かないかなと色々漁ってたら姉ちゃんが買ったハリーポッターの秘密の部屋のビデオがあったから
それ見てたんだよ。俺はハリーポッター興味なかったから、そのビデオが初見だった。
その映画にはバジリスクっていう水道を通って、見た人間を石化して殺す蛇が出てくるんだけど
中学生の俺には、それがかなり怖かったらしく、その日は一人で留守番だったのも含めて、見終わった瞬間
背筋が常にゾクゾクしてた。だって水道通ってくるんだぜ?どこにいても逃げ場ないじゃん。
かと言って外にも出れないし、俺は適当に面白そうなバラエティでもつけて気を紛らわそうとした。
890 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/04/12(土) 01:41:04.58 ID:pC9sW3W30.net
でもそんなんで気が紛れたら誰も苦労しないじゃん。俺は1人でずっとゾクゾクしてた。
で、夜7時位になって、じーちゃんとばーちゃんが帰ってきて、少しは恐怖感もなくなった。
でも両親は飲み会で、12時位にならないと帰ってこないらしい。おまけにじーちゃんとばーちゃんの寝室は1階で
俺の部屋は2階だったから、広い2階には俺1人。電気消して寝ようとしたけど、当然その瞬間にバジリスクが
俺の脳内をよぎる。後ろ向いた瞬間、目が合わないかとか、下のじーちゃんとばーちゃんは無事か、とか
今にして思えばバカじゃねーの、とか思うけど、当時の俺としては本気でそう思ってた。1時間位寝付けなくて
ずっと壁の方向いてた。電気つけて寝ようにも、振り向かないといけないし、そんなのさすがに無理だった。
で、聞こえてきた。バジリスクの鳴き声でも這いずる音でもなく、カエルの鳴き声が。
耳元で響くように、「ゲコ」っていう鳴き声。田舎暮らしとしては聞き慣れた、あの声。

891 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/04/12(土) 01:41:56.40 ID:pC9sW3W30.net
家具の軋む音とか、時計の針の音とかと聞き違うはずもない、リアルな鳴き声だった。俺の部屋にはそんな声出す
おもちゃもゲームも目覚まし時計もないし、それが聞こえた瞬間、今までにないくらいのゾクゾクが体中を襲った。
考えても見てくれ。ろくに後ろも振り向けない状態で、まっ暗闇の中で、響くようなカエルの鳴き声だぞ。
俺の心拍はもう限界レベルだった。で、耐え切れなくなって、必死の思いで電気つけて、その日はずっとゲームやって朝を待った。
そんな日に限って、やり終えて飽きて放置してるゲームしかなくて、ずっと夜が続くような感覚だった。
まぁ中学生だし、そんなのは3日もあれば忘れる。俺も例に漏れず、3日で忘れて友達とポケモンだのジャンプだのの話題で
盛り上がってた。で、何ヶ月かたって、夕食食って8時位にハリーポッターのアズカバンの囚人のTVで予告が始まった。
で、思い出した。バジリスクのこと。カエルの鳴き声のこと。まるで条件反射みたいに俺はまたゾクゾクとした。
更に俺を追い詰めるみたいに雨が降り始めた。それだけじゃない。その時居間に居たんだが、姉ちゃんが秘密の部屋のビデオを
再生し始めた。

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洒落怖

蛹

Eの同級生に変わった人が居ました。仮にKとします。
KはUとはまた違った意味で変わった奴で、ポケット
に昆虫の蛹を大量に入れている様な奴で。
その噂に興味を抱いたEがKと色々と話をしたそうです。
EによればKは12歳の頃から蛹を集める癖があったそう
です。
なぜ、そんな事をするのかとEは聞きました。
するとKは、「蛹にある事をすると凄いものが産まれる
んだ」と言いました。 Kによると近所に黒魔術好きなおばあさんが居てその
人から色々教えてもらったそうです。
Kが12歳の時、Kのおじいさんが死んだのですが、何と
その時に「魂(おじいさんの)を地獄に引き渡す見返
りにカワイイ妖精が1匹欲しい」と悪魔と取引をした
のだそうです!
Kはおばあさんに教えてもらった通りの儀式を誰も見て
いない時を見計らって葬式の直前に行った(どんな方
法だったのかは教えて貰えなかった)らしいのですが、
その後にお坊さんが来た時「こんな、一体誰が・・・
馬鹿な!外法やぞ!」と凄い剣幕で言って携帯でどこ
かに電話をしたかと思うと勝手に式場を出て行ってし
まい1時間位戻って来ず、親族はたいそう混乱したそう
で、戻ってきた時には頭ハゲの黒服の男達を50人位連
れて来て何故か式場の外で待機させた上で、葬式を再

297 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/01(木) 13:30:22.47 ID:rzM+6Xjg0.net
開した。親族への説明も一切ナシ。Kは「これは本物か
もしれない」と思ったそうです。
その儀式の翌日、真冬だったにも関わらず、たまたま
家の窓にくっついていた蝶の蛹からとっても愛らしい
妖精が産まれて来たのだとKは目を輝かせて言っていた。
窓の外で震えている妖精をKは急いで部屋に入れた。
髪は緑色で肌は青く羽は黄色、そして燃える様なまっ
赤な瞳の妖精だったそう。
嬉しくなっておばあさんにお礼を言おうとしたのです
が、おばあさんはどこかに引っ越した後だった。
近所の人に引越し先を聞いても何も言わずに急に引っ
越してしまったらしく分からないと言われた。

Kはその妖精は今でもとある場所で飼育していると言っ
た。飼育方法は比較的簡単で通常の昆虫の餌で大丈夫
なのだと言った。何でも外見は人の目から見れば妖精
だが実態はポケモンのバグ技みたいなものでこの世の
生物に概念を擬態させて存在しているのでそのベース
になった生物の食性を受け継いでいるのだと。
そして、妖精を得る契約の代償としてにKは死ぬまでの
間生きた蛹を絶体に肌身離さず持っていなけれなならな
いのだとも言ったという。