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洒落怖

虫の恨み

トラウマになった話の一つ。
今考えればあの頃から俺は何かに取り憑かれてたのでは無いかと思う。

小学生の時、俺は虫を捕まえる事にハマっていた。
しかし、捕まえるだけでは無く、捕まえた虫の大半は虐殺してた。
トンボの羽根を両側から引きちぎったり、蝶の羽根をハサミで切って、小石と一緒にテープで巻いて川に沈めたり。
1番多かったのが、バッタ等の虫をカマキリの口に無理やり押し付けて食い殺させる事。
当時の俺にとってこれは娯楽の一環だった。
そんなある日、おかしな事が起こった。
学校に行く支度をして家を出ると、そこにはバラバラになった虫の死骸が大量に転がっていた。
気持ち悪かったから全て拾い上げ(当時虫の死骸を素手で触る事に抵抗がなかった)川に全部捨てた。
それ以降同じ事は無かったが、数日後の夜にそれは起こった。
真夜中にふと目が覚め(親が寝付くのが12時過ぎだから恐らくそれより後)ふと目を開いた。
すると頭上に何か黒い塊が見えた。
暗いのでよく見えなかったが俺はそれを見た瞬間ヤバいものだと思った(本能で悟ったんだと思う)
隣で寝てる親を起こそうかと思ったが、声は出ない体は動かない。所謂金縛りって奴にかかっていた。
気が付いた時には、それは俺の顔の目の前まで迫って、俺の顔を覗き込むような形になっていた。
それは体の無い生首のような人の顔で、目や口には虫の死骸がぎっしり詰まっていたね。
それから記憶がない。
気が付いたら朝になっていた。
以来虫は殺してないし、トラウマになって仰向けで寝ることができなくなった。

後日談とかは無い。
あまり怖くなかったらスマソ。
ただ俺にとっては洒落にならないほど怖かった。

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洒落怖

奇妙な交流

北条自体は何も無い町なんだけど、空港から俺の実家がある今治の途中になるので
毎年海沿いの国道を車で通り抜けていた。

で、その北条の外れ、海沿いの道の脇に、
昔から気になっていた穴があった。

おそらくは防空壕の名残のような気がするんだが、膝くらいの高さの穴が
道の脇にポカッと空いている。
今はその前を塞ぐように祠が立っているんだが、昔はむき出しだった

で、去年。
ここを通りかかるとき、子供が車に酔ったというので
この祠の前の道の脇に車を寄せて休憩することにした。

俺は昔から気になってた穴を見て「お~、始めて車から降りて見るな~」と懐かしさと珍しさで
祠の前にしゃがみ込み、中がどうなってるのかを見ようとした

つづきます

すると中からいきなりおばあさんの手がスッて出てきた
俺は思わず「うわっ!!!」って飛びのいた。

それは紛れも無く、おばあさんだった。

よく見えないが、中に人が入れる空間があって、
(もしかしてこの小山の反対側にトンネル状になってるのか??防空壕っぽいし)
)
懐中電灯と座布団、それとおばあさんの後ろに障子っぽいものが見えた。

おばあさんの首の辺り、肩、腕でほとんど塞がれて覗けないけど
なんというか銭湯の番台みたいな空間の雰囲気に見えた。

おばあさん(の口元)は俺に向かって
「何ですか??お車ですか??おこころざしですか??」と言う。

俺はまったく意味が分からず、
『おこころざし?祠の賽銭を催促されてるのか?これは観光用の何かなのかな?
お遍路に関係あるのか??』と混乱した。

おばあさんは「おこころざしですか??」と続けるので、俺はとりあえず財布から500円をなんとなく取り出し、
「あ、ではこれで・・」と手渡した。

次ラストです

するとおばあさんの手は500円を握り締めるとスーッと中に戻っていき、
中で懐中電灯をカチカチ付けて、何かをごそごそ探してる気配がした。

お線香の束とかが渡されるのかと思ったら、
また手がスーッと出てきた。
手には砂にまみれてるけど、「TUTAYA」の青い袋。

「もう今はこないしかないんだけどね」
おばあさんは俺にその袋を手渡した。

「???」
俺がわけがわからず袋を受け取ると、おばあさんが引っ込む気配がして
障子が閉まるような音がして、穴は薄暗くなり、覗いてもよくわからなくなった。

その辺で後ろから車も来るので、俺は車に戻り、
その場を後にした。

その後、袋を開けると中から
やはり砂まみれだったが 「今、そこにある危機」という映画のレンタル落ちと思われるディスクが出てきた。
フナ虫の死骸もまぎれていた。

以上です。全部実話です。
あれが何の穴なのか、後ろがどうなってるか知っている人がいたら教えて欲しいです。
何か奇妙な空間という感じではなく、番台のような、神社の受付のような、そういうもののように感じられたんですが、
しかし中がどうなっているのか構造がまったく想像できないのです。

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子どものころの怖い話

祠の中

44 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 02:39:51 ID:1HiO5KuiO
俺が小学低学年の時、両親の離婚問題(裁判等)で、俺は夏休みの間、母方の田舎で爺ちゃん婆ちゃんと暮らすことになった。
ほんとド田舎で周りは田んぼと山。
まぁ当時ガキだった俺には、昆虫採集が出来て楽しかったが。
でも爺婆に『あそこだけは行ってはいけん!』と何度も言われた場所があった。
それは裏山の中腹にある祠(防空壕?)だった。

行ってはダメと言われれば、やっぱ行きたくなる。
ある日俺は、クワガタを捕りに行くと嘘をつき、その山に入った。

獣道を10分程登ると祠がある。
45 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 02:51:07 ID:1HiO5KuiO
その祠の入り口は横幅2メートル縦1.5メートル程で、白い綱が横方向に垂れ掛かっていて、それに白い布が数枚掛けられていた。
(力士の化粧回しぽい)

とりあえず、外から中を覗き込んだが、入ってすぐに数段の降りる階段があり、その先は少し広めの空間があるように見えた。

とりあえず、白い綱を股がり、中に入った。
入った瞬間に、夏なのに中はメチャ涼しい、てか寒いぐらいだった。
苔の生えた階段を降りると、外から見た通り、若干横幅が広がっていて、更に奥まで続いていた。
しかし、奥は真っ暗な上に、風の音が反響して、なんとも不気味で、昼間だったが、その時は怖くなり、すぐに引き返した。

47 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 02:59:16 ID:1HiO5KuiO
その晩、爺婆の約束を破った後ろめたさがあったのか、夢にまで祠が出てきた。
明くる日、どうしても祠の事が気になり、懐中電灯を片手に、もう一度、祠へ出向いた。
祠手前で周囲に誰もいないことをよく確認し、素早く入った。
階段を降り、直ぐ様、懐中電灯をつけ、奥を照らした。見たところ奥行きは10メートル程だろうか、、、もう少し前進しないとはっきり見えないが、何やら奥にも、入り口にあったのと同じような白い綱のようなものが見えた。
反響する風の音『ゴォー・・・』に合わせて、その綱が少し揺れているのが辛うじて見えた。

49 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 03:09:33 ID:1HiO5KuiO
急に怖くなって、また引き返そうと思ったが、好奇心も旺盛だったので、ジリジリと前進した。
出来るだけ懐中電灯を握った右手を前に伸ばして。

2メートル程進むと、白い綱がはっきり見えた。
更にその奥には木の観音扉があった。
『ただの変わった神社かな?』と思い、懐中電灯でその観音扉を照らしてみた。
その観音扉、閉まっているんだが、障子みたいな感じで枠組みがあるんだが、障子紙自体はボロボロで中が丸見え。

何やらお供え物があったであろう食器類や、蝋燭立て、そして中央奥に変色して所々緑がかった丸い鏡があった。

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子どものころの怖い話

ウサギの墓

525 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/19(日) 18:06:24 ID:lvh/6+LE0
小学校の頃の話。
自分は飼育委員をしていた。
学校には鶏とウサギと亀がいて、それらのえさやりや小屋の掃除、
死体の始末をするのが仕事だった。

繁殖期になるとウサギはたくさん子供を生み、九割くらいは死んだ。
それを腐る前に、スコップや割り箸で小屋から出して埋めていた。
えさやりや掃除は先生の見張りがあるからみんなちゃんとやるのだけど、
死体の始末はなぜかほとんど自分がやっていた。
子ウサギの目にたかるアリとかみたら、そりゃ誰も触りたくないだろう、と思う。
繁殖期も過ぎたある日、クラスの女の子の様子がおかしくなった。
その子とはそんなに仲良くなくて、人だかりができてから様子がおかしいことに気づいた。
人の肩越しに覗き込んで、驚いた。
人だかりの真ん中にいたのは、でっかいウサギだった。
と思ったら、ウサギはいなくなっていて、ウサギがいた場所に女の子がうずくまっていた。
次の授業は体育の時間で、着替えなくちゃいけなかったんだけど、声をかけても反応しない。
おなか痛いの?とか心配されてたけど、体調不良じゃないんだろうな、と思った。
先生が来て、その子は保健室に連れて行かれた。

526 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/19(日) 18:07:12 ID:lvh/6+LE0
放課後、ウサギを埋めていた場所を調べてみた。
掘り返されていて、「ウサギのお墓」と書いた板や握りこぶし大の墓石、墓の目印の枝(死体の数が多すぎて板が足りなかった)、
供え物としておいた枯れたクローバーとシロツメクサの花がばらばらに散らばっていた。
たまに野犬が入ってくるので、それの仕業かと思ったが、掘り返された穴の側面は平らだった。
たぶん小型のスコップを使ったりしないと、こういうふうにはならない、と思った。

おりしもクラスでは「こっくりさん」がはやっていた。やったことはなかったが。
その頃から自分はオカルト好きで、こっくりさんの正体が狐や狸といった動物霊だといわれていることは知っていた。
なんか関係あんのかな、と墓を直しながら考えていると、女の子が二人歩いてきた。
同じクラスの、体育の時間の前に様子がおかしくなった子と仲のいい子たちだった。
ウサギの墓は人のこないところに作っていたから(踏まれたらかわいそうだと思って)、なんとなく予想はついた。
その二人を仮に永田さんと関原さんとする。
永田「なにしてんのっ?!」
自分「ウサギのお墓なおしてる」
永田「なんでっ?! くぁせふじこ」
自分「お墓、掘り返したん、永田さん?」
永田「関係ないやんそんなん!」
関原「うん、そう」
永田「せっちゃん?!?!」
関原「お墓の前で嘘ついたらあかんと思う」

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子どものころの怖い話

顔野菜

小学校の頃、帰りが遅くなったので近道に農道みたいなとこを通っていた時。
途中潰れかけの農具入れみたいな小屋の前に変なものがあった。
一輪の荷車の上にカブみたいな野菜が乗ってたんだけど、奇妙な事にそれには葉っぱの部分がなかった。多少泥の付いた白い部分だけ。
カブを半分に切ったものを二つあわせたみたいになってて、両端には根っこみたいなものも付いてた。
何だろう?と思って近づいてよく見てみようとした時、その野菜に”目”が付いているのが解った。
最初は蝿か何かの虫が動いているのかと思ったが、ちゃんと瞳があってそれがきょろきょろ動いてた。
あまりの事にビックリして、凍り付いたように動けなくなっていた時、
「・・・・・・・・・っ」
何かを喋る前の息遣いのようなものがその野菜から聞こえたような気がして、その途端大声で泣きながら家までとんで帰った。
ところが、家に帰って泣きながらその奇妙なものの話をしたのに、母は「へえ、ホンマに」とか「怖かったねぇ」とか言うだけで、
意外なほど素っ気なかった。
婆ちゃんもニコニコ笑ってるだけだし、父なんかまるで興味ないのか新聞を読んだままだった。
弟は少し興味を持ったが、それでもホントの事だとは思ってなかったらしい。
翌日、学校でそのことを話したら、たちまち評判になって”妖怪 野菜首”とか”顔野菜”とかいってちょっとしたブームみたいになったけど、
それ以降、私以外にそれを見たという人は出てこず、飽きっぽい子供の事だからすぐに違う事に興味を移してしまった。
私自身も見間違えだったのだろうと思い、そのことすら忘れかけて数ヵ月たったある日。
突然母に言われた。
「○○ちゃん(=私)、あんた前変なん見たやろ?」
「うん、見た」
「あれな、見たことあんまり人に言わん方がよかったんやで」
「何で?」
「何でも。もうあんまり言わんときね?」
「・・・・」
その時はそれっきりだったが、後にその事を母に聞いてみたところ、母親も婆ちゃんもそれを見たことがあったらしい。
だがそれが何なのか、見たことを人に言うとどうなるのかについては、やんわり誤魔化して決して言おうとしなかった。

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子どものころの怖い話

瞬間記憶

子供の頃、瞬間記憶能力があった。
今は無い。記憶してる場面は今でも覚えてる。
どれも、なんて事ない場面。
暇な時いつでも取り出せるアルバムのようなもの。
高校の授業中、暇すぎて取り出してみてたら、どの記憶も、後ろにみの虫みたいなのが写ってた。
なんか、怖くてそれきり出来なくなっちゃった。