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暴力団・やくざ

取り立て屋の末路

知り合いのヤクザから酒飲んで聞いた話
ヤクザっても正式な組員じゃないんだけどな
そいつは十年くらい前まで兄貴と組んで闇金の取り立てやってた
ずいぶん非道いこともしたらしい
町の工場を経営してた老夫婦の前で壁を蹴ってたら
そいつらが自己破産するって言い出したから
あらかじめ調べてた息子や娘の住所をしゃべって
んじゃあこいつらのとこにも行くから
こいつらの勤め先にも行くからって言ったらしい
もともと闇金自体が違法だしそのあたりはあんまり関係ねえからな
それで次の日ジイさんは踏切で鉄道自殺
バアさんは行方知れずになった
工場や家は何重かに抵当に入ってて表の借金に取られたが
そいつと兄貴は息子らのとこを回ってどうにか金は回収した

761 本当にあった怖い名無し sage 2012/09/04(火) 00:25:29.58 ID:vloQMlHg0
そいつの兄貴は墨を入れてて
それが趣味の悪いことに四谷怪談のお岩さんと伊右衛門の図柄
もう彫ってからだいぶんたつんだが
お岩さんの目の上のはれが右の後ろ肩にあって
そこにできものができてひどく痛む
んで医者にいくまでもないだろうってんで
そいつに小刀で切らせたんだが
そしたら血膿に混じって明らかに人の歯としか思えないものが
ボロッと出てきた
それから兄貴の背中はできものだらけになって
今度は医者に行ったが
やっぱり切除するたびに人の歯が出てくる
それも虫歯の治療痕まである成人の歯で医者も相当困惑したらしい
それでレントゲンを撮ってもなんもない
だけど次の週になればできものができて切れば歯のかけらが出てくる

762 本当にあった怖い名無し sage 2012/09/04(火) 00:26:02.30 ID:vloQMlHg0
兄貴は入院してさんざん検査され
その過程で重い膵臓癌だかにかかってることがわかった
んで毎度見舞いに行くたびにベッドの下に何かがいるから見てくれって言われて
のぞいてはみるんだけど何もいない
そらそうだよな
別にのぞかなくったってベッドの下は素通しで見えるんだし
毎日掃除のおばはんが来てるんだし
んでも兄貴はベッドの下に怖ろしいものがいて
毎日夜中に腰のあたりに噛みついてくるって言い張ってた
あの強面の人が歯をガチガチ鳴らして怖がってたっていう
医者は痛みや不安からくる幻覚か特殊な薬の副作用だろうと説明したらしいけどな
その頃にはもう歯は出なくなってたが背中の自慢の入れ墨も
できものの痕で非道い有様だったらしい

763 本当にあった怖い名無し sage 2012/09/04(火) 00:27:30.84 ID:vloQMlHg0
んで病院には兄貴のかみさんや子どもも見舞いにくるんだが
そいつが姉貴から家の中で異臭がするって相談された
兄貴の家は郊外の一軒家で都会じゃないから土地は安いが
建てたばかりの瓦屋根の立派なやつ
それでそいつの他に2~3人で行ってみたが
たしかに庭から家の中から腐臭が漂ってる
もう鼻つままなきゃいられないくらい
それで手分けして調べたんだが
野良犬の死体でもないかって縁の下にもぐってたやつが悲鳴をあげた
何が見つかったかっていうと
上で書いた工場の行方不明になってたバアさんだ
裸足の着物姿で縁の下で上を向いて真ん中ら辺の太い柱に齧りついてた
腐敗が進んで骨の見えてる部分もあったし柱のわきには歯がぽろぽろこぼれてたっていう
こう書けば兄貴の背中から出てきた歯がそれかと思う人がいるだろうが
照合して調べるなんてことはもちろんしていない
んでこれは警察には知らせず内々に組で処分したらしい
それはヤーの家で死体が出てきて疑われないわけがないし
家の中にはいろいろとまずい物もあったんでな

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人形にまつわる話

姪と人形

738 本当にあった怖い名無し sage 2007/11/05(月) 00:34:39 ID:68wuSE2E0
去年の夏の約一ヶ月の事を書くから少し長くなる
気の長い、ヒマなヤツだけ聞いてくれ、信じる信じないも読む人の自由だ
だけど、この話はオレが去年の夏、確かに経験した事だ

去年の夏、姉の旦那の実家に遊びに行った
海も近いし、静かないい所だった。
旦那はと言えば三ヶ月の単身赴任で、その夏も御盆の時に帰ってきただけだという。
義父母と義兄夫婦の住む母屋は別にあり
だからオレにとっては、姉と、それぞれ8歳と5歳になる姉の息子と娘だけの、いわば気楽な夏だった。
ある日の夕方、廊下で姪とすれ違った。
よく見ると胸に一体の見慣れない人形を抱いている。
日本の抱き人形で、少し色が褪せてはいるが、まだ充分、遊べそうな人形だった。
母屋からでも持ち出してきたのだろうか、オレは軽い気持ちで聞いてみた。
けれどそれには答えずに、姪はとっとと自分の部屋に入ってしまった。
いつもは素直ないい子なのに、なにかイケナイ事を聞いただろうか、オレは。

夕食の後、先の気まずさを取りなそうと、またあの人形を話題にあげて誉めあげた。
すると流しで洗い物をしていた姉が耳ざとく聞きとがめて、改めて娘に問い質した。
一瞬しまったかな、と思ったが、どこかで拾ってきたのならダニでもついてたら大変だ
バツの悪さをそう思いこむことにして、オレも姉と一緒になって問いかけた。
しかし姪は、がんとして口を割ろうとしない
そこへ傍でテレビゲームをしていた甥が会話に入ってきた。
その人形、近くの○○神社から持ってきたものだと言う。
丁度その時、甥は神社の奥の森で友達と虫を捕まえていたので、一部始終を見ていたのだと得意気に言う。
そこで甥はしまった、という顔をした。
なんでも神社の奥というものは神様が住むところだから入ってはいけないものだと言う、まして生き物を捕るなどは、ということらしい。
特にあの神社は地元に古くからあるものだから、と姉は付け加えた。

739 2 sage 2007/11/05(月) 00:36:15 ID:68wuSE2E0
その神社は姉の家から子供の足で20分くらいの山の中にある。
山の中と言っても斜面を石段が続いており、中腹の辺りに神社の境内が開けている
相当古くからあるらしく、姉の義父母が子供の頃からすでにあったそうで、いつからあるのかはよく知らないということだ。
なにやら由緒ありげな神社だが、神主、管理者は常駐しておらず
普段は町の方に住んでいるそうで、何かの行事のときにだけ上がってくるらしい。
その神社、オレもここへ来た最初の日に散歩がてら散策してみた。
境内のの右手を入った所に、左右と背面を板、全面を木で出来た格子でかこった、幅120㎝、高さにして160㎝くらいの物置みたいなものがある。
格子の上部は40㎝程開いていて、そこから破魔矢やウチワ、御札、注連縄、それから人形、ヌイグルミと、普段ゴミと一緒に捨てるには、なんとなくはばかられるような物が入れられている
おそらく、ある決まった日に神主の立ち会いの元、処分されるのだろう。
どうやら姪は、そこからあの人形を持ち出したらしい。
神事に疎いオレも姉と顔を見合わせて、ヤレヤレ困った事をしてくれた、と思った。

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人形にまつわる話

フィギア

35 フィギュア sage 2007/08/27(月) 01:41:46 ID:ieyaKpHa0
1/2
去年までオレがバイトしてた居酒屋に、Yって奴が入ってきたんだ。
バイト仲間は男がオレ達3人、女の子が4人居たんだけど結構仲が良くて
店が終わった後とかよく飲みに行ってたんだよね。
新人のYはみるからにオタクっぽい奴で、ぜってー変なアニメとか
フィギュアとか集めてるんじゃ?って感じだった。
試しに飲み会に誘ってみたら女の子の1人に惚れ込んじゃって大変な事に。
「君のイメージだから」なんて言ってアニメか何かの主人公のフィギュア
をプレゼントしたりし始めてるうちは彼女も「きも~い」とか言って
影でバカにしていたんだ。Yの居ない飲み会でYをネタにしてね。
1ヶ月くらい経った頃、彼女が深刻そうな顔して言った。
「あいつヤバイよ。3個もキモイ人形持ってくるからさ、もうお人形は
要らないって言ったら、この前送り主の書いてない小包が届いたの」

開けてみたら中には、フィギュアが入っていた。フィギュアの顔は真っ白
のノッペラボウで下着姿だった。
しかも下着は彼女の物と同じ形とガラになっていたらしい。
「あいつ絶対家に来たんだよ。洗濯物を見て行ったんだよ。マズイよ~」
オレ達は店長に相談したんだけど、Yは店を辞めていた。

ひとまず安心したのもつかの間、翌日女の子の家にフィギュアが届いた。
今度も別の下着に似せた物をはかせていたが、ブラジャーが破いてあった。
そして次の日にも届いた。今度はパンティーが引き裂いてあった。
店長に言うと「警察に行くか?」と聞かれたが、大げさにしたくないと
女の子が言うので、オレ達バイト仲間の男だけでYの家に行ってみる事に
した。一応Yと話し合ってみて、それでもダメなら警察に通報しようって。

アパートに着いたオレ達と店長は、Yを呼んだが応答が無かった。
何の気なしに店長がドアのノブに触ると、鍵が掛かってない。
「あれ?開いてるぜ」と言って店長がドアを開けた途端、皆アッと叫んだ。
オレは腰が抜けそうになった。ドアの前にマネキンが立っていたんだ。
マネキンの顔には、女の子の顔写真が貼ってあり、マネキンの下半身の部分
と胸の部分にはベタッとした染みが付いている。玄関中に漂う異臭を嗅ぐ
までも無く染みの正体は分った。最悪だった。
「あのヘンタイ野朗!」
バイト仲間が思わずマネキンの顔から女の子の写真を剥がした。

するとその下にもう一枚写真が貼ってあった。Yの笑った顔の写真だった。

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人形にまつわる話

死のわら人形

こんな空気に俺の体験した中で一番怖かったことをひとつ。
言っとくけどマジ話だから。

俺の家は神社につながる道の入り口辺りにあって、
その神社には樹齢300年ぐらいの立派な御神木が生えている。

俺が中学2年のころ夜遅くまで漫画を読んでいたら神社のほうから
釘を打つような音が聞こえてきた。
時間的には2時半ぐらいだったと思う。俺はこれはあの丑の刻参りでは?
と思い怖くなり即座に布団に飛び込んでその音を聞いていた。
20分ぐらいだかその位たって音は止んだ。
俺はその間中布団の中でガタガタ震えていた。
457 名前: たぴおか 2006/07/29(土) 14:38:42 ID:EpdpyImq0
次の日の朝、学校へ行く前に神社へ行ってみるとやはりそこには
御神木に打ち付けられた藁人形があった。
俺は昨日あった出来事を親に報告し学校へ行った。
学校から帰って来て神社へ行ってみると、藁人形はなくなっていた。
俺は親か誰かが撤去したのだろうと思って、少し安心した。

しかし、その日の夜また釘を打つ音が聞こえてきた。
俺は黙ってその音をずっと聞いていた。

次の日俺が学校でこの事を話すと

「じゃあ今日お前んちに泊まってどんなやつがやってるか見てみようぜ」

ということになり、俺と友達2人の計三人でどんなヤツがやっているのか観察することになった。

458 名前: たぴおか 2006/07/29(土) 14:39:22 ID:EpdpyImq0
その日の夜、俺たち三人は神社の藪の中に潜みそいつが来るのを待った。
張り込み開始から30分くらいたったころ、手に金槌を、胸に藁人形を抱えた女が現れた。
その女は丑の刻参りによくあるような格好ではなく、普通の格好をしていた。
辺りには街灯もなく、藪からの観察ということもあり顔は良く見えなかったが、
なんとなく全体から不気味な様子が漂っていた。

女は御神木の前まで来ると、金槌を振りかざし一心不乱に釘を打ち始めた。
辺りにコーン、コーンと不気味な音が鳴り響く。
3人とも無言でその様子を眺めていたが友人の一人が耐えられなくなったのか
帰ろうと言い始めた。

459 名前: たぴおか 2006/07/29(土) 14:40:08 ID:EpdpyImq0
俺ももう限界に近かったので、それに同意し3人ともなるべく音を立てないように
その場を離れた。
しかし、俺が枝を踏んでしまったのか辺りにパキッという音が響いた。
俺がとっさに女のほうを見てみると、こちらのほうを見ている。
俺たちはもうなりふり構わずその場から全力で逃げ出し、家に飛び込んだ。

俺の部屋の窓からさっきまでいた場所を見てみると、女が俺の家のほうを凝視していた。
俺たちは恐怖で一睡もできず、あまり言葉も交わさないまま朝を迎えた。

まだ女はいるかと窓から外を見てみると、女はもう消えていた。
俺は安心して、友人たちを送るために玄関まで行くと

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人形にまつわる話

泥人形

先輩から聞いた話なんだけど、俺が入ってる部活で昔洞窟探検を本格的にやっていた。
岩手県には洞窟がいっぱいあり、当時は今ほど観光地化されておらず、まだまだ洞窟内
部がどのようになっているかわからなくて、近くの洞窟調査を趣味でやっている人などと
一緒に測量を行うことが頻繁にあった。
 
 冬に、恒例の洞窟測量の集まりがあり、かなり広い洞窟を測量していたときの話です。 
参加者はそれぞれグループに別れ洞窟に入り、先輩たちは仲間と一緒に調査をしていた。

測量などはすでに終わっている場所もあり、何より測量はかなり面倒くさいものらしく、
先輩たちは測量そっちのけで洞窟内を好き勝手に探索しちゃえみたいな雰囲気になってきたようで
そのうちみんな落ち合うところだけ決めてそれぞれ行きたい所に入って
蝙蝠をいじめたり、記念撮影をしたりしていたようです。

そのうち一人が、何かにとり憑かれたように下りの細い穴に這って入って行った。
まわりの人は既に測量で行き止まりの場所だと知っていたので
どうせ奥のほうですぐ詰まって後ろ向きでもぞもぞ出てくるんだろう
くらいにしか思ってなかったのですが、何分たっても出てくる様子がありませんでした

遅すぎだなぁ、と思っていた頃
入っていった人がこちらを向いて這って出てきた。
 
体を反転させるスペースがあったのか、と不思議に思い
待っていた先輩が声をかけると
入っていった人がひどく震えながらモゾモゾと話し始めた
「なんか、穴の奥に、腕2本がようやく入るくらいのさらに細い穴があって
 細い穴の下の土が手で簡単にどけられて、しばらく掘っていたら
 通り抜けられた。それでその先に3畳くらいのスペースがあった」

待っていた先輩は、あぁだからこっち向きに出てきたのかと納得した。
入っていった人はさらに震えながら続けた

「で、そのスペースにライト照らしたら、なんか、泥人形が横たわってた」
 
待っていた先輩は、人型の鍾乳石を発見してビビったのか、と思ったらしいが
入っていった人が更に続けて言った
「その泥人形が、なぜか、メガネ、かけてるんだよ。誰だろうあんなイタズラしたの」

近くにいた全員が、あぁ死体だ。と思ったようで洞窟内は一気に空気が重くなった

その日、すぐ全員がその洞窟から出て、警察に連絡した。

後日、死体の身元がわかった。警察によると何年か前に突然行方不明になった
地元の村の高校生で、死因は年数がたちすぎていて不明。ロウソク一本持って
その洞窟に入ったらしい。おそらく探検か、自殺が目的で入ったのではないか
とのこと。死体のあったスペースには、溶け残ったロウソクと、菓子の袋が
発見された。死体は洞窟の空気循環の悪さや、そのスペースが長期にわたり閉空間であった
おかげで腐食が進行せずに元の形を保ったまま、上から染み出て落ちてくる泥水によって
全身が覆われたらしい。
メガネが泥に覆われていない理由はわからなかったようだ。

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時間・空間

見知らぬ景色

風邪ひいてて寒気がするので、
大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。
で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。
そこで記憶が途絶えて、気がついたら夕方で、あたりは見知らぬ景色。
買ったことない服着てて、髪染めたこともなかったのに茶髪になってた。
パニクって近くのラーメン屋に入って、ここどこと聞いた。大阪市の福島駅の近くで、
時間が一年近く経ってた。ケータイの種類が変わってた。
アドレス帳には、「ま」とか「ひ」とか、一文字の名前で電話番号が10程度あったけど、
知り合いや実家の電話番号がない。
俺はなぜだか知らないがその知らない電話番号が恐ろしくて、川に捨てた。
警察から実家に連絡した。向こうもパニクってた。俺に捜索願が出てた。
とにかく、帰って、今もまだ月一で精神病院に通ってる。
仕事は元の会社には帰れないみたいだったので、今は派遣やってる。