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呪いのキーホルダー

327 1/10 New! 2007/09/25(火) 10:08:40 ID:Rx+QJI810
「なぁ、呪いのキーホルダーってあるのか?」
ある日、大学で同じ専攻のAが俺に話しかけてきた。
俺「何?キーホルダー?」

Aは一言で言うと、嫌なヤツ。ガタイが良く、小中高でこんなイジメをしてきた、
喧嘩で負けたことがない、なんてことを自慢げに話す。頭の悪いヤツだ。
なんでそんなヤツと繋がりがあるかと言うと、Aは実は情けない程の怖がりで、
自分に霊感があると信じ込んでいるらしく、ちょっとしたことがあると、
オカルト好きで変わった趣味を持つ俺に相談しにくるからだ。
もちろん、何か霊的なことがあったことは一度も無い。

328 2/10 New! 2007/09/25(火) 10:09:31 ID:Rx+QJI810
A「そうだよ、キーホルダー。持っていると、数日後に死んでしまう、とかいう呪いがあるらしいんだ。」
俺「聞いたことないなぁ。まぁ、よくある話じゃないか?」
A「知らないか・・・。もしかしたら、お前の趣味からして、持ってるんじゃないかと思ったんだが。」
俺の趣味。オカルトグッズ集め。物心ついた頃から始め、今では相当な数になっている。
俺「いやいや、第一、もしそんなの持ってたら俺が死ぬだろ?」
A「あぁ、まぁそりゃそうか・・・。でも聞いたことも無い、か。」
俺「俺が知る限りじゃないなぁ。何かあったのか?」
A「実は・・・今、持ってるんだよ。」
俺「・・・?」

329 3/10 New! 2007/09/25(火) 10:10:11 ID:Rx+QJI810
Aはカバンの中から、変な形のキーホルダーを取り出し、俺に見せてきた。
菱形の銅版の真ん中に十字架が掘られており、その上にバツ印が描かれている。
はっきり言って安物の、どこにでもあるキーホルダーだ。
俺「これが呪いの?何か曰くがあるのか?」
A「いや、良く分からないんだが・・・。昨日の夜、家でカバンの中見たら、コレが入ってたんだ。メモみたいのと一緒に。」
と言って、そのメモを俺に見せてくる。
俺「”これは呪いのキーホルダー お前はもう助からない”。・・・なんか稚拙な文章だな。誰かのイタズラだろ。」
A「そうだよな。イタズラだよな。ったく、腹立つわ・・・。それ、やるわ。」
俺「ん?いらねーよ、こんなの。俺はちゃんとしたモノしかコレクションしないんだ。」
A「あぁ、そうか。じゃ捨てて帰るわ。まったく・・・」
ブツブツ言いながら、近くのゴミ箱にキーホルダーを捨て、Aは帰っていった。

330 4/10 New! 2007/09/25(火) 10:11:44 ID:Rx+QJI810
それから2日後、またAが俺のところに来た。何かオドオドしている。
A「なぁ、この前、捨てたよな?アレ、確かに捨てたよな・・・!?」
俺「何言ってんだ?」
A「キーホルダーだよ。ゴミ箱に捨てたはずの!あれが、またカバンに入ってたんだよ!」
そう言って、Aはカバンからキーホルダーを取り出す。確かにあのキーホルダーだ。
俺「ほんとだ・・・」
Aは確かに捨てていた。俺も見ている。

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通り抜けるモノ

11 本当にあった怖い名無し sage 2007/09/04(火) 09:50:16 ID:I1FgSUYr0
長くなったので分割しました
お暇な方は最後まで読んでください

これは去年の秋くらいに実際体験した事
その日は友人とドライブをしていた、県内をグルグル回っていて急にトイレがしたくなってある公園に立ち寄ったんだ
車を降りる時、時計をみたら夜中の3時くらいだったかな?時間も時間だし友人が「他の所行く?」と言ってきたが
私は我慢できそうに無かったので怖がる友人を引き摺りながらトイレに向かった

その公園は城跡にあって、春になれば桜祭りという祭りで結構な賑わいを見せるような公園
何度か来た事あるし、街灯があるし満月に近かったので月明りの助けもあり園内は比較的に明るかった
トイレを終えた私は、長時間座ってるのも疲れたので久しぶりに来たことだし散歩をしようと言い出した

心霊とかそういうのが苦手な友人は少し怖がっていたようだけど、明るかったのもあるし
私がそういう物を好きなのを知っており、「仕方ないな」と言い付き合ってくれた

公園には砂利道の桜の並木道があり、春には桜が綺麗なのだが生憎季節は秋、桜の木にはどれもみすぼらしく立っていた
その並木道を抜けると花畑がある、花畑は四つに分かれていて真ん中には小屋(壁が無くて屋根の下にはベンチがある)みたいな物がある
花畑が見えてきたと思った矢先、友人の足音が急に止まった
「靴紐でも解けた?」と聞こうと振り返ると友人は小屋の方を指差し「あそこなんか居るよ!」と体を震わせながら蹲っていた

12 本当にあった怖い名無し sage 2007/09/04(火) 09:51:58 ID:I1FgSUYr0
距離でしたら約30mくらいだろうか小屋は街灯と月明かりに照らされていた
小屋の中は屋根の影で薄暗く中までははっきり見えない、目を凝らして見るとベンチに黒い影みたいなものが見えた
正直ビックリしたけど、半分混乱状態の友人のおかげで冷静でいられた
時間にして1分くらいだろうか小屋の中の暗闇にも大分目が慣れて正体がわかった、小屋の中のソレは幽霊とかそういう類のものではなかった
足元で私の服の袖を掴んだまま離さない友人に「帰ろう」と言って、足音を立てないようにしてその場を立ち去ることにした

友人は半泣きで「何が居たの?」としつこく聞くので「ホームレスだったよ」と教えてあげた
実際にベンチの下には紙袋と靴が置いてあったので間違いないだろう、何より夜遅くこんな場所で女二人という事を考えれば
居るかどうかわからない幽霊よりも、現実にそこにいる人間の方が脅威になると私は判断したのだった

気持ちを落ち着けようと明るい話をして並木道を引き返す私と友人
周囲は小さな私達の話し声と二つの砂利道による足音のみ聞こえる
しばらく歩くと私と友人は同時に後ろを振り向いた
後ろの方で足音が聞こえてきたのだ、歩く音ではない駆け足のような音だった
あんまり変なことを言うと友人が怖がるだろうし、たまたま二人一緒に振り返っただけだろうと
また前を向いて歩き出した

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行方不明

僕がまだ小学生だったころの話です
家庭科室で僕とOは居残りの授業をしていました
Oとは友達同士の仲でお互いに馬鹿でした
一つの机に向かい側が美人な女の先生で反対側に僕ら二人が座っています
微妙な雰囲気の中に突然、足音もなくガララッと扉が開きました

506 本当にあった怖い名無し 2009/10/02(金) 17:45:38 ID:BK9SSjgM0
不気味な事に扉の向こうには誰もいません
隠れているのか誰かのイタズラかとも思いました
先生はそのまま続けて、といい廊下を調べに行きました
僕らは続けましたが、先生は30分経っても帰ってきません
僕らはどうしようかと相談しました

507 本当にあった怖い名無し 2009/10/02(金) 17:50:04 ID:BK9SSjgM0
探しに行くか、そのまま続けるか
結局このまま適当にやって終わらせてから先生を探しに行こうという結論に達しました
僕らは適当にやってから終わった事を告げに職員室に向かいました
しかし先生はいませんでした
トイレにしては長すぎるし外に出たとも思えない
かと言って勝手に帰っても不味いから他の先生に居残り作業を終えたのを告げて仲良く帰宅しました

509 本当にあった怖い名無し 2009/10/02(金) 17:55:04 ID:BK9SSjgM0
帰ろうとしていたところに男の先生が走ってきました
「お前ら○○先生(美人先生)を知らないか?!」と質問してきたので「いいえ、僕らも探してたんですけど」と答えました
「悪いがちょっとこっち来い」といい職員室の校長室の豪華な椅子に案内され待つ事になりました
「ここで待ってろ」と言ってその男の先生が出て行きました
職員室は物々しい雰囲気に包まれていました

510 本当にあった怖い名無し 2009/10/02(金) 18:01:11 ID:BK9SSjgM0
しばらくすると警察の方々が来て事情聴取されました
勘の悪い僕らでもようやく察しがつきました
美人先生が行方不明になったそうです
何故、男の先生が気づいたかと言うと
先程学校から美人先生が連れ去られていくのを通行人が目撃していて
男の先生が近くにいたので知らせに来たそうです

511 本当にあった怖い名無し 2009/10/02(金) 18:07:30 ID:BK9SSjgM0
僕らは包み隠さずに警察の人に話しました
その後、美人先生は行方不明者となりました
馬鹿なのでクラスで話題にしてしまい色んな噂が飛び交いました
僕らの証言から幽霊の仕業とか家庭科室の怪とかある事をすると失踪するとか
でも何故、30分後に目撃されたのか、扉が勝手に開いたのか、色々不可思議な現象はありましたが
結局は何も解決しなかったそうです

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病院のトイレ

373 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/12/30(火) 11:43:53 ID:rcirOEI+O
私の勤め先にいる先輩から聞いた話。

先輩の住んでいる所は県内でも田舎、その田舎には三つ廃病院がある、その中でも立入禁止の廃病院があった。
そこに男女二人ずつ肝試しに行ったそうだ。その内の男一人は先輩の友人A、もう一人の男をB、女をそれぞれC、Dとします。

一通り病院内を回り、特に怖い場所も無く、じゃあ帰るかとなった時、Bが「トイレ行きたい」と言い出した。「あたしも行きたい~」Cも続けた。

友人A「じゃあ屋上で待ってるからトイレ終わったら上きて」

此処でトイレに行くペアと、屋上で待ってるペアに別れた。

トイレに行ったBとCはそれぞれ別れてトイレに入った。

大体男の方が早く済ませ出てくるものだがCの方が早く出てきた。
Cはトイレの前でBを待った。
暫く経ってもBは来ない。
廃病院と云う事もあり、怖くなってきたCは男子トイレにいるであろうBに向かって「先行ってるね!」と話し掛けた。しかし返事が無い。

「何だ、先に屋上行ったのか!女の子一人置いて先に戻るなんて許せない」Cは少し怒りながら屋上に急いだ。

375 続き sage New! 2008/12/30(火) 11:51:17 ID:rcirOEI+O
屋上に戻るとAとDがいた。
Bはいない。
「あれ?Bは?」Cが尋ねると

来ていないと言う。

まだトイレいるんじゃないか?とトイレに戻りAは中を見るが
Bはいない。

そうだ、もしかしたら怖くなって一人で駐車場に戻ったんだ。

と思い、駐車場に戻る事に。

皆で 駐車場に戻ったがBはいなかった。

これはやばい!と思い三人で院内を回ったがBは何処にもいない。
いよいよ焦った三人は警察を呼んだ。

378 続き sage New! 2008/12/30(火) 11:57:02 ID:rcirOEI+O
警察が到着し夜中の院内を見回るがBはいなかった。

朝になったらまた捜そうと言う事になり、朝方、捜索隊が出て院内、周辺を捜索。

Bはいなかった

その肝試しから三年経った今でもBは帰って来ていない。

神隠しにあったのか、拉致されたのかも解らない。

今春、Bを待つのに疲れた両親は遺体の無い葬式をしたそうだ。

携帯から長々すまない。
何故わざわざ廃病院のトイレに行ったのかは知らないwそしてCいわく「男子トイレからは何も聞こえなかった」そうだ。

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過酷な職場

152 本当にあった怖い名無し 2008/10/26(日) 12:23:44 ID:Okd/s71D0
あんまり怖くは無いかもしれません。
今はもう辞めた会社での話。

そこはコンピュータ関連の会社で工場で動くシステムの開発をやってる真っ最中でした。
かなり過酷な労働環境で残業・休日出勤は当たり前、3日ぐらい徹夜する人も結構いたりと、
自分が止めた理由はそこにもあるんですが、特にプロジェクトマネージャになると、
上と下からの板挟み状態で、既に開発が始まってから3人辞めてました。

4人目のプロマネ(Aさんとします)はA型ぽい几帳面で非常に細かく、
納得がいくまで諦めないって感じでして、
それでこそ1週間徹夜したりと噂が立つほど、仕事の鬼って感じの人でした。
Aさんが勤めてから半年ぐらい経って、プロジェクトも一番しんどい時期を迎えたとき、
自殺しました。しかも会社で。

休みの日に、フロアの掃除に来てた外注の清掃会社の人が見つけたらしいです。
もともとそのフロアは今でこそ事務所として使われていましたけど、工場の一部で、
何かの機械が設置されていた頑丈な鉄筋部分に縄をかけて首を吊ってたらしいです。

153 本当にあった怖い名無し 2008/10/26(日) 12:25:10 ID:Okd/s71D0

それから、案の定、幽霊が出るだの噂が立ちましたけど、
まぁみんな冗談半分にそんな事を言っていた気がします。誰も本気にしてなかったし、
まぁAさんが自殺したフロアのその箇所だけは荷物置き場になってましたが。

それから1ヶ月ぐらい経ってから、
Bさんという、プログラマとして採用された若い女の子なんですが、
ある日、夜遅くに残業しているとき、トイレに行った時の話。
洋式のトイレで用を足していると、床にモップのような影が映ったらしいのです。
掃除のオバサンがモップで天井を掃除しているように思ったそうですが、
(今考えても余程の事がない限りモップでトイレの天井を掃除する奴は居ないが)
そのモップが自分の個室の前で停止してるので、何かと見あげたそうです。

モップではありませんでした。
Aさんの首がBさんが用を足すのを見下ろしていたのです。
モップだと思ったのは、細長く伸びた首が影にそう映っただけでした。
異様に細く伸びた首で、紐の様に見えたそうです。
Bさんは悲鳴を上げてトイレから飛び出して来たそうで、
その一件のあと、会社を辞めました。

154 本当にあった怖い名無し 2008/10/26(日) 12:26:21 ID:Okd/s71D0

その話を聞いたのがBさんが辞めてから1週間ぐらいたってからの事。
はっきりいって会社へ行く気がなくなりました。元々酷い職場だったから、
いつかは辞めてやろうと考えてはいたんですが…。で、システムテストの段階になった時に、
キリがいいので、という事で辞めさせていただく事になっていました。

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佇む女

402 1/14 sage New! 2008/10/30(木) 10:55:52 ID:tl4Q/2/Z0
おととい昨日と、二回ほど、あまり怖くない話を投下させていただきましたが、
僕がUから聞いた話の中で、一番怖かったものを投下させていただきます。
まとめたらやばいほどの長文(徹夜してしまった)になったので、もしお邪魔でしたら、
スルーしてくださるよう、お願いいたします。

————-

Uはいわゆる『見える人』だ。
そのことについては、僕もなんとなく遠慮して、あまり詳しくは聞けないでいた。
そもそも、Uはそういうことを話すのを、躊躇っている様子があった。
Sが僕を肝試しに誘わなければ、Uは決してそのことを告白しなかっただろうと思う。

ただ、酔った拍子にふと、「昔……」みたいな感じで、
Uが不思議な話をしてくれることがある。
そんな時は、喜んで話を聞くことにしていた。

Uがはじめて自分が『見える人』だと自覚したのは、意外にも遅く、
中学生のころだった。
それまでは体験したものと言えば、せいぜいが金縛りとか、誰かが歩いている音とか、
「気のせいだな」と思える程度のものだ。

ある日、Uが川辺の道を歩いていると、川をじっと眺めている女の人がいた。
帽子をかぶり、うつむいているので、顔は見えない。
その時Uは、「変だな」と感じた。

一見すると普通の女の人なのだが、どうもおかしい感じがする。
と言って、どこがおかしいかと言われると、はっきりとは言葉にできない。
「まあ気のせいだろう。ちょっと疲れているのかもしれない」と、Uは結論した。

その時期、中三で受験を控えていたUは、学校でも家でも勉強漬けの毎日を送っていた。
学校では休み時間も惜しんで参考書を開き、家に帰る間もなく塾へ行く。
家に帰って夕食を食べ、一時間ほど勉強して、床につく。

403 2/14 sage New! 2008/10/30(木) 10:56:33 ID:tl4Q/2/Z0
Uが疲れを覚えるのも無理はない。彼の父親はエリート主義であり、
母親もまた教育ママであったので、逆らう余地などほとんどなかった。
しかも折悪しく、塾の模試の結果が微妙に悪かったので、余計に勉強を
急かされていた時期だ。

次の日、学校に通うため、川辺の道を通っていると、またあの女の人がいる。
昨日と同じ姿勢、同じ場所で川を覗き込んでおり、相変わらず顔は見えなかった。
「あ、ひょっとして、危ない人か……」と、ピンと来た。
昨日どうもおかしいと思ったのは、そのせいに違いない。
そこで、なるべくそちらの方を見ないようにして、通り過ぎた。

しかし、電車へ乗り学校へ行き、塾に通ってから帰ってくると、まだあの女の人がいる。
夜もだいぶ遅い時間なので、さすがに気味が悪かった。
女の人はやや猫背になって、道路に背を向け、立っている。
Uはぞっとして、そこを通るのをやめようかどうか、迷った。
が、ここから道を逸れるとなると、一度引き返さなければならない上に、
家までかなり遠回りしなければならない。
疲れていたUは、「明日もいたらやだなあ」などと思いつつ、
自分の足元だけを見るようにして、そこを通り過ぎた。