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大口ヨッちゃん

もう十数年前の夏、父の里帰りにつきあった時の話。
父の故郷は九州の山奥。
周囲を青々とした山に囲まれた見渡す限りの水田地帯。
夜になり、親戚、近所のお馴染さん、父の旧友などの面子で飲み会をしていると
更にもう一人の客が訪れた。
「父くんが帰って来てるって聞いてね」
「お~!大口ヨッちゃん!元気だったか!!」
父にそう呼ばれ、父と親しげに肩を叩き合うその客の口は確かに大きかった。
逆三角形の尖った顔立ちに、笑いジワの目立つ大きくて薄い口。
欧米人のようなシャープな印象だが背は小さかった。
「おい息子、これ俺の小学校ん時の友達、大口ヨッちゃんこと○○ヨシヒコさんw」
「初めまして、息子です」
「あれぇ父くんとそっくりだな。大口ヨッちゃんですw」
「背は小さいけど口はデカいww」
「うるせぇなっw」
そんなこんなで”大口ヨッちゃん”を交え飲み会は続いた。
“大口ヨッちゃん”が後から来たせいもあって、それとはなしに俺は彼を見ていたが
見ればみるほど不思議な顔立ちだった。
尖った小さい鼻、黄身がかった大きな瞳、大きな耳…およそ日本人らしくない。
420 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/20(月) 04:33:59.18 ID:IrBxDe/y0.net[2/3]
かと言ってどんな人種だとも断定できない不可思議な顔立ちだった。
そしてアダ名にもなっている薄く大きな口の、本当に大きな事。
華奢だけどどこか獰猛、そんな印象だった。
しばらくして、明日も早いからと”大口ヨッちゃん”は帰っていった。
それを機に俺も、俺も、と客たちは三々五々帰っていき
父と、旧友数人と、家主の大叔母が残るだけになった。
なんとなくちゃけた雰囲気の中で、父の旧友の一人が俺に
「なあ息子くん、”大口ヨッちゃん”て変わった奴だろ?」
と問いかけてきた。
「やめなさいって」
大叔母が制止するが旧友は構わず続けた。
「あいつ、人間じゃないんだぞ」
しばしの妙な静寂。
別な旧友が話を継ぐ。
「歯医者に行ったら、こんな造りの歯は見た事ないと医者に言われたって、本人が言ってた」
421 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/20(月) 04:36:49.50 ID:IrBxDe/y0.net[3/3]
話はこうだ。
父たちが幼い頃、ある幼なじみが病死した。
その子の父親はろくでなしで、その子が生まれる前に姿を消していた。
その子の母親は子供の死に半狂乱になり、
集落のはずれにある池に身を投げた。
たまたま通りがかった者によって母親は救助されたが
いつまた自殺するかも知れない。
そこで彼女と親しかった大叔母が彼女の家に泊まり込み世話をしたのだそうだ。
ある夜、大叔母が妙な気配に起きだしてみると家の前に、泥まみれの赤ん坊が寝ていた。
母親が身投げをした池は××様と呼ばれる、神がかった存在がいるとされている池だった。
見れば赤ん坊もどこか人間離れした風情。
これは母親を憐れんだ××様が授けてくれた子供かも知れない…
とは言え翌日、警察に報告はしたそうだが…しかし一向に本当の親は見つからず
赤ん坊はしばらくどこかの施設に預けられた後、
母親の希望もあって養子として戻って来た。
それが”大口ヨッちゃん”なのだと。
422 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/20(月) 04:44:38.31 ID:gUPPtCtc0.net
風変わりな風貌でからかわれる事もあったらしいが、
ヨッちゃんは持ち前のヤンチャさで周囲ともすっかり馴染み、
今では農協の要職に就き、奥さんと娘さんもいるとの事。
「まったく馴染んでたから気にもしねぇけど、××様の血ぃ引いてるかも知れねーんだよなアイツ…」
父が遠い目でつぶやいた。
「何だろうとヨっちゃんはヨッちゃんでしょ!いい加減におし!」
大伯母が叱りつけるようにそう言って飲み会はお開きに。

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温泉

俺の地元は温泉で有名な所なんだがそこに1ヶ所だけいわくつきというか絶対に入ってはいけないとされる温泉がある
なんでも昔そこで掘削作業中に事故があったとか、まあそこで起こった話

当時都会の大学に通ってた俺は某県の田舎の実家に帰り集落に残って農家を継いでいたAと地元の大学に進み同じく帰省していたBと再会した
小学校時代から幼馴染だった俺らは20歳を超えて始めて会うこともあり酒も入って夜中まで騒ぎまくってた

午前2時を回り流石にトーンダウンしそろそろ解散するかと言い始めた頃、突然俺の頭の中に例の温泉のことが思い浮かんだ。
なぜだかは分からない

小学生の頃にAの言いだしっぺで1度だけ近くまで3人でその温泉の近くまで行ったことはあった。
入ろうとしたところをたまたま山道をトラックで降りてきてたおっさんに見つかって怒鳴られたんだが
その場でトラックに乗せられ「あそこは入っちゃいかんだろうと親から教わらなかったか!」と何度も怒鳴られ、山を降りると電話で親を呼ばれお袋が引き取りに来た
お袋が迎えに来て勿論家に帰っても親父と一緒に散々叱られるんだが、どうしても納得できなかった俺はその晩寝る時にお袋に「大人になったら入ってもいいの?」と聞いた
お袋は「あんたが大学に行くくらい大きくなったらね」とだけ言った。
勿論寝る前に発した冗談だったのだろうがその一言を俺はなぜか忘れることが出来なかった

なぜかあの温泉に行きたくなった。あのお袋の一言を信じるわけではないが、また3人で昔みたいに冒険したくなった。
帰り際2人にその話をぶっちゃけると意外にも承諾してくれた。2人とも昔みたいにみんなで冒険したいのだとw
しかもAによれば今は昔ほどタブーな地ではなくなってるらしく、周囲の山道が整備されたのか1年に数回は勘違いした観光客が温泉につかるまではいかなくても足を踏み入れてしまうらしい
勿論彼らの身には特になにも起こってない。地元の連合がしつこく電話して確認してる
ただ今から行くのは流石に気が引けるので3日後の昼間に行くことで2人とその晩は別れた

541 温泉 sage New! 2012/08/29(水) 18:38:18.59 ID:mEGWTIIw0
出発当日
その温泉がある山に足を踏み入れた俺たち
山道をアスファルト道に整備する過程で木を大分伐採したのか小学生の頃よりは日光が入ってくるようになっており暗さからくる怖さはだいぶ安らいでいる
2kmほど歩くと例の温泉に入る山道が見えてきた
山道の入り口の“この先危険、入るな”という木の立て看板を無視し、ずんずんとその山道を歩く俺たち。
○○温泉と消えかかった文字で書かれた木の看板が見えると、ついに脱衣場になるように作ったであろうスペースに到着した
かなり昔のものだから蜘蛛の巣が這ってるわ足場は悪いわで無茶苦茶。
だが肝心の温泉はちゃんと湧いておりぎりぎり奥が見えるかどうかの透明感がある
ただ管理されてないだけあって温度は50℃~60℃だろうか、相当熱かった。
流石に入浴するのは無理なので足湯だけで済ますことにした

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逆さの樵面

836 1/12 sage 2005/12/11(日) 20:07:10 ID:CUnu3Rn40
私が生まれる前の話なので、直接見聞きしたことではなく、その点では私の想像で補ってしまう分もあることを先に申しておきます。

それから地名、人名等は仮名としました。
もったいぶった始め方ですが、この話の終わりには家の戸口に影が立つこともあるかも知れません・・・

私の生まれた村はつい先日合併によって閉村し、別の名前の町に生まれ変わりました。
しかし千羽神楽の名は残っています。

室町時代から脈々と続くこの夜神楽は、かつて村の4つの家によって継承されてきました。
稲には実りを、また山には厳しい寒さをもたらす神々を、歓待し楽しませるための舞を踊るのです。

村にある神社を1年間で順繰りに回り、氏子たちが見守る中で夜が更けるまで舞い続けます。
舞うのは4つの家の太夫と、かつては決まっていたようですが現在では1家を除いて家筋の消息が不明となり、若者不足も重なって舞太夫には誰でもなれるようになっています。

もともと4家に神楽を伝えたのは熊野より落着した日野家であると、資料にはあります。
当主であった日野草四郎篤矩がそのとき持参したといわれる神楽面が、のちに村の家々の戸口に影を立たせることになるのです。

837 2/12 sage 2005/12/11(日) 20:09:57 ID:CUnu3Rn40
千羽神楽では素面の舞もありますが、面をつけての舞がほとんどです。
神楽面は舞太夫が人から人外のものへと変わるための装置であり、衣装を合わせ面をつけた時、それは太夫ではなく鬼神や魔物そのものが舞っているものとして認識されます。

そのため、神社の中とはいえ人の領域の内に鬼神を招くための結界として、はじめに注連縄が張られるのです。
受け継がれてきた古い面には力があり、けして粗末な扱いをしてはならないとされています。

江戸中期に記された『千羽山譚』には、「特に翁の面は怪力を持ち他の面と同じ行李に入れていては、他の面を食い破る」という不気味なことが書かれており、現在も神楽面の中で唯一翁面だけが竹で編んだ小さな行李に単独で保管されています。
私の父はこの翁面の舞手でしたが、いつもこの面を着けるときだけは
手に汗が浮くと言っていました。

さて、室町時代より500年にも亘って続く千羽神楽ですが、その長い歴史の中で演目が亡失するということもあったようです。
千羽郷に赴任された役人の古河伝介が記したという『千羽山譚』や、その他の旧資料に現れる神楽の記述によると、もう舞われなくなっている4つの舞があることがわかります。

このいずれも、面も祭文も残っておらず、資料の挿絵によって衣装が辛うじてわかるくらいでした。
ことの発端は、この失われた舞が復活する次第よりはじまるのです。

838 3/12 sage 2005/12/11(日) 20:12:06 ID:CUnu3Rn40
大正11年の5月11日、神楽面が出て来たという通報が村役場にありました。
高橋家という旧家の土蔵より、幾ばくかの資料とともに2つの神楽面が発見されたというのです。
高橋家はかつて数代にわたって神楽の座長を務めたといわれており、何代か前にあとを襲う男児に恵まれなかった折に養子を招き、神楽からは離れていったようです。

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河原にて

453 本当にあった怖い名無し New! 2006/10/19(木) 18:19:48 ID:7bE8wLFH0
川原を散歩してたら、草むらの中からオッサンが出てきた。
Tシャツと短パン着た汚いハゲのオッサンで、私と目が合った瞬間に
腕を掴んで草むらに引きずり込んだ。

1メートルくらいの高い草むらなので、屈むと外からは見えなくなる。
私が声を上げると、オッサンが手に持った包丁を見せて来た。
「声出すな、殺すど。」
近くで見たオッサンは、目が死んだ魚みたいで狂ってる気がした。
半ベソでガタガタ震えていると、オッサンは私を草むらの奥に向かってズンズン連れ込んで行く。
向こう側は堤防になっているはずだったが、草むらを抜けると知らない村みたいな集落になっていた。
「え?」と思ってオッサンを見ると、オッサンもポカーンとしていた。
二人でその光景を眺めていると、小屋みたいな所から突然大勢の人間が飛び出して来て、こっちに押し寄せて来る。
ボロボロの服を着て、顔は歪んで意味不明の大声を上げて怒ってる様な雰囲気だった。
驚いたのか、オッサンの手がゆるんだので私はオッサンを押し倒して一人で草むらに逃げ込んだ。
後ろでオッサンの悲鳴が聞こえたけど、私は草むらを走り抜けた。
草むらを出ると、元の川原だった。
誰にも言えないでいると、何日かして川原で自殺体が見つかって大騒ぎに。
死んだのは、そのオッサンみたいだった。

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ヒグマの被害者

752 < 2005/04/10(日) 03:28:14 ID:JFDQ43ZU0 日本史上最大の被害を出した獣害は、北海道であったヒグマによる事件。 この事件以後もヒグマの被害は続発し、北海道開拓の妨げともなっていた時期がある。 北海道をバイク旅行した時に言われたのは、『だから野宿なんかしないようにしろ』と言う事だった。 このご時勢に熊? 北海道が嘗てヒグマの被害に悩まされた経緯等知らない俺は、内心全く信じていなかった。 第一、熊なんて見たこともないし、時折事件になるにしても自分とは無関係な世界の出来事だった。 そんな訳で『気をつける』と言って旅館を引き払い、地図を見ながらこのあたりに野宿しよう等と考えていた。 バイク専用のホテルはあるが、別に夏から秋に掛けての時期なので夜の寒さは余り気にならなかったから 野宿でも問題ないだろうと考えていたのだ。 熊が出る云々など、この時は綺麗に忘れていた。 夕暮れ近くまで走り、国道沿いにある小さな公園を見つけたのでここで野宿することにした。 地図には載っていないが、周りに民家もないために不審者として通報される事もなさそうだったのが理由。 公園と言っても、今にも壊れそうなベンチとブランコと小さな砂場らしき物があるだけだった。 街灯もない為に月光以外に明かりのないこの公園は、耳鳴りがするような静けさだった。 明らかに手入れされていないこの場所は実に不気味で、一人きりで野宿する事を後悔した記憶がある。 闇が怖いと感じたのはこの時が初めてだった。 何しろ、自分の呼吸音すら周りに響いているのではないか?と言う位の無音の世界に取り残されると 早く朝になってくれと心のそこから思ったものだ。 一人用のテントの中に潜り込むと、MDを聞きながら早々に寝た。 何か人工の音を聞いていないと、怖かったからだ。 753 < 2005/04/10(日) 03:28:56 ID:JFDQ43ZU0 ふと、テントの外から何か音が聞こえた。 脇に置いた腕時計を見ると、微かに光る文字盤が夜中の一時をさしており、寝入ってから三時間ぐらい経っていた。 MDはとっくに終わっており、だからこそ外の音が聞こえたのだろう。 ずる・・・ずる・・・。 何かを重い物を引きずる様なその音は、段々近くに寄ってくる。 その意味不明の音をぼんやり聞いていたが、次の瞬間一気に目が覚める。 『熊に気をつけろ』 旅館の主人の言葉が、予言のように脳裏によぎったからだ。 テントの中にむせ返るような臭さの獣臭?が入ってくると、オレの心臓は16ビートを記録した。 しかし、いつまでたってもテントに対してちょっかいを出してこない事で、少しだけ思考が戻った。 がくがく震える体を叱咤してそっと、テントの外に聞き耳を立てると、ほんの微かに獣の荒い息に混じって 人の声のようなものが聞こえる。 『・・・・・・・・・・』 何と言っているのか全く聞こえないが、苦しそうな声?だった。 いや、うめき声というものかもしれない。息苦しくなるような感覚を催した記憶がある。 テントの外を見ようとして、入り口に手を掛けるが、震えてなかなか開けなかった。

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幸福の壺

765 その1 sage 2008/10/10(金) 23:48:11 ID:ruuNp7md0
友人のフリーライターから聞いた、怖いというかとても気味が悪い話です
かなりの長文になります、スレ汚しかと思いますが読んでいただければ幸いです。
私は普段はROM専ですが、とても心に残る話でしたので初めて投稿させていただきます。

友人はフリーライターといっても、朝鮮の民俗学に興味があり、1年の半分以上は向こうにいます
いつか北に拉致されないかヒヤヒヤしてるそうですww 何回かやめろよって言いましたが
やはりなぜかあの半島に魅力を感じてしまうらしいです、まあ普通に民俗学といえば聞こえがいいですが
彼が主に調べているのは、朝鮮の黒歴史・・・表には出ないドロドロした歴史だというんですから物好きと言うか悪趣味と言うか・・・

映画にもなった、キム・デジュンの暗殺部隊なども調べたというものだから困ったものです

そんな彼が語った、朝鮮の闇・・・本当に闇に葬られた、現実にあったとは思えない 思いたくない 恐怖の歴史です
あまりの話の内容に、彼はそればかりは文章にできなかったと言います。 
この話は誰にも話しておらず、人に話すのは初めてだと言いました・・・なぜ、彼が私に話したのか
それは、いやがらせの為に話したのです。 というのも彼と一緒に入った料理屋のバイトが朝鮮人で、あまりにも日本語が下手で
思わず「これだからチョンは」と言ってしまったのをきっかけに口げんかになり、そして落ち着いたところで彼がポツリポツリと話し出しました
「お前、朝鮮人がどれだけ歴史の裏で恐ろしいことをやっていたのか・・・教えてやるよ・・・」と

今やかの国は発展途上ということもあり、超高層ビルが建ち ハイテクなパソコンが並び 様々な国と交流をもってますが
実際にはそんなのは全体の一部に過ぎず 少し山奥や地方に行けば 今だに自給自足してる村もあります
南北問題や朝鮮戦争なんて教科書に載っているような歴史ではなく、本当に裏の歴史を知るにはそういった村からの情報が欠かせないと言います
3年ほど前になるでしょうか、その日も彼は山奥の村で取材をしていました。

766 その2 sage 2008/10/10(金) 23:49:07 ID:ruuNp7md0
一通りの取材を終え村を出たころには、空はもう真っ暗だったそうです。 予定よりも時間をくってしまった、さっきの村に宿を求めようかとも思ったのですが
結局、麓の町まで歩くことにしました。 しかし険しい山道、もちろん街灯なんかも無く、手元の懐中電灯の明かりもただデコボコの道と闇を照らすのみ・・・
おかしい 迷ってしまったんじゃないか、そう気づいた時はもう遅く 森と闇に囲まれ、そして雷鳴が轟いたそうです、振り出す滝のような雨 彼は雨具を着て
「こりゃあ・・・雨宿りできる場所を探して野宿だな」と覚悟を決めました。
ぬかるんだ地面に足を取られながらも、雨粒しか反射しない懐中電灯の明かりを頼りに一晩過ごせるような場所を探します。
すると、地面から飛び出す巨大な岩と岩の間に穴があるのを発見しました。 ちょうど人ひとり入れるような穴です。
「坑道か何かか? ちょうどいい」 彼はその穴に入りました。 中はもちろん真っ暗で電灯で照らしても冷たい岩肌しか見えません。 
そのまま寝てしまえば良かったのですが彼は好奇心で奥はどうなっているんだろう? と穴の深くへ進んでいきました。