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洒落怖

謎の光る浮遊物体

ひいばあさんの話しなんだが、ひいばあさんは所謂拝み屋です。
と言っても近所や知り合いの紹介とかでたまに人が相談に来る程度です。
今から約10年前の話しを投下。
その日、ひいばあさんは腰が痛くて昼まで横になってた。
NHKののど自慢を見てたんだって。
そしたら急に気分が悪くなって、何かが近づいてくるのを感じたそうです。
そんな経験は今までなかったのでかなりの恐怖を感じて、起きて家の中にある神棚の前に座り気分を落ち着つかせようとした瞬間に、 家のチャイムがなり、うちに来たのか!とあわてた 。

453 本当にあった怖い名無し 2009/10/01(木) 19:39:08 ID:aByUAmSIO
父が対応したらしくひいばあさんを呼びにきた。
対応したくないひいばあさんはとっさに横になり、寝たふりをしたんだと。
でも無理矢理起こされてしょうがなく玄関に行ったら、そこには妙にニコニコした中年夫婦が立ってた。
ひいばあさんは中年夫婦の顔に妙な違和感を感じたんだけど、しょうがなく神棚のある部屋に通した。
話しを聞く前に来訪者には裏の井戸から汲んだ水を出すんだ。

何も言わずに水を飲んでもらう。
これは必ずやる決まり事です。
ひいばあさんは、例えば霊に憑かれてる人の憑いてる霊が必ずしも見える訳ではなく、声も聞こえる場合があまりないそうです。
うちでまつってる龍神サマや祖先の霊とは夢で会話したり、ふいに御告げ的な声は聞こえるんだと。
裏にある井戸から汲んだ水は龍神サマの徳が入ってるから、悪い物に憑かれてる人がその水を飲むと、少し苦く感じるらしく、飲んだ後に味を聞くんだそうだ。

454 本当にあった怖い名無し 2009/10/01(木) 19:40:17 ID:aByUAmSIO
その水を飲んだ中年夫婦は笑顔が消えて、これはなんですか?と聞いてきた。 ただの水だ。
とひいばあさんが言ったら、薬かなにか入ってるんじゃないか。 舌がしびれている。と烈火の如く怒りだし、さっきまであんなにニコニコしていたのに、いきなり般若みたいな顔で怒りだしたので、ひいばあさんはかなり恐怖を感じたんだと。
苦味をかなり感じてるからかなりおおごとな事だろうと思い、怒りをなだめて話しを聞いた。
話しの内容は後にするけど、とにかく怒ったり笑ったり感情の起伏が激しい。 ニコニコしているか怒鳴っているかの2つの感情。 普通の状態がない。
ひいばあさんは過去に同じことがあったのを思いだした。
でもこんなに度が過ぎてるのはありえない。
もう手遅れだなと直感的に思ったそうです。

530 本当にあった怖い名無し New! 2009/10/02(金) 22:52:14 ID:3CaPAKE2O

過去にあったこととは、ある町に住んでるおじいさんが自分の家の敷地内にあるお稲荷さんの祠を、古くなったと言う理由で壊し、御神体、この時の御神体はお稲荷さんの陶器でできた置物とお札だった。を神様を引っ越しさせる儀式をやらなかったために祟りにあったんだと。
その時も、中年夫婦程ではないにしろ感情の起伏が激しくなったそうです。
でも程度が軽かったために、ひいばあさんだけで浄化できた。
今回は話しを聞く限り、もう手遅れだと思ったみたいです。
その中年夫婦の話しと言うのが、夫婦の家は代々ある神社を管理していた。 でも昭和50年代から一切の管理を怠り、現在に至る。

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隠されてた箱

622 本当にあった怖い名無し New! 2009/10/04(日) 21:27:56 ID:mgqhmySCO
怖い話というか質問いいですか?普段はオカ板見ないんでどこに書き込めばいいのか分からないのでこのスレをお借りします。
先月祖父が逝去し祖父が自室として利用していた部屋を兼かねた蔵を父と一緒に整理していたんですよ。
お恥ずかしながら悪い意味で古い家なもんで倉も老朽化が激しく、この機会に蔵を取り壊して新しく小屋を建てて中にある物をそちらに移そうという話になりました。

まあ蔵の中にある物は着なくなった祖母の着物や毎年おかんが作ってる梅酒他、オカ板とは全くかけ離れた物ばかりです。
中の物を座敷に運ぶ作業も滞りなく進み、先週木曜日には蔵の取り壊してが始まったのですが、作業が始まってすぐに現場監督さんが母にまだ運び終わってない物があると言ってきたみたいなんです。

自分が仕事から帰ってきてから母からそう言われ、そんなはずはないと確認しに行くと、ショベルカーで壊された部分に幅40cm、縦2m、奥行き1m位の部屋とも言えないような隙間があったんです。
押し入れのようなスペースと壁との隙間にあったその小部屋?は出入り口もなく、当然自分もそんな場所があるとは知らなかったので驚きました。

626 本当にあった怖い名無し New! 2009/10/04(日) 21:58:30 ID:mgqhmySCO

中には何かまだ物が残っているという事でしたが既に日も沈み暗くなっていて足元も見えないような状況です。
そんな状況で自分の勝手な判断で蔵に入り壁が崩れでもして怪我をしたりしたら色々迷惑がかかると思い父の帰宅を待つ事にしました。
九時過ぎに父が帰宅し、その小部屋?の事を話すと、どうやら父も知らないようでした。
とりあえず中の物だけでも確認しようかという話になり、かなり古い蔵だしもしかしたら蔵を建てた先祖が隠した隠し財産か!?なんて冗談を言いながら懐中電灯を持って父と蔵に向かいました。

二人で蔵の外からショベルカーが壊した壁をのぞき込むと、中には30cm×30cm×30cm位の漆塗りのような色合いの箱が置いてありました。
遺骨…それが自分の第一印象でした。
父もあまりいい感じを受けなかったらしく、どうしようかと相談した結果、このままにしておいても蔵の取り壊しの邪魔になるだろうからとりあえず箱を出そうという話になりました。
崩れかけの壁に気を向けながら小部屋?に入り、箱を座敷に運び出しました。
…実は座敷まで運ぶ間、この箱何なんだろうな?と笑っている父には言いえせんでしたが、自分が持っているこの箱は明らかに普通じゃない物だ、と直感で感じました。

霊感なんて全く無いと自信を持って言える自分がこれだけ何かを感じるくらいだから余程だと思います。
座敷の襖を開き、漸く箱を置き、妙に疲れたのでその日は夜更かしもせずにすぐに寝ました。

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そこに建てちゃだめ

752 本当にあった怖い名無し sage 2009/10/06(火) 00:01:42 ID:i2ZJKnck0
ここでいいのか分からないけど、自分が体験した話。
私の通っていた高校は有名ではないけれど源平合戦の所縁の土地にあった高校でまだ築20年ほどだった。
何故か学校の鬼門と裏鬼門に向かい合うように神社があって、二つの神社の間に学校があったんだ。
その高校に通っていた頃の話なのだけれども。
校舎は新しくて綺麗な建物だったんだけど、入学してから一か月くらいしてから妙な事が起こり始めた。
部活の休憩時間に飲み物を買いに自販機の前に行くと、小さな男の子の笑い声が聞こえてくる。

一人の声じゃなくて複数いるみたいで、楽しそうにはしゃいでいる声が自販機のそばから聞こえてくるんだ。
最初は空耳かと思って気にも留めなかったんだけど、不意に制服を引っ張られて、つられてそっちを見たら
小学校1年生くらいの青いシャツを着た男の子がにっこりと笑ってたんだ。
別にそれだけなら学校の先生の誰かの子供が遊びに来たのかと思ったんだけど
笑ってきた男の子から視線を外して買った飲み物を取ってまた視線を戻したら男の子は居なくなっててまた笑い声が聞こえるんだ。
不思議に思いつつも部活の仲間のもとに戻って「先生子供連れてきた?」と聞いたら、誰も知らないという。
その時はそれで終わったけれども、その後も部活で学校に残っていると変なことが起こったんだ。

753 本当にあった怖い名無し sage 2009/10/06(火) 00:02:53 ID:+UZDZIcR0
文芸部にも兼部で入っていて、当時の文芸部の部室は茶道部と兼用の礼法室だった。
礼法室は大きく分けて二つの部屋があって、襖でその間を仕切っていた。
一つの部屋は大きな畳部屋でそこで主に茶会をしていたらしく、文芸部として使う際には大きな机を出してそれを囲んで作業をしていた。
もう一つの部屋は4畳程度の部屋で押入れがあり、主に茶器を洗ったり道具を片づけたりする際に使う部屋だったらしい。
文芸部として活動する時はその部屋は関係が無かったのでほとんど使わなかったのだが

ある日、文芸部の活動をしているともう一つの部屋の方から視線を感じる。
視線をやると、白い着物を着た髪の長い女の人が正座しているのが見えた。
顔は髪の毛に隠れていて見えない。
文芸部の他の人は気付いていないらしく、いつものように談笑をしながら創作活動に勤しんでいた。
誰も気づいていないようだったから気に留めずに談笑を続けていると、視界の端にいた着物の女性がいなくなっている。
どうやら自分の見間違いだったのだろう、と談笑に華を咲かせていると、不意に視界に影がさした。
え、と思う間もなく、身体から力が抜け、気付けば畳に倒れていた。
倒れた身体は金縛りにあったようでピクリとも動かず、かろうじて動かせる目で視線を上げると
白い着物の女性が私に覆いかぶさろうと大きな机に身を乗り出しているのが目に入った。
顔はよく覚えておらず、覚えているのは逆の合わせ目の白い着物と大きな影だけ。
しばらくの間身体を動かせずそのままでいる私の異変に気づいた友人が声をかけてくれて、
やっと声を出すことができるようになり、友人に頼んで鞄の中に常に入れている数珠を取ってもらいました。

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世にも奇妙な兄貴

974 本当にあった怖い名無し sage New! 2009/10/09(金) 16:00:07 ID:L1/B8gUGO
ありがとうございます。

お目汚し覚悟で書かせていただきます。

私の兄貴は幽霊は見えない(本人が言っていた)が、よく連れて来るタイプらしい。

小学校に入って間もない頃、やんちゃだった兄貴は住んでいる田舎の色んな所を走り回り遊ぶ子供でした。(山、川、海、位で何もないのどか過ぎる場所です。)

ある日、いつもの様に学校終わり夕方まで遊びまくっていた兄貴が帰って来た事で初の恐怖体験をしました。

975 本当にあった怖い名無し sage New! 2009/10/09(金) 16:19:06 ID:L1/B8gUGO
その日帰って来た兄貴の顔色が土色と言うか、赤色を抜いた肌の色と言うか、何だか変な色をしていたのを覚えています。
でも、家族は顔色には触れません。また服汚して!!っていつもと変わらない事言うんです。兄貴自身もいつもと変わらない。
兄貴に『どうしたの?具合悪いの?』と聞いても「はぁ?」と言われただけ。
親に聞いても普通だ。って言われる始末。毎日会ってる家族なのに気付かないのかな?
と疑問に思うだけでした。

976 本当にあった怖い名無し sage New! 2009/10/09(金) 16:20:47 ID:L1/B8gUGO

その日の夜中、兄貴に異変が起きました。私はその時トイレに行きたくなり、目を覚ましました。でも暗い中一人では恐いので兄貴を起こしてついて行ってもらおうと兄貴の布団を触ると兄貴がいません。(2段ベットで上が私、下で兄貴が寝ていました)

暗闇の中小さかった私は恐怖のあまり兄貴の布団にもぐってトイレを我慢してました。(パニックだったのか何でそうしたか自分でも解りません)

すると、どこから

…ーン……チー‥ン……チーン…

と何か金属製の物を叩く音が聞こえます。

近い様な遠い様な音で一定のリズムで鳴っていました。

977 本当にあった怖い名無し New! 2009/10/09(金) 16:33:10 ID:L1/B8gUGO
少し顔を布団から出し音を聞くと、それは真っ暗な居間の方から聞こえていました。

もしかしたら兄貴か?!と思い、恐いながらも居間の方を覗きに行きました。

兄貴は、そこにいました。

でも、夕方の顔色よりもさらに黒くて、目は白目で口は半開き。
パジャマ姿のまま茶碗と箸を持って背筋良くしながら一歩歩いて茶碗を箸で叩き、また一歩歩いて…を繰り返しているんです。

恐くて見てるしか出来ませんでした。声を殺して、見つかったら殺される。
と思えて仕方ない位、奇妙だったのです。

親を呼ぶにも居間を通らなきゃいけない。
兄貴を呼び止めたら何して来るか解らない。
と考えていると居間をグルグル周っていた兄貴がピタっと止まり、玄関へと進路を変えた。

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黄色い蛇

893 本当にあった怖い名無し 2009/10/12(月) 17:21:22 ID:4vrrtyB70
僕が神社とかに興味持ち始めた頃、高校生くらいの時に父母から聞かされた話。
読みづらかったらごめんなさい。

実家には神棚があって、三柱の神様をお祀りしている
当時の僕は、氏神様・荒神様をお祀りしてることは知っていたけど
もう一柱の神様については何も知らなかった。
興味のわいた僕は、父母に尋ねてみることにしたのだ。

僕「ねぇ、うちでお祀りしてる神様ってどこの神様?」
父「ん、○○神社(地元の神社)と、笠山の荒神さんに、巳さん。」
僕「ミーさん…?」
母「黄色い蛇の神様よ。うちの土地にいらっしゃった神様。」
母「和室に神棚あるでしょ?○○さんと並んで黄龍大神として祀ってるの。」

他の神様は由緒正しい神社の神様なのに。当時の僕はそんなことを思っていた。
今思ってみれば失礼にも程がある話だね。
土地神っていうと、敷地にお社みたいなのを建ててるイメージがあったので
あまり大したことないんだな。なんてことを考えていた。

僕「何か大層な名前の割にって感じだけど…。」
父「何言ってんだ」

父「お前は巳さんに祟り殺されかけたんだぞ?」

894 本当にあった怖い名無し 2009/10/12(月) 17:23:56 ID:4vrrtyB70
当時の僕には相当なショックだった。いや、今言われてもショックだけど。
というか、自身にはそんな憶えはない。
だって、自分の家でお祀りしてる神様に祟り殺されるなんて想像できるかい?
どうせ急に神様のことなんて訊いてきたものだから
ちょっと脅かしてやろうと思ってるんだろうと思って、詳しく聞いてみた。

話によると、黄龍大神は古くからお祀りしてる神様ってわけではないらしい。

あ、ちなみに実家は地元では旧家にあたるらしいです。
それはもう昔から今の土地に住んでいるって話でした。

話を戻して、件の祟りが起こったのは僕が3,4歳のとき。
ある日僕は熱を出して寝込んだ。
それだけなら慌てるほどの事でもないので、病院に連れて行ったそうだ。
その時は、まぁ風邪だろうということで薬をもらって家へ帰された。

しかし、何日経っても熱が引かない。
再び病院に行っても原因がわからないという始末。
風邪だと答えたときも、熱が出ている以外は異常がなかったらしい。
当時から信心深かった父は、お寺に見てもらうよう提案した。

895 本当にあった怖い名無し 2009/10/12(月) 17:26:14 ID:4vrrtyB70
近所の懇意にしているお寺に来てもらうと、住職さんはすぐに何かを感じたらしい。
住職さんの話によると

住職「これは病気なんかじゃない、黄色い蛇に喰われようとしている。
厄介なのは、この蛇は動物霊じゃなく土地神だってこと。」

住職「この土地神は大層お怒りになっている。悪霊であるなら祓うこともできるが
土地神を祓うことなどできない。神棚にてお祀りし、毎朝必ず手を合わせなさい。」

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許容範囲

374 許容範囲 1/5 sage 2009/09/14(月) 02:50:37 ID:UL+vul1d0
2年ほど前の話し。その年の夏、俺は大小様々な不幸に見舞われていた。
仕事でありえないミスを連発させたり、交通事故を起こしたり、隣県に遊びに行って車にイタズラされた事もあった。
原因不明の体調不良で10キロ近く痩せた。そして何より堪えたのは、父が癌で急逝したこと。
そんなこんなで、「お祓いでも受けてみようかな・・・・・」、なんて思ってもない独り言を呟くと、
彼女(現在嫁)が、「そうしようよ!」と強く勧めてきた。

本来自分は心霊番組があれば絶対見るくらいのオカルト大好き人間なんだけど、心霊現象自体には否定的
(こういう奴が一番多いんじゃないか?)で、お祓いが利くなんて全く信じちゃいなかった。
自家用車に神主が祝詞をあげるサマを想像すると、シュールすぎて噴き出してしまう。そんなものを信用する
なんて、とてもじゃないが無理だった。

彼女にしてもそれは同じ筈だった。彼女は心霊現象否定派で、なお且つオカルトそのものに興味がなかった。
だから俺が何の気なしに言った『お祓い』に食いついてくるとは予想外だった。
まぁそれは当時の俺が、いかに追い詰められていたかという事の証明で、実際今思い返してもいい気はしない。

俺は生来の電話嫌いで、連絡手段はもっぱらメールが主だった。だから彼女に神社に連絡してもらい(ダメ社会人!)、
お祓いの予約を取ってもらった。
そこは地元の神社なんだけど、かなり離れた場所にあるから地元意識はほとんどない。ろくに参拝した記憶もない。
死んだ親父から聞いた話しでは、やはり神格の低い?神社だとか。しかし神社は神社。数日後、彼女と二人で神社を
訪ねた。

375 2/5 sage 2009/09/14(月) 02:51:34 ID:UL+vul1d0
神社には既に何人か、一見して参拝者とは違う雰囲気の人たちが来ていた。彼女の話しでは午前の組と
午後の組があって、俺たちは午後の組だった。今集まっているのは皆、午後の組というわけだった。
合同でお祓いをするという事らしく、俺たちを含めて8人くらいが居た。本殿ではまだ午前の組がお祓いを
受けているのか、微かに祝詞のような声が漏れていた。
所在なくしていた俺たちの前に、袴姿の青年がやって来た。
「ご予約されていた○○様でしょうか」袴姿の青年は体こそ大きかったが、まだ若く頼りなさ気に見え、(コイツが
俺たちのお祓いするのかよ、大丈夫か?)、なんて思ってしまった。
「そうです、○○です」と彼女が答えると、もう暫らくお待ち下さい、と言われ、待機所のような所へ案内された。
待機所といっても屋根の下に椅子が並べてあるだけの『東屋』みたいなもので、壁がなく入り口から丸見えだった。
「スイマセン、今日はお兄さんがお祓いしてくれるんですかね?」と、気になっていた事を尋ねた。
「あぁ、いえ私じゃないです。上の者が担当しますので」
「あ、そうなんですか(ホッ)」
「私はただ段取りを手伝うだけですから」と青年が言う。
すると、待機所にいた先客らしき中年の男が青年に尋ねた。どうやら一人でお祓いを受けに来ているようだった。
「お兄さんさぁ、神主とかしてたらさ、霊能力っていうか、幽霊とか見えたりするの?」
その時待機所に居る全員の視線が、青年に集まったのを感じた(笑)。俺もそこんとこは知りたかった。
「いやぁ全然見えないですねぇ。まぁちょっとは、『何かいる』って感じることも、ない事はないんですけど」
皆の注目を知ってか知らずか、そう笑顔で青年は返した。
「じゃあ修行っていうか、長いことその仕事続けたら段々見えるようになるんですか?」と俺の彼女が聞く。
「ん~それは何とも。多分・・・」青年が口を開いた、その時だった。