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自動車保険会社の男

ありがとう。
それでは、同僚が体験した話です。

数年前、大きな台風が来た夜のこと。
同僚Yは出張からの帰途、浸水する道路を必死で走行していた。
時間は零時近く。夕方過ぎから警報も出ていたので、その頃は
車量もほとんどなく、数十メートルおきに置かれた外灯の明りだけ
が頼り。視界は最悪。道路はどんどん水かさを増してくる。
Yはそれでも叩きつける雨の中、ワイパーをフル回転させながら
必死に車を走らせていたんだけど、ついに前に進めなくなった。
窓を開けて下を覗き込むんでみると、タイヤがほぼ水に浸かって
いて、ドアの隙間からはじわじわ雨水が染み出し始めてきていた。

もうこりゃ駄目だ、と悟ったYは、自分の入ってる自動車保険に
「集中豪雨の際のトラブル」みたいな条項があったことを思い出して、
応援を呼んでみることにした。

247 243 sage 2010/02/06(土) 16:56:50 ID:MsxiGc6q0
実際こういうのを呼ぶのは初めてだったから、ちょっと緊張しつつ
ケータイを鳴らすと、深夜にも関わらず向こうはすぐ出た。丁寧な
対応で、事情を話すと、レスキュー班をすぐ派遣してくれるとのこと。
Yは自分の現在地の詳細に伝え、お願いしますと言って電話を切った。

雨はまだまだ激しく降っている。風も轟々。外は真っ暗で心細い。
早く来てくれないかなーと思いつつぼんやり時間をやり過ごして
いると、サイドミラーにぼんやり近づいてくる明りが見えた。

249 243 sage 2010/02/06(土) 17:17:21 ID:MsxiGc6q0
やっと助けが来たようで、Yはほっとした。

軽トラのような車両がYの車の後ろにぴったり止まり、
中からレインコートを羽織ったスタッフが現れた。
窓をコンコンと叩くので少し開けると「大丈夫ですかー?」
思っていたより若いまだ青年のような男だったが、Yには
救いの神に見えた。

「早かったですね」
「出られますか?」
「ドアが水圧で開かないみたいなんです・・・」
「じゃあ、窓から出ましょう。僕が引っ張るんで」

手際よく、Yは無事に車から出された。スタッフの男は、自分と揃いの
レインコートをYに羽織らせ、後ろのトラックまで誘導してくれた。

258 243 sage 2010/02/06(土) 22:35:13 ID:MsxiGc6q0

Yはレスキュー車の助手席に乗せてもらった。タオルも貸してくれた。
スタッフの青年は、自分はYの車のエンジンとか車両の不具合状況を
調べなきゃならないから、ここで少し待っていてくれと言った。

「あ、これサービスです。温まりますよ」

青年はYに魔法瓶を差し出して、自分は豪雨の中出て行った。至れり
尽くせりだなーと感謝しつつ、Yは魔法瓶の中身を注ぐ。紅茶だった。
あったかい。湯気と共に良い香りが車内に立ち込めた。猫舌なので、
紅茶をちょびちょび舐めるように飲んでいると、携帯が鳴った。画面
を見ると、保険会社からだった。レスキューが無事着いたかどうかの
確認だなと思い、Yは電話を取った。

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警報

では投下してみる

いつもの走ってるジョギングコースをいつものように夜中走ってたんだ
結構な住宅街だから夜中でも結構明るいし見通しも結構いい
だからすぐ気づいたし、すぐ逃げ切れたんだと思う
 
街頭の明かりに照らされて何かでっかくて真っ黒なボロキレ(?)みたいな物が
ゆらゆら動いてるんだ。ちょうど人間の子供ぐらいの大きさのやつがさ

292 本当にあった怖い名無し 2010/02/07(日) 22:18:17 ID:H7uRdXj/0
最初は布団か何かだと思ったんだけどさ
近づくにつれてありえないほどの冷や汗と鳥肌がブワッっと
「こいつはヤバイ」。体中が「逃げろ!!」って警報鳴らし始めてさ
すぐ回れ右。後は何がなんだかわからないひたすら逃げた。

どうやって帰ったかも覚えないけどとりあえず玄関開けてそのまま倒れた
人生初の気絶を経験した

293 本当にあった怖い名無し sage 2010/02/07(日) 22:35:02 ID:H7uRdXj/0
20分ぐらい気絶してたかな
体中の痛みと誰かが叫ぶ声で目が覚めたんだ

体が死ぬほど痛いのを我慢して目を開けてみたら警官と救急隊員に囲まれてた
そのまま病院行き。
一週間くらい意識が戻らなかったらしい

ある程度良くなってから事情聴取受けさせられた
車に引かれたらしい  
肋骨と足の骨を折ってた。
事故の状況をねぼりはぼり聞かれた
くねくねの事は言わなかったけどね 

295 本当にあった怖い名無し sage 2010/02/07(日) 22:49:50 ID:H7uRdXj/0
とにかく状況がかなり異様だったらしい
車の運転手(俺が事故った相手)の話では俺は叫び声を上げながら車に突っ込んできて
車にはねられ数メートル吹っ飛ばされ、右の足首が明後日の方向を向いてるにもかかわらず
すぐにハネ起きまた奇声を上げながら怪我人とは思えない速さで走っていったらしい

俺が住んでるアパートの住人や近隣住民たちもこの叫び声を聞いたらし
警察たちもこの状況は事件に巻き込まれたと思ったらしく事情聴取はかなりの時間をくった
事件性は無いと判断されると今度は基地外認定
治療もかねて数ヶ月精神病行き

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陸鯨

父の実家は旧Z村にあった。
堆肥臭やボットン便所が嫌でさー。
そんな旧Z村に長期滞在することになったのは、某事件のせい。
(この話には関係ないので別の機会にでも、、、)
家に住めなくなったのはショックだった。
父は転職するし、母や兄・私・妹の四人で父の実家に居候することになった。
盆と正月くらいしか帰省していなかったし。

中一の九月末の転校生・顔面包帯のせいで、
最初は「訳アリ」って感じでドン引きされてた。
事件のトラウマで軽い失語だったが、
上手く喋れるようになったのはAのおかげだ。
ヤンキーっぽいのに、学級委員やってて人気者。
AのダチBとCも仲良くなって、うちとけた。
D子、E子、F美はいつもフザけるA達に
小言をいいつつ、一緒に行動した。
「そういえば、三年のG先輩が夏肝試しに行って行方不明になったままだよねー」
F美がニヤニヤ笑って「うらめしや~」とかフザけはじめた。

135 前編byスケキヨ ◆XJhZIZhIRc sage 2011/12/18(日) 22:16:48.28 ID:OEz4iIQJ0
A、Bも「あれって、夜逃げじゃないのかー?」と興味をもった。
C「高校生のグループに混じって、置き去りにされたとかの話だろ?」
F美「E子ん家に昨日、警察来たんでしょ?」
E子「だーかーらー、一緒にいた兄貴に『心当たりあるか?』ってだけ」
D子「単なる聞き込みでしょ?」
F美「今朝から大人が騒がしいじゃん。G先輩の死体でも出たんじゃない?」
A「そういう言い方、止めろよ」
F美「村外れのどこかに肝試しに行ったらしいけど、私は地元じゃないしね」
私「そうなの?」
D子「F美も中学からこっちに移って来たんだよ」
B「F美はともかく。スケキヨ、御前も興味あるのか?」
突然の都落ちにも慣れ、ヤサグレた私はわくわくしていた。
雪が積もる前に、季節外れの肝試しが決行。
Z村の外れには山がある。
全てはE子が兄貴から聞き出して描いた「地図」にかかっていた。
A「おい、ここってさ」
B「あー、、、」
C「赤木家じゃん」

138 前編byスケキヨ ◆XJhZIZhIRc sage 2011/12/18(日) 22:28:45.48 ID:OEz4iIQJ0
肝試しっぽいなーと私はうかれてた。
F美「じゃあ、中入ろう。わお、二階建てだー」
赤い三角屋根の二階建て。
埃まみれの家具は散乱。カレンダーは昭和のまま。
天井の上、二階からドンと聞こえた。
C「誰か住んでる?」
D子「いったん、外出ようよ」
F美「私、見てくるよー」
外からガヤガヤ聞こえた。
E子「兄貴?」
D子「あっ、Xさん。こんにちはー」
X「母ちゃん、心配してっぞ。帰るぞ」
E子「来たばっかなんだけど」
X「とにかく、ここは何も無い」
C「三年のG先輩、ここで殺されたんですか?」
X「俺らは知らん。はよ帰るぞ」
F美が二階にあがったまま、戻って来ない。
外にはE子の兄貴Xの友達数名が叫んでいる。
皆で外に出ると、F美が泣いて窓をたたいてる。
おかしい。こんなにぼろい廃墟なら
泣き声や窓をたたく音が聞こえないわけない。
C「F美ー、演技してないで帰るぞー」
一瞬のうちに、F美が窓から消えた。
皆、怖くなって逃げ出す。

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とどめ

中学の時の実際あった話。

ちいさい頃、うちの家の近くに
蔦の絡まる古い洋館があって
なにもない田舎の風景にポツンと建つその洋館が
違和感ありまくりで、かなり不気味だった。

当時、仲のよかった友人3人と
駄菓子屋に寄った帰り、その洋館の前を通った。
大工のせがれだったキヨミチは

キヨミチ「この家、うちの親父がつくったんぞ!」

と自慢しだした。
レンガ作りの物珍しさで村一番の話題の家だったそうだが
年月が経つにつれ、いわく付きの建物として有名になった。
何度も続くボヤ騒ぎ、赤レンガは黒いシミに覆われ
建物の周りでカラスがねじれて死んでいるのが
発見された事もあったとか。

342 力也 ◆zBPWVMgXAU 2011/12/21(水) 08:12:43.49 ID:/vxLUOWs0

キヨミチ「小学校の美術室に白うんこあるじゃん、ここの家の人が
学校に贈ったんだよ」

白うんことは、石膏で作られた女性像なのだが
流線型のポーズが遠目からみると巨大なうんこに見えるので
みんな白うんこと呼んでいた。

懐かしの白うんこで盛り上がり
古洋館のフロアに白うんこが残ってるという話になり
見に行こうという事になった。

窓から覗くと・・・
白うんこ4本、真ん中に、ちいさな白うんこ1本。
女性像4体が子供像を囲んでいた。
キヨミチとトキオはゲラゲラ笑っていた。
・・・が、俺には不気味で恐ろしかった。

石膏で作られた子供の像は、ところどころ黒く変色し
膝から壊れて足が無かった。 
柱が支えになって立っていたが
俺には、鉄柱に串刺しになって
拷問を受けている様にしか見えなかった。

キヨミチ「もっとあるかもしれない、中入ってみようぜw」
トキオ「入れるの?鍵かかってるんじゃない?」
キヨミチ「裏口の扉腐って開きっぱなしになってるから
そこから入れる! 行こうぜw」

冗談じゃない!!・・と思ったが、二人のおかしなテンションに負け
中に入ることになった。

343 力也 ◆zBPWVMgXAU 2011/12/21(水) 08:14:20.56 ID:/vxLUOWs0
塀に囲まれ雑草が伸び放題の中を進んで行くと
裏口に着いた。
足元がやたら泥濘を帯びていた。
フッ・・・と生暖かい空気が流れた、と、同時に生臭さが
周りを包んだ。

キヨミチ「クッサ・・・ゆで玉子が腐ったみたいな」
トキオ「屁だろこれww屁こくなやキヨミチwwww」
キヨミチ「こいてないわww」

裏口に着いた。 扉は半壊し腐って朽ちていた。
蝶番が辛うじて木片を繋ぎ止めてはいたが、扉とは
呼べない状態だった。
中を覗き見ると、意外と綺麗な状態。
植物に侵食されている様子もなかった。
ただ、床は変色し、奥に行くにつれその色は
濃くなっていった。

キヨミチ「けっこう広いな」
トキオ「秘密基地に使えるよな!」
キヨミチ「俺この部屋もらうわww」
トキオ「おお!ベット!!いいなーw」

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個室

もう8年以上前の話だが・・・。

大学進学も決まった高校卒業間近のある日、
家の壁に軽く右肩をぶつけただけで激痛が走った。
大学病院で精密検査をした結果、骨肉種だという診断が下された。
骨肉種の治療としては、主に手術と、手術前後の抗がん剤治療が行われ、
(順調に治療が進んだ場合でも)大体1年近くの入院が必要となる。
手術が終わり、再び地獄のような抗がん剤治療が始まろうとする頃、
俺より1歳年下の男子高校生が同じく骨肉種で入院してきた。
歳が近く、同じ難病を抱え、個室も隣同士ということもあり、
俺達は自然と仲良くなり、体調のいい時は部屋で一緒にゲームをしたりもした。
(個室で且つ入院期間が長い場合、特別に据え置きゲーム機の持込が許可されていた。)

708 2/6 2011/12/25(日) 01:02:09.79 ID:t70cE8zQ0
幸い俺の骨肉種は悪性度が低く比較的早期発見だったため、
術後の転移もなく、順調に抗がん剤治療が進んでいた。
一方、隣の男子高校生は、日に日に体調が悪化しているようだった。
更に悪いことに、彼は抗がん剤の副作用がとても激しく、
抗がん剤投与後数日は、1日中ゲーゲー吐く音が隣の部屋から聞こえてきていた。

数ヵ月後、後1ヶ月程度で退院できるという段階になったある夜、
いつものように隣の部屋からゲーゲー声が聞こえてきていた。
もう何週間も隣の彼とは会話できていない。
すると突然いつもの吐く音とは違う何か「グゲェ!」というような声が聞こえ、
それ以降、隣の部屋からの声は聞こえなくなった。
嫌な予感がしつつもその夜はそのまま眠りに着いた。

709 3/6 2011/12/25(日) 01:03:06.91 ID:t70cE8zQ0
ふと部屋の外の騒がしさで目を覚ました。
時計をみると夜中の1時45分だった。
バタバタ廊下を走り回る音と、隣の部屋のドアを何度も開け閉めする音が聞こえた。
ただごとではないことを感じてはいたが、何か言い知れぬ恐怖感を感じたため、
布団を頭から被り再び眠りに着いた。
翌朝、恐る恐る外に出てみると、隣の部屋のドアは閉まっており、一見いつもと変わらないように見えた。
しかしその後、警察だが検察だかの人や、泣きじゃくる隣の男子高校生の両親の姿を見て、
昨夜、隣の部屋で何が起こったかということは容易に想像できた。

その後、俺は最後の抗がん剤投与を受けた。
この抗がん剤投与が終了すれば退院できるという希望を胸に、苦しい吐き気や下痢と戦っていた。
夜中、激しい下痢に襲われトイレに向かった。
時刻は夜中の2時前頃だろうか。
3つある個室のうち、真ん中のドアがしまっていた。
こんな夜中に?と一瞬不審に思ったが、
この病棟は抗がん剤治療患者が何人もいるので、俺と同じように下痢になったんだろうと思い、
そのまま手前の個室に入った。

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首吊り

俺の家は地方の大きな大学の近くにあって近所にアパートが多い。家の右横と斜め前がアパートだ。
2年ほど前の話なんだけど、俺が夕方5時頃、高校の帰り道にその家の斜め前のアパートの前を
通りかかったときに、2階の一番俺の家に近い部屋の窓とカーテンが開き、電気がついていているのに
気づいた。そこは空き部屋だと思っていたので、よく見るとベランダごしに中の様子がわかる。
といっても部屋の上部なんだけど、なんだか首をつってる人がいるように見える。

まさかと思って何度も角度を変えて見直したんだけどロープがはっきり見えるし、その下に人の頭の
ようなものがある。顔の表情はわからないけど、全体として首つりとしか思えない。
それで家に戻って、早く帰っていた親父に相談して一緒に見にいってもらったら、やっぱり首つりじゃないか、
ということで警察に連絡した。その後に親父がアパートの大家にも電話をかけた。
家の前で待っていたらパトカーと救急車が来て、警官が二人俺らのほうに出てきてその首つりを確認した。
「たしかにそう見えるね。」と警官の一人が言って救急隊員らと一同でアパートに入っていった。そのすぐ
後にミニバンが来て、大家さんらしい人がアパートに入っていった。そして警官が部屋に入ったらしく
カーテンが引かれ窓が閉められて中の様子は見えなくなった。

466 4 sage New! 2012/01/07(土) 01:33:03.07 ID:w3sFOMC00
俺と親父はアパートの前で待っていたら、15分くらい後、恐縮した様子の大家さんと警官、救急隊員が
そのまま出てきた。大家さんはすみません、すみませんという感じで警官の一人に謝っている。救急車は
帰って行った。
さっきの警官が俺らを見つけて近づいてきて、「ご苦労さんでした、心配をかけましたね。いや自殺では
ありませんでした。」と言う。親父が「そうですか、そう見えたんですがすみませんでしたね。」と言うと、
「いやそれは無理もないです。実際に精巧なマネキンがつるしてありましたから。しかも全身に御札を貼りつけた。
あそこは空部屋で大家がつるしたようです。」
俺が「どうしてそんなことを。」と聞くと、警官二人は顔を見合わせていたが、年配の一人が
「いや、このままでは不思議でしょうね。大家が言うには、今日は本物の首つり幽霊が出る日なので、
それが出る前にニセモノを吊しておいたということなんです。」俺と親父は「??」となった。
警官も困惑した顔でこう言った「なんでも今日は昔あの部屋で自殺した人の命日で、毎年幽霊が出たと言うんです。
それでマネキンを前もってつるすようにしたら出なくなったってことだそうです。・・・どう思います。」
それから2年後に大家さんはアパートをたたんで他県にいる娘さんのとこに行って、アパートは
今はコンビニになってる。