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いわく付き物件

10年前くらいの実話

専門学校を卒業して初めての一人暮らしを始めようと某アパート紹介会社を訪ねた
月給もそんなによくなかったし、キレイな部屋に価値観を感じない性格だったので営業の人に聞いてみた
「いわく付きでもいいから安いとこないですか?」と
俺は霊感も無いし霊的な物も一切信じないし見たこともなかったんだ
すると「ありますよ」と意外な答え

築40年 木造2階建て
風呂なしトイレあり
2k
前の住人(50代男)が病気か何かで死に、2ヶ月程してから発見された
畳も壁紙も張替えたので新品
25000円

こんな感じ

早速見に行くと営業マンも「まあ~見ての通りですね~」とウリがなくて説明のしようがない様子
壁紙や畳が新品とはいえその他は全部ガタガタ
霊感はないけど多少潔癖性のケがある俺がやっぱりおっさんの死汁を吸った蝿や蛆虫が這い回ったりしてたのかなーなんて考えていると
営業マンが見透かしたように「クリーニングはバッチリですんでね!」とフォローしてくる

結局その部屋は契約した
霊現象も起きなかった
畳をめくってみたりしたけど人型のシミもなかった

続く

554 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/02/04(土) 16:56:56.46 ID:g4qWr7oz0
で、数ヶ月経ったある日押入れを掃除しようとして、中の物を出して自分が中に入る形で掃除を始めたんだ
襖が4枚ある押入れで、上下半分に区切られ、真ん中には柱がある
いわゆるどこにでもある押入れだ
押入れの中側からその柱をふと見ると、一瞬暗くてよくわからなかったが柱の内側に何か書いてあるんだ
よく見るとどうやら人の顔だ 釘のような尖った物で彫ってある
それもクオリティの高いものではなく、ギリギリと力を入れて、何とか彫ったようなぎこちない、表情の無い顔
10㎝そこそこの柱の幅一杯に描かれた顔、どうやら髪の毛なんかから察するに女の顔らしい
柱にあったのはそれだけじゃなかった
歯型だった
いくつかの歯型がその顔の周りに、柱の角にいくつもついていた
大きさからして大人
暗くて気づかなかったが顔周辺は色が変色している

暗く狭い押入れの中で、茶色い柱の女が焦点の合わない目で俺を見つめている
俺は無機質な女の顔の得体のしれない迫力に嫌な汗をかいていた
もう何も見たくなかったが柱の下の方に目をやると何かのシミの跡がいくつも…

その作品の主が前住んでたおっさんのものかそれまでの住人のものかはわからないけど、
その主が押入れの内側に入り柱の女を見たり噛んだりしながら柱の下の方に何かの液体を付けていた事は想像がつく
そして、これは押入れの上の段だけの話で、下の段にも同じ物があり
2部屋のうちの隣の部屋の押入れにも、同じ物があった

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馴染みすぎ

死ぬほどじゃないけど、怖かった話していい?

俺が子供のころ住んでた平屋での話なんだけどさ、一人で家にいて真ん中の部屋で本を読んでたら誰か帰ってきたんだよね。
うちは鍵は開けっ放しの家でさ。でも田舎だし全然大丈夫なんだよ。
近所の人は、入口でお~い居るかぁとか言うから、黙って家に入ってくるのは家族しかいないわけ。
この日も黙って入ってきたんだけど、足音が男の足音でさ。
で、うちは男はアニキか親父しかいないんだけど、どっちでもないんだよ。
でもどっちかしかいないから、まぁどっちかなんだろうと無視してたわけ。

で、その入ってきた男は、台所へ行って冷蔵庫あけて、更にごはんよそったりして、それを持ってこたつのある部屋、、、俺がいる隣の部屋に行って、テレビをつけてごはんを食べはじめたわけ。
お茶碗とかを置いたりする音や箸の音もする。
で、暫くたってテレビ観ながらごはん食べてた男がテレビが面白かったのか大笑いした。

あははははははは

聞き覚えのない笑い声。アニキでも親父でもない男の笑い声。

えっ、と思って反射的に襖をあけたんだよ。
そしたら、そこには誰も居なくて、お茶碗もないしテレビもついてない。
そもそも、人の気配自体が全くなかった。

ちょっと前でも人がいたなら、なんかしら分かるもんだけど、人の居た気配ゼロどころかマイナスな感じで、
そのあまりにも無な感じがめちゃくちゃ怖くて大急ぎで家を出て、家族が帰ってくるまで、暗くなってもずっと家の前で待ってたことがあった。
まぁそんだけなんだけどね。

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老婆と娘

927 本当にあった怖い名無し sage 2012/04/10(火) 00:24:29.51 ID:Ruo2XUQR0
1/11

あれは今から一年半くらい前のことだった

2010年の9月頃・・・その当時、自分は担当しているゲームソフトのマスターアップが終わり久々にまとめて休みが取れたので中部地方のとある農村を訪れることにした・・・
その少し前に数年付き合った彼女と別れてしまい、その傷心旅行も兼ねての旅だった・・・

そこは都会からかなりの距離、離れている山間の農村・・・
一応、観光地であるが未だ残暑の面影が強く、目的地までの電車に降り注ぐ陽光は額にうっすらと汗を滲ませるには十分だった

朝、都心を出たにも関わらず到着時には陽も暮れかけ、夕日が豊潤な山野を赤く染め上げていた
ガタゴトと揺れる電車の窓から見える景色の移ろいは、一瞬だが都会でのストレスを忘れさせてくれる気がした

駅に着き、去りゆく電車を見送りった後、辺りを軽く見回す・・・
随分と時代を感じさせる駅だ・・・無人駅ではないものの、柱の所々に腐ったようなささくれが目立つ構内だった
そして改札を抜け真っ先に視界に飛び込んできたのは、昭和の煤けたような香りのする寂れた景観だった

約半年の間、休日が無かったことで鈍った感覚と脳をリフレッシュさせるには、やはりこれくらいのレトロ感が必要だ・・・脳が無意識のうちにそう感じとっていた

街のメインストリートと思しき商店街をぶらつく・・・まるでここだけ時代が止まっているかのような錯覚に陥る・・・
幾人かの観光客とすれ違うも、どこかセピア色の写真を見ているかのように感じる・・・
首から下げたデジカメのシャッターを無心で何度も押す・・・いい所だな・・・

およそ300m程続いた商店街を抜けると、そこには一円の田園風景が広がっていた
ギラギラと照りつく夕日で田には陽炎が見てとれ、何とも形容しがたい神秘さを醸し出していた・・・
ふと右手を見ると森の中に小高い丘があり、そこの頂上付近には神社らしき建物があるのが見てとれる
自分の出身地も田舎の寒村だが、それとは違う静寂さに包まれた風景に無心でシャッターを押していた

928 本当にあった怖い名無し sage 2012/04/10(火) 00:25:26.44 ID:Ruo2XUQR0
2/11

完全に日も暮れ、街灯に火が点る・・・
ゆっくりと歩いてきたつもりの街も、気が付けば遠くに見えるではないか
自分でも気がつかない間に、結構な距離を歩いてきてしまっていたようだ・・・

今回、敢えて宿は予約してこなかった・・・自分としては珍しいのだが、たまには行き当たりばったりで旅を
楽しんでみようと考えていたからだ・・・
理由はリフレッシュというより、失恋が原因と言ったほうが適切かも知れない・・・別に野宿でも構わないのだ

街に戻れば宿もあるだろう・・・しかし戻るのは何故か悔しい気がしたので、そのまま街の外れを更に奥へと進む・・・
山間部にある田舎の闇は深い・・・あれだけギラギラしていた風景が、街灯こそあっても大きな穴のようにどこまでも光を飲み込んでしまうような錯覚さえ覚えていた・・・

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電話

小学校2、3年生頃の話。
学校から帰ってきたら、母親が夕飯の買い物行ってるらしく不在だったので一人で留守番してた。
まだ子供なのでもし家に人が来たり、電話がかかってきても出ないようにと普段から言われていた。

普段なかなかかかってこない電話がその日は鳴った。好奇心でなんとなく出てしまった。
男の人だった。なぜか私はその人をじいちゃんだと思った。

男「もしもし?」
私「もしもし」
男「お母さんいる?」(ここで母方の祖父だと思った)
私「いないよ」
男「あのね、住所教えてくれる?」
私「3棟の×号室だよ」
男「そっか。…君のお母さん、綺麗だよね」(ここでじいちゃんではないと気付く)
私「そんなことないよ」
男「僕ね、今日君のお母さんと会ったんだよ。それでね、僕のおち××んを舐めてたよ。」
私「・・・・」
男「じゃあね」
私「ばいばい」

990 本当にあった怖い名無し sage 2010/01/30(土) 02:17:58 ID:EgB8cjre0

うろ覚えなんで他にも何か話した気がするけどこんな感じ。
しばらくして母親が帰ってきたので、電話あったよーとだけ報告。
誰から?と聞かれたのでおじいちゃんだよ、住所教えてって言ってたから教えたよ。と言ったら
「じいちゃんが住所なんて聞くわけないでしょ!」と怒られた。

当時住んでた市営住宅?の住所がちょっとややこしくて覚えられなかったし、
相手をここの住民だと思っていたので棟と号室だけでわかるだろうと思っていた。

↑の出来事をさっき急に思い出したんだけど…
もし私が家の住所を全部覚えてて教えてしまってたら
とんでもないことになってたかもなあと…。

余談だけど、私が住んでいた3棟だけ10階まであり、よく地域外から人が来ては飛び降り自殺。
それも10階からではなく7階とかから落ちてた。知り合いの子が自転車踏み台にされたらしい。
自転車のすぐ下に靴が揃えておいてあったんだと。

あと家の中は霊道?だったらしく、襖を開けた所に棚がスライドできる本棚を置いていたんだが
その隙間におじいちゃんや若い男性、男の子の霊が挟まってたらしい。
その挟まってたところ、弟とかくれんぼする時に入ってたところだよ…orz

全然怖くなくてゴメン

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思い思いのお化け

うちの父方の祖父母の家はかなり古い家で、改築に増築を重ねて今は使われていない座敷や部屋がある。
古くなっていて危ないから近づいちゃいけないと祖母によく言われていた。

小学校四年生のお盆の時の話。
うちが本家だという事でお盆や正月は親戚一同が祖父母の家に集まる。
私は親戚の子供達の中で一番年上だったし私以外は妹も含めてまだ小学校低学年や幼稚園児だったから、その時も私は集まった子供達の世話係みたいな事をしてた。

お坊さんが帰ると、襖を取り払って広くした部屋で大人も子供も一緒にご飯を食べる。
そのあと大人達は宴会を始め、子供は別の部屋で遊ぶのが常だった。
夜八時を過ぎた頃、従兄弟の男の子が懐中電灯を見つけてきた。

最初は部屋を暗くして懐中電灯で周りを照らしたりして何が楽しいのかよくわからないけど楽しんでいた。
その内探険に行こうって話になって、なら離れに行こうとなった。
普段近づいちゃいけないと言われていたけど、その時はちょっとハイテンションで親戚の子供達にいいとこを見せ付けたいのもあって行くことにした。

45 本当にあった怖い名無し sage 2009/12/13(日) 01:04:24 ID:C25Bw8q8O
一応大人に言っておこうと思ったけど流石に祖母には言えないので、すっかり出来上がっている父親に離れに探険しに行ってくる、と伝えると気を付けろよ~みたいな感じであっさり了解を得た。

私が先頭に懐中電灯を持って、その後から妹や従兄弟たちが固まって付いてくる。
洋間の脇の廊下を抜け仏間を通り過ぎて途中途中の電灯を全部点けながら進むと件の離れへのガラス戸が見えてくる。
向こう側は真っ暗で懐中電灯の明かりがガラス戸に反射している。

ガラス戸を開けると古い畳の匂いや湿った木の匂いだと思うけど、なんだか純和風~という感じの匂いがする。
懐中電灯と廊下の光で板張りの廊下と座敷があり、廊下の先に木戸があるのがわかった。
その木戸の先は何があるかはわからない。
行ってみようって言ったんだけど親戚の子供達は恐がって行きたくないと言う。
私も恐かったんだけど年長者の見栄というか、年上なんだしという気持ちがあって「じゃ、開けてくるからそこで待ってて」なんて言って従兄弟に懐中電灯で進行方向を照らすように指示して一人で木戸まで歩いていった。

46 本当にあった怖い名無し sage 2009/12/13(日) 01:05:15 ID:C25Bw8q8O
板張りの廊下はあまり使われていないのか埃っぽくミシミシと音を上げた。
壁に手を当てゆっくりと木戸に向かって歩いていく。
恐いな~、イヤ恐くない!なんて念じながら木戸の前に立って振り向くと廊下の先で親戚の子達が固まってこっちを見ている。
「ほらぁ、平気だよ!」と声を掛けながら木戸を引くが開かない。

「あれ?あ、これ押す方だった~」とか陽気な声を出しながら木戸を押すと予想以上に大きな音を立てて木戸が開き、私は前につんのめって木戸を掴んだままこけたような姿勢になった。
同時に猫の鳴き声がして、私の恐怖がピークに達した。
声にならない悲鳴を上げながら四つんばいで親戚の子達がいる場所まで逃げようとすると、親戚の子達は無情にも逃げ出した。
廊下の先に見える光を目指して四つんばいから立ち上がりつつ駆け出す私の後ろで、木戸がまた大きな音を立てて閉まった。

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ヘルパー

ホームヘルパーってあるでしょ?
年寄りの家に行って、ご飯作ったり、掃除したり、オムツ交換したりする仕事。
好きな時間に働けるって聞いて、資格持ってると心強いし、
結婚退職して暇持て余して、資格取りに行って、少し働いてみようて思って。

初めは同行って言って、先輩ヘルパーに仕事教えてもらうんだけど、
次からは一人で行かなきゃいけない。

一人立ちして3件目のお宅は、広いけど古い家に一人で住んでるおばあちゃんの家。
掃除してご飯作って帰るって仕事だったけど、
古いだけにここで一人で掃除するの怖…って思ってた。
同行したときも先輩ヘルパーに、「ここ、気持ち悪いでしょ…陰気臭いし」って言われたし。

でも、おばあちゃんの居室と寝室はインチキフローリング敷き直して床暖だったし、
トイレも数年前に改装したとかで生活空間部分は明るかったから、まぁいいかって。
掃除も、おばあちゃんの生活空間部分だけって話だったし。

それで、初めてその家に一人で訪問したんだけど、
いくらチャイム鳴らしても出てこないのよ。
あれ?って思って、その家の玄関の戸、引き戸っていうの?
横にガラガラ開けるタイプの。
ためしにちょっと横に引いてみたら、鍵はかかってなかったの。
「こんにちわ~」って呼びかけても返事がない。
ただ、水が流れる音がする。
トイレ?台所?と耳を済ませると、どうやら蛇口からただ水が出てるだけみたい。
台所で何かしてる音はしないし、水を止め忘れたのかな?…と。

784 本当にあった怖い名無し 2009/11/28(土) 10:44:39 ID:XTH0+9xH0

もう一度、大きな声で、「すいませ~~~ん」って声かけたけど、返事なし。
どうしようって思った。
鍵は開いてるけど、誰も出てこないし、テレビの音はしないけど、水は出てるみたいだし。
私はヘルパーだし、入っていいってことになってる人間だけど、今日は初めて一人で来たわけだし。
前回同行のときはおばあちゃんが居間から返事してくれて、
お出迎えなくても先輩ヘルパーと上がったお宅だったんだけど、
なんて言うか…出迎えのない他人の家に、許可なく無断で入るのってすごい躊躇したのよ。

よっぽど会社に電話しようと思ったけど、鍵は開いてるし。
意を決して、「上がりますね、お邪魔します」って入った。
真っ直ぐ居間に向かったけど、おばあちゃんはいない。
どうしようって立ちすくんだ。
近所に回覧板でも置きに行ったのかもしれない。
主のいない家を勝手に歩き回るのも気が引けたけど、
台所の水を出しっぱなしにしておくのも何だし、止めた。
困ったな~と思った。
このまま居間で、おばあちゃん戻ってくるの待つのもな~って。

785 本当にあった怖い名無し 2009/11/28(土) 10:54:09 ID:XTH0+9xH0