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厳選怖い話 洒落怖

霊と同棲

17 本当にあった怖い名無し 2011/09/07(水) 17:37:23.38 ID:7KIpF7Xq0

10年くらいの付き合いの霊の様子がおかしいんだ。
ほんのり怖い話の方にも書いたんだけどその後ごたごたしてて書き込めなかった。
そしたらスレ見れなくなってて・・・(2ch書き込んだことなくてわからんかった)
前は普通に友達感覚だったのに
最近は夜中に起こしてきたりクビ締められたり
それより個人的にやばいなって思うのはそいつの体が黒くなってることなんだ。
妖怪とかって体が黒くなると捕食期だって聞いたから、俺食われるんだろうなって思ってさ。

18 16 sage 2011/09/07(水) 17:46:10.80 ID:fbRcZM6m0
>>17

ちょっと待ってあなたにもうついて行けないわ的なレスありがとう

霊の付き合いとか初めて聞いた

ってか、その霊って今までずっとそばにいたのか?
とりあえず、霊と意識せずにいた自分を振り返れ

19 本当にあった怖い名無し 2011/09/07(水) 17:59:11.52 ID:7KIpF7Xq0

18>> そんなつもりじゃなかった。本当ごめんなさい。
普通の友人感覚でその霊と付き合ってた。
いろんな話もしたし、相談ものってくれた。
その霊はずっとそばにいた。会社とかにもついてきてた。俺は違和感なかったけど、(慣れてたから)
その会社では怪現象が起きるようになったって噂がたってた。
俺についてた霊が興味津々にいろんな機材触ってたりしてたからだとおもう。
霊だって意識はしてたけど、普通に存在してる人間とたいして変わらない対応してたかも。
それがだめだったのかな。
でも本当に友達みたいなかんじだったんだ。

20 16 sage 2011/09/07(水) 18:13:09.93 ID:fbRcZM6m0

いやよ、そんなに謝ったってもう許してあげないんだから的なレス(ry

しかしなんだな、
普通に接してたのが いきなり危害を及ぼすか?
男女の区別は付くのか?

妖怪とか化け物じゃなく、おまい自身の身代わりなのかもな。

なんか気付いてほしいのか・・・もしれない。

おまい自身は、その霊とまるで生きてる友達感覚でいたんだろ?
それが普通だったとしたら、
黒くなってきたのはまず霊の具合が悪いんだろう。
イヤ、冗談でもなんでもなく。マジで。

21 本当にあった怖い名無し 2011/09/07(水) 18:19:16.80 ID:7KIpF7Xq0

>>20
どMだから察してほしい
俺もびっくりしてるんだ。しかもきっかけが大震災。
人が死にすぎて何か影響でたのかもって・・・思うにしては態度が変わりすぎてるというか。
霊は女で結構かわいい。でも死んだときの環境かわかんないけど血まみれで顔色は悪いんだ。
身代わり・・・にしても酒とか飲むし(おいておくと減る)自由奔放というか。
憑かれた時に自分を殺したやつを見つけたいって聞いたから気づけるところは気づいているけど
矛先がいきなり俺になった意味がわからないんだ
やっぱり具合が悪いのか・・・なんとかしたいんだが・・・
神社に頼るわけにも行かないし・・本人はおそらく震災で影響受けたってことは東北に行きたいと思うんだけど
仕事と金銭面で無理なんだよなー
ってただの愚痴になってしまった・・すまん。

23 本当にあった怖い名無し sage 2011/09/07(水) 18:25:34.23 ID:mD91ML+F0

何で神社に頼れないんだ?
親しい友人が切りかかってきたから警察に突き出すようなもんだろ?

24 本当にあった怖い名無し 2011/09/07(水) 18:27:55.18 ID:7KIpF7Xq0

神社とか寺に頼ったら消えちゃうかなーって。
消えるのはやだけど死ぬのもやだなってすっごいわがままな注文だよなって今気づいた。

26 本当にあった怖い名無し sage 2011/09/07(水) 18:32:46.84 ID:+7YXaoDF0

え、好きなの?w
ここは居場所じゃないって教えてあげた方がその子楽になれんじゃねぇの?
本当の話かどうか知らんけど、変化が出てきたってことは潮時なんだろ

27 16 sage 2011/09/07(水) 18:35:54.47 ID:fbRcZM6m0

>>21

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サイコ 洒落怖

塩辛

初投稿。
ご飯のお友達、いかの塩辛。 美味しいですよね。
私も大好きでこれさえあれば何杯でもご飯食べれました。
今回書かせていただいたのはこの塩辛に纏わる話です。
実際に地名を出すわけには行きませんし風評被害を考えて
多少のブラフ入で私の聞いた怖い話を紹介します。
塩辛好きな方や長文苦手な方はスルーしてください。
とある地域ではいかの塩辛がかなりポピュラーで その地域の村人なら
誰でも作れてしまうほどでした。
塩辛は基本的にはいかを短冊切りしていかの内蔵と塩で
混ぜるだけの簡単な料理なのですが味は千差万別。
作り手次第で全く別物になってしまいます。
そんな地域の中でもダントツに美味しい塩辛の作り手がいたそうです。
仮にこの方を黄村さんとします。
この黄村さんの作った塩辛は凄く濃厚で文字通り他の塩辛とは
レベルが違うのです。ちなみに村人が作った塩辛でも市販されている
塩辛と比べ物にならない位美味だといえば
いかに黄村さんの塩辛が美味しかったかがわかってもらえると思います。

74 塩辛 sage 2010/02/23(火) 21:46:19 ID:1JyxS1TV0
当然評判を聞いた業者に市販製品の監修してくれ!や村長から
村起こしのために作り方を公表してくれ!という依頼が殺到しました。
それでも絶対に黄村さんは首を縦にふることはなくひたすら村人の為
だけに極少量のみ作られていた。決して村人以外には食べさせなかった
のです。
実は数年前まで黄村さんはいわゆる村の新入りで家族そろって
村八分のような扱いをうけていました。
その状況に耐え、同じ村八分の仲間内で助け合いながら頑なに
村人との接触を避けていました。
ただ数年前にとある事件で家族を失って以来、人が変わったように
村人へ媚びへつらい、関わりだすようになった。
当然村八分にされていた人間ですし最初は邪険にされていたようですが
美味しい塩辛で村人と良い関係を築いていったのです。
そんな理由から黄村さんの塩辛は村人と黄村さんを繋ぐ大事なキーであり、
製法をばらしてしまうとまた村八分になると危惧して秘密にいるのだと
皆が思っていました。
その根拠として仲良くしていた他の村八分をうけていた新入りの家族とは
表向きは仲良くしても決して塩辛は食べさせなかったのです。

76 塩辛 sage 2010/02/23(火) 21:47:47 ID:1JyxS1TV0
その後製法を頑なに秘密にする黄村さんを妬んだ村人が
とうとう事件を起こしてしまいます。
黄村さんの家に覆面をして押し入り包丁で脅して製法を吐かせようと
したのです。
結局最後には黄村さんは製法を皆に伝授する、ただ不公平にならぬよう
明日の夜皆を集める。
貴方の正体に興味もないし詮索しないから殺さないでくれ、
頼むから帰ってくれ、と。
確かに黄村さんが死んだ後に別の人間が同じものを作れば犯人だと

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洒落怖

毟(むし)られる髪

怖い話というか、意味不明なんですが、自分にとっては洒落にならないことがありそうなので。

中学時代、怪談ゲームを通して怪談話が好きになり、よく自分に構ってくれる母方従兄弟に怪談をせびってました。
従兄弟は新しいもの好きで、ロンゲメッシュと当時では珍しい格好、友達も多く色々な話を聞かせてくれました。
そんな従兄弟も就職し、じいちゃんも祝いではしゃいでいました。じいちゃんは真っ白で背中の真中くらいまで伸ばした髪の毛を後ろで縛るという変わったファッション(?)をしていたのを良く覚えてします。
従兄弟が就職し、じいちゃんは釣り、ばあちゃんは畑仕事、伯母さんは仕事、従兄弟の姉は学校で、昼間誰もおらず遊びに行くことも減りました。
伯父はずっと前に火事で亡くなっていたそうです。
しばらくして、ポケベルを持つと従兄弟から連絡がありました。「お前怪談好きだっただろ?爺が釣り仲間に聞いた話があるから今度聞かせてやるぞ」
そんな内容だった気がします。
しかしそれからすぐにじいちゃんが亡くなり、聞く事をすっかり忘れてしまいました。
棺おけの中でじいちゃんは長かった髪の毛をすっかり無くし、坊主にしていました。
高校に入り、携帯電話を持つと従兄弟と電話する機会が増えました。某大手百貨店に就職した従兄弟の話は仕事の話が多く、面白かったです。
高校二年頃、学校から帰ると従兄弟が家に来てました。実際に会うのは葬儀以来ですっかり社会人らしく髪の毛を黒くし、短くなっていました。
丁度祖父の言っていたという怪談話を聞こうと思っていたので聞こうとしたのですが、母の制止に掛かり止められました。
その日の夜、今度ファミレスかどっかに行って話してくれるとメールが入り、楽しみにしてました。
が、数日後に従兄弟は心臓麻痺で亡くなりました。業務中にいきなりだったらしく大騒ぎだったらしいです、ストレスか何かでなったんではないかと言ってました。
葬儀には大手百貨店から大きな花が贈られており、大手会社から花を送られてくるほどの従兄弟を誇りに思ったのと同時に、その花が大好きな従兄弟の死を実感させてきて悲しくなりました。
母は実家で49日まで居るとのことでした。
従兄弟の仕事仲間とそこで知り合い、従兄弟の話を聞いてました。

「あいつ結構怪談とか好きでさ、こんな話をしてきたんだ」
「あいつの爺ちゃんが聞いた話らしいんだけど、戦時中の話だ」
「元華族、裕福な家で成績良く、運動も出来る、さぁこれから国のために戦うぞって時に、肺結核になって兵隊になれなかった男がおったらしい。」
「そいつは村に残った女子供に病気だと忌み嫌われ、果ては恋人や友人にまで見つかれば石を投げられる始末だった」
「怒ったそいつは村人を見返そうとするが、病気は一向に良くならず、体力がどんどん落ちていった」
「死期を知ったそいつは恋人だった女を山に誘って襲い、事が済むと女は逃げて、山に残されたそいつは体力衰弱とで降りることもままならなくなった。」
「翌日男がいない女は心配になり、襲われた現場に向かった。男は女を見ると追いかけた。なにやら恨み言を叫んびながらだったらしい」
「怖くなった女は再びそこから逃げようとするが、男に後ろ髪を掴まれ毟られたそうだ」
「それからその女は子供を産むが、狂い死にしたらしい。そしてこの話を聞いたヤツはそいつに呪われると」
「そこで終わりじゃない、呪いの内容はだ」
「夢の中で、真っ暗、多分部屋の中で朝を探すんだ。」
「待てば良いってもんじゃない、光を探してつかまなきゃいけない。」
「でもそれはあるモノから逃げながらやらないといけない。」
「逃げてると暗闇の中からグワっと音がして、頭を捕まれる。
みしっと音がして髪の毛を毟られる」
「だいたいいつもそこでぎりぎり、光を掴んで目が覚める」
「そこでみんな髪の毛を毟られずに襲われたらどうなるかと怖くなって、髪の毛を短くするんだ。」

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厳選怖い話 洒落怖

先祖の因縁

164 1/7 sage 2009/08/17(月) 18:35:43 ID:XLD8z8zdO
俺が中学の時「神谷のおばさん」という有名人がいた。
同級生神谷君の母親なので「神谷のおばさん」な訳だが
近所は勿論、同じ中学の奴ほとんど神谷のおばさん知ってる位有名人。
見た目は普通のおばさんなんだけど、とにかく話を聞くのも話すのも上手い人で
地元じゃ有名なヤンキーすら「神谷のおばさんに怒られちゃしょうがない」って悪さ止めるくらい。
俺達中学生の下らない悩みとか相談を真剣に聞いてくれたし
本気で怒ったり励ましたりしてくれる人だったな。
親とか先生には話せないことを相談出来る大人って感じ。皆の母ちゃんっていうか。
で、神谷のおばさんといえば「怖い話」って思い出す位、怪談物が得意だった。
内容は多分よくある怪談なんだけど、とにかく話し方が上手いんだよ。
滅茶苦茶怖くて、女子なんかキャーキャー大騒ぎになるくらい。
そんな神谷のおばさんに関する話。
俺が中2の秋、クラスに転入生が来たんだよね。
秋山君っていったと思う。田舎だったからあんまり転入生とかなくって
結構注目されてたような気がする。
背が高くて、顔立ちも整ってていかにも女に受けそうな奴だなぁってのが俺の第一印象だった。

168 2/7 sage 2009/08/17(月) 18:38:02 ID:XLD8z8zdO

最初の頃は皆秋山の周りに行ってあれこれ世話してたんだけど
日が経つにつれ、秋山は皆から避けられていった。
「犬に石ぶつけてた。犬が怪我しても止めないの」
「猫をおもいっきり蹴って。猫がピクピクして身動きしないのを踏みつけようとした。」
勿論担任の耳にも入り、注意されたみたいだけど
母親が乗り込んできて、学校で悪いことしてないでしょう!
勉強だって出来るんです!(実際成績はトップクラスだった)
犬猫に何したって成績良ければいいじゃないですか!と大騒ぎしたらしい。
今でいうモンペだったんだな、母親。
噂では前の学校でも問題起こして母親と学校が揉めたらしく
それで両親が離婚、母親の実家に戻って来たってことだった。
うちの母親が地元出身で、この秋山母のことも良く知ってたとかで
そんな噂も俺の耳に入ったわけ。
しかしうちの担任は熱血漢で、はいそうですかとは引き下がらない。
命の大切さ!弱いものを慈しむ心!教育とは勉強だけじゃないんですよ!と全面的に争う姿勢。
日頃担任をうざがってたヤンキー連中すら「全くだ」と応援してたのがおかしかった(笑)

171 3/7 sage 2009/08/17(月) 18:40:08 ID:XLD8z8zdO

とにかく秋山は怖かった。ヤンキーとかの不良に感じる怖さじゃなくて
得体が知れない闇みたいで、本気で皆怖がってた。

ある日、俺が神谷ん家に遊びに行くとちょうどおばさんと神谷が買い物に行くところだった。
近所のスーパーなんだけど米やら重いもの買うから付き合うんだとのこと。なら俺も付き合うよ、と三人でスーパーに向かう。
買い物中、秋山が少し離れた所にポツンと立ってるのに気付いた。秋山の家はここから大分離れてる。ちょっと買い物にしては不自然だった。
俺は神谷の事を肘で小突いた。神谷もすぐに秋山に気付いたみたいだった。
「何でこんなとこにあいついんの」
「知らねぇ」
ひそひそやってたらおばさんが後ろからスッと顔出した。
「あれ、あんたが言ってた秋山君って子?」と呟く。
良く分かったな~と二人でビックリしてたら
「アレは駄目。近寄らないでね。それしか方法が無いわ」
それだけ言うとおばさんは買い物に戻っていった。
今までどんな不良でも決して見捨てなかったおばさんの一言がえらいショックだった。
「うちの母ちゃんがあんな事言うなんて」と神谷もかなり驚いたらしい。

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ヒサユキ

165 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/17(月) 18:35:50 ID:awDBDn0q0
こんな所でヒサユキの名前に会うとは、実際のところ驚いている。
彼女の事について真相を伝えるのは私としても心苦しいが、
だがこの様に詮索を続けさせるのは寧ろ彼女にとっても辛いことだろう。
そのため、ここで私は真相を明かそうと考えるが、その前にこれを読む者には一つの心構えを御願いしたい。
すなわち、彼女については、その一切を忘れてしまうこと。
これは、貴方と彼女のためである。
では、始めよう。
話は昭和十九年に遡る。
ここは若向きの掲示板であるだろうから、昭和年号で表記しても余り感興は沸かないかも知れない。
ならば、1944年としたらどうだろうか。
そう、日本が敗北する一年前のことである。
戦火は日増しに激しくなり、私の在籍していた帝国大学大学院でも、
文系ばかりか理系までも学徒出陣を余儀なくされていた。
そんな頃の話である。
私は民俗学を専攻しており、その研究主題は「鬼」であった。
有名な桃太郎の昔話に代表されるように、鬼にまつわる話は枚挙に暇が無い。
巷間に流布されている通説によれば、彼ら鬼は日本に漂着した露西亜人である。
成る程、赤ら顔や巨躯などは正に鬼の風情そのままであることだろう。
而るに、私が採った手法は、日本の鬼と中国の鬼とを比較検討することであった。
御存知の方も居るかも知れないが、中国の鬼は、日本で言うところの幽霊に相当する。
すなわち、前者が物質的であるのに対して、後者は霊気的存在であるのだ。
恐らく鬼が中国から日本へと流入する際に、何等かの変容を遂げたものと私は考えていた。

166 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/17(月) 18:36:36 ID:awDBDn0q0

さて、ここで彼女について話さねばならない。
先述したように、彼女についての一切を忘れて頂かなくてはならないので、その名前については伏せておくことにする。
ただ、彼女は日本を代表する高名な生物学者(恐らく、誰もが一度は教科書で名前を見たことだろう)の一人娘であった。
そして、彼女自身も帝国大学大学院で生物学を専攻しており、その研究主題は「身体改造」であった。
物資も兵員も不足する中で敗勢を覆すために、彼女は軍部の支援の元に、
兵員の身体そのものを改造する研究を進めていたのである。
しかし、その研究は失敗の連続であったらしい。
そんな時に、私と彼女は出会うことになる。
鬼に対する私の解釈に彼女はひどく興味を持ってくれて、私達は「鬼」を介して何度か議論を交わすようになった。
そして、何時しか私達は惹かれ合い、逢瀬と恋文を交わす仲となっていった。
そんな頃、彼女について良からぬ噂を耳にした。
彼女の研究を支援しているのは、軍部ではなく、実は「組織」であるらしいのだ。
だが、「組織」については、私もよく知らない。
聞くところによれば、それを構成するのは軍部・財閥・皇族・神道関係者・帝国大学の学者であり、
言わば天皇が傀儡としての表の顔であるならば、「組織」は実験を握る裏の顔であるのだ。
このように書くと如何にも胡散臭いのであるが、
一説によれば、松代大本営の造営も彼らによって立案実行されたものらしい。
或る日、私は冗談混じりに彼女にそれを問い質してみた。
彼女は肯定も否定もせず、ただ笑っていた。
しかし、その次の日に、私が所属する研究室の扉を敲く者が居た。
軍服に身を包んだその将校は、自分は冷泉中尉であると名乗った。
彼の話はこうである。
優秀な生物学者である彼女を中心に、この度、新規研究計画を立ち上げたい。
ただ、その研究内容は甚だ特殊であり、かつ国家の存亡を左右するので、
諜報対策のために人里から離れた特別な研究所を建造した。
そこで、彼女と懇意にしている私も、共にその研究所で働いてはもらえないものだろうか、と。

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夢日記

10 30 ◆RPG8JNHiII age 2008/11/27(木) 13:12:28 ID:y4CvNf190
夢日記をつけると気が狂ってしまう。
そんな噂を聞いたことはないだろうか?
夢日記とは、夢の内容を日記に付けるというシロモノだ

こんなのはただの都市伝説だ。
君もそう思ってるのではないだろうか?
これは俺の知ってるある男の話だ

その男も夢日記をつけていた。
その内容もたわいもないもので
悪夢もあれば普通の夢、不思議な夢とたくさんある。
夢にはいろんな種類がある…らしい
たとえば、夢の内容に色が付いてる人もいれば白黒で見る人もいるらしい
俺は色が付いてる派だから白黒というのはよくわからないが
まぁ、テレビで見る白黒テレビみたいな感じだと思えばいいのだろう。

最初に「ん?」と思ったのは
そいつが、「そういえば、この前かしたゲームどうだった?」と聞いてきたときだ。
ゲームなど借りていない…
強いて言うなら2ヵ月前にちょっと興味のある大作ゲームを
2,3日借りただけだ。
それをいうと、そいつは
「ん…そうだったか、悪かった…思い違いをしていた」と
照れ笑いしながら謝ってきた。

11 30 ◆RPG8JNHiII age 2008/11/27(木) 13:13:03 ID:y4CvNf190
しかし、それからのことだった
そいつは毎回のように妙な思い違いをするようになった。
挙句の果てに「昨日の憲法の集中講義ってなにやったっけ?
全然覚えていない」などといいだした。
覚えてないことが異常なのではない。憲法の集中講義が明日であるのが異常なのである。
さすがに、これは妙だなと思った。
麻薬中毒者がよく陥るときく時間概念の欠如が徐々に見られてきた
「明日は晴れだった」「昨日はレポートを出す予定だ」などだ
まぁ、中学生が英語を訳すときに出てくるような不自然で誤った日本語を
考えてもらえればいい。

こいつ、麻薬でもやっているのでは?と思った俺は
医者に行くように薦めた。さすがに「お前、ラリってるだろ」とは
言わなかったが…

最初は頑なに医者に行くことを拒否していたそいつも
俺の執拗な説得に折れて、俺が同伴することでしぶしぶ医者に行くことを
了承してくれた。

12 30 ◆RPG8JNHiII age 2008/11/27(木) 13:13:38 ID:y4CvNf190
しばらく、そいつは別室で診察を受けた後にでてきて
待合室みたいなところで二人で待たされた
すると、看護婦が俺に診察室に来るようにと伝えにきた。

(おいおい…実は俺が狂ってたってオチか?)と思いながら
診察室で医者の話を聞いた。
医者は「君は彼の親族者ではないようだけど、一応伝えておくよ
できれば、彼のご両親に伝えてほしいんだが…」と前置きをして話し始めた
「彼から、麻薬の類の陽性反応は出なかったが、確かに精神状態が少しおかしい。
ストレスからくる変調とも少し違うようだ…ところで、彼は何か…その
日記のようなものを付けてなかったかわかるかい?」
俺は「あぁ…たしか…そうだ。夢日記をつけてるとか言ってました
内容は聞いたことありますが、俺が英雄になってテロリストを倒すだの
懇意の女の子と結婚するとか、他愛もないものばっかしでしたけど…」
というと、医者は「やっぱり」と言って顔を曇らせた
そして、ある話を始めた
「これは…医学的なものではないので、話半分で聞いてください
人間は「寝る」という行為で、過去の記憶を整理していると考えられています。
その過程で出てくるのが「夢」だと私は考えています。
つまり、夢によっていらない記憶やいる記憶を整理しているってことですね