カテゴリー
洒落怖

夜叉苦

怖い部分は基本的に聞いただけなので、自身への恐怖といえないかもしれないが、
自分の中で恐怖が抜けないので、「大丈夫だ」と言ってもらいたいので書こうと思う。
文書にするのは下手なのは勘弁して欲しい。

今年、自分の地元では過去に前例の無い大雪が降って建物とか畑のハウスが幾つも倒壊した。
その中で共選所も倒壊したのだが、そこには御宮というか神様を祭っている建物と、
災害時の集合等にも使う広場がある。
今回の大雪はあまりにも積雪量が多く、とても個人では除雪できるレベルではなかったために、
地区の区民はこの広場に一端集まって話し合いをすることになった。
集まったみんなで共選所は潰れてしまったけど、御宮は潰れなくてよかったねと話をしていた
のだけど、奥の神様のやしろを確認をしようということになった。
御宮は数人が座れる程度の小部屋と、その奥に中庭のようなものがあって、
その先のやしろ神様が祭られている。
990 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/03(火) 20:00:23.13 ID:3k2Hc6aw0.net
この神様の由来は私がまだ小学校低学年の頃に曽祖母に聞いた事があった。
近所にYさんと言う家系の家があるのだけど、そこの家の人が旅の坊さんに宿を貸したらしい。
その間に坊さんは木彫りの神様を彫って、お礼としてYさんの家に置いていった。
その頃の私の地区はお世辞にも裕福と言える環境ではなかったが、なぜかその神様を頂いた
年から天候等の色々な環境に恵まれて農家としては十分な暮らしができるようになったらしい。
それから、環境に恵まれるようになったのは、その神様のおかげでは無いのか、
と言う話になって現在のように祭られるようになったのだと聞いていた。
(この話が違うということは後でわかるのだが)

991 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/03(火) 20:01:12.80 ID:3k2Hc6aw0.net
そのような由来のある神様を確認するため、雪かきをしなが御宮までたどりつき神様の建物を
見に行くと残念なことにやしろは完全に潰れてしまっていた。
しかし、統計では8割とも言われているほどハウスの損害を出した後のため、
「潰れてしまったね」と言う程度で、また立て直せば良いやと言う雰囲気になっていた。
神様だけでもと、神様を潰れたやしろの中から探していたのだけど、
やしろの中から黒ずんだ麻袋のようなものが出てきた。
神様の祭ってあった建物の中は、「見てはいけない」と言う仕来りになっており、
見ることができるのはKさんという御爺さんのみだったので、どのような状態で保管されていた
のか明確でなく、「この中に神様が入っているのかな?」と言う話をしていた。

994 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/03(火) 20:08:50.89 ID:3k2Hc6aw0.net
中を見ようとしていると、別の人が、「木彫りの神様が出てきた!」といううので見てみると、
たしかに古い木彫りの人形のようなものがが手にあった。
古いものためか真っ黒になっており、大きさが30cm程度のものだったが二つに割れていた。
その神様と、黒ずんだ袋を持って広場に戻った。
地区の人にその二つを見せていると、Kさんが広場についた。
Kさんは90を過ぎるお爺さんで、神様とは決められた一人しか会えない決まりになっており、
昔は神社(今回の神様とはまったく関連のない神社)で神主んをしていたKさんがその役割を
していた。
Kさんは、小さい頃に近くの村から数人で越してきていて、そのときには、
既に廃村になっているところをKさんの父親を含む数人で畑を耕して、
いまの状態まで発展させたらしかった。
それ以前の村が廃村になった理由は「厄災」だと聞いたことがあった。

カテゴリー
子どものころの怖い話 寺・神社 田舎・地方の習慣

田舎の神社

小学生の頃、夏休みはよく母の実家に遊びに行っていた。祖父母は優しくて小遣いをしこたまくれたから毎年行くのが楽しみだった。
あれは小五の夏だった。塾に通わせようとする親を振り切るようにして田舎へ来た。
しかし親の方が一枚上手でそこから通える塾に入る手続きをされてしまい、お陰で毎日塾通いする羽目になってしまった。
朝8時に祖父母の家を出て最寄りのバス停まで10分ほど歩き駅前の塾へという日々であまり遊んだり出来ず不満だったが、祖父が交通費をたっぷりくるたので帰りに買い食いしたりゲーセン寄ったりする楽しみはあった。

田舎へきて一週間ほど経った頃だった。夕方バスを降りて家へと歩いていた。ちなみに家とバス停の間は田んぼの中の畦道で夏でも風が吹いて心地よかった。
途中に小さな神社がありその周りだけこんもりと木が繁っていた。近所の子供も寄り付かず人気のない場所だったが俺は妙に気に入ってちょくちょく境内に入って置いてあったブランコを漕いだりしていた。
その日は曇り空で夏にしては薄暗い日だった。てくてく歩いてちょうど神社の森に差し掛かったとき、前方にふと妙なものが見えた。空間の一部がとろとろと歪んでいる。例えるなら陽炎のようなものだった。
しかしこんな日に出るはずがないし、しかもちょうど道幅と同じくらいの範囲で現れている。高さは大人の身長くらい。まるで道を塞ぐ透明の壁のようだった。
最初はそれほど気にならなかったが近付くにつれて次第に気味が悪くなってきた。どうしよう。そう思った瞬間だった。
「××くーん」
背筋を悪寒が駆け上がった。振り向くと畦道をこっちへやってくる黒いものが見えた。ボールのようにバウンドしながらゆっくりとこっちへ向かっている。
「××くーん、××くーん」
また聞こえた。 しわがれてエコーのかかったような女の声。妙に甘ったるい。黒いものが発しているのか? それが跳ねるたび細長く黒いものがばらばらと広がった。
何度目かのバウンドでそれの中身がちらりと覗いた。外側とは違う白い白い何か。薄暗い中でも俺には見当がついてしまった。それは顔だった。周りは髪の毛だったのだ。つまり、生首。
女の生首が1メートル以上はありそうな長い髪を振り乱して俺の名前を連呼しながらこっちへ向かって飛び跳ねていた。

恐怖のあまり叫んだ。カバンを放り出して走った。生首に比べたら透明のもやもやなんて何ともないと思った。歯を食いしばって飛び込んだ。その瞬間、耳がキーンと鳴りどこか遠くで「ギリギリギリギリ」と歯車が軋むような音がした。
気がつくともやもやの前に立っていた。横には放り出したカバンがある。とっさに振り返ると生首はいつの間にかすぐ後ろまで迫っていた。俺を呼ぶ声は絶叫に近くなっていた。
髪の間から白い顔が睨んでいた。睨みながら笑っていた。唇は無かった。
俺は金縛りにあったように身がすくみ動けなかった。声も出なかった。口は半開きで涙と涎を垂れ流していた。そのままどうしようもなく接近してくる生首を見ていた。

カテゴリー
洒落怖

奇妙な交流

北条自体は何も無い町なんだけど、空港から俺の実家がある今治の途中になるので
毎年海沿いの国道を車で通り抜けていた。

で、その北条の外れ、海沿いの道の脇に、
昔から気になっていた穴があった。

おそらくは防空壕の名残のような気がするんだが、膝くらいの高さの穴が
道の脇にポカッと空いている。
今はその前を塞ぐように祠が立っているんだが、昔はむき出しだった

で、去年。
ここを通りかかるとき、子供が車に酔ったというので
この祠の前の道の脇に車を寄せて休憩することにした。

俺は昔から気になってた穴を見て「お~、始めて車から降りて見るな~」と懐かしさと珍しさで
祠の前にしゃがみ込み、中がどうなってるのかを見ようとした

つづきます

すると中からいきなりおばあさんの手がスッて出てきた
俺は思わず「うわっ!!!」って飛びのいた。

それは紛れも無く、おばあさんだった。

よく見えないが、中に人が入れる空間があって、
(もしかしてこの小山の反対側にトンネル状になってるのか??防空壕っぽいし)
)
懐中電灯と座布団、それとおばあさんの後ろに障子っぽいものが見えた。

おばあさんの首の辺り、肩、腕でほとんど塞がれて覗けないけど
なんというか銭湯の番台みたいな空間の雰囲気に見えた。

おばあさん(の口元)は俺に向かって
「何ですか??お車ですか??おこころざしですか??」と言う。

俺はまったく意味が分からず、
『おこころざし?祠の賽銭を催促されてるのか?これは観光用の何かなのかな?
お遍路に関係あるのか??』と混乱した。

おばあさんは「おこころざしですか??」と続けるので、俺はとりあえず財布から500円をなんとなく取り出し、
「あ、ではこれで・・」と手渡した。

次ラストです

するとおばあさんの手は500円を握り締めるとスーッと中に戻っていき、
中で懐中電灯をカチカチ付けて、何かをごそごそ探してる気配がした。

お線香の束とかが渡されるのかと思ったら、
また手がスーッと出てきた。
手には砂にまみれてるけど、「TUTAYA」の青い袋。

「もう今はこないしかないんだけどね」
おばあさんは俺にその袋を手渡した。

「???」
俺がわけがわからず袋を受け取ると、おばあさんが引っ込む気配がして
障子が閉まるような音がして、穴は薄暗くなり、覗いてもよくわからなくなった。

その辺で後ろから車も来るので、俺は車に戻り、
その場を後にした。

その後、袋を開けると中から
やはり砂まみれだったが 「今、そこにある危機」という映画のレンタル落ちと思われるディスクが出てきた。
フナ虫の死骸もまぎれていた。

以上です。全部実話です。
あれが何の穴なのか、後ろがどうなってるか知っている人がいたら教えて欲しいです。
何か奇妙な空間という感じではなく、番台のような、神社の受付のような、そういうもののように感じられたんですが、
しかし中がどうなっているのか構造がまったく想像できないのです。

カテゴリー
子どものころの怖い話

鎧武者と子供

417 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/14(水) 02:13:30 ID:6xQfzjyq0

今から15年前くらいになる話です。
当時私は、神奈川県のY市に住んでいました。
私が住んでいた神奈川県には、アテストと言われる高校入試への判
断材料になるテストを中学二年で受けることになります。
アテスト前の最後の仕上げにと、Uの両親が田舎に出かけている事
もあり 勉強に集中できると直前の休日に泊まり込みで勉強をするこ
とになりました。
私の友人Uの家の近所には、50M先にお墓、裏には神社、隣には木造
の廃アパート(誰も住んでいない) 街では有名な幽霊目撃場所にあ
りました。
U自身、何度も幽霊を目撃していると聞いていましたがUの家には何
度も遊びに行ったことがあり、別段変った事も無く全く気にしていま
せんでした。

二階にあるUの部屋で勉強をして時間が過ぎて行き、外出をしていた
Uの兄が帰宅し、夕食の準備の為Uは部屋から出て行き兄と夕食を作
りに行きました。
一人残された私は、朝から勉強をして疲れていたのかこたつにうつ伏
せになる形で、眠ってしまいました。
ガシャガシャと何やら音が聞こえてきました。
ふと周りを見ると、周りは薄暗く何も見えません。
何だろう?と考えてるうちに段々音が近づいてきて 私の背後で止まり
ました。

418 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/14(水) 02:14:46 ID:6xQfzjyq0
(2)
恐る恐る振り返えると般若のお面?をしたような鎧武者が 暗がりの中
立っていて、私に向かって刀を振り下ろしました。
うわっー!と目が覚め声をあげた事で、Uが私のもとに来て、事情を
聞かれ 夕食を食べながら、UとUの兄に夢の出来事を話しました。
話しながら、笑われるかなって思っていたのですが 二人の反応はそれ
とは全く違いものでした。

U達は私に、お前も見たのか俺達もその夢は何度も見てると私はこの時
初めて幽霊っているのかもと思い始めた矢先二人に背中を見せてみろと
言われ、何の事だと思いながらも 二人に背を向けると上着を捲られ背中
を見せると、ああ…やっぱりかと
何の事か分からない私は、二人に聞くと鏡を二枚持ってきて 自分の脊中
を見せてもらうと、ひっかき傷?のようなものが一本30cmくらいのもの
ができていました。

ゾッと血の気が引き、恐ろしくなった私は帰ろうと思いましたが二人がこ
の夢見た時に俺達もなっていたからもしかしてと思ったんだ。
だけどこの後、特になんかあったとか無いから、心配しなくてもいいよと
言われ 普段幽霊なんていねーよと言っていた手前、怖くなって帰ったと
思われるのも嫌だと、プライドが邪魔して結局予定通り泊っていくことに
しました。

カテゴリー
子どものころの怖い話

祠の中

44 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 02:39:51 ID:1HiO5KuiO
俺が小学低学年の時、両親の離婚問題(裁判等)で、俺は夏休みの間、母方の田舎で爺ちゃん婆ちゃんと暮らすことになった。
ほんとド田舎で周りは田んぼと山。
まぁ当時ガキだった俺には、昆虫採集が出来て楽しかったが。
でも爺婆に『あそこだけは行ってはいけん!』と何度も言われた場所があった。
それは裏山の中腹にある祠(防空壕?)だった。

行ってはダメと言われれば、やっぱ行きたくなる。
ある日俺は、クワガタを捕りに行くと嘘をつき、その山に入った。

獣道を10分程登ると祠がある。
45 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 02:51:07 ID:1HiO5KuiO
その祠の入り口は横幅2メートル縦1.5メートル程で、白い綱が横方向に垂れ掛かっていて、それに白い布が数枚掛けられていた。
(力士の化粧回しぽい)

とりあえず、外から中を覗き込んだが、入ってすぐに数段の降りる階段があり、その先は少し広めの空間があるように見えた。

とりあえず、白い綱を股がり、中に入った。
入った瞬間に、夏なのに中はメチャ涼しい、てか寒いぐらいだった。
苔の生えた階段を降りると、外から見た通り、若干横幅が広がっていて、更に奥まで続いていた。
しかし、奥は真っ暗な上に、風の音が反響して、なんとも不気味で、昼間だったが、その時は怖くなり、すぐに引き返した。

47 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 02:59:16 ID:1HiO5KuiO
その晩、爺婆の約束を破った後ろめたさがあったのか、夢にまで祠が出てきた。
明くる日、どうしても祠の事が気になり、懐中電灯を片手に、もう一度、祠へ出向いた。
祠手前で周囲に誰もいないことをよく確認し、素早く入った。
階段を降り、直ぐ様、懐中電灯をつけ、奥を照らした。見たところ奥行きは10メートル程だろうか、、、もう少し前進しないとはっきり見えないが、何やら奥にも、入り口にあったのと同じような白い綱のようなものが見えた。
反響する風の音『ゴォー・・・』に合わせて、その綱が少し揺れているのが辛うじて見えた。

49 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 03:09:33 ID:1HiO5KuiO
急に怖くなって、また引き返そうと思ったが、好奇心も旺盛だったので、ジリジリと前進した。
出来るだけ懐中電灯を握った右手を前に伸ばして。

2メートル程進むと、白い綱がはっきり見えた。
更にその奥には木の観音扉があった。
『ただの変わった神社かな?』と思い、懐中電灯でその観音扉を照らしてみた。
その観音扉、閉まっているんだが、障子みたいな感じで枠組みがあるんだが、障子紙自体はボロボロで中が丸見え。

何やらお供え物があったであろう食器類や、蝋燭立て、そして中央奥に変色して所々緑がかった丸い鏡があった。

カテゴリー
子どものころの怖い話

霧の夜

432 1/6 sage New! 2008/10/30(木) 17:29:38 ID:qw/Lz/md0
これは小学校3~4年生頃(20年程前)の話です。
最近ふと思い出しましたので書いてみます。
少々長くなりますがご勘弁を。

それは8月のある蒸し暑い夜でした。
母が知人の家に行くと言ったので、特についていく理由はなかったのですが、
その頃はまってた蛙釣りがやりたくてついて行きました。
(蛙釣りとは、水田の稲穂の先を一粒残して他は全て取り除き、
その先を水田にいる蛙の鼻先に近づけてくわえさせ釣り上げる遊び。
うちの小学校では流行っており、俺は小学校でトップクラスの腕だった)
その知人の家に行くのは俺は初めてでしたが、
俺の住んでいた所は四方を水田に囲まれた家が多かったので釣り場所には困りません。
夜に一人で出かけられない臆病者ではありましたが、
初めて行く場所での蛙釣りの誘惑には逆らえず、
知人宅に着くと早速一人で釣り場を探し始めました。

すぐに釣り場を見定めると、周囲の暗闇を少し気にしながらも釣り始めました。
その夜はなぜかいつもよりもよく釣れ、普段の倍のペースで釣れました。
しばらくすると蛙も慣れて釣れなくなるので場所を替えようと移動を始めました。
その知人宅の隣には小さい神社があり、その鳥居前の電柱には電灯がついていて
その明かりに少しホッとし、その明かりの下で再び釣りに夢中になっていました。

433 432  2/6 sage New! 2008/10/30(木) 17:30:17 ID:qw/Lz/md0
ここでも普段よりハイペースで釣り上げ続けていました。
次第に興奮してきた俺は釣り上げた蛙に酷い事を始めました。
それは地面に叩きつけて殺すことでした。
当時の俺は生き物の命の重さなど考えたこともないバカガキだったため、
楽しんで殺っていました。
(余談ですが、この頃より数年後、自分では蛙に呪われたと感じた病気にかかり、
命の危険もあるといわれ、オペ寸前までいきました。
その後何とか治り、それ以後は蚊ですら殺すのをためらうような性格になってしまいました)
しばらくするとやはり釣れなくなり、興奮も収まってきたので再び移動しようと顔を上げたとき
周囲の異変に気付きました。

いつの間にか辺りは深い霧に包まれていました。周囲の電柱には何本かおきに電灯があり、
また小型懐中電灯も持ってきていたので霧の中ということは容易に判断できました。

しかし自分の住んでいる地域では夏に霧が発生することは無く、その見慣れぬ状態と
視界の悪さに忘れていた恐怖感を取り戻し、母の所に戻ろうと知人宅を目指しました。
しかし進めども進めども家が見えてきません。道を間違えたかとも思いましたが
俺は当時方向感覚が鋭く、道や方向を間違うことは一度もありませんでした。
それ以前に隣接した神社の前にいたのだから歩いても1分とかからないはずでした。
その事に気付いた瞬間、周囲に突然何かの気配が感じられました。