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洒落怖

ダッシュボード

車がらみで、俺の知り合いが車の解体屋をやってるんだが、ある日事故車両の解体を
警察から頼まれて、引き受けた。
んで警察から来る奴って、警察が死体やら書類やらを全部処理して引き渡すんだけど、
誰も気持ち悪がって従業員は解体をやらなかった。

んでそいつは、従業員に特別ボーナスをつけるからといって一緒に解体してたんだけど、
警察が調べた後なんで、何も問題なく足回り、エンジンを取り出して後で全解体するため
ヤードに投げてたんだ。

2週間後異常な匂いが会社からするんで、もしかしてと思い、例の車を引っ張り出して
調べたら、ダッシュボードにコンパクトに詰まった死体が出てきた。
友人曰く、ダッシュボードは一番最初に絶対に見るところ(書類系やお金が入ってるからね)
二人で確認した時はなかったのにとのこと。
警察を呼んですぐに現場検証したけど、警察のほうも頭を傾げて死体の数が合わないが
ダッシュボードの死体は事故で亡くなった者と一致したとのこと。
警察の中でもこういった不可解なことが起こるから、結局死体の一部がダッシュボードに入ったんだろうとのこと、ダッシュボードを
確認してなかったとのことで強引に決着した。
警察のほうも解体屋の事情ぐらい知ってるから、友人と従業員をかなり取り調べたみたいだけどその死体が
事故したときの死体と一致してたから非常に不思議がってた。
その友人と従業員は何度も確認したダッシュボードがどうして死体が入ってたか考えないことにしてるみたい。

836 本当にあった怖い名無し 2010/09/08(水) 17:29:01 ID:y1Jz181t0
>>812
ごめん肝心なところが抜け落ちてた。
フロントガラスが人が通れるぐらいの穴が開いてて、警察も車の車外に人が
飛ばされたと思って、事故近辺を捜索したが、死体が出てこなかった。
これ書いてなかった。

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次の神様

そう言えばまだ俺が小さい頃ひいばあちゃんの家にあそびに行ったときに山で変なものを見つけた
手のひらサイズの綺麗な和柄の布で作られた巾着が古臭い柿の木にちょうど実がなってるみたいにいっぱいぶら下げてある
巾着はちょっと色あせてたり土がついてたりしたけど生地自体が振袖生地みたいな可愛い柄だったし
それほど古いものじゃなかったみたいで俺はどうしても欲しくなったんだ
そんで、家で本を読んでた2つ上の姉を連れてきて脚立立てて二人で木にぶら下がってた巾着を全部とった
中にお姫様の宝物が入ってるんじゃない?とか言いながら家に持ち帰って俺はワクワクしながら中身を取り出してみたんだけど
出てきたのはゴルフボール大の固まった泥団子
俺と姉はがっくりしながら他の袋も開けてみたんだけど案の定他の袋にも泥団子が一個ずつ入ってただけだった

姉は折角本を読んでたところを邪魔されて取らされたのが泥団子だったのがどうも気に食わなかったみたいで
縁側に並べた泥団子を石垣に投げつけた
そしたら粉々になった団子からはくちゃっと丸められた黒い毛みたいなものが出てきた
他のも同様に割ってみると、魚の骨?の一部、何かの動物の歯、昔のお金、あと人の名前みたいなのが掛かれた布切れが出てくる
不思議に思ってひいばあちゃんに見せに行くとそうかそうか、とばあちゃんは笑って俺らの頭を撫でたあとその出てきた物やら泥やらを一箇所にまとめてみんな燃やしてしまった
髪の毛の燃える嫌な匂いが立ち込める中ばあちゃんにこれって何なの?と聞くと「次の神様」と答えた
続けてばあちゃんは俺たちに
「この巾着には神様が入っていて、これを開けたらそいつは次の神様になるんだ
 神様になったら極楽にも地獄にもいかずにずっとこの土地の神様になる
 小さいときにお前とおんなじように山でこれを見つけて来たのが○○だ(俺の親戚のおばちゃん)だから次は○○が神様だ
 お前が巾着を見つけたから、もうふたつ次の神様は決まった。もうじきうちから神様が出る」
と嬉しそうに教えてくれた

それから2年くらいして、親戚のおばちゃんが死んだ
ばあちゃんが言うとおりならおばちゃんは今でも天国にも地獄にも行かずに神様をやっているらしい。
次は俺だ。誰かが山でまた俺みたいに巾着を見つけてしまうのが怖い。死ぬのが怖い。神様になんてなりたくない。

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寺・神社 洒落怖

相反する神社

少し長くなるけど・・・・。
27歳の時、妹と共に上京してた頃の話。
1
当時働いてた会社の近くに隣接するように二つ神社があった。
両方とも駅前にある。一方はK神社、一方はY神社。有名な神社で
受験シーズンはY神社はテレビに出る事もある。このY神社は学問の神様と
有名だが・・・・非常にヤバイ。
それが神社周辺だけの事なのか、神社自身なのかは中に入って確認していないから
定かではないが・・・。様子を見るにも昼間でも入りたくなかった。

会社も駅から徒歩五分ほどの場所に在ったのだが、駅からの道が二つ別れる。
K神社ルートと、Y神社敷地を一部は居るルート。
Y神社ルートの方が断然早く会社に入れる。
駅から二分ほどだ。朝の時間は貴重だ。特に私は喫煙者で、会社に行って早いうちから
ぼんやり煙草を吸うのに時間が多いに越したことは無い。

Y神社ルートに気付く前は、K神社ルートだったが、時間短縮に朝だし大丈夫だろうと
Y神社ルートを毎日使うようになっていた。
Y神社の前を通ると、何か腐ったような匂いがしていたのは気になった。臭いな・・・と
思いながらも毎朝、そして帰りも通っていた。
二ヶ月ほど過ぎたある日、会社から帰ってぐったりと部屋で横になってうとうとしていたら
夢を見た。

古い古い大きな座敷のある屋敷の一室で、私を含めて数人の男がいた。
私は大きな姿見の前で、遊女らしき女をうつ伏せにして押さえ込んでいる。
女は髪が振り乱れ、着物もみだれて、あられもない姿だ。
私は何も思うことは無く、女の髪をわしづかみにして力任せに引っ張り、首を仰け反らせている。
白い白い綺麗な首があらわになる。
その首に他の男が、鋭い刃物を埋めてゆく。髪を引っ張り仰け反らせているから
傷口が、くの字で広がっていく。

365 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/15(月) 00:59:03 ID:nwOELEO40
2
そこで夢の中で私の意識が起きる。けど、行動はそのまま。
うわぁ・・・・いやだ。
そんな事を思っていたら、女の首を切り終えた刃が、私の足のふくらはぎに食い込んだ。
そこで私が、着物を着た男だと知る。
男の意識と私の意識が重なる。男は、仲間が誤って自分に怪我をさせた。
治療されて当たり前だと思う。私は事情が分からずに、パニックになる。
怪我をした男が顔を上げて仲間を見ると、仲間の男は笑っている。
三人いたと思う。三人とも手に、惨殺目的のために作られたとしか思えないような
凶器を持っていた。そして私を見てニヤニヤ笑い迫ってくる。

だめだ!やばい!!逃げなくては!!
男の意識は訳が分かっていないようだった。私は完全にロックオンされた!!と思った。
無理矢理覚醒しようともがいた。同時に酷く金縛りになっている。
迫ってきた男たちの持っていた凶器が生きたまま頭をつぶすためのものだ。と思いながら
無理矢理に何もかもを振り払って目を開けた。

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洒落怖

入ってはいけない辻

あれは俺が小学生の頃だから、もう20年も昔の話だ。
今回は少し長いっす。

俺の出身は北関東の寒村で、周りは田んぼと山だらけだった。
だから子供の頃は田んぼで藁の束を積んで秘密基地を作ったり
河で魚を取ったりして遊んだもんだ。村の人たちも皆いいひと
ばかりで、田舎ならではの良さがある村だった。

そんなよくある田舎の村だったが、たった1度だけ、村全体が
恐怖に陥った出来事があった。今日はその事件を書いてみる。

その村には「絶対に入ってはいけない辻」というものがある。
辻とは言っても小さな丘のような所で、幅3m、奥行き10m、
高さ1mほどの大きさだった。そしてその辻の上には、小さな
石碑と半鐘?(時代劇の火事とかで登って叩く鐘)のようなもの
があり、周りは田んぼに囲まれていた。

理由はわからないが、親や婆ちゃん(父方の)からは、あそこで
遊んじゃいけねぇよ、といつも言われていた。何でもあそこを
いじったりすると血の雨が降る、という言い伝えがあるそうだ。
確かに子供の俺から見ても不気味なふいんきがビンビン感じら
れる場所だった。

それは2月の寒い日のことだった。

145 本当にあった怖い名無し sage 2010/02/25(木) 02:14:17 ID:0/ZxkvvA0
2/7
俺と友達は凧揚げをすることにした。この地域は冬はいつも
大風が吹いてるから凧揚げにはもってこいだったんだ。いつも
のように近所の田んぼで揚げていると、かなり乗りがいい。
釣竿のリールに糸を巻いて凧につないでるんだが、ぐんぐん凧
が昇っていった。

こりゃすげーや、あんなに小さくなっちまったぜ!
俺は喜んでリールを緩め、どんどん高く凧を飛ばしていった。
しかしこの日は風が強すぎた。ブチッという音と同時に凧が回転
しながら遠くへ飛んでいった。アチャー・・・まいったな・・・

俺は友達のかっちゃんと凧を探しに走った。と、ほどなくして
先を進むかっちゃんの声がした。「あったぞ~」俺は見つかって
よかったと安心したが、それはすぐに不安へと変わった。。。

どうする?
う~ん・・・どうしよ・・・

凧は例の辻の半鐘に引っかかっていた。風でバタバタと揺れている。
今までここは通り過ぎることはあっても、登ったりしたことはない。
しかも親達からは絶対入ってはいかんと言われている。そのことは
かっちゃん家も同じだった。太陽はまだ高かった。しばらく悩んで
いたが、かっちゃんが「長い棒で引っ掛けて取ろう」と提案した。
俺はいいアイデアだと思い早速二人で棒を探した。

146 本当にあった怖い名無し sage 2010/02/25(木) 02:15:44 ID:0/ZxkvvA0
3/7
棒は意外と早く見つかった。かっちゃんがやると言い、少し離れた
所から凧に向かって棒を伸ばした。半鐘までの高さは3m弱といった
ところか。何度か突っついたが、全然取れる様子もない。頭にきた
かっちゃんは足元の石ころを投げつけた。カーン・・・半鐘に当たった。
錆付いた半鐘からはその外見からは想像もつかない程良い音がした。

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まだ早い

あれは今から5年くらい前の話だ。
子供の頃の話が続いたんで今日は社会人になってからの
恐怖体験を話そうと思う。田舎には田舎の、都会には都会
の怖さってもんがある。これはその顕著な例だったと思う。

俺は某ゲーム会社で働いている。通勤にはY浜線を使って
いたが、これが結構「飛び込む」ことで有名な路線だ。
しかし俺自身は幸運にもそれらに遭遇することはなかった。
この日までは・・・

その日はいつものようにお昼前に起きて電車に乗った。俺
の会社はフレックスなので何時に出勤してもいいんだ。駅
に着くとちょうど電車がきた。時計を見るとお昼の12時40
分だった。お~空いてる空いてる。電車には誰も乗ってい
なかった。いつものようにi-Podで音楽を聴き始める。

朝はJAZZと決めている。鼻歌まじりで外の風景を眺めてい
たが、何か違和感がある。天気は快晴。春先で穏やかな日
差しに包まれている。しかし動感がない。。。というか止
まってる1枚の写真を見ている感じだった。と、そのとき
電車が駅を通り過ぎた。

え?

260 本当にあった怖い名無し sage 2010/02/27(土) 02:02:53 ID:BgqnUARj0
2/7
この電車は各駅停車だ。なんで通り過ぎたんだ?俺の最寄
り駅は小さいので各駅停車しか止まらない。それが他の駅
を通り過ぎることなどあり得ないのだ。おかしいな、運転
手が間違えたのか?よく考えたら乗ってから車内アナウン
スもなかった気がした。俺はキョロキョロ見回したが電車
は普通に走っている。少し不安になったが、ほどなく次の
駅に電車は停まった。

プッシューーー・・・ッ バタン
コツコツコツ・・・

扉が開き後の車両に人が乗ってきた音がした。俺は思い過
ごしかと安心した。そして電車は次の駅でも停車した。結
構大きな駅だ。しかしおかしなことに扉が開いても誰も乗
ってくる気配がない。ホームには結構な数の人が並んで立
っている。ん?なんでみんな乗ってこないんだ?

おかしなことに皆、電車が来る方向を見ている。まるで早
く電車が来ないかな、といった表情だ。いやいや、来てる
じゃん。みんな早く乗ろうよ。と思っていると誰かが同じ
車両に乗ってきた。うん、そうだよね。みんなも早く乗れ
ばいいのに。しかし結局、同じ車両に乗ったのは一人だけ
で電車は動き始めた。

この駅で降りとけばよかった・・・

261 本当にあった怖い名無し sage 2010/02/27(土) 02:04:06 ID:BgqnUARj0
3/7
多少の違和感はあったが、あまり気にもせず気を取り直し
て音楽を聴いていた。しばらくぼんやりしていたが、ふと
目線を右方向に移すと視界にさっき乗ってきた人が映った。
女子高生かな?黒い制服をきた女の子だった。無言でうつ
むいている。床には大きなバッグを置いているようだった。

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洒落怖

とある不動産屋

去年、母とランチをとった商店街が気に入り、冷やかし程度に商店街の不動屋さんの物件チラシを見ていた。

すると、不動産屋さんのおじさんが、良かったら中でどうぞとおっしゃったので、お言葉に甘えて店内へ。

冷やかし半分だったので、2LDKで7万前後(それなりに都心です)、ペットも可能であればなおよしという無理難題をふっかけた。

すると、データベースを見ていたおじさんが「あれ…?あ、ああ、ありましたよ、一軒!今すぐ見に行けますがどうですか?」暇だったので承諾する私たち。

不動産屋からは3分の距離。それなりに賑やかな商店街、駅からともに近い。日当たりもいいという。いやがおうにも期待が高まる。

しかし建物の前に着くと、どうも嫌な予感がする。母に至っては鳥肌を立てている。やっぱりやめましょうと声をかけるも、不動産屋はずんずん進んで行く。

部屋のドアの前についた。中は見なくていいです、という私たちを無視して不動産屋はドアを開けた。生臭い匂いがムッと流れ出る。三年は入居者がないという。

その部屋のウリを話しながら、不動産屋は雨戸を開ける。墓場が見えた。私は不動産屋の進行方向の反対に進み、風呂場がバランス釜だしなーと言いながら風呂の蓋を開けた。ドス黒い液体が溜まっていた。

へぇ、ふぅん、なかなか…適当な相槌をうちながら西の窓を開ける。階段が見えるはずの風景には、電車が走っていた(駅と正反対)。

その後も、トイレに生首、天袋に生首、キッチンの収納に腕…いろいろ見えて、私たちは顔を真っ青にしてその部屋を退却した。

残念ですが、この部屋はやめておきます。そう告げた瞬間、不動産屋は舌打ちをして、私たち親子に塩を撒いて追い出した。

終わり。

746 本当にあった怖い名無し sage 2012/01/10(火) 03:38:57.46 ID:GoyeSl3H0
ああ、一番怖いとこ言うのを忘れてた。

その翌週また母と同じ駅でランチをとったのだが、その不動産屋が跡形もなくなくなっていて、喫茶店になっていた。

えっ…と思いながらその古びた喫茶店に入ると、店主がこれまた古びたメニューを持ってきた。

恐る恐る聞いてみると、その駅には不動産屋はないという。そして、その喫茶店には例の不動産屋を訪ねてやってくるお客が、たまにいるらしい。