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洒落怖

棺桶

426 kanoke1 2008/11/06(木) 20:57:55 ID:Ofs8Dh2l0
友達のN君は小学生の時、祖父を亡くした。
N君の祖父は永らく老人ホームに入っていた為、祖父
と会うのはお正月くらいであり、祖父が死んだ時もそ
う悲しくはなかったと話した。
つまらないお葬式で、唯一面白かったのは日常では見
かけない遺体があるという位で、暇になったら祖父の
死顔を観察しに行ったという。

祖父は棺桶に入れられて直接触る事は出来ないが、覗
き窓から死顔を覗く事は出来た。
真っ白な死装飾を着て、菊の花が顔の周りに添えられ
て、白い布が胸元まで掛けられているのだ。
通夜の時、大人達の会話がつまらなくなったので、
じーさんの死顔でも見に行こうと思って見に行った。
少し怖かったが、「所詮じーさん。化けて出ても怖く
ない」と自分に言い聞かせ、一人肝試し気分になって
いた。
わいわいと騒ぐ大人達を背に、棺桶の覘き窓から覘く
。

428 kanoke1 2008/11/06(木) 20:58:36 ID:Ofs8Dh2l0
そこには先ほど述べた光景があるだけであり、そう楽
しくはなく、面白いのはじーさんの鼻の綿だけだ。
ぼんやり眺めていたら、唐突に異変が起きたという。
祖父に掛けられている白い布が、もこもこ、と動い
た。
びっくりしたが、見間違いかと思ってよく見直した。
布はしばらく動かなかったが、また、もこもこと生き
物が下で這っているかのように動いたのだ。
驚きはしたものの、N君はなぜか無言で見続けた。
そして、さらに怪奇な事が起こった。
異様に細長く、白い指。
それが布の下から胸元にかけて一本、にゅ、と突き出
した。
指はどんどん伸びて祖父の頬に赤い引っかき傷を作
り、また布の下に戻ったという。
「大騒ぎになったよ」とN君は言った。
葬式の業者が遺体に傷をつけたと遺族一同カンカンに
なったそうだ。
なんでその事親とかに言わなかったのと、N君に聞い
た。
N君曰く、人に喋ったら絶対ヤバイ事が起きそうと本
能的に思った。だそうだ。
この話を書くあたり、N君に一応断ってから書こうと
思ったが、N君の携帯にメールも電話も繋がらず、N
君の実家の固定電話さえ繋がらない。
なので無断で書かせて貰うことにする。
N君には昔小説のアイディアをパクられたので、これ
でおあいこだろう。

<おわり>

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手招き地蔵

620 『手招き地蔵』上 sage New! 2008/05/18(日) 07:58:25 ID:d2Mw7KS/O
これは実際に体験した話だ。地元に手招き地蔵と言われているものがある。
地蔵と言っているが地蔵ではなく、右手を上げた少女の石像だ。

その日、男三人車で肝試しに行く事になった(仮に俺とAとBにしておく。B運転、A助手席、俺は後部)。時間は午前1時を過ぎた頃だろうか…

肝試しと言ってもどこに行くかは決まっていなかった。

俺「どこいく?」

A「どこいこ」

B「どっかあるかなぁ」
・
・
・
5分後

俺「あ!手招き地蔵見に行こう!」

A「何それ?」

B「!?それ知ってる!中学のころ噂になったな!夜見に行くと手を振ってるように見えるんだけど、横に振ってたら帰ってよくて縦に縦に振ってたら・・・。」

A「縦なら?」

B「・・・知らん」

俺「なら確認しに行くか!」

621 『手招き地蔵』中 sage New! 2008/05/18(日) 07:59:54 ID:d2Mw7KS/O
実はその石像があるのは墓地の中。しかもど真ん中。
敷地内には車が入れるようになっていて石像を回るように円を描いて道が墓地の中を通っている。

ビビりながらゆっくりと入ってく。
入った途端になぜか無言。木々がざわめき始めたように感じたのはこのせいだろうか・・・

ゆっくり。歩くほどの速度で進む。
三人で探すがなぜか見つからず反対側の道に出てしまった。
再チャレンジすることに。
先程より速めの速度だ。
すると今度はすんなり見つかった。

B「あった!アレっ!」

俺「え?どこ?」

A「うぉっ!マジで手振ってるように見える!!」

俺「え?ちょwwどこよ?」
AB「動いてると、墓石の隙間からパラパラ漫画みたいになって手が動いてるように見えるな!そういうトリックか!すげぇすげぇ」

俺は完全に蚊帳の外だorz
二人は満足し、そのままドライブに変更。
興奮状態で噂が本当だったなと喋っていた。

が、

622 『手招き地蔵』下 sage New! 2008/05/18(日) 08:00:41 ID:d2Mw7KS/O
二人が見た物に違いが発生したのだ!

何かと言うと、Aは縦に降ったように見え、Bは横に降ったように見えたのだ。
おかしいおかしいと騒いでいると

B「横に移動してるから普通は横に降ってるように見えるだろ?」

Aも俺も納得した。
納得したのはいいが、どうしたものか・・・
普通に帰ってこれたから良いか!という事で一件落着した。

これで終わりではなかった・・・

翌日、Aからメールが入った。
『昨日帰って寝ていたら金縛りに合いどこからか軍歌が聞こえてきた。しかも英語。』
といった内容だった。

読み終わった瞬間背筋に寒いものを感じた・・・

なぜなら、少女の石像があった場所の周りは戦争で亡くなった方々の無縁仏だったからだ。

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アパート

194 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/11/17(土) 03:42:19 ID:L1lQx1T00
流れをぶった切って、オレの住んでるアパートの話を書く
オレは自慢じゃないが、霊感0だと思っている
んで、オレは家賃も安いことと立地条件から、このアパート
に住んで5年くらい経つ、5年のあいだに大家(不動産屋)が
2回変った振込み先が変るのがメンドクサイと思ったが大して
気にならなかったがコレにはどうも理由があったらしい・・・・
一度目の大家さん(アパートの建て主さん)は地元の名詞らしく
おれの住んでるあたりでは、大地主なのだが、酒屋さんも経営

してて、酒好きな俺は月一くらいで、その店に義理で買いに行く
(ホントはもっと安い店があるからそこで大半は買う)住んで間もない
ころ酒を買うついでに家賃も支払ってた過去があるんで、そのクセが
抜けないw

経営者が変わってからも元大家とは酒を買って挨拶程度の間柄だが
先日、そこの若旦那から面白い話を聞いた。

若 「Cさんまだ、あのアパート住んでるの?」
  オレはカマをかけようと思い
俺 「う~ん最近引っ越したよ(ウソ)」
若 「あっそうCさんが一番長かったよ」
俺 「( ゚д゚)ハッ?」
若 「いやあそこ住んでたの」
俺 「つうか大家さんの変る前に2年くらいしか住んでないけど」
若 「もう時効だから、いうけどCさんが住む2年くらい前かなぁ~
   痴情のもつれかなんかで若い女の人の事故があったのよ」
俺 「マジスか?」
若 「Cさんの確か隣の部屋だったかなぁ~」
   うちのアパートは6世帯ワンルームの俺は1Fの真ん中の102号
  に住んでいる
若 「確か・・・・・103号だったかな?」
俺 「そうなんすか・・・・」

196 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/11/17(土) 03:43:05 ID:L1lQx1T00
続き
若 「越して来たみんな2階も1階も、女の幽霊が出るっていうんで
   当時困っちゃったよ(笑)Cさんだけそういうこと言わないから
   不思議でさぁ」
俺 「道理でみんな数ヶ月でいなくなるんすね(笑)」
若 「一時期Cさん一人で住んでたことも何ヶ月かあったんだよ」
俺 「そういえば駐車場に車が俺しかなかったすね(笑)」
若 「Cさんには悪いけどそんなこんだで売りに出したんだよ」
俺 「なるほど」
若 「まぁこれからもヒイキにしてくださいよ」
俺 「苦笑」

んまぁザットこんな経緯があったらしい築10年未満の比較的新しい
アパートなんだけど、とんだとこだよなぁ~
金縛りとかも今まで何回もあった!金縛りの最中に真っ青な顔の女と
目があったのも何度も・・・ずっと夢だと思ってたのは、金縛りの後
寝てたからwコレって心霊現象だったんだな仕事疲れかと思ってた
とはいえ引っ越す金もないし当分ここに住むしかないのだがorz

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逆吸血鬼と下水処理場跡

532 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage 2008/08/31(日) 18:29:49 ID:YaF8J6x30
 逆吸血鬼というあだ名は、俺が夜の暗闇やひどいときは昼間の暗い影にすら怖がって近づこうとしないところから由来しているが、その

反応が面白いのか滑稽なのか知らないが、よく友達やクラスメイトに引っ張られ森とか廃墟とかに行かされたことがよくある。
俺としてはこのあだ名は少しでも早く返上したかったから、怖くても誘われれば断れなかった。
仮にもし断ろうもものなら、「逆吸血鬼(笑)」とかいわれるのは必死。
もっと酷くなれば、付き合いの悪いやつ、として虐めの対象にされる可能性もある。
子供の世界も面倒なのである。
もっとも行った先で、いつも死にそうな顔をしているから「横井は光が完全になくなると灰になる」説の信憑性がさらに高まり、逆吸血鬼

としての地位は磐石のものになっていたなんて当時は思いもよらなかった。

 誰でも子供のころからあだ名というのはあったと思う。それも一つではなく複数。
逆吸血鬼はそんな複数のあだ名の中の一つで、俺からすれば他人には絶対にばれたくないあだ名の一つだが、こういう話をするときはこの

あだ名は欠かせない。
前述した通り、心霊スポットとかにいく時によく使われるあだ名であることもそうだが、この異常な恐怖心が時に救ってくれたこともある

からだ。
「おい、逆吸血鬼」
放課後、家に帰ろうとして呼び止められた。普段は俺のことを横井と呼ぶやつである。
「何?」
だからこのあだ名で呼ばれるときは、碌なことがないと知っているが、此処で逃げるわけにも行かないから返事をした。
「山下りたところにある下水処理場を探検しようぜ!」
やっぱり、としか言いようがない。
下水処理場とは家のすぐそばにある5年位前から活動を停止していた廃墟のことである。
当時は機能をほかの施設に移し、公園にする計画があったそうだが予算の関係で当時そのままの状態で未だに放置されている。
「もちろん行くよな?」
もちろん行くに決まっている。
そのときメンバーは俺を含めて4人。
家にランドセルを置いた後、下水処理場の入り口で待ち合わせることになった。

533 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage 2008/08/31(日) 18:31:00 ID:YaF8J6x30
 まず下水処理場に一番近い所に家がある俺と、通学路途中の家がある友人の正人が先に着いた。
次についたのがクラスのガキ大将的存在とその腰巾着だが、プライバシーの問題があるので、ジャイアンとスネ夫ということにしておく。
ジャイアンが入り口に到着し、ようやく探検を開始する。
とはいえ、人通りの多い入り口から入るわけではない。
まず、グルリと下水処理場の裏に回りそこにある入り口から中に入るのが近辺の子供たちの公然の秘密だった。
当時は格好の遊び場であった此処は、たまに違うグループが先に入っていることもあったが今日は俺たちが一番乗りだった。
かつての社員寮跡は建物がつぶされて広い草原となっており、近所に公園がなかったので、みんなはそこでボール投げをしてよく遊んでいるのだ。
本当は不法侵入もいいところなのだが、予算の関係で公園にできなかった負い目があるのか、たまに来る職員みたいな人に見つかっても建物には近づくなといわれるだけで、草原でのボール遊びは認めていた節がある。
だが、今回は違う。
その近づいてはいけない建物に近づこうというのだから。
当然、俺は法律的、経済的に反対した。
「びびってんのか?逆吸血鬼(笑)」
「びびってねえよ!危険だし、見つかったらお前だけじゃなく皆怒られるだろが。ボール遊び禁止になってもいいのか?」
「今日は職員こねーよ。知ってるだろ?」
知っている。目の前に家があるのだから。
ジャイアンもそれをよくわかっている。正人はこちらが不利だと味方しない。スネ夫は言うまでもなく。
結局3対1で押しきられることになった。

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男の子

467 本当にあった怖い名無し sage 2008/07/29(火) 21:54:54 ID:7Kl5Y57C0
少し前に友人に、実家に行くから自分のアパートを2日間管理してくれ、
と頼んできたので、俺の家より会社の事務所に近いから了承した。
午前4時くらいにアパートに帰ってきて、
ジャスコで買った弁当と、自分で作ったオムレツを食べて寝た。

それから変な夢を見た、その夢では男の子が押入れの中から俺を見ている、
突然場面が変わって、今度は見えない誰かが、
部屋の畳の上を、ギシッ、ギシッ、と歩きながら近づいてくる
俺の体はなぜか動かない、近づいてきたそいつは寝ている俺の体の上に、ドカッ、と座る、
見えないけど何故か背が高い男だという事が分かる
そいつは立ち上がると、また畳の上を足音だけ鳴らしながら歩いていく
何故かそいつは、歩いて、俺の上に座って、
立ち去っていくという一連の行動を何度も繰り返す

4回目にそいつが来たときに俺は、「こりゃあ、舐められたらいかんな。」
と思い立つと、渾身の力を振り絞って、上半身だけを何とか起き上がらせ、
そいつの足を掴むと、思いきり噛み付いた。
噛み付いたのに、手応えはまるで無く、そいつは、フワッ、と空気に溶け込んでいった。

その後は夢ループを見た、夢ループとは、夢の中で夢を見る現象で、俺が勝手にそう読んでいるのだ。
具体的には、体を起こして、起きた、と思ったら、まだ布団の中で、
今度こそ、ともう一度体を起こしたら、また布団の中・・・・・・とこの様なことが何度も繰り返されて、
その内にようやく本当に起きる事が出来た。
起きたらもう外は日が完全に昇っていて、俺の体は酷く強張って、鳥肌もたっている。

469 本当にあった怖い名無し sage 2008/07/29(火) 21:56:40 ID:7Kl5Y57C0
二日目は、ビールを飲んですぐに寝て、何も無かった。
友人に、変な夢の話をしたら、ただの夢だろ、と笑われたし、
俺もそう思っていたので、一緒に笑った。

それから数ヶ月が経ってエジプトに海外旅行に行った時、
カイロの安ホテルで韓国人の男と仲良くなって、その男は日本に一時期住んでいて、
日本語が上手かったので、レセプションで椅子に座りながら一緒に話していたら、
男は急に、また来た、と言い出して、俺の隣に眼をやると、何か一人でブツブツと小さい声で言っている。
俺は何かの冗談と思い、笑いながら、どうしたんですか?、と聞いたら、
男は、(俺の名前)さんに男の子の幽霊が憑いてたから、家に帰るように言っておきました、と答えた。
俺は、その時この体験を思い出して、男に話した。
男は、(俺の名前)さんは少し霊感みたいのが多分あるから、男の子が面白いと思ったんでしょう、と教えてくれた。
確かに俺は、これ以外にも不思議な体験をしていたし、
俺の母親とか弟もその様な体験を話すことがあったので、
まあそういうこともあるんだろう、と思いながら、煙草を吸っていた。

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てんらく

102 1 sage 2009/09/13(日) 02:32:11 ID:wrOFdkJNO
もうだいぶ昔、浮遊霊様っていう遊びにハマっていた時期がある。要はコックリさんの類。
名前なんて何でも良かったし、コックリさんをやっても、どうせ近寄ってくるのはそこら辺の浮遊霊という話で、誰かが悪ノリして付けた名前だったと思う。
ただ、10円玉で試みて全く動かなかったことが度々あって、エンジェル様だかキューピット様のようにシャープペンを使ってやっていた。これが面白いように動く。
友達がいっていたのだが、コックリさんの類に自分の寿命を聞いちゃいけないらしい。それでも、やはり自分の未来については知りたいところ。
ある日、未来についての質問もネタが尽きかけていた時、こんなことを聞いてみた。

「俺はこの先、どんな人生を送りますか?」

カーテンを締め切り、蝋燭の光が不気味に揺れている薄暗い俺の部屋、そこにはいつものメンツが四人。シャープペンがスルスルと動く。

『…て…ん…ら…く』

部屋の温度が少し下がった気がした。

「てんらく…転落?この先、転落人生ってことかよ?」

友達のひとりが笑ったので内心かなりブルーだったのだが、おどけたり悪態をついたりして見せた。
すると別の友達が、少し慌てたように、おい、あまりふざけるな、ヤバイって、と声を荒げた。
少しの沈黙の後、ついさっきまで俺を笑っていたはずの友達が、何の前ぶれもなく、俺達四人のど真ん中に向かって大量のゲロを吐き、それは儀式に使われていた紙を中心に広がっていった。
その後は軽い地獄絵図。すっかり気分も萎えて、解散することに。
遠足のバスでの惨劇などを思い出しながら、『部屋の掃除ダルイなぁ』などと自分の哀れんでいると、派手に吐いた友達が両脇を抱えられて外に連れ出されたのを見計らって、ひとりの友達が真顔で近づいてきた。

「だからヤバイって言っただろ?どんな浮遊霊だか地縛霊が来てたか分からないんだぞ?タチ悪いのだったらどうする。しばらくは部屋の四隅に盛塩でもしとけよな」

その友達は、自称『見える人』だったが、見えない俺には、否定も肯定も出来ない存在だった。その時までは。

104 2 sage 2009/09/13(日) 02:33:45 ID:wrOFdkJNO
その夜は本当に寝苦しい熱帯夜だった。汗だくなのに、頭からつま先まで布団をかぶって、みの虫状態。もう何時間こうしているだろう。
『盛塩しとけ』…そんなことを言われると、微かな物音でさえ、不吉な者の仕業に思えてしまう。真に受けて、その盛塩を実行してしまったのだから尚更だ。
布団から足を出したら冷たい物に触れてしまいそうで怖い。

コンコン

静寂の中、不意に『何か』が窓を叩き、控えめな音とは裏腹に、心臓を撃ち抜かれたような衝撃が走り、体が脈打った。

コンコンコン

その音がかき消されるくらい、鼓動は激しく鳴り響いていた。