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妹の発見

この話に関しては、「死ぬほど」って言う表現は過剰すぎるくらい怖くはない話なんだが、
霊体験が過少な俺の残念な人生では、結構貴重な体験だったかもしれんから、まあ暇だしちょっとだけ書かせてくれ(笑)

これは俺が小学生だった頃の話だ。
影がくっきりと映るくらい日差しが強い日のこと。
その時俺は食事していたのかな、妹が食事中の俺に向かって、
興味津々な顔をしながら、「ちょっと面白いもの見つけたからこっち来て」と話しかけてきた。
まあ幼かったこともあって、俺も結構ワクテカしながら妹についていったんだ。
それで俺は、妹に下の図の位置に立たされた。

日→|     俺 |押入れ
差→|        ̄ ̄ ̄
し →|      

簡略図の指し示す通り、俺は閉ざされた押入れの方に向かって立たされた。
当然、日差しが俺の方に向かって右に来てるから、押入れの扉に俺の人影が映るよな?
その影こそが妹の言う「面白いもの」だったんだ。
俺のその人影は、普通に立って見ていればどうってことないんだが、
ちょっと頭や全身を左右にそらしたり、お辞儀したり、エグザイルのチューチュートレインの様に身体で円を描くように回ってみたりすると、
実におかしなことがおこる。
↓の俺の影(棒人間)を見てみろ。俺の頭上に何か不可解な四角い箱のような影が、乗っかかるように映り込んでいるのがわかると思う。 

  □ ←コイツ
  〇
<|>
  人
  | |
           (→続く)

304 本当にあった怖い名無し sage 2012/07/29(日) 00:59:33.55 ID:T+bifJ6q0
図での俺はおかしな立ち方ではあるが、先ほども言ったように、こういう風に棒立ちしていれば、
その四角い影の正体は、ただ単に何か別の影が俺の頭上映り込んでいるだけという解釈で済むと思う。
だが、先述した通り、頭や全身を左右にそらしたり、お辞儀したり、チューチュートレインみたいにすると…

<頭を右にそらす>
  □                   三□ ササッ
   〇 ヒョイ                〇      。o0(付いてくる!!!!)
<|>        →       <|>      
  人                   .人
  | |                   | |

<深くお辞儀する>
  □                   川 ササッ
                       □      
<〇> ヒョイ       →    <〇>      。o0(付いてくる!!!!)
  人                   .人
  | |                   | |

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モニターに写る女

334 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/18(日) 19:41
去年の夏の話です。
自分、配達の仕事やっていて最初に研修という形で先輩と配るんです。
その時教えてもらったC先輩とはすぐに仲良くなり、飲みに行ったり
してました。
ある時先輩から「オレ、幽霊見ちゃうんだよ」って言われた。
自分、そういうの好きだから茶化さず聞いてたんです、「オレの車、
研修の時乗っただろ。あれさ、何でバックミラーにガムテープ張ってる
と思う?」

その理由は車の中にいる幽霊を見ないようにしてるって言うんです。
うちの車は立派な物じゃなく普通の白いワンボックスカーで座席は
運転席と助手席だけで荷物を後ろに積む形になってます。
それでマジかよとか思ったんですが、すぐにウソだと感じた
バックミラー割れてるだけだろうって

自分の配ってる地域には先輩の家もあるんです。先輩はその日休みで
携帯に「悪いけど駅まで送ってくれないか」と言われた。
夏は忙しいんですよ、でも送りました。

335 名前:334 投稿日:2001/02/18(日) 20:05
次の日、仕事場のオッサンに「お前ら、昨日さぼっていただろ」
って言われた。すぐに言い返した「さぼってないですよ、先輩
を駅まで送っていっただけです、それに夏じゃ忙しくてさぼれ
ないですよ」
オッサンは「そうか、あれ、後ろに乗ってたのCの彼女か?
駄目だよ助手席に乗せてやらなきゃ」
乗せてないんですよね女なんか
先輩はこわばった顔で「その女、赤いアロハシャツ着てました?」
オッサンは「何言ってんだ、着てたじゃないか昨日の事覚えてない
の?」
それ聞いて朝から気味悪くってバックミラー見ないようにしてた
夜になって仕事が終わり事務所に帰りみんなと話してたら
その中の一人が「これ見てみろよ、面白いよ」って言いバインダー
を差し出してきた。その中にはみんなの履歴書が入っていて結構
暇つぶしになるんです。そのバインダーが置いてある棚には退職者
の履歴書が入ったバインダーもあり、パラパラ見てた。
自分は8月の始めに入社したんですけど、7月に3人も辞めている
んです。その履歴書の右上には赤いペンで(研修担当者C)って
書いてある。C先輩の事です。

336 名前:334 投稿日:2001/02/18(日) 20:29
最初は夏だから辛くて辞めたのかなと考えた、でも今はこの3人は
赤いアロハシャツの女を見てしまったんだなって思っています。

ある日先輩の家で酒を飲む事になりました。2人ともアロハシャツ
の女については触れないようにしてた。
いつもどおり盛り上がっていたんですけど、やっぱ気味悪いんですよ
あの女の事が気になって。先輩にひっついてるなこの女はと薄々と
感じていましたから。
話はすこし飛びますが先輩の家にあるテレビはコンセントが抜いて
あるんです。おまけに画面にタオルが掛けてある、辺りを見回すと
パソコンと鏡にも掛けてあるんですよ。

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和菓子屋の取材

406 和菓子屋の取材1/7 sage 2006/06/21(水) 10:11:58 ID:6+qgGGy70
私は編集者をしており、主にイベントや食べ物屋さんなどの紹介記事を書いています。
こちらから掲載をお願いする事もあれば、読者からの情報を参考にしたり、その他お店からハガキやFAX、電話などで掲載以来を受ける事もあり、その場合、なんとなく興味がわいたら取材に行くという感じ。

お店を選ぶ基準は、このお店なら色々書くことありそうだな~、
こっちのお店はなんかいまいちだな~といったフィーリングによるものが大きいです。

ある日、締め切り明けで暇になり、みんなどこかに遊びに行ったり、
得意先まわりに行ったりで編集部からほとんど人が消えました。
私は特に行く所もなく、何か面白いことないかな~と、その日届いた読者からのハガキを眺めていました。

その中にあった一通の封筒の中には、1枚の写真と便せん。
写真にはいかにも老舗って感じの古めかしい和菓子屋さんが写っていました。

407 和菓子屋の取材2/7 sage 2006/06/21(水) 10:12:57 ID:6+qgGGy70
便せんには、なんだかインクのしみというか…
書いて乾かないうちにこすってしまったような…
とにかく汚い字で「おいしいですよ ぜひ来てください」と書かれているだけです。

なんだか気味が悪かったんですが、逆にちょっと興味を引かれ、
「暇だしのぞくくらいならいいか」という気分になりました。
「来てください」というなら恐らく自薦だろうと、便せんに書かれた住所を見て、だいたいの位置を把握しました。

…いつもは道路地図やネットで(最低でも店の名前くらいは)調べてから行くのですが、その時は暇だったのもあり、なんだか調べるのが面倒にだったんです。
見つからなければそれでいいや、くらいの軽い気持ちで出かけました。

408 和菓子屋の取材3/7 sage 2006/06/21(水) 10:13:49 ID:6+qgGGy70
1時間ほど車を走らせ、目的地周辺まで到着した私は、近くにあったスーパーに車を止め、そこからは徒歩で探す事にしました。
写真を見ながらてくてく歩く事、十数分。

だいたいの住所はこの辺だな…と見回すも、そこは閑静な住宅街といった感じで和菓子屋さんなんてありゃしません。
裏道かな?とわき道にそれると、一軒の(恐らく)空き家がありました。

雨戸は閉められ、庭は荒れ果て雑草が生い茂り、一目見ればわかるじめっとした雰囲気。
なんだか気持ち悪くなり目を逸らすと、突然上の方から視線を感じました。
はっとその方向を見ると、2階の一室だけ、雨戸が閉められていない窓がありました。

まさか人がいるのか…と、余計に気味が悪くなり、早々にその場から立ち去りました。

409 和菓子屋の取材4/7 sage 2006/06/21(水) 10:14:31 ID:6+qgGGy70
しばらく周辺を歩くもやはり写真のお店は見つからず、そのまま少しはなれた商店街まできてしまいました。
私は近くの雑貨屋さんに入り、ジュースを買うついでに店主のおじいさんに写真を見せ、詳しい場所を聞いてみました。
おじいさんは写真を見るなり怪訝そうな顔でしばらく考え込み、
思い出したように言いました。

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祭

635 名前:お初 投稿日:2001/04/30(月) 16:48
初めて投稿します、 宜しくです。

私の祖母の母のお兄さんの話になります。
代々霊感が強い家系らしく(私の祖母の代からなくなりましたが)
祖母の母方の兄弟はほとんど見えていたそうで、電車の中は
もちろん歩いていてもその辺の普通の人みたいに見えていたそうです。

そして今回の話はもう無くなった祖母の母のお兄さんの話です。
その亡くなった時と場所が面白い所なんですよね、
どこかで聞いたような話だと思います、実際私も祖母にこの話を
聞いて、あれ?どこかで聞いたような、、という気分になりました。
前置きはさておき、、、

636 名前:お初 投稿日:2001/04/30(月) 16:50
彼は若い頃から霊感が強く、逆に霊に対して喧嘩をふっかけるような
人だったらしく、別にいつどこで何がきても全然怖がらない人でした。
そして江戸っ子にありきな大のお祭り好きでもありました。

そしてある日
彼が待ちわびたお祭り(街を上げての夏祭り)の当日。
彼自身はこの日がお祭りだと信じて疑わなかったのですが、
実際のところは1日早く、夏祭り自体は次の日だったのですが、
彼はきづかず、街の高台にある神社へと向かいました。

637 名前:お初 投稿日:2001/04/30(月) 16:53
昔の話なので、もちろん街灯なんてものも存在していなく、
彼は山道を一人あがっていきました。

そして神社の入り口にさしあたるかかりのところに、
知らないおじいさん(神社の人でもない)が立っていました。
そのおじいさんは彼に「今日じゃないよ、祭りは明日だよ」
と教えてくれました。しかし一度こうと決めたら変えない彼は
「いんや、今日だ、」といって何度もとめるおじいさんの静止
を聞かず、そのまま神社へと続く山道を登っていきました。

638 名前:お初 投稿日:2001/04/30(月) 16:56
しかし、別に普段から通いなれてる道、のはずが、、
一向に神社につこうとはしません。 それどころか
所々何かおかしい、普通じゃない気がしたそうです。

そしてしばらくすると、、、なぜか墓地にあたったそうです。
「あれ?こんな所に墓地なんてあったっけなぁ。。」
と思いながらも、彼は祭りは今日だと信じて疑わなかったので、
別にとおりぬけ、さらに続く山道を一人歩いていました。
その次にあったのは大きな岩、道をふさぐかのごとく、そして
何かを暗示しているかのごとく道をふさいでいました。
しかし、彼はそんな事気にもとめず、それを乗り越えて
とうとう神社につきました。

639 名前:お初 投稿日:2001/04/30(月) 16:59
そしてそこにいたのは、、、あのおじいさんでした。。
あれ?道は一本なのに、それもあんな大きな岩まであったのに、、
どうしてだろう?と疑問を隠せなかった所におじいさんは、、
「ほれ、今日じゃなかっただろ?」、確かに今日ではなかったのです、
しかし彼はそれ以上におじいさんを不思議がっていました。
が、確かに今日ではない、そして何か納得はいかないものの
帰るしかないので、また三道をおりていきました。

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工事現場

この話は今から約20年前、私がまだ中学生だった頃の出来事です。

夏休みも後1週間程となった8月の終わり。
ろくに宿題も終わっていないにも関わらず、友人2人と近所の市営プールに遊びに行くことになった。
30度を超す熱気と、私の自宅正面の家でここ1週間程行われている駐車場工事の騒音とで、とてもじゃないが家の中で友人を待っている事が出来ず、1時間ほどゲーセンに行こうと表に出た。
すると、顔見知りとなっていた工事現場の男性が、パワーショベルの操縦席から気さくに声をかけてきた。

「よう、ボウズ宿題は終わったのか?」

ここ最近の日課のような挨拶を交わし、私はゲーセンに向かった。

1時間ほどゲーセンで過ごし、昼飯を食べに自宅に戻ると約束していた友人2人が、先ほど挨拶をした工事現場の男性に怒られていた。
どうしたのか聞いてみると、約束の時間より早めに来た友人が、昼休憩で誰も居ない工事現場のパワーショベルに乗り込んで悪戯をしていたらしい。
私が戻ってきた事をきっかけに2人は解放されたのだが、2人は相当こたえたらしく

「プールに行く気がしなくなったから帰る」

と言い帰ってしまった。
私はさして気にもとめず、自宅に入った。

それから数時間後、自宅の前がやけに騒がしいので、何事かと思い表に出てみると、どうやら正面の家の工事で事故がおきたらしい。
現場を取り囲む近所のおばさんたちの向こうで、作業服の人達があわただしく動いている。

「おい大丈夫かっ!」

「しっかりしろっ!」

「救急車はまだかぁッ!」

怒鳴るような叫び声、呆然と立ち尽くす人、泣き崩れて我を失っている人・・・
その場の雰囲気から、簡単な事故ではない事を窺い知ることが出来る。
人だかりの隙間から覗き見てみると、一人の作業服の男性が横たわっている。
その周りを、同じく作業服の人間が数人取り囲んでおり、詳しい状況はわからないが、横たわった男性が周囲の呼びかけにもぴクリとも動かず、また作業服にかなりの出血が見られることから、私は漠然と

『こりゃ駄目だろうな』

と考えていた。
程なくして救急車が到着し、救急隊員によって応急処置が始まった。
どうやら頭部にかなりのダメージを負っている様なのだが、救急隊員や同僚の作業員、野次馬のおばさん達に邪魔され、男性の足元しか見ることが出来ない。
私は目の前の出来事を、まるでテレビの番組のようにボーっと眺めながらふと、倒れている男性はいったい誰なんだ、と思い始めていた。
作業員の顔は殆ど覚えており、野次馬の隙間から何とか一人一人確認してみると、いつも気さくに声をかけてくれる男性の顔が見当たらない。

『ま、まさか!』

先ほどまでは他人事だったのが、急に身近なことに感じられ、変な震えが全身を襲ったことを覚えている。

何分ほどそこにいたのだろう、帰ったはずの友人に肩を叩かれて我に帰ると、救急車が音も無く走り出すところであった。
やはり駄目だったようである・・・
私は、名前も知らない顔見知りが亡くなった事に多少動揺しながらも、現場から離れられなかった。
既に野次馬の数も減り、先ほどより大分状況が把握できるようになった。

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宝探し

一週間前かな?
そんなに前じゃなかったかも。
兎に角暑い日だったなぁ。
蝉がミンミン鳴いていて、木陰にいてもとても暑かったんだ。

「なぁ、たっくん。実は良いとこ見つけたんだ」

亮は垂れたアイスがついた指をしゃぶりながら僕に言った。

「いいとこ?」

「そっ、いいとこ。 でもさ、一人じゃ駄目なんだってさ」

亮はアイスのバーに当たりと書いてなかった事に腹を立てたのか、バーをぼきりと折ると、思いっきり投げつけた。

「なんかさ、スッゴイお宝があるらしいんだよ。でもさ、絶対に二人じゃないと手に入らないんだって」

亮は僕の目を下から覗いた。
僕に一緒に行って欲しいって言っているんだ。
僕と亮はどんな時も、二人一緒だ。
喧嘩したって、次の日には笑って仲直りできるんだ。

「んじゃさ、僕と行こうよ」
そう言うと、亮は満面の笑みを浮かべた。

「もっちろんさ。だからたっくんにしか言ってないもん」

「よし、どうせ今日は面白いテレビもないからさ、これから行こうよ」

ホントは五時から始まるアニメが見たかったけど、クラスメイトの誰かがきっとビデオにとっているはずだ。
それよりもこの好奇心そそられる冒険の事で頭が一杯だった。

「南の山の麓の森あるじゃん?そこにさ、古い洋館があるんだよ」

亮の詳しい説明によると、森の大分奥まった所に、誰も住んでいない洋館があるらしい。
南の山って言うのは、松茸だか何かが取れるとかで、一般の人は立入禁止になってるんだ。
だからここら辺の人は絶対に入っちゃいけないことになってる。

「でもさぁ・・・南の山に入ってもいいのかなぁ?」

「大丈夫、大丈夫。怒られたら俺の所為にしていいから」

亮は良くこの台詞を使う。
でも、実際亮の所為にしても、結局僕も怒られちゃうんだ。

「でも・・・」

「ぐずぐずしてたら、他の誰かにお宝取られちゃうよ!!」

亮がだだをこねだしたら、もう少しで怒り出すサインだ。

「わかったよ、行くよ、行く。二人じゃないと駄目なんだし」

森はひんやりとしていて、今日みたいな日には心地よかった。
迷いそうでちょっと心配だったけど、亮はズンズン先へと進んでいった。
亮がいるから安心だ。
亮は野生児って感じだもんな。
亮は途中何度かポケットから紙屑を出すと、道ばたに落としていった。

「ねぇ、何してるの?」

「これはね、帰りに迷ったりしないように標し残してるんだよ」

なるほど。
これなら暗くなってもこれを辿れば迷わないな。

一時間も歩いただろうか。
開けた所に出た。
目の前には何とも言えない雰囲気の洋館がそびえていた。

「たっくん・・・別に無理して入らなくてもいいんだぜ?」

ここまで来て何を言ってるんだろうと思ったよ。
亮は腕っ節は強いし、青大将だって素手で捕まえられるけど、幽霊とかお化け屋敷とか、そう言うのは大の苦手なんだ。
僕はそう言うのは全然平気。
むしろ大好きさ。

「なんだよ、亮ちゃん。怖くなったのか?」