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後味の悪い話

漫画「屋根裏の散歩者」

789 : 屋根裏の散歩者1/2 : 2012/05/28(月) 13:45:04.65 ID:yUfBYz+Wi
昔読んだ江戸川乱歩原作のオリジナル屋根裏の散歩者の漫画
原作では主人公が屋根裏で他人の部屋の覗き趣味、
それが高じて密室殺人しちゃうって話だけど
漫画は主人公目線でいろんな住人の生活を覗き見してる部分が
一話完結で描かれてる

ある部屋には今を時めく少女小説の作家先生♂が住んでた
作家は美人女優とスクープされたが、主人公が部屋を覗くと
見知らぬ美少女がいてちちくりあっている

美人女優は落ち着いた大人の女性なのに対し、
美少女は作家の作品の中のヒロインそのもので、
主人公はそれを見て、女優との浮名はロリコンの隠れ蓑だと知る

そんな最中、女優が訪ねてきて、作家は慌てて
少女を押入れの中に隠す
主人公はそれを見て、押入れの中の少女がどんな様子か覗いてみる

790 : 屋根裏の散歩者2/2 : 2012/05/28(月) 13:46:05.10 ID:yUfBYz+Wi
ここからは部屋に戻った主人公の独白
「作家先生がロリコンでなく、まさか人形偏愛症(ピュグマリオニズム)
だったとはねえ!」
と苦笑いし、自分しか知らない作家の秘密1人ほくそ笑む
少女は等身大の人形だったのだ

視点が変わり、また作家の部屋になる
(主人公は覗いていない)
少女の人形に語りかけるように作家が話している
「お前のその細い首を締めた時の事は忘れられない。
水蜜桃のような肩から腕を切り離し、
可愛い小さな肛門から内臓を取り出した感触も、、
私の大切な人形少女、、」

主人公が窓辺にもたれながら
「今日は良い天気だなあー」
と呟いて終わり

794 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/28(月) 16:50:31.57 ID:nm5Uh+jTO
>>790
面白いね
個人的に後味悪いとは感じなかったけど、こういう倒錯的な話好きだ

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山の怖い話

豊穣の山

心霊ネタではないが、頭の痛くなる恐怖体験を。

もう20年以上昔になる。
当時小学校低学年だった俺は、家族で緑豊かな田舎に盆帰りしていた。
久しぶりに会う同い年の従兄弟と虫網片手にそこら中の虫を捕って楽しんでいた。
都会では感じられない開放感。いつしか二人でじいちゃん家の裏にある山に足を向けた。
「大物がいるかも知れないね」
「網に入りきらなかったらどうしよう」

突然変異でもない限り、そんな虫はなかなかあり得ないが、
山の中はそんな期待をも抱いてしまうほど、豊穣な命が溢れていた。
しばらく二人で駆け回っていたが、急に従兄弟が立ち止まった。
「ごめん。うんこしたい」
何故謝るのか分からないが、従兄弟は申し訳なさそうだ。

「家に帰る?」
「ううん。我慢出来ない」
従兄弟は少し離れた草藪にしゃがみ込んでズボンを下ろし始めた。
響きだけで水分量を想像出来る音に背を向け、俺は半ズボンのポケットをまさぐった。
育ちの良い俺はきちんとポケットティッシュを持っていたが、それだけで足りるかどうか。
そんな事を考えていたら、いきなり背後でこの世の物とは思えない絶叫が上がった。

597 豊穣の山 2 sage 2010/04/03(土) 02:58:09 ID:8itWCBvw0
「どうした!?」
草をかき分けると、ズボンを下ろしたまま、中腰の従兄弟がすさまじい表情で俺を見ている。
その従兄弟の手足に何かブヨブヨした赤っぽい物がいくつも貼り付いている。
その正体は山ヒルだ。田舎では珍しくもない、だが、都会者には未知の小生物である。
もちろん、小学生の俺や従兄弟にそんな知識はなかったし、どうすればいいか分からない。
「は、早く拭けよ!」
俺はこわごわとポケットティッシュを従兄弟に差し出すと、従兄弟はそれをまとめて引っ張り出し、
山ヒルではなく、自分の尻の割れ目を一拭き二拭きすると、慌てて半ズボンとパンツを脱いだ。
赤黒い山ヒルは従兄弟の足首から腰の辺りまで、まだら模様であちこちに貼り付いている。
従兄弟は無我夢中で山ヒルを払おうとしたが、意外に貼り付く力が強く、なかなか落ちない。
そしていくつもの血の筋が従兄弟の下半身を染め、従兄弟そのものが未知の怪生物に見えた。
「た、助けてよ~!」
パニックになって泣き叫び、下半身丸出しでこっちに向かってくる従兄弟を見て、すさまじい恐怖を覚えた。
(多分)悲鳴を上げながら、俺は怪物と化した従兄弟から逃れるように山道を下り、じいちゃんの家へ向かった。
途中、何度か背後を振り返ったら、山ヒルをブラブラさせながら下半身丸出しで従兄弟は追いかけてくる。
その時頭の中にあったのは、山ヒルと一体化した従兄弟が俺を山ヒル人間に変える妄想だった。
「ママー! パパー!」
俺は半泣きになりながら玄関に飛び込み、親を呼びながら、サンダルを脱ごうとして気付いた。
俺の足にもたくさんの山ヒルが貼り付いている。俺も従兄弟みたいに山ヒル人間にされてしまうのか!?

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山の怖い話

山の主

>>523だが今日聞いた話

『遠野物語』に登場する霊峰・早池峰山の主は女神だが、実質取り仕切っているのは怪物だという
んでこの怪物というのが面白い奴で、一つ目一本足のデカい怪物なんだそうだ

これってアレだよな? ヤマノケだよな? 俺個人的にはこいつもヤマノケもイッポンダタラだと思う

昔遠野周辺では金山が非常に賑わっていて、そこで産出された金は奥州藤原氏の建てた
中尊寺金色堂にも使われたらしい。北上山地はとにかく鉱物資源が豊富で、北上山地を越えれば
日本有数の鉄鉱山である釜石鉱山もある。この釜石鉱山では餅鉄という非常に良質な鉄が採れ、
日本初の反射炉による近代製鉄もここで行われた

で、このイッポンダタラという化け物だが、これは元々山師だったらしい
コイツが一つ目なのは、長年熱く焼けた鉄を見るうちに片目が潰れたからだという
コイツが一本足なのは、鉄に風を送るふいごを踏み続けて片足が腐ってしまったからだという

まぁコイツが件の話のように人に取り憑くかは知らんし、コイツが製鉄に携わる山師だったと言う話も、
元々そういう異様な姿だったのに後から人々が理由をつけただけかもしれん

ちなみに、コイツは今も全国に居て、最近でも田んぼに残った足跡が発見されて話題になったりしてるらしい

オチのない話だがすまんね

583 本当にあった怖い名無し sage 2009/12/04(金) 22:43:25 ID:rWvInYPOO
>>575
グリム童話のホレおばさんみたいだね。
ホレおばさんは下唇と親指が異常に肥大し、片足はガチョウのようにひしゃげた
外見の魔女だけど、元々は人間で、糸紡ぎを長く熱心にやってると、唇や手足が
そんな風に変形したんだと。
で、ホレおばさんは、働き者の娘にはとても親切で褒美を沢山くれるけど
怠け者の娘には腹を裂いておが屑を詰めたり、酷い罰を与えるらしい。
だからキリスト教的には魔女に見えるけど、日本人的解釈なら神扱いだと思うんだよね。

584 本当にあった怖い名無し 2009/12/04(金) 23:45:11 ID:WTL3pcHg0
>>583
遠野物語によるとこの主とやらは人のモチ勝手に食ったりするだけで
特に御利益みたいなもんはなかったなぁ

あと頭のてっぺんに口があるそうで、隣町の伝説ではこれの正体は山姥だという
毎晩毎晩、ある寺の和尚が囲炉裏でモチを焼いてると、こいつが来て片っ端からモチを食ってしまう
そこで和尚が一計を案じて、白いゴマ石をモチみたいに囲炉裏で焼き、徳利には酒の代わりに油を入れておいた

んで、その日もこの「主」とやらが来て、ゴマ石をモチだと思って頭の口から食ってしまった
和尚がすかさず酒を薦めると、口の中で油が発火し、この化け物は悲鳴を上げて寺を飛び出していった

しかし、内臓を悉く焼かれたこの化け物も巣には帰りつけず、ついに道端で力尽きた
で、天日に炙られてこの化け物の死体が腐敗し、物凄い異臭を放つようになった

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山の怖い話

ヒトガタ

829 本当にあった怖い名無し New! 2012/04/08(日) 23:41:32.34 ID:8SnvSe8Q0
いや、たいして怖くないんだけどホントの話
遺伝とは怖いもので、デブのおれの娘も小学校高学年になると太ってきた。
ダイエットもかねて、近くの山に2人で登ることを、毎週おこなうようになった。
頂上まで1時間すこしかけて登る。
こんなことを数カ月して、俺の腹も、娘もすこし鍛えられてきた
3月の末ごろ。
うるさいくらいのウグイスの声を聞きながら下山していると、娘が「○○テレビしようよ。」と言ってきた。

830 本当にあった怖い名無し New! 2012/04/08(日) 23:42:44.95 ID:8SnvSe8Q0

○○テレビとは、地方局のテレビCMっぽい口調でチープなCM
を即興で考えてしゃべること。
暇なとき車で見える看板の店や会社のCMを即興でやるのだが、
妻は、「また始まったの。」とあきれ顔。
しかし、なぜか娘は大好きで、上手に合いの手を入れるようにもなってきていた。
まあ、遺伝とは恐ろしいものですな。
ホントにバカみたいな、他人から見たら何が面白いのかわからない遊びなんだけどね。

「お題は?」
「じゃあ近所にできた紳士服のシマダ」
「男の色気は身だしなみから、あなたのファッションをリードする紳士服のシマダ。2パンツセットで19800円から。
 紳士服のシマダはフレッシュマンを応援しています。」
 で、娘が「今ならブライダルフェア実施中。」と締めた。
「紳士服でブライダルフェアはおかしいやろ。」と娘と笑いあった。

「次はオレな。お題は仏壇仏具の木村屋」
「どこいいくの?」「木村屋」
「おきにいりは?」「木村屋」
「葬儀のことなら?」「木村屋」
「仏壇仏具は?」「木村屋」
「なんでもそろーう、木・村・屋~。」 と娘が言った後、自分たち
の右手の林から
「ブライダルフェア ジッシチュウ!!」
という声が聞こえてきた。
かわいいが、気味悪い。何というかインコの鳴きまねのような声。

固まる二人
「聞こえた?」「ああ。」
「人間っぽくないよね。」「モノノケのたぐいっぽい、、。」
そしてもう一度
「ブライダルフェア ジッシチュウ!!」
と誰もいない林から聞こえる。
「逃ぃげろ―!」と急いで下山した、、、。
下の駐車場まで来ると、頂上の石碑まで青空をバックによく見える。
頂上に木は生えておらず、不思議とよく見えるのだ。
頂上にはオレンジ色ウインドブレーカーを着た、ヒトガタが見える。
のぼり口はここしかなく、めったに人が訪れないこの山の駐車場に
車は止まっていないのに。
俺のウインドブレーカーそっくりなのがこの距離でもわかる。
「だれともすれちがっていないよな。」「うん。」
「あれ。どう思う?」「わからん。」
娘は半泣きなので、急いで帰宅した次第、、、。
あのヒトガタが、あの声と関係あるのかどうかわからない。

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山の怖い話

妙見山

71 本当にあった怖い名無し 2009/02/27(金) 10:31:57 ID:rG3jsiXj0
ここは関西ではかなり有名な心霊スポットである
名は『妙見山』
彼と知り合ったのは高校3年生のことであった
当時、あるスーパーマーケットでバイトしてる時に出会った彼は霊感が強く「視える」そうであった
彼は一つ年上で、バイトでは私のほうが先輩だったのだが、仮に彼をO君としておく
O君はとても陽気な性格で、皆から信頼をおける人物だった
私もO君の人柄に惹かれ、いつしか先輩のような存在になっていた

72 本当にあった怖い名無し 2009/02/27(金) 10:33:09 ID:rG3jsiXj0
ある日「よかったら飲みにいかへんか?」と誘われた
もちろん断る理由もなく、私は一つ返事で了解した
焼き鳥を食いつつ、楽しい話で盛りあがった所、O君はこう言った
「俺な、霊感があるねん」
それは噂で知っていたが、どれくらい信憑性があるかは定かではなかった
酔った勢いで私はO君にこう言った
私は「うわ、、、ほな、なんか怖い話してや~」
「ええで。実は俺の住んでるマンションやけどな、、、」
O君は話し出した

73 本当にあった怖い名無し 2009/02/27(金) 10:35:01 ID:rG3jsiXj0
「俺が部屋で雑誌読んでてんや。夏やから暑いやろ?窓あけっぱなしでいてん」
「ほしたらなんか妙な気配がしてな、、、窓の外をみたんや、、、」
「ほんだら、生首がようさん窓の外を並んでこっち見とるねん。めっちゃビビったで!」
「思わず窓閉めてな、なんやねんあれ?って思ったわ。ほんで便所行きたくなってな、小便に行ってん」
「小便しとったら、イキナリ金縛りにあって天井から長い髪の女がいきなり落ちてきよるねん。」
「目があってなぁ~、何ビビらしとんねんって思ったわ!」
霊感がない私だが、これはおもしろい話をきいたと思った
これも彼の陽気な性格のおかげだろう、、、

74 本当にあった怖い名無し 2009/02/27(金) 10:36:24 ID:rG3jsiXj0
「ほな、シメよか?」
O君はそう言って、お茶漬けを注文した
ひとしきり食べて会計はO君が支払ってくれた
「ご馳走様、、、」と言ったあと
「俺んちこうへんか?」と誘われた
家も近いことだし、私は即座にOKした
「連れ呼んでええか?」
連れとはO君の同級生で、私の部署の先輩のHさんであった
「ほな、行こか?」
私達は、O君のマンションでおち合せることになった
O君の住居で驚いたのが、あちこちに御札が貼ってあったこと、、、
曰く、O君の家族は皆「霊感体質」であった
O君は言う「あんま意味ないんやけどな、、、」

75 本当にあった怖い名無し 2009/02/27(金) 10:38:28 ID:rG3jsiXj0
ほどなくしてHさんが来訪した
彼も霊感というものがなく、しかし「霊感」ってものは「うつる」らしい、、、
Hさんも奇妙な体験をしていたのであった
「Oの家に行くときの話やけど、、、」
ここでいわゆる、怪談話がはじまったのだ
酒を飲みつつ話に耳をかたむけた
「こいつ(O君)の家、向かうとき車で線路沿いの道を走っててん、、、(能●電鉄)」
「手前に駅があって、電車が止まってるのを見てんや。そいつを追い越して、ほんで次の踏み切りで、あ~踏切待ちかって思うてんや」
「でもな、遮断機は降りてないし、駅の方を見ても何もないねん」
「せやけど、駅待ちしてる電車追い超して踏み切り待ちしてるわけやろ?そんなハズはないねん!」
「あれは不思議やったわ、、、」
電車の幽霊か?
私はそれでも面白いと思った
しかし、話はこれでは終わらなかった、、、

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一人暮らし

話し手

545 話し手 2011/05/15(日) 04:11:19.30 ID:Assd7la10
15年程前の話な

オレはその頃名古屋の大学に通ってて、一人暮らしをしてたわけだ。
親には無理言って一人暮らしさせてもらってる手前、そんな仕送りも
要求できないんで、割のいいバイトを探すことにしたんだ。

大学入っていろんなバイトを転々としたんだけど、これといっていい条件の
バイトに恵まれず、一人暮らし諦めようかとか思ってたところに友人から
「とあるバイト」を紹介されたんだ。

それは、新聞の求人情報欄の1コマに掲載されていた地味なバイト。気をつけて
読まないと絶対わからないレベル。条件は明記されてなかったが、日給弐萬円也
の一文が俺の心を突き動かした。即決だった。

546 話し手 2011/05/15(日) 04:22:24.11 ID:Assd7la10
雇い主の家に電話をして詳細をたずねると、とりあえず一度会いたいと言われ
先方のお宅へい伺うことに。先方からは「場所が入り組んでてわかりにくいだろうから、
当日は迎えをよこす」と言われたので、当日オレは指定された駅で待機。

雇い主の家族?らしき人が乗ってきた車で雇い主宅まで向かったんだが、土地勘さっぱりな俺は
途中から場所がすっかりわからなくなって、心配になって運転手に
「いまから向かう先って、俺一人でも行ける場所ですかね?免許まだなんですよ」
と尋ねたところ
「ああ、何度も続けてもらうかどうかは娘が決めることだから」
とだけ回答が。そのあとは特に会話も交わさず揺られること50分、市街地を離れ
緑がやや多くなってきた住宅街の一角、やや大きめの一軒家の前で停車した。

548 話し手 2011/05/15(日) 04:28:51.16 ID:Assd7la10
雇い主は、その家の奥さんらしい人だったようで、話を聞くと仕事の内容は
至って単純かつ難解なものだった。

その家には一人娘がいるんだが、幼い頃何らかの理由で寝たきりになって
しまったらしい。意識は有るような無いような状態で、こちらの話すことには
若干反応を見せるものの、言葉や態度で返すことは無いと言うことだった

俺の仕事と言うのは、その娘が退屈しないように話しかけるだけの仕事
返事も期待しなくていい、反応も見なくていい、ただ面白いと思うことを話し
続けろという奇妙な仕事だったわけだ。

550 話し手 2011/05/15(日) 04:40:54.76 ID:Assd7la10
部屋に通されると、そこはあまり広くない和室で、部屋の真ん中に布団が敷かれて
そこに中学生くらいの女の子が寝ている状況だった。なんか奇妙すぎて居心地
悪かったけど仕事だしな、ということで早速女の子に挨拶することに

「こんにちは、きょう話し相手のバイトできました○○と言います」
まぁ、返事は無いわけだ。そこは前情報どおりなので気にせずに、とにかく
色々はなしかけることにした。