カテゴリー
洒落怖

水神様

682 1/6 sage New! 2011/05/16(月) 00:08:32.56 ID:lQyUf/QH0
前の職場の頃の話、ちょっとヘビーな話。
というわけで長文いくよー^^

当時の俺の職場と言うのが東京からほどほどの距離の埼玉の片田舎にあった。
京浜東北やら武蔵野線やら乗り継いで、東京都北部にある俺の実家から2時間足らずって場所。
その職場は会社が地元の地主から借りた土地に建てられてて、その建物を建てる時の条件で
敷地内にある古い井戸とお社を取り壊さずにおくことと、年に何度か地主と近くの神社の神主で
そのお社やら井戸やらに奉納だかなんだかなんだかの儀式をすることを認めると言うのがあった。
まあ、別にそこについて取り立てて問題があったわけでもなく、ここ何十年間そんな感じでやって
たらしいし、俺がその職場をやめてからもまだ続いてると思う。
俺らも働いてる時に目に付く場所でもないし、せいぜい通勤途中にちょっと目に付くかなって
くらいで気に留めることもなかった。

ちなみに地主はじーさんで、暇なのかお社を掃除に来たついでに俺らの職場に来ては勝手にお茶飲んだり
女子職員(おばちゃんだけど)とかとだべったりと結構顔なじみになってた。

脱線だけどその手の小さいお社なんかは町中意外とそこらへんにあるので探してみると面白いかも。

683 2/6 sage New! 2011/05/16(月) 00:09:28.59 ID:lQyUf/QH0
まあ、そのお社と井戸とは関係ない話なんだけど俺は昔から酒癖が悪かった。
酒が弱いのに飲むのが好きで、高校の頃から友達と飲みに言ってはすぐに泥酔して記憶がなくなって
気づいたら、どっかの道路の上とかどっかの駐車場とかどっかの公園とかどっかのマンションの階段
の踊り場とか、そんなことが多かった。
なん回も繰り返して、警察のお世話にならなかったのが不思議だったよ。
しかも、それは頻度は少なくなったとはいえ大学でて就職してからも続いてて、その職場の飲み会でも
やらかしちゃった、てへぺろ(・ω<) 居酒屋を出て、はだしで駆け回って怒られて、なんだかんだでJRの駅改札まで連れられてたってところまでは 覚えてるんだけど、電車に乗った記憶はなくて今回も気づいたらここはどこ?って状態。 ただその時にいつもと違ってたのは、あの死ぬほどしんどい二日酔いの感じがなくて、目覚める時もなんか 温水プールに使ってるみたいで気持ちイイナー、ああ、多分今俺しょんべんもらしてるなー^p^ ジョボジョボーでもきもちいいなー、なんか落ち着くなー、って感じだった。 とはいえ目が覚めると、ヤッチマッタナ!今回はどこで寝てたんだ?!とか思って回り見るとうす暗くてさ でも時計見ると朝の7時過ぎててさ、しかもまわりがやたら窮屈でごつごつしてる、マジでどこだよここ? やくざとかにつかまってどっかに監禁されちゃったの?死ぬの?とかテンパッたりしてた。 684 3/6 sage New! 2011/05/16(月) 00:10:37.58 ID:lQyUf/QH0 で、そんななかで、ちょっと腹の辺りがもぞもぞしてんなーとか思ってたらシャツの間から小さい白い蛇がでてきてさ。 こっちがビビッて固まってると、下をチロチロさせて俺の顔を一瞥したかと思うと、するするっと俺の体を 這い上がってきて、首筋から壁に移ってそのまま上のほうに行っちゃったんだよね。

カテゴリー
洒落怖

青い箱

私が住んでいるのは山間にあるよくある住宅地で、
家からふもとに下りて、街へと続く国道の脇に、
住宅に挟まれてその神社はあった。私は10歳そこらのことである。

 子供なので、神社に対するしきたり云々の信仰には全くもって興味が無く、
当時の私達には程よい遊び場のようなものだった。
その神社は夏祭りや正月にはお守りを売る巫女姿の店員などがいるものだが、普段では神主は隣接の事務所にいるらしい。
その土地の記念碑なんかもあってプチ観光地的な役割でもあったが基本大人の目もないわけで、堂々と子供は占領できるわけである。
 
 とある日私は他の男女数人のグループに連れられ、その神社へと行った。
大人の目が無いとは言ったものの、当時の私はだいぶ真面目ちゃんの部類に入る子供で、
神社には祭りでもない限り踏み入ったことは無かった。
だが彼らもいつもからここを遊び場にしているわけではない。
つまり、いつもは公園を転々としているところ、気まぐれでここで遊ぶ事を提案した訳だ。

271 本当にあった怖い名無し New! 2011/04/06(水) 23:20:38.45 ID:C0RJjG3V0
 そこで私達が何をしたかというと、宝といっても、そこらへんに落ちている何かを黙々と収集するいわゆる宝探し。
神社なので賽銭のおこぼれの古い銭が当たりであろう。
その他は大人から見ればただの燃えないゴミであろう何かの部品やプラスチックの類、
そんな他愛も無い宝探しだが、子供にとっては燃えるゴミ以外は大抵、
校庭の小さな石だってガラスの破片だって宝石のように大事に見えるのだった。
 かくいう私も中休み昼休みになれば校庭の砂利を漁っては爪の垢ほどの色のついた石を集めているクチではあったが、
神社、そう人の敷地であればすこし違った。
他の子供達はともかく、どうも乗り気になれないのが真面目ちゃんで、
神社ともあろう場所からガラクタとはいえ物をもっていくのは泥棒ではないだろうか。
そんな疑心を抱きつつも、臆病者と思われるのもまた本位ではないのでしぶしぶと宝探しに参加していたのである。

 敷地の端、木の根の下、そして神社の床下へと手を伸ばしていく。
高床の下は滅多に掃除できるものではなく、つまり宝の山だと考えた。
しかし、思ったよりはあまり目ぼしい物は見当たらず、ただじめじめとした土が広がってるだけだった。
 大したものはないなと、そう思い身を引こうと思ったら、
視界に青い物体が目に入る。
サイズ的には小銭なんかとは比べ物にならない大物。
小汚いのも気にせずに手にとってみると、大きさは人形のベッドほどという印象、
中にクッションがつめられた青い箱のようなものである。
何に使うものかは検討もつかないが、何かいいもののような気がするのが子供の感性である。
 そして子供達の間でひととおりの発掘の成果をひろげて、山分けして解散した。
私の手には小銭も小石も無かったが、あの青い箱はしっかり持っていた。

カテゴリー
洒落怖

死体が写る

宮城県に八木山橋ってあるじゃん、自殺の名所の
実はあそこの下の竜ノ口渓谷って降りていけてね、足場は悪いんだけど、地層とか生物とか、面白い場所なんだよね。
三年前の、俺がオカルト板に来る前の話で、あんまりオカルトに興味無かった俺が、興味を持つきっかけになった話。
その頃は八木山橋が自殺の名所とは知ってたんだけど、幽霊とかは信じてなくてね。
化石とか、鉱石に興味があって、大学の仲間と度々行ってたんだよね。特に夏場とかは、川縁特有の涼しさと、上流こその水の綺麗さで、結構遊べる場所だったんだよ。

ただ行く時にはルールがあって、そのうちの一つとしてカメラの所持は禁止していたんだよね。
これは前述の通り足場が悪くて、川に落ちる奴もいるから、水にぬれるとだめになるような電化製品は危ないってだけ。心霊写真防止とかじゃなかったんだよ。
携帯電話とかも、百円ショップの密閉できる袋に入れて持ち歩いてたね。
ただ、一度だけデジカメを持ってきた奴がいたことがあった。ここではそいつをEって呼ばせてもらう。その日は5人で行ったんだけど、俺とそいつと、あと3名。
実はEは彼女と別れたばっかりらしくて、Eの好きな女子を呼んだんだよ。その写真が撮りたくて生活防水のデジカメを買って持ってきていたんだよね。
写真データを送るから、アドレス教えてって言うつもりだったらしい。
まあ竜ノ口渓谷に入ってから出てくるまでは省くんだけど、もちろんそこで自殺者を見つけたりはしなかった。毎日誰か飛び降りてる訳じゃないしね。
ただ、帰りに立ち寄ったマックで、写真を見てたら、死体が写ってたんだよね。
帰り際に俺が撮った写真なんだけど、川を挟んで向こう側の岩の上に、仰向けの状態で人の下半身らしきものが置いてあるって言うのかな。とりあえず、ジーンズを履いた下半身が岩の上に乗っかってんのが写ってる。

388 2 sage 2011/02/21(月) 22:41:50.09 ID:EdUs4ttB0
ただ、帰りに立ち寄ったマックで、写真を見てたら、死体が写ってたんだよね。
帰り際に俺が撮った写真なんだけど、川を挟んで向こう側の岩の上に、仰向けの状態で人の下半身らしきものが置いてあるって言うのかな。とりあえず、ジーンズを履いた下半身が岩の上に乗っかってんのが写ってる。
上半身は岩の向こうで見えない。なんとかジーンズが落っこちてるだけって思いこもうとしたんだけど、ジーンズからは足らしきものが飛び出てるし、岩の上は泥だとは思えないような乾いた血みたいな色してんの。
何で気付ないで撮ってんだとか、ここで撮れって言ったのはお前だとか、見えなかっただとか、俺とEで言い合いして、他の人の提案でEが警察に電話したんだ。
代表者の連絡先を聞かれて、代表者として俺の電話番号も教えた。写真についても説明したが、現場に確認に行きますので、後日お願いしますって言われた。
まあ正直心霊写真的な物を証拠に持ちこまれても警察では困るからだろうね。
すごい気まずい空気の中、30分くらいして、Eに電話が来た。Eはわざわざ店の外に出て電話してたんだけど、青い顔をして戻ってきた。
どうやら警察が言うには、捜索したが死体なんてなかったんだと。
俺たちは気味が悪いと思いながらも、無理矢理見間違いだったってことにしたが、Eは何故か異常にとりみだして、現に死体が写ってるし無いはずがない、絶対死体だと言って聞かなかった。
俺たちは川で遊んでいた奴が、奥の方にある沼にでもはまって、泥だらけのジーンズを捨てて行っただけだって言ったが、全く聞きつけない。
心霊写真じゃないかとも言ったが、はっきり写ってる、死体があるんだと言って聞かない。
デジカメの画像を指差して、絶対ある。足も出てるって狂った様に喚き始め、女子を怯えさせ、挙句の果てに確認に行くと言い始めた。
女子はもう帰りたがっていたし、既に暗くなり始めていたこともあって、もしあったなら、暗くなって警察も見落としたんだ。きっと明日ちゃんと探してくれるとなだめて、俺は強制的に解散にした。

カテゴリー
洒落怖

脳内変換

最近2chで張られるこの画像、自分の家には昔からこの絵本があった。
で、子供の頃にこのお化けが会いに来たことがある。
自分ん家はマンションの5階なんだが、夜中目を覚ますと、
ベランダのガラス戸を挟んでお化けがいる。絵本そのままの格好で浮いてる。
「○○くん、○○くん」ガラス越しに俺の名前を呼ぶ。
「遊びに行こうよ」絵本そのままの顔で笑って誘ってくれる。
「行こうよ、行こうよ」夜中に遊んだらいけないので「ごめんだけど行けない……」と断った。
その後何日か経って、お化けはもう一回やってきた。
その日は暑いので網戸にしてガラス戸は開いてた。
前と同じ「遊びに行こうよ」同じように断ったんだが、今度はお化けが怒りだした。
「なんで来てくれないの、こんなに面白いのに、何で来てくれないの」
かなり怖かったので、刺激しないように、なんやかんやと言い訳をする。

「お化けのことは好きだけど、怒られるからダメ」「遊びたいけどもう遅いから明日来て」
そしたらお化けがすっーと部屋に入ってくる。
ここで連れてかれると思った自分は隣に寝てた親父の手を掴んで引っ張った。
お化けはもう命令口調。「来い、早く来い!」
そこで隣に寝てた親父がばっと起きて、「出て行け!」と叫んでお化けを追い払ってくれた。
それ以後、お化けは現れなかった。

これが自分の記憶。

実際は親父の結婚する前に付き合ってた女が各階のベランダをよじ登って家に侵入したらしい。
親父が出て行け!と怒鳴ると女は暴れて家中めちゃくちゃ。
張り倒してガムテープでぐるぐる巻きにして、110番。
自分を連れて行こうとしてた女の表情は物凄く恐ろしくて、親父は今でも夢に見るらしい。
当時4歳くらい。成人してから「もう話してもいい」と聞かされた話。
ちなみにその時おかんは弟の出産で入院してた。おかんには未だバレてない?

自分は恐怖のあまり記憶を書き換えてしまったらしい。
今でもお化けの顔しか思い出せない。

カテゴリー
洒落怖

ゴブリンの右手

大学のサークルの先輩が面白いものを手に入れたと言ってきた
俺は何ですか?と先輩はニヤリと笑ってこう言った
「ゴブリンの右手だよ」
俺は驚いてこう聞き直した
「え?ゴブリンってあのファンタジーとかに出てくる・・・」
そして先輩は
「そうだ、今週の土曜日これを使ったある儀式を行おうと思うが
 お前も興味があったらやってみないか?」
俺は多分それは作りものだろうと思っていたが
先輩が真剣な表情をしていたしそのゴブリンの右手というのが
どういうものか興味があったので一緒に参加してみることになった・・・

そして儀式の日の夜、俺と先輩はサークルの部室集まり儀式を始めた
俺はその儀式については初耳だったのでどういう儀式なのか聞いてみると先輩が
「この儀式を始めるには7つの触媒を必要とし、
どうしてもあと1つが手に入らなかったんだが
この間見つけた駅の裏にあるXXXという店で偶然見つけたんだ」
そう言いながら触媒を1つずつ見たこともない歪な文様の布の上に置いていった
ネズミの頭
鶏の体
猿の左手
カエルの右足
トカゲの左足
「ここまではどこにでもあるものだったから簡単だった」
「そしてこれがゴブリンの右手だ」
そういうと先輩はどこかの映画で見たような生き物らしき手を布の上に置いた

724 2/4 sage New! 2011/01/10(月) 12:28:43 ID:GB6MDp2o0
ふと俺はある疑問がよぎり先輩に質問してみた
「今のところ6つしか触媒がないですよね?
 残り1つは何ですか?」
それを聞いた先輩はふふんとした表情してこう言った
「術者の生血だよ」
俺は一瞬、嫌な感じを受けたが続けて先輩はこういう
「一人でこの儀式をやっても成功したかどうかを証明する手段がない
 そこでお前にはこの儀式の証人になってもらいたい
 正直お前は何もしなくていい儀式は俺がやるから
 お前はただ見ててもらえばいい」
そう言うと先輩は儀式の準備は始めた

「これはキマイラを呼び出す儀式なんだ」
そう言いながら各触媒を生き物の形になるように配置していった
そして呪文のようなものをつぶやきながら
右手を刃物のようなもので切り血がしたたり落ちる
俺が「大丈夫ですか」と聞くと先輩は
「大丈夫だ問題ない、後で処置をすれば命に別状はない」
触媒の上に先輩の血が落ちていき触媒が赤く染まってゆく
何分経っただろうか?もしかしたら数秒も経ってないかもしれない
静まり返った部室の中、先輩は口を開く
「儀式は成功した」
そういうと部室の外へ出て行った

725 3/4 sage New! 2011/01/10(月) 12:29:43 ID:GB6MDp2o0
すぐに追いかけようと廊下に出るともう先輩はいなくなっていた
部屋に物を置きっぱなしだとまずい思いふと部室を見ると
先輩が用意したものはなくなっていた
血が滴っていたはずなのにその痕跡もなくなっていた
そのあと先輩の名前を呼びながら大学の構内を探したが
いくら探しても見つからず諦めてとりあえず自宅のアパートに戻った

カテゴリー
洒落怖

顔

はじめて投稿いたします。30代後半の会社員です。
別に家系に霊能者も神社やお寺関係者もおりません。
母方は漁師の一族だった過去から信心を持っている親戚が多いですが、
私から見ればいわゆるカルト系に見えます。
父方はそこそこの規模の藩の家老だったという家で、中堅よりは上程度の武士の家系。
でも戦争中に没落し、甲冑やら刀剣やらは戦争中の収容により
単なる金属としてお国に持っていかれたそうで、な○でも鑑定団にも出れない感じ。
そんなごくごく普通のサラリーマン家庭に育った団塊ジュニアです。

2ちゃんねるはオカルト板以外はあまり見ていないため、
何か不備やルール違いがありましたら、ご指摘いただければ幸いです。
一応、注意書きらしきもので見つけたものには目を通していますが、
2ちゃんねるの常識的なものは熟知できていません。

ついでに、私自身は「シャレにならん」と思いましたが、
あまり面白くなかったり怖くなかったらすみません。先に謝っておきます。
スレ違いだったらすみません。

私が育ったのは長野県松本市。
当時、私はまだ小学校の高学年でした。
私はその日、何の用でかは忘れましたが、理科室で2,3人の友達といました。
(そのとき一緒に残っていた友達の名前はもはや思い出せません。)
夏場で陽が長いため、教師も特に気にせず、日が暮れるまで
グランドや体育館で子供を遊ばせてくれるような学校でした。
ちなみに校舎は工の字型並びの3階建て。
ならびは工の字の真中の大廊下と昇降口をはさんで、右がそれぞれの1~6年のそれぞれのクラス。
左側が理科室、音楽室などの特別教室です。
特別教室はクラスの方より窓が大きくて開放的な作りになっています。

114 本当にあった怖い名無し New! 2010/11/21(日) 00:18:35 ID:TKp9YLmh0
113です。文字数制限にひっかかり3分割しました、すみません。

私はふと、理科室の向かい側の校舎(音楽室があるほう)に目を向けました。
別に視線を感じたわけではありません。本当にただふと目を向けただけ。
それが、一瞬、空が黒くなったように見えて、びっくりして二度見しました。
すると、向かい側の校舎の窓ガラス一面に、人の顔のようなものが見えました。
こちら側の校舎にいる児童や教師の姿が映っているとも思えません。
窓は1枚が縦180センチ、横90センチです。
その窓いっぱいのサイズで顔が映っているのですから。
「ねえ、あれ見える?」
こわごわと、一緒に片づけをしていた友達に声をかけて向かい側の校舎を指差したのですが、
「ん? なんだだ? 音楽室?」
「なにか面白いものあるだ?」(松本弁のまま。)
と、誰にも見えていないようでした。
そんなバカな。
愕然としながら、しかし目を反らせずにそのまま見ていると、窓に無数の顔が浮かび始めました。
苦悶の表情、恐怖の表情、悲痛な表情、男も女も子供も老人も。
たくさんの顔があらわれては消えていきます。まるで通り過ぎていくかのように。
そして、ふっと、それらの顔は消えていきました。
時間にしてはほんの数十秒だったと思いますが、私は身動きもできず、
何が起こっているのかも理解できませんでした。
横にいる友達に今見たことを話しても、笑われるか嘘つきだと思われるだろうと思い、
そのときは何事もなかったかのように、作業にもどりました。
自分の手が震えているのも、じっとりと汗ばんでいるのも、見ないふりで。