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洒落怖

取り過ぎ

小学生の頃、毎年夏休みや冬休みとかには母親の実家に行って遊んでたんだ。
その家には2歳上の従兄弟がいて、色々と連れ回してもらってた。
俺が小3、従兄弟が小5の夏休みの時だった。
従兄弟が近くの山でクワガタが取れるって言うんで
連れて行ってもらう事になったんだ。

朝飯食ったら、長そで長ズボンに着替えて、
自転車に二人乗りしてちょっと走って山の麓に到着。
ロープ柵に沿って山を登って暫く歩いたら柵が途切れてる場所があった。
そこから山道に入りこんでちょっと歩くと、
膝より上くらいまでの高さの草が生えてる野原があった。
都会っ子だった俺は「こんな所行くのか?」って尋ねたんだけど、
「この辺りのやつは小学校入ったばかりでも怖がらねえぞ」
って言われたので馬鹿にされたくなくてついていった。
子供だったからかもしれないけどそこは結構な広さがあったと思う。
それでも長袖のおかげで草とかで怪我する事なくしばらく歩いて野原を抜けて、
また少し山道を登ったところに森みたいに木が茂ってる所があった。
798 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/31(金) 02:01:25.26 ID:BZlQ0dNW0.net[3/8]
そこがクワガタの宝庫で、
従兄弟が太めの木を蹴ったら上からクワガタが降って来た。
俺はすげー興奮して、真似して木を蹴ってはクワガタを落として虫籠に入れて、
クワガタなんて大した事ないじゃんって感じだった従兄弟も、
俺の様子が面白かったらしくて次々木を蹴ってクワガタを落として行く。
気付いた時には、俺だけでも多分軽く30匹くらいは捕まえてた。
持ってきてた大きめの虫籠の中に大量のクワガタ、
従兄弟も同じような感じだったと思う。
二人ともとにかくテンション高くなって、
無駄に叫んだり虫籠を上にあげたりしながら来た道を戻った。
800 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/31(金) 02:06:02.92 ID:BZlQ0dNW0.net[4/8]
で、野原の真ん中くらいまで戻って来た時だったと思う。
前を歩いてた従兄弟が急に転んだんだ。
話してる途中ですっ転んで、手に持ってた虫籠を放り投げてたのを覚えてる。
俺はガキだったので助けに行こうとかは思わずに、
その場で「大丈夫?」とか声を掛けてたら、
従兄弟が起き上がって「平気、平気」ってこっちを向いて笑うから安心した。
でも、従兄弟がそれから動かないんだよ。
さっき笑ってた顔が強張って泣きそうな感じになっていく。
聞きたくなかったけど「どうしたの?」って聞いたら
泣きそうな顔で「足が動かん、何か絡まってる」って言われた。
「見てくれ!」って言われるけど怖くて近寄りたくない。
でも、帰り道の方向に従兄弟がいるから通れないし、
「誰か助けを呼んでくる」とかもその時は思いつかなくって俺も動けなかった。
そんなときに、俺の後ろの方の草がガサガサッって音を立てた。
完全にパニックになって、虫籠をそこに投げつけて「ギャー」って叫びながら従兄弟の方に突進。
ぶつかって二人とも転んだけど、すぐに起き上がってそこから逃げて……
ちょっと離れた所で従兄弟も一緒に逃げてきてるのに気付いた。
「足は?」って聞いたら、従兄弟も気付いてなかったみたいで「あっ、動く」って。
従兄弟の足が動くようになってたので気が大きくなってた俺と、
年下の子供に情けないと思われたくない従兄弟(後で聞いた)はとりあえず虫籠を取りに戻った。
草が凹んでたので虫籠は二つともすぐに見つかったけど、
どっちも蓋が開いてクワガタは全部逃げてた。
俺達は二人とも怪我とかは全くなかった。
従兄弟の足も服の上から見てる限りは異常無し。
でも、もう一回取りに戻る気は湧かなかったので、そのまま家に帰る事にしたんだ。
802 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/31(金) 02:07:40.56 ID:BZlQ0dNW0.net[5/8]
昼前には家に帰れて、
飯食った後、縁側でアイス食べながらさっきの話をしてたら、
曾祖母さんが自分の部屋に来いって手招きするんだよ。
不思議に思いながら二人で曾祖母さんの部屋に行ったら、
「お前たち、あの山で何か悪さしただろ?」
っていきなり言われた。
キョトンとしてる俺たちに向って、
あの山には蛇の神様がいるって話が有って、
悪い事をしたら罰を与えるとかそういう話を曾祖母さんはしてくれた。
これが悪い事かなって思ってクワガタ取り放題の話をしたら、
「そりゃ取り過ぎだろ」って当然のことを言われた。
「でも、お前達が子供だし、悪さをしようとしていたわけじゃないから脅かすだけにしてくれたんだろう」
って話を纏めてくれた。
803 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/31(金) 02:08:41.66 ID:BZlQ0dNW0.net[6/8]
で、その時はそれで納得してたんだけどさ。

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悪い噂が流れる場所

長文ですが、お付き合い頂ければ幸いです。

これは私が高校生の頃に体験した話です。
確かあの日は冬が間近に迫った頃だったと思います。
私の通っていた高校は、授業が少しだけ多めで、全ての授業が終わると午後の6時半を過ぎる日があった。
そんな日は、部活もやらずに同じ地元の友達とすぐに帰っていました。
その日も授業が遅く終わる日で、同じ地元の友達と話ながら帰っていた。
道中で友達と別れて、そこから一人で帰ることになる。
友達と別れてから少し歩くと歩行者専用の踏切があり、踏切を渡って少し歩くと自宅に到着する。
この歩行者専用の踏切というのが、アスファルトで舗装されており、人がギリギリすれ違える程度の道幅しかない小さな踏切だ。
そこを渡っている時にふと、私が幼稚園児の頃にこの踏切で人身事故があったことを思い出した。
自宅の近くが騒ぎになって、父親が野次馬しに行って「人身事故だってさ。」と母親に報告していたのを覚えている。
私は心の中で、誰かはわからないけど、なにも自殺までしなくたっていいのに、かわいそうにと思った。
その時だった、なにかを踏んで転びそうになった。
踏んだそれはムニっとした感触で、心底気持ちが悪かった。
ちゃんと前を見て歩いていたのに、何を踏んだんだろう?と思いながら後ろを振り返る。

36 悪い噂が流れる場所 sage New! 2013/01/20(日) 03:46:05.92 ID:cW4YyZbr0
しかし、歩道にはなにもない。
もしかして蹴飛ばして砂利の上に落ちたかな?と思い、周囲を見渡すも、やはりやわらかそうな物などどこにもない。
おかしいな?と思いながらも、帰宅することにした。
家に帰って、風呂食事予習復習をし、床に入った。
しかし、なんだか寝付けない状態が続いた。
そのうちに、人のざわめき声が聞こえてきた。
たくさんの人が遠くで何かを喋っている。
私はなんだろう?と思い部屋を見回すも、なにもない。
外からかな?と思い、外の様子を見ようと体を起こそうとすると、体が動かないのだ。
私はこれが金縛りなのかと思いながら、初体験なので少しわくわくしてしまった。
一部分を動かそうとすれば金縛りが解けると聞いたことがあるので、試してみるもだめでしたが、目だけは動かせました。
私は霊障などまったく信じておらず、とにかく金縛りに対して色々試そうとしか考えていませんでした。
しかし、そんな気持ちも一変することが起きます。
さっきまで聞こえていた人のざわめきが、段々と小さくなっているのです。

41 悪い噂が流れる場所 sage New! 2013/01/20(日) 04:03:06.43 ID:cW4YyZbr0
そして小さなざわめきに混じって、お経が聞こえるようになってきます。
やがて、小さなざわめきが完全に消え、お経の音が大きくなります。
霊障など信じていなかったのですが、お経を聞いたら突然怖くなってしまいました。
金縛りが継続したままお経の音が最大と思われる状態になったら、突然胸からお腹にかけて重圧がかかりだしたのです。
凄い重さで息がまともにできません。
胸からお腹を見るも、そこにはなにもありません。
ついには息ができずに目の前が真っ白になってきて、これはこのまま死ぬかもしれないなと考えるようになります。
もう限界だと思うあたりで、重圧が段々と軽くなってきたのです。
息ができるようになり、段々と意識が戻ってきて、目の前が真っ白だったが虫食いのように視界も段々と戻ってきた。
ずっと流れていたであろうお経もまた聞こえるようになってきた。
しかし、お経の音が先程よりだいぶ小さくなっていた。
金縛りはまだ続いており、怖い怖いと思いながらも、視界の虫食い部分から部屋を見渡してみる。
ふと、部屋の隅の天井に緑色に発光する何かが見えた。
部屋に発光しそうなものはないので、よく目を凝らして発光するそれを見る。

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夜光虫

そういえばカニで思い出したことがあるからちょっと書いてみる

俺んちは砂浜じゃなく磯浜の海岸沿いにあるんだが、
小学生の時分、エアコンもなくて寝苦しい夜はよく浜に行って涼んだもんだ
家の人に知れれば怒られるんだけど、パンツ一丁で海にも入った
沖に泳いでいくなんてことはなかったから
溺れるような危険はないんだけどウニなんかを踏まないよう足元には注意した

近くの草原が町営のキャンプ場になってて大学の宿舎もあり
夏場は遅くまで花火をする人もいて怖いと思ったことはなかったな
それに当時は海の家もやってたし、お客様がやることだからって感じ
俺も高校まで夏休みはかき氷作りとか手伝うこともあった

それはともかく、小学校6年の時だったはず
夜9時頃に浜に一人で出てたんだな
まだ6月頃だから泳ぎにいったわけじゃない
その年は夜光虫がひどくて、昼は赤潮状できたならしいんだが夜はきれい
それが光るのを見に行ってた
うちのほうは沿岸で漁をするわけでもないんだが夜光虫は好かれてなかったな
今みたいに観光の材料になるなんて思いもよらなかった

468 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/08/28(火) 23:03:06.26 ID:K2AtD1PY0
その日はけっこう波が強くて
打ち寄せるのに合わせてリズミカルに夜光虫が光る
それを岩の上から見下ろしてたんだが
一ヶ所だけ不思議な光り方をする
波がぶつかって立ちあがるときに、頭と両手のある人の形に見えるんだな
ずっと見てたけど、人の形ができて、くずれて、またできるをくり返している
それが岩を這い上がろうとしてるように見えるんだな
不思議なんで降りて見に行こうかと思ったがちょっ危なくてできなかった

20分くらいは見てたんだが降りていかなくてよかった
次の朝ちょうどその場所から遺体が上がったんだよ
ただそれは婆さんで、けっこう遠くから流れ着いたものだった
まあそれだけの話だけど、今でも不思議
婆さんの死体は深いところに沈んでたってことだったしね

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うごめくもの

数年前自転車に乗りながら見たのうごめくもの話。

当時勤めていた会社は夏季がめちゃくちゃ忙しくてその年の夏休みは10月までずれ込んだ。
ロード乗りが趣味の俺にとってはちょうど自転車のりにうってつけの季節にまとまった休みが取れてうれしかったのだが。
その遅い夏休みを利用して、東北のほうを数泊かけて愛車(RNC7)で巡ることにした。
最低限の荷物をメッセンジャーバックに詰め込み、気の向くままに道中の美味いもん(ジャンボタニシの串焼きが美味かった)を食
いながらプラプラと楽しんでいた。
まあ、途中で電車で輪行したり、途中に取った宿に自転車預けて普通に観光したりと、あんまり気合が入ったツーリングというわ
けでもなかったのだが。
行程も半ばを過ぎ、そろそろ来た道を引き返そうかと言う時のこと。
この風景も見飽きてきたなと、思いながら長い田園沿いの道をずっと走っていると視界の端に何か動くものが有るのに気づいた。
反射的に一瞬視線をそれに向けるとそこにはどこまでも続く田んぼしかない。
俺は殆ど何も気にせずそのまま自転車をこぎ続けた。
しかし、またしばらくすると視界の端に何かうごめくものが見えた、そしまたそれが何か確認しようとするとそこに有るのは風景だけ。
俺は眼球に何か細かい傷でもついたのかなー、やばいなーとか思いながらも特に気にせず自転車をこぎ続けた。
その後も視界の端にうごめくものが見えそれを確認しようとすると何もないということが数分おきに何度同じように続いた。
そして、度目かは分からないがまたあのうごめくものが視界の端に現れた、ここで俺はそのうごめくものが最初よりも視界の中央に
少しだけよっていることに気づいた。
どうやらそのうごめくものは徐々に視界の端から中央によっているらしかった。
最初は殆どきにも止めなかったのだが、少しづつその姿が明瞭になっていくそのうごめくものが気になり始めてきた。
さらに数十分後にはそのうごめくものの細部が有る程度分かるようにまでなっていた、なんと言うかぼうふら見たいな動きをする虫が
密集してかろうじて人型の形をして
いるような感じだった。

464 2/2 sage New! 2012/08/28(火) 22:40:00.61 ID:RmRJgbqg0
もうこの頃には半ばパニック状態で、もうその正体を確認しようと視線を向けることもしなくなっていた、というよりもなぜか視線を向け
ることも逆にそらすことも出来なくなっていた。
そのうごめくものは、どんどん視界の中央に近づいて来ていて、さらに確実に距離も縮めていルように感じられた。
俺は恐怖のあまり殆ど全速力に近い速度でペダルを廻し、そのうごめくものから逃げようと必死だった。
しかし、突然ものすごい衝撃を感じて俺は意識を失った。

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誤報

去年の今頃にあった話を書いてみる。
そんなに怖い話でもないかもしれんが。

お盆も過ぎるかな、くらいの頃。
夜勤担当なんで、俺はいつも通りフライヤー洗いやら品出しやら色々やってたんだ。
ちなみにウチのコンビニは夜勤は一人体制。
で、バックヤードのPCで発注してたらやたらと誤報が鳴るんだよ。
お客さんが来たときの「ピンポーン」って音。
最初はいちいち店内まで出て
「いらっしゃいませ」って言ってたんだけど客はいない。
まあ誤報はたまにあるからいちいち気にしてなかったんだ。
夏に誤報が多いのは店内に蛾が入ってきて、それに反応したのかな? って思ってる。
虫のいない冬場にも誤報があるのは謎だけど。
作業がある程度済んだころ、お客も来なくなる2時過ぎくらいに
いつも冷蔵庫入ってジュースと酒の品出ししてたのね。
冷蔵庫の中って音が聞こえないから
いつもバックヤードに鳴る来客音を聞くために
ドアを開けたまま作業するんだ。

196 本当にあった怖い名無し sage 2012/08/23(木) 20:47:26.25 ID:qdMci6Ji0
でも誤報があるくらいだから
正直あんまり来客音はアテにしてない。
お客さんが入ってきても
まれに鳴らないでカウンターで待たせちゃうこともあるから。

だから時々、冷蔵庫の棚と棚の間から店内を覗き見て
お客さんがいないか確認しながら品出ししてるんだわ。
しばらく品出ししてて、20分くらい経ったころかな?
品出しに必死で店内の確認を忘れてたから、
カウンターが見える棚の隙間を見てみたら、お客さんが目の前にいたの。
うつろな目でアサヒスーパードライを見てたんだ。

直後に俺とモロに目が合った。
なんか疲れきったような感じのしょぼくれたオッサンだった。
一瞬心臓が止まるかと思うくらいビビッた。
酒の棚と棚の間からだから全体像は見えなかったんだけど
お客さんいたの気づかなかった。やべぇと思って慌てて出てったんだ。
クレームにならないようにいつもより元気に「いらっしゃいませー!」って。

そしたら店内には誰もいなかった。
棚に隠れて見えない位置に移動したのかと思って
店内を見て回ったけど誰もいない。
トイレも確認してみたけど誰もいなかった。

201 本当にあった怖い名無し sage 2012/08/23(木) 21:27:43.02 ID:qdMci6Ji0
あれぇ? 勘違いか??
って思って、仕方なく作業に戻ったのね。
その時点でちょっと心拍数は上がってたけど。

もしかしたら、お盆でこっちに帰ってきてた人が
アサヒスーパードライが飲みたかったのかもしれない。
品出しも終わってそう思いながら冷蔵庫を出たときに
またピンポーンって鳴ったんだ。
今度こそ客か? と思って店内に出ていったら、また誰もいなかった。
あー、もしか今見た人が買えないと諦めて帰ったのかもしれない。
ってなぜか思って「ありがとうございましたー!」って元気良く言っておいた。

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自己責任でお願いします

篠原

警告
この話は自己責任でお読み下さい。

この話を読んで何か起こったとしても、
一切責任はとれません。

もう一度警告しておきます。

これは自己責任でお願いします。

* この話を読む前に次のことをしてくれるとうれしいです。

1、 左足のすねを触ってください。

2、 触ったまま目を閉じて「篠原」という名前を頭のなかで呼んでください。

3、 同様のことを左の薬指と小指にも行ってください。

以上のことを行った方から下にお進みください。
なお、かなりの長文ですが区切らず、話を進めていこうと思います。

840 839 sage 2012/08/20(月) 00:23:50.86 ID:asvh4JmB0
今から(2010年3月現在)8年と10ヶ月前のことです。当時、高校3年生だった僕は富山の立山というところに住んでいました。桜もほとんどが散り、とても暖かい一日でした。
受験シーズンに入ろうとしていましたが、僕はただダラダラと過ごしていました。
高校を卒業した後、実家の弁当屋の手伝いをすることに決めていたからです。周りもそんな奴らばっかりでした。僕の学校はレベルが低く、ガラの悪いのが当たり前みたいな感じでした。僕自身も髪の色は茶色でした。

友達のIとHとは中学からの親友でした。
カツアゲみたいなことはしなかったけれどバイクに乗ったり(当時、無免許でした。)、タバコ吸ったりはしていました。

「明日、遊びにいかん?」といってきたのはHからでした。ちょっと遠くにいかんけ、と。富山には、遊べるほどの場所がほとんどありませんでした。あってもパチンコくらいです。「どこに行くが?」と聞くと、Hは「村。」と一言いいました。
「なん、実はそこで肝試しやろっかな・・・って思って。いや、女子とかも誘うし!」と付け加え、行こう、と言ってきました。
正直、楽しくなさそうだなと思っていましたが。女子もくるなら・・・ということでそれに応じました。Iはかなり乗り気でした。「俺、写るんですもって来る!」みたいなことを言ってたような気がします。
「じゃあ俺、女子誘うわ。」といってHが右足の義足を引きずりながら。女子のところに歩いていきました。

Hの右足はひざから下がありません。本人は「バイクで事故った。」と言ってました。

841 839 sage 2012/08/20(月) 00:24:54.38 ID:asvh4JmB0
結局、集まったのはIとHと僕、女子が3人の計6人。電車を乗り継ぎ、2時間くらいかかりました。「マジで合コンみたい。」「やっば楽しくなってきたんやけど。」といっていました。
Hがいうには普通の村だけどそこで幽霊がでるらしいのです。
といっても怖さは全然ありませんでした。ただのお楽しみ会のようでした。
村ではほとんどが田んぼですが、ポツリポツリと明かりがついてました。まさに「田舎」という感じです。いく当ても無くただ歩いていました。遠くから人が話している声も聞こえてきました。