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心霊スポット・肝試しでの怖い体験

うってかわって

238 本当にあった怖い名無し sage 2011/08/30(火) 23:06:07.12 ID:qA+RTGu+0

今年からゼミで一緒になったHというやつがいるんだが普段はとにかく影が薄い
Hは影が薄いというか存在が希薄で目の前にいるのに認識しづらい。
同じ授業とってたはずなのに記憶にないし、並んで歩いてても時々確認しないと不安になるレベル
足音も気配もしないし、いつの間にか隣に座ってたりしていつも「お前は忍者か!」って心の中で突っ込んでる

そんな感じのやつなんだが最近、あることを発見した
Hが近くにいるとなぜか安心するということだ。
それだけならいわゆる癒し系キャラ()で話は終わりなんだが
Hの場合、なんとなく不気味だったり居心地の悪い場所で真価を発揮する

うちの大学は古くていくつか曰くつきの場所があったりして
いつもは昼なのに薄暗く感じたり冬でもジメジメしてるんだが
Hと一緒にいるとその悉くが何の変哲もない場所に変わってしまう
聞いた話だと行けば必ず子供の霊に遭遇するという近場の飲み屋ですら
Hと行くと静かになるらしい(俺は怖くてそこで飲んだことがない)

240 本当にあった怖い名無し sage 2011/08/30(火) 23:09:05.73 ID:qA+RTGu+0
そんでこの前のお盆明けにゼミの中でも仲のいい5人で
京都のとある心霊スポットに肝試しに行ったのさ
みんなHの能力を知ってるので2-3のグループに分かれる時でさえ
女の子は「Hと行きたいな~。」なんてのたまうのだ、もげろ
で、なんやかんやキャーキャー言いながらそこでは別段何もなく無事帰還
H含む下宿組4人(H、A、B子、俺)でAの部屋に行って飲むことになった

しばらくダラダラして、日付が変わったくらいの時間だったと思う
いきなり部屋と玄関をつなぐ廊下兼台所の空間に何者かの気配が感じられるようになった
最初は俺だけ意識過剰なのかな、まだビビってると思われたらダサいな
とか思ってたんだけど、他のやつらもいきなり表情が硬くなってた、Hでさえも。
体が廊下の方を向いてるAはドアを凝視して固まってるし
B子は俯いて一言も喋らなくなった
終いにはどこからともなく何かが軋む音が聞こえるし
外で鳴いてた虫の声もしなくなってた

241 本当にあった怖い名無し sage 2011/08/30(火) 23:10:14.44 ID:qA+RTGu+0
これはひょっとしてかなりマズイ状況なのでは
そう思ってgkbrしてたらHが徐に立ち上がった
?(((;゚Д゚)゚Д゚)゚Д゚)))?してる俺ら3人を尻目に
Hはスッとドアの方を向いて軽く呼吸して背筋を伸ばして佇まいを正した
ただそれだけの動作だったのに途端にHが大きくなった気がした
なんというか巨大化したというか視界の中でHの占める割合が増したというか
さっきまで部屋の中でも見回さないとどこにいるか分らん様なやつだったのに
急に立体化して存在感が出た、という感じだった

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モヤ

355 本当にあった怖い名無し sage 2008/04/18(金) 21:31:45 ID:ptxuWUfAO
田舎の友人にBという男がいた。
抜群の頭脳と優れた運動神経を持つ男だった。
それ故かプライドが高く頑固な面があり人付き合いを苦手としていた。
高校生の夏、男女12人ほどで一泊キャンプを行った。
キャンプ場から1キロくらいの場所に神社があり
そこへ男女ペアで肝試しする計画を立てた。

夜山奥の明かりのない山道に男女二人怖くない訳が無い。
女子陣の猛反対で結局全員でいくことになった。
最初は軽口を叩いた者も口数が減り気づけば全員無言になっていた。
梟の鳴き声、虫の声、明かりは各々持つ懐中電灯のみ。男の私でも気味が悪かった。
何事もなく神社にたどり着き暗闇の中参拝したら少し安堵したのか
帰りは「何もなかったね」とか「案外怖くなかったね」とか口にする者も現れた。
そんな緩んだ空気が一瞬で凍ったのは神社とキャンプ場の中間点くらいのこと
全員同時に白装束の女を道から外れた藪の中に見つけた。
全身に悪寒が走り鳥肌が立つ。
しかし良く見ると人ではなくモヤのようだ。
だがおかしい。こんな闇の中あんなにはっきり判るモヤなどあるのか?
全員同時に振り向き、尚且つ人を連想させる形。動けない。ただ沈黙だけが流れる。

357 本当にあった怖い名無し sage 2008/04/18(金) 21:48:59 ID:ptxuWUfAO
沈黙を破ったのはBだった。足元の小石を拾うと白いモヤ目掛け投げつけた。
小石はモヤをすり抜けガサッと藪に消えた。同時にモヤもフッと消える。
緊張が解けたのか何人かの女子が泣き出した。
Bは泣いている女子の頭を抱え「大丈夫。怖ければ俺の手を掴んでればいい」
そう言って全員の肩を左右ポンポンと叩いて回った。
女子全員と何人かの男子がBに触れながらキャンプ場まで戻った。
2つのテントを使う予定だったが
まだ恐怖が抜けきれない俺たちは1つのテントで過ごした。
その後何事もなく翌朝迎えの車で無事帰りついた。

後日Bにあれは何だったのか聞いた。
B「ただのモヤだろ。それ以上何がある?」
俺「いろいろ不自然じゃないか?例えば霊的なものとか…」
B「くだらん。お前らは余計なことを考えすぎる。
例えそんなものだとしても俺に何も出来ないなら存在しないのと同じだ」
Bはとても強く男だった。

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芋虫に見えたものの正体

70 本当にあった怖い名無し sage 2012/07/11(水) 16:56:31.61 ID:Q1yYE//j0
そろそろ一年経つので、カキコ。

去年の夏、本当に怖い目にあった。
夜中に花火をしていたら、友人Aが「じつは近くに心霊スポットがあるんだぜ」
と言い出したから、肝試しをすることになった。
連れてかれたのは、都内にある林。
すぐそばに民家があって、なんか全然怖そうじゃないなと思ったのを覚えている。
Aが言うには、この先に防空壕があり、そこに出るのだという。
歩いて行くと、砂利道の先にそれらしきものが見えてきた。

草むした崖に大きな穴があいていて、年代物のボロボロの木戸が取り付けられている。
「なぁ、でもこれってなんか違うくね?」と友人の一人が言った。
たしかに、防空壕というわりにかなりボロいが前に鳥居がある。
「中で亡くなった人がいるから、そのせいじゃない?」と言い出したやつがいて、気にせず続行した。
木戸にはしめ縄がしてあったようだが、前に肝試しに来たやつのせいか、切れていて地面に落ちていた。
デジカメ持ってたやつがいたので、撮影しつつ中に入る。
中はひんやりとして、ちょっと肌寒いくらいだった。

74 本当にあった怖い名無し sage 2012/07/11(水) 17:10:03.74 ID:Q1yYE//j0
途中のコンビニで買ったライトで照らすが、本当に土を削って作っただけで、中には何にもない。
そんなに深くないので、すぐにどん詰まりまで来てしまう。
「なんだよ、ちっとも怖くねーじゃん」って皆で笑っていたら
ここを紹介したAが責任を感じたのか「ほんとつまんねー」って奥の土壁を蹴った。
すると、ズボッって音がして、Aの足が壁にめり込む。
「うおっ!」と叫んでAが足を引き抜くと、土と一緒に驚いた虫が地面に転がって逃げてくのが見えた。
蹴ってできた穴の周辺がパラパラと崩れたことで、ここで行き止まりなのではなく、奥にさらに空間があることがわかった。
「スゲー、なんだろこれ!」
盛り上がる友人たち。何人かは面白がって、Aと一緒に壁を壊しだした。
酒が入っていたせいもあるんだけど、車を運転する関係で俺だけ素面だった。
そのせいなのかな。Aが穴を開けた時点で、俺はゾワッと鳥肌が立っていた。
首筋に冷たい冷気を当てられたみないに、ブワッて。
急いで「なぁ、やばくないか?」って言ったんだけど、壁を壊している連中は聞きゃーしない。

78 本当にあった怖い名無し sage 2012/07/11(水) 17:39:45.29 ID:Q1yYE//j0
どうしようかとキョロキョロしていると、
傍にいた女の子がうつむいて青い顔をしている。
話しかけても「…あ…うぅ」とか要領を得ない。
なので、彼女を介抱するために、俺たちは二人でリタイアすることにした。
もうすぐ穴から出られる、というときになって奥から「ウゲー!」とか悲鳴が聞こえてきた。
どうしたのかと思って見ていると、全員がこちらに向かって走ってくる。
勢いに押されて、俺たち二人も走りだした。
穴から出て、かなり走って林から出た後、落ち着いてきたので何があったか尋ねてみた。
人が一人入れるくらいの穴を開けれたんで、中に入ってみたんだけど、中は虫だらけだったそうだ。
インディージョーンズの洞窟の場面みたいに、壁にも天井にも虫だらけで
身体に落ちてきたので、気持ち悪くなって走って逃げたらしい。
まだ体中を這ってるようで、気持ち悪いというやつらを笑って、それでお開きになった。
それから半月くらい経って、肝試しのことなんて忘れかけた頃、俺は友人に呼び出された。
じつは肝試しをしたメンバーのほとんどは、その日はじめて会った人たちだった。
友人の大学の知り合いで、俺だけ呼び出されて一緒に遊んだってこと。
呼び出された先に行ってみると、みんな辛気臭い顔をしている

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代償

644 本当にあった怖い名無し sage 2012/09/01(土) 01:01:46.02 ID:28Y4x7JS0
心霊スポットの話

俺が高2の頃だから今から7年前のことになるけど地元に心霊スポットがあったんだよ
俺の家から歩いて二百メートルくらいのところ
でかい建物じゃなくて民家の廃墟なんだけど
住宅地からちょっと外れた崖の下にあって家の前が小さな林になってる
家自体はどこの道路にも面してなくて林からは細い私道を通らないと行けない
昼でも暗くてちょっと薄気味の悪いとこではあるけど
地元ではそんなに幽霊の噂とかはなかった

俺も厨坊の頃に壊れた玄関から当時の悪友と何回か入ったことがあるけど
2階建てで部屋数は6つくらいだったな
家財道具がけっこう残ってて、壁には十数年前のカレンダーが貼ってあるし
何かの領収書類や雑誌がほこりのたまった床に散乱してる
仏間もあって、仏壇には位牌も残ってたし鴨居には和服のじいさんの白黒写真もある
夜ならそうとう気味が悪いだろう

ここがコンビニで夏に売る心霊DVDで一家心中の家として紹介された
もちろん住所なんかはぼかして書いてるんだが
内部の写真とか見れば間違いなくその廃墟なんだよ
親父に聞いたところ、その家の人らは借金で夜逃げをしたんで
少なくともここでは心中の事実はないはずだと言ってた

んでDVDで紹介されてから、ちらほらと夜に見に来るやつらが現れだした
何でわかるかというとその家の前の林の中にときどき派手な車が停まったりしてるし
それに夜中に懐中電灯の光が見えたりうるさい話し声も聞こえてくるから
町内会で問題になってその家の取り壊しを権利者に掛け合おうかみたいな話になってた

645 本当にあった怖い名無し sage 2012/09/01(土) 01:02:18.72 ID:28Y4x7JS0
部活の帰りに当時の友人と土手の自転車道を走ってたら
河原にマネキンの首が落ちてるのを見つけた
けっこうゴミの不法投棄があるところで、そういうものの一つなんだろうけど
珍しいんで自転車を止めて見に降りたら
長い髪つきの女のマネキンの頭部で、たぶん昔の美容院なんかにある発砲スチロールのやつ
これを見て友人が「これ使って、あの廃墟で探険に来るやつらをおどかさないか」と
突飛なことを言い出した

今にして思えば馬鹿なことをしたと思うけども当時はそのアイデアにわくわくした
んで、心霊スポット探索に来るやつは土曜の夜が多いからってんで
金曜の午後部活をさぼって廃墟の横の庭に行って準備をした
まずそのマネキン頭部に赤黒い絵の具をかける
釣糸を玄関前の繁みから二階の窓にわたしマネキンの頭部にフックを差し込んで糸に通す
さらにマネキンには別の糸をつけて、それを家の横から引っ張ると
繁みからマネキンの頭部が飛び出して糸を駆け上っていき
二階のガラスの全部落ちた窓に飛び込むように工夫した

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心霊スポット・肝試しでの怖い体験

五つの部屋

初カキコ…ども

他の人にとっては怖くないかもしれんが…自分の中で超怖かった体験をひとつ

ある日俺、先輩、同級生、後輩(♀)の4人で遊んでいて、地元でまぁまぁ有名な心霊スポットの廃ホテルに行くことになった。
外は真っ暗。夏だったので暖かく空は快晴で無風。星がすごくきれいだった。
その廃ホテルは市街地からはずれた少し山の中にあり、人気はほぼない。

んで、俺たち4人は先輩の車に乗り込みその廃ホテルへ向かった。
運転席に先輩、助手席に俺後部座席に同級生と後輩が乗った。

20分くらいして廃ホテルについたんだがこれがまた怖い
シーン…としたなかに虫の鳴き声…ホント怖い…

251 本当にあった怖い名無し New! 2013/05/28(火) 15:29:08.24 ID:yXJhOjA60
ホテルっつかラブホなんだけど、作りは古くさい感じで2階建て。
5部屋あり全部屋外から入るタイプで5つの車庫のシャッターと部屋への入り口がついてる。
向かって右側にフロントがあり、たぶん車庫に車を入れて部屋に入ったら従業員が金を徴収にくるシステムだったのかもしれない。

周りには何もないんだけどホテルに向かって左側に一軒家があり、たぶん管理人の家?なのかと思う。

敷地内に入る入口に盛り土がしてあり車での侵入が不可能だったので、そこに車を止め少し歩いた。
まずは右にあるフロントを見に行った。
中は荒れ果てており無残な姿。トイレにはなぜか新しめのうんこがあった笑(誰かきてしていったのか…ww

253 本当にあった怖い名無し New! 2013/05/28(火) 15:30:08.86 ID:yXJhOjA60
んで、早速部屋の探索。
部屋は5つあるってのはさっきも記述したんだけど、ここが心霊スポットと呼ばれる由来がこの5つの部屋のどれかで殺人事件があり壁に血が飛び散っている…という噂なのだ。
(俺も噂を聞き流してた程度だったんで、おばけが出るとかそういう話しはわからん)

まず一つ目の部屋に入ろうと思ったんだけど、ここで一つ気づいた。

明 か り が な い

無計画に来てしまったため懐中電灯などもっているわけもなく…笑

ポケットを探ると100円ライターがでてきたのでそれを消さないように慎重に歩くことにした。

254 本当にあった怖い名無し New! 2013/05/28(火) 15:31:28.56 ID:yXJhOjA60
一つ目の部屋のドアを開けるとアルミ製の窓付きドア(ガラスは割れてしまっていてもうついてない)がギャギャギャギャとすべり悪く開いた。

入るとすぐに階段があり2階が部屋になっている。
俺が先頭になり100円ライターの明かりひとつで階段を上がる…

古くさい壁紙が張ってある木製の扉を開けると部屋が現れた
廃墟になって長いのもあるけど、もう荒れ果てている
隣の部屋はお風呂になっていて、まー普通に廃墟って感じで特に何もなかった。

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火葬場での肝試し

俺が17歳の頃に実際経験した話。

当時、ほぼ常に一緒にいたSって奴がいて、そいつが色々怪談だとか心霊スポットだとかが好きだったんです。
俺も昔は見えなかった物が見えたりするようになって(ぼや~っと人魂程度にですが…)、面白がってました。
やっぱり知識がないといけないですね、面白がっちゃいけなかった。

夏休み、深夜2時前。
いつものように夜中まで遊んでた俺たちは、ちょっと離れた火葬場に肝試しをしに行くことになったんです。
もちろん、言いだしっぺはS。2人で行っても面白くないので、電話でAとYを呼び出しました。
怖がる二人を連れて、大きな道をまっすぐ自転車2台で走りました(二人乗り×2です)。
火葬場が近くなってきて、夏だというのに空気がどんよりと重く冷たくなった気がしました。

そして火葬場に到着。

でも実際は中に入る事はできなくて…当然ながら鍵がかかってたんですよね。
仕方ないからここで怪談でもして気分をもりあげようか。
とSが言い出したので、みんなで火葬場の敷地内で輪になり怪談を始めました…。

怪談話をしていた最中の事です。
Sがお清め用に、と持ってきた塩のビンを振りながら話をしていたんです。
で、みんなを驚かせる…「わ~!」とか、そういう怪談あるじゃないですか。
その「わ~!」の瞬間に腕を振り上げて、塩をぶちまけてしまったんです。
Sはちょうど俺と対面で、俺以外の全員が頭から塩を被って文句を言ってました。
その時の俺はというと、ざまーみろ、日ごろの行いだよ。と能天気に笑っていたのです…。

時計の針が3時に近づいてきた時、そろそろやめて帰ろうか、という話になりました。
んじゃぼちぼち…と立ち上がり、正面を見た瞬間…。

ガラスに映ったんです、足のない男の子が、麦藁帽子に虫取り網を持って…。

Sが俺の様子の変化に気付きました。
俺は膝をガタガタ震わせ(ハッキリ見たのは初めてだったので)、言葉を発することすらできませんでした。
瞬時、Sは自分の後ろを振り返り、「やっと出たのか」と言いました。
Sは突然、様子を見てくると言い、ガラスの方向へ向かって歩いていきました。
AとYは俺と一緒に立ちすくんでました。

そしてしばらくして…

Sが俺たちを呼びました。
俺はYに肩を借りて、ゆっくり立ち上がりSの方へ歩いていきました。
「あのな、この先が火葬場みたいなんだ」
とSは言いました。
つまり、この草むらを越えたところに荼毘に伏せる機械がある、と…。
確かに、草むらの奥の方に銀色の物体(学校にある焼却炉の大きい物のような…)が見えました。
間違いない、俺たちは確信しました。
さっきの俺が見た少年といい、Sが感じている鳥肌といい、間違いなくいる…。
全員がそう感じていました。

「じゃ、行ってくる」
Sはそう言うと草むらの中にズカズカと入っていきました。
奴の心臓はもう毛しか見えないんじゃないんでしょうか…。
そんな事を考えていると、突然Sが叫びました。
「やめろ、離せ!」
そしてSは物凄いスピードで引き返してきて「帰るぞっ!」と言うと、自転車に向かって走りました。
俺も腰を抜かしている場合ではありません。
猛スピードで自転車まで駆け寄り、後ろにYを乗せて急発進。
全力でこいで、明るい大通りまで走りました。