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洒落怖

ばばあの怒り

111 ちゅるやさん 2007/11/25(日) 00:12:04 ID:B3Z1m8SuO
まあ、聞いてくれよ。うちの家ちょっと不思議なことがあるんだ。
まずうちのババァ。「誰かにいじめられたらやり返すから言いなさい」ってオレに言う。
別にババァに泣き付いたりしないけどさ、何かしら耳に入る訳だよ。
たとえばクラスの男が体育のときふざけてオレにぶつかった。
けっこう強く当たったんでオレは腰を少し痛めたんだよ。
ババァは激怒。神棚になにかブツブツ唱えてる。
翌日か翌々日か忘れたけど、ぶつかった男は学校に来れないほどの腰痛、男の母親は何の病気かしらんが入院した。
ババァが怒ると不幸なことが起こる。まだたくさん事例?がある。

113 ちゅるやさん 2007/11/25(日) 00:23:13 ID:B3Z1m8SuO
うちのババァは隣の家と仲悪い。
ある日干してた上等(自称)な布団が無くなった。
誰か盗ったのかという話になり、うちの親戚がたまたま隣家にあがったら例の無くなった布団を堂々と使っていたそうだ。
もちろんババァ激怒。これまでも隣家にはさんざんな目に遭っていたらしい。
いつも以上に念仏唱えるババァ。
日をあかずに隣家のジジィが精神病院に入院。隣家の息子が亡くなった。死因ははっきりしなかったと思う。

114 ちゅるやさん 2007/11/25(日) 00:29:51 ID:B3Z1m8SuO
ババァはなんでかしらんが50を過ぎたころから体が動かなくなってきた。
杖をついて移動→ハイハイ→ずりながら移動。70過ぎた今は起き上がることもできない。
いろんな検査をしたが原因は不明だ。
しかしムカつくくらい口は達者だ。

ババァ飽きたし次は家の変な箱を書きます。

117 ちゅるやさん 2007/11/25(日) 00:43:34 ID:B3Z1m8SuO
箱といってもコトリ箱ではない。
ホントは何の箱かわからない。
うちの家は築100年近い古い大きな家だった。
天井が高くて梁?がすごく上にある。
その梁に箱が結び付けられていた。
たぶん10mもないと思うんだけど手は届きそうにない。
大きさはみかん箱より少し大きいくらいか。色は赤茶。
ひいばあちゃんに「あれ、なにが入ってるの?」と聞くと
「知ってはいけない、見てはいけない、開けてはいけない」と言われた。
5年前に隣の家(ババアが呪ったのと反対側の)が火事になり、うちに燃えうつって全焼。
箱のことはわからんなった。
じいちゃんに聞くと生まれたときから梁の上にあったそうだ。

118 ちゅるやさん 2007/11/25(日) 00:49:47 ID:B3Z1m8SuO
ババァは般若心経を唱えはするが、宗派はないと思う。一応奉ってるのは浄土真宗なんだけど。
ただ、ババァほど天上天下唯我独尊な人はいない。たぶんババァが教祖なんだと思う。

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洒落怖

メール

202 本当にあった怖い名無し 2007/11/26(月) 03:02:43 ID:liwHVbaSO
携帯からで見にくいかも
つか文章力がなさすぎるのだが投下

たった今起きた

寝ぼけてたと言われたらそれまでなんだけど夢なのか現実なのか

寝てたら携帯がなって、寝ぼけながら携帯をひらくと大きな冷蔵庫にバラバラになった人間の脚やら腕やらが沢山入ってる画像が添付されてた、気持ち悪いのでクリアボタンを連打
消えない
電源ボタン連打

ぱっとメールの文章画面に戻ったらチェーンメールみたいな内容の文がかいてあった
不気味だったので友達にメールしようとするとメールを受信した、開くと今度はいろんな人の苦しむ顔が集められて一つの画像になっているのが添付されてた
、そしてやっぱりチェーンメールみたいな内容で「この人達はいじめられて亡くなった人達で…」てとこまで読んでまた電源ボタン連打、画面が待ち受けに戻るいよいよ怖くなり友達に電話しようと着信履歴をひらこうとした瞬間金縛り

204 本当にあった怖い名無し sage 2007/11/26(月) 03:04:12 ID:liwHVbaSO
まったく動かないわけではないけど起き上がれない
ヤバイと声に出してお経をあげようとする「なっ…」最初の一言もでない
すると足元からシャンシャンと鈴?かなんかの音がだんだん頭のほうに近づいてくる、必死にお経を心の中で唱える音が頭の中で響く、そして気付いたベットに手をかけて男が私のことを見ている、だけど不思議と怖くはなかった
シャンシャンというおとが消える頃には男はいなくなってて、自分の苦しそうな呼吸だけが聞こえてた
それで背中が物凄く熱いかった

うーん怖くないか
でも怖かったんだよー

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オカルト版まとめ

トラウマになったアニメ、漫画、写真

1 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/(ワッチョイW 386e-nJsM)[] 投稿日:2016/11/07(月) 19:10:37.65 ID:Q0mBXOG90.net [1/13回]

アニメ・漫画・写真に限らず、映画やTV放送などで遭遇した、
貴方のヽ(`Д´)ノウワァァンなトラウマを披露して見ませんか?

誰も知らず、自分一人が怖がっていた絵本を知っている人が居た
題名も作者も忘れ、恐怖の記憶しか無い漫画の詳細を教えてもらった
うわぁぁぁ、このスレで紹介された画像リンク踏むんじゃなかった~
等々、歴代スレでは嬉しい悲鳴が次々と!

トラウマ披露の時は、「~が怖い」と作品名だけ書くよりも、
どこがどう怖かったか書くと、作品を知らなくても恐怖が伝わってGOOD

んでは、引き続き語っていきましょう。既出もOK.
(パンを踏んだ娘、にんじん、3丁目のタマしりませんか、はだしのゲン、ピカドンetc.)

2 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/01 13:36

数年前、テレビで宇宙人の解剖VTRが放送された。
それを見てしばらく気分が悪くなった。

9 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ (ササクッテロレ Sp85-nJsM)[] 投稿日:2016/11/07(月) 19:34:36.70 ID:A7YTeYuyp.net [1/9回]

108 名前:悲しかった(1/2) 投稿日::03/04/22 14:55
世界丸見えでの、実話再現とかのやつで見た話です。
かなり昔なのでちょこちょこ間違ってるかも。

アメリカで、夫婦が幼い娘を連れて,
隣町に行こうと砂漠を車で移動していたところ,車が故障。
まだ数キロしか来ていなかったし,夕方で涼しかったので
奥さんと子供は歩いて町に帰り,夫は車を直しつつ救援を待つ事に。

で、日が暮れたら寒くてかなわなくなって、夫が困っていたところ
偶然通りかかった軽トラのおじさんが乗せてくれる事に。
良かった,と乗せてもらったところ,なんとまた故障。
無線で町に連絡したが,昼になっても来ず、夫は自分で歩きはじめます。
(車に自分がいないので,家族が心配するだろうと)

しかし、同じような風景に迷ってしまい、
暑さとのどの乾きで死にそうになっている所を、
砂漠のパトロールの人に発見され,なんとか町に着く事ができました。
しかし、家に連絡しても誰も居らず・・・
妻と娘は,砂漠で迷い,熱射病で死んでいたのです・・・・

どうせ助かるんだろうな,と思って見てたのでショックでした・・・
最後にもう一度映された,娘と奥さんが手をつないで砂漠を
歩いていくシーンが忘れられないよ・・・。

10 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ (ササクッテロレ Sp85-nJsM)[] 投稿日:2016/11/07(月) 19:35:07.85 ID:A7YTeYuyp.net [2/9回]
103 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/01 21:17

昔あった、「ハロウィン」はトラウマになる話が満載でした。
御茶漬海苔、永久保貴一、伊藤潤二、などなど、なんであんな良い雑誌がなくなっちゃったんだろうねえ。
なぜ永久保先生が上がるかというと、ここでもたびたび話題に上がる「生き人形」の漫画を描いていらしたからです。

11 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ (ササクッテロレ Sp85-nJsM)[] 投稿日:2016/11/07(月) 19:37:32.80 ID:A7YTeYuyp.net [3/9回]
457 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/05 19:31

ドラゴンヘッドかなー。
あの頭を手術した少年の絵が忘れられない。

458 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/05 19:47

ドラゴンヘッドはだんだん宗教とか間違った方向へ進んだ気がして
残念だったなぁ。単行本7巻めくらいまでは結構嫌な怖さがあるね。
座敷女も結構嫌

459 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/05 19:56

ドラゴンヘッドは結局落ちもなにもない。
すでにあったサバイバルや漂流教室のパクリだった。

460 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/05 20:14

当時、ドラゴンヘッドを読んでラストに一言・・・「ふ~ん。で、これで終わりじゃあ無いよね。」途中までは良かったのに

13 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ (ササクッテロレ Sp85-nJsM)[] 投稿日:2016/11/07(月) 19:42:42.99 ID:A7YTeYuyp.net [5/9回]
518 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/07 04:29

マンガ日本昔話でな・・・・・・・。
老人の回想から始まる話だったかな。
細かいこと忘れたが若い女が村人(猟師?)の舌を噛み切りながら殺してく
話があったんだけどね。

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洒落怖

かくれんぼ

547 かくれんぼ sage New! 2007/09/09(日) 00:27:55 ID:TucHtHmm0
かくれんぼ

私が小学4年生の頃の出来事です。
都会に住んでいたのですが学校でいじめられていたので、
引越しをして別の学校に行くことになりました。
引越し先の学校は学年が違う人たちが1クラスにまとまっていました。
クラスは私をいれて4人しかいませんでした。
初めてクラスのみんなに会って、みんな良い人だったので嬉しかったです。
次の日みんなの様子がおかしかったです。
授業中みんな「クスクス」と笑っていて不気味でした。
お母さんに言っても「そう…。」としか答えてくれませんでした。
その日ベットに入ってウトウトしていたら、お母さんの話し声が聞こえました。
「今度も駄目みたいね…。やっぱりちゃんとした所に行かせた方がいいのかしら…。」
私は何のことか分かりませんでした。

548 かくれんぼ sage New! 2007/09/09(日) 00:28:39 ID:TucHtHmm0

次の日から、私は前の学校と同じようないじめを受けました。
私がトイレに入った時は、いつもドタドタと足音を立てて入ってくるし、私が学校から帰る時はみんな窓から私を見て変な声で笑ってきます。
先生に相談しても、ずっとずっといじめられていました。
クラスのみんなはよく「遊ぼう!」と誘ってくれるけど、
遊んでも私を見て笑ってきます。最初の方が嫌々遊んでいたけれど
一緒に遊んでも楽しくないし、いじめられるので誘ってきても断っていました。
それでも学校に行くのは一人だけ私のことをいじめない子がいたからです。
その子は恵那ちゃんって名前でした。
恵那ちゃんは私がいじめられた後よく話しかけてくれます。
「あなたは悪くないわ。みんなが悪い。いじめられるのはみんなが悪いからよ。
あなたは悪くないよ。」
私がみんなにいじめられても励ましてくれます。
「みんなが悪いんだよ。」と。

549 かくれんぼ sage New! 2007/09/09(日) 00:29:11 ID:TucHtHmm0
私は一人で散歩に出かけるのが好きでした。
その日は学校の近くの山に行こうと思いました。
先生からは「山には入るな。」と言われていたけど、私は人と会うのが苦手だったので
人がいない山に惹かれていました。
山は道が無くて歩きにくかったです。
昼間でも薄暗くて怖かったです。
少し歩くとぼろぼろの木の小屋がありました。
中に入ってみると、中もやっぱりぼろぼろでした。
私はこの小屋を秘密基地にしようと思いました。
次の日からほぼ毎日、山の小屋に行きました。
小屋の中で私はよく絵を描きました。
引っ越す前から絵を描くのが好きでした。
絵を描いてるときは変な事をしてくる人がいないから。

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夢・不思議

現実の彼

562 本当にあった怖い名無し 2007/08/30(木) 23:56:02 ID:HfQI3IVrO
コピペ

76:1/2 :2007/08/24(金) 16:27:24 ID:JAAE+jjN0
高校生の時、同じクラスの変な男子(クラスに必ず一人は居る感じの)に付きまとわれたことがある。
クラスのほぼ全員が一度は彼をいじめてたんだが、私はそうしなかった。何となく乗り気じゃなかったから。

で、ある日から彼が急に擦り寄ってくるようになったというか・・・「○○ちゃんだけが俺の味方なんだよね」「○○ちゃん、俺のこと好きなんでしょ?」とか言って何かと近づいてくるようになった。
いじめには加担してなくても、逆に優しくもしてなくて、何で彼がそんな風に言うのかわからなくて怖かった。
そもそも可愛くないし。

それから暫く経った日の朝、通学路で彼と出くわした。
既に住所は割れてたわけで、その前も度々待ち伏せみたいなことがあったから「またか」くらいにしか思わなかった。
でも彼はいつもみたいに「○○、迎えに来たよ」ってにやにや笑ってなくて。
いきなり「好きだ」と言いやがった。
「嫌だ無理」って反射的に返してて、逃げようと思ったところで目が覚めた。

自分の部屋のベッドの上に居て、ちゃんとパジャマ着てた。夢で良かったーと思いつつ準備やらを済ませて登校。

夢と同じ位置に彼が居た。
クソ真面目な顔してこっちに来る。正夢だったみたいで、彼に「好きです」と言われた。
「今日友達と待ち合わせしてるから、急ぐんだ。ごめん」って言ってまた逃走。

目が覚めた。また夢だった。
気持ち悪いなぁと思ったけど、それだけで欠席するのもアホくさくて家を出た。
でも案の定居た。

563 本当にあった怖い名無し 2007/08/30(木) 23:58:08 ID:HfQI3IVrO
77:2/2 :2007/08/24(金) 16:30:46 ID:JAAE+jjN0
「好きだ」、「ごめん」、逃げる、目が覚める。10回くらい同じ繰り返しがあったよ。

次に起きた時、どうしていいか分からなくて泣いてしまった。
確かに怖かったけど同時にかなりイラついてて、どうせこれも夢だろうから・・・ってことでパジャマで外に特攻。

んで、其処に居る彼の胸ぐら掴んで泣き喚いた。
「ふざけんな」とか「何なんだよ」とか「いい加減にしろ、覚まさせろ」とか、寝癖ついた髪で鼻水たらしてパジャマ姿で。
思いつく限りの文句を言ってたんだけど、それも尽きてまた静かになった。
彼はぽかんとした顔で私を見てて、でも暫くすると「ごめんなさい」って頭下げてきた。

「これまで俺をフってたの、愛情の裏返しじゃなかったんだね。ごめんね、○○ちゃん。もう大丈夫だからね」みたいな事を俯いたまま喋ってた。

もう覚めなかった。格好が恥ずかしくて死ぬ気で家に走った。
夢で言われただけなのに、現実の方の彼に文句言って悪かったなーって後悔してたんだよ。今までずっと。

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洒落怖

手袋

前回の反省を生かし、百物語風にまとめなおしてみました。

(´・ω・`)さあ、百物語の時間だ。二つ目の怪談は…「手袋」。
無機質なゴム手袋を外さない転校生…終わりなき永遠の螺旋階段…
では…始めようか。

夏も終わって秋がやってきた。今日から二学期ということで、少年…仮にAくんとしよう。少年は、どことなく楽しげな足取りで学校へ向かった。
遅刻寸前で教室に飛び込む。席に着くなりチャイムが鳴り、Aくんはほっとした表情で担任が来るのを待った。
ほどなくして担任が教室に入ってきた…後ろに、一人の少年を引き連れて。
担「今日から、皆さんに新しい仲間が増えます。」
どうやら転校生のようだ。担任が簡単な紹介をして、少年に席へつくよう促した。

ふとAくんは、彼の手に目が行った。…妙に違和感があると思っていたら、彼は薄いゴム手袋をつけていたのである。
それについては何も説明がなされぬまま、朝のホームルームが始まった。

転校生は、どことなく地味な少年だった。あまり会話にも乗ってこない、物静かな少年。
多感な中学生の中にあっては、そんな少年は総じていじめにあいやすい。転校生も、その類に漏れなかった。
ある日の休み時間、本を読んでいたところを、いじめっ子のBとCに無理矢理立たされた。
B「おい!お前いつも何俺たちのことシカトしてんだよ!」
転「…」
C「黙ってんじゃねえよ!ていうか人と喋ってるときぐらい、その手袋外せよ!」
いじめっ子の一人であったCが、転校生の手袋を外そうと手袋を掴んだ。と、その刹那。
転「…やめろよ!」
いつもは大人しい転校生が、突然声を荒げた。場が静まり返り、Cも鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしていた。
転校生はそのまま席に座り、何事もなかったかのように本を読み始めた。
Aくんは、再び気になってきた。何故転校生はあんな手袋をずっとつけているのだろう…と。

980 名前: 『手袋』2 2006/08/30(水) 00:03:29 ID:ouZ+ctOU0
その日の帰り道、Aくんは転校生に一緒に帰ろうと持ちかけた。最初は断られたものの、なんとか一緒に下校することに成功した。
A「その…転校してきたばっかりなのに…苛められたりして、大変だな。」
転「そうでもないよ。」
A「なんかあったら相談しろよ?」
転「…うん。」
帰り道、当たり障りのない会話をしていたものの、結局手袋のことは聞きそびれてしまった。
転「僕の家、ここだから…」
A「あ、ああ。そうなのか。じゃ、またな!」
その日から、二人はいつも一緒に下校することとなる。ただ、Aくんはいつも結局手袋のことを聞けぬままであった。

月日はゆっくりと流れ、Aくんと転校生の二人は段々と打ち解けていき、親友と呼べる仲になった。
気がつけば、聞けないままだった手袋のことなど、もはや忘れ去っているほどに。
やっとBやCもいじめに飽き、転校生にもぽつぽつと友達ができ始めた。その頃であった。
…修学旅行。中学校生活最大のイベントである、それの季節がやってきた。
偶然にも、くじびきで決めた班で、Aくんと転校生は同じ班になった。
目的地に向かうバスの中、隣通しで笑いながら喋っているとき、Aくんはふと思い出した。
A(そういえば、こいつの手袋の話…結局聞いてなかったな。まあ、いいけど。)
バスは、旅館に着いた。