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怨みの卵

怨みの卵

中学校の修学旅行の時、怖い話をみんなで持ち寄ろうってことになったんだけど、
私はみんなが知ってるような話しかしらなかったので、祖母に教えてもらった話です。
みんなに聞かせる話だって前ふりをしていなかったので、その話は事情により、
結局、みんなには話せなかったのですが…。

祖母が母に聞いたおばちゃんの話なので、
族柄表記だとややこしいため、
祖母の母の母親・・・たえ
祖母の母の姉・・・ちよこ
祖母の母・・・よしこ
と、仮名にて話をすすめます。

祖母の母よしこには5つ年上の姉ちよこがいたそうなのですが、隣村の若い連中に嬲り者にされ、
身ごもってしまい、それを苦にちよこは自殺したそうなんです。

たえは、怒り悲しみ、半狂乱になって、隣村の連中に詰め寄りましたが、
そいつらは部落の娘がそこらへんのおっさんとまぐわって
勝手に孕んで死んだもん、知るかって取り合わなかったそうです。
もちろん娘から聞いて真実を知る母たえですが、当時の差別的な環境下では
どうすることもできず、ただ怨み呪うことのみだったそうです。

続く

835 怨みの卵 2010/03/22(月) 07:37:17 ID:xVUCmkxR0

母たえは、よしこに 
「お前にも血の怨みを教えといたろ。これはおねいちゃんの弔いやって!」
すごい恐ろしい形相で、言っていたらしいです。
それから、すり鉢を用意して…
生剥ぎの亀の甲羅を焼いて割り入れ、
数種の獣の四肢の骨を砕き入れ、
獣の目と耳を湯がいてそれに加え、
最後に自分の月経血を垂らし、
それらを摺り混ぜて、粉末を作ったそうです。

その粉末をつがいの鶏に与えて、数個の卵を産ませ、メスに抱かせ、
2週間半ぐらいで卵を採りあげて、近所の馬頭の神さんを祭る神社に供え、祈り、
また、持ち帰ったそうです。ちょうど彼岸明けぐらいだったらしいです。

その卵を隣村の墓場に持って行き、件の連中の家の墓石に投げつけたそうです。
つぶれた卵からはゼリー状の赤い粘液が流れていたそうで、
ぶつけたときのグシャっていう音が耳に残ってしばらくすごくいやだったらしいが
そのとき、やっと母たえに少し笑顔が戻ったことが嬉しかったとも…。

その後、たえは よしこに
「お前も本当に許せないことがあれば、このようにして怨みをぶつければいい!」と…
目も見えず…耳も聞こえず…四肢揃わず…。
忌み嫌われたこの血をもって、万年の輪廻を与えんと…。

祖母が聞き覚えてる墓石の銘はひとつだけだったんですが、
昨年、卒業した先輩にたしか障害をもった人がいたような気がするのです。
こんなの修学旅行で話せないでしょ…。

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人生台無し

知り合いの話。

知り合いには知能障害の叔父さんがいて、知り合いが物心付いた頃から既にちょっとおかしい人だったらしい
そんな人だから、結婚も出来ず、60を過ぎても一人暮らしをしてた
で、ある日耳から変な液が出てきたってんで兄弟が病院に連れてったんだと
そしたら頭蓋ん中イッパイに膿が溜まってて、それが脳を圧迫してた
医者は親族にこう尋ねた
「昔、頭の手術をしたことありませんか?」
そういえば、彼が3歳だった頃に風呂で母親が頭を洗っていて水が耳に入り、耳が腫れたことがある。
その時手術をしたと思うが、それがどうしたのか

「恐らくその時に付いた傷が原因ですねこの膿は・・・今まで知能障害と思われていたのも、脳についた傷と膿がもたらしたものでしょう。」

先天性のものだと思っていたものが実は医療ミス
しかも3歳の頃の傷で、約60年分の人生を台無しにされてしまった
親族にしたらものすごいショックだったと言う
しかも膿の摘出手術を終えないと助からなかったが、既に本人にその体力がない状態

数日して亡くなったという
洒落にならん話だった

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変死

友人(A)が変死した

Aは就職浪人中でコンビニでバイトしていたが深夜仕事中にそのコンビニの駐車場脇(周りから死角になっている)で死亡した
原因は心拍停止だったがまた生前に心臓の病気も一切無かったため解剖したらしい
その結果、殴られた等の外傷は一切無く脳に障害も無く死に至るような薬物等も検出されなかった
過労や急激な温度変化も疑われたがそういう状況でもなかった、また自殺する理由も無い
だけど俺は、俺だけはAが死亡した原因を知っている

Aが死亡していた駐車場脇では半月ほど前の深夜に17歳の女子高生(B)が数人の少年にレイプされる事件があった
(Bと犯行グループの少年達は高校は別だが顔見知りだったらしい)
Bが暴行されている時にそのコンビニでレジを売っていたのがAだった
AはBの悲鳴を聞いて駐車場に出たが「友達が酔っ払って悪酔いしちゃったんで介抱してるんです」という少年達の言い訳を信じてそのまま放置した
事務所で休憩していたもう1人のバイトにも何も言わなかった

Bは暴行された後警察に全てを話したらしく、Aは警察やB本人からその時の状況をしつこく聞かれ特にBには激しく罵られた
Bは暴行を受ける直前にAのバイトしていたコンビニに逃げ込もうとしたが中へ入る直前に少年達に引きずり戻され腹を数発殴られ声を出せない状況だったそうだ
しかしAにしてみれば過去にBと少年達が一緒にいるところを数回見ていたので少年達の言い訳を鵜呑みにしても止むを得なかった
Bはこの暴行を苦にして数日後に自殺してしまった

(続く)

479 変死2/2 2010/03/03(水) 21:26:34 ID:LXScuGT40
俺はAが変死する数時間前(深夜1時頃)、そのコンビニでバイト中のAと携帯で会話していた

A「今さ、店の入り口のドア越しに女が居るんだけど様子がおかしいんだよ」
俺「痴呆症の老人とかじゃないの?」
A「それがさ・・・Bにそっくりなんだよ」
俺「おいおいBは死んだんだぞ!」
A「それがおかしいんだよ、Bの声が直ぐ耳元で聞こえるんだ」
俺「ちょっと待てって、じゃあ幽霊が来たっていうのか?ノイローゼだよ、幻聴だよ」
A「それとさ、その女ドアの直ぐ近くに立ってるのにドアが開かないんだ、あそこに立ったらドアが開くはずなのに」
俺「ふうー、幻聴に幻覚かよ?この前のBの事件でノイローゼになってるんだよ、明日病院行ったほうが良いぞ」
A「幻覚でも幻聴でも無いって、もう1人のバイトが遅刻してて今俺1人なんだよ、飯奢るから今からここに来てくれないか?」
俺「今夜中の1時だぜ、勘弁してくれよ」
A「あっまたBの声が聞こえてきた、{何で助けてくれなかったの}って言ってる、絶対幻聴じゃない」
俺「じゃあ思い切ってドアの外に出て見てみろよ、絶対誰も居ないから」
A「判った、外出るから電話切らないくれ」
そして店の自動ドアの開く音とチャイムが鳴りその数秒後に
A「許してくれ、あの時は君が酔って暴れてたと思い込まされたんだよ、本当に・・・うぐぅぅぅぅ」
ここでAの声が途切れたが携帯は通話中のままだった
俺はさすがに心配になってバイクでAのコンビニに向かったが俺が着いた時にはAは既に駐車場脇で死亡していた

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巡り合わせ

この前乗ったタクシーの運転手に聞いた話ですが

深夜に新宿から大塚まで乗せた女性客に途中で道の確認を何回しても返事が無い
とりあえず止めて後部座席見たら手首から出血していて白系のスカートが真っ赤になってる
直ぐ救急車呼んで命に別状はなかったけどその女性は手首を切った覚えがないと主張
それでタクシー会社に警察来てさんざん事情聴取を受ける

そのわずか数日後に新宿から四谷まで乗せた白系のスカートの女性客がまたもやリストカット
救急病院が近くにあったのでそのまま病院へ搬送して命に別状無し
不思議な事にこの女性もリストカットしたことを否定したのでまた警察に状況説明

警察によれば2人とも精神的な障害も無く自殺する理由も無し
さらに2人とも刃物を持っていなかったのでどうやって手首を切ったのかは不明とのこと

その運転手は、半月ほど前に路上脇で倒れてる女性を発見
車を降りて見てみると手首から大量に出血していたので直ぐに救急者呼んだけど助からなかったとのこと
(この女性は遺書があったので自殺と認定)
この女性も白いスカートを履いていてそのスカートが血に染まっていたそうです

運転手は私も白いスカート履いてたので怖くなってこの話をしたとすまなそうに言ってました
きつく口止めもされましたが構わず投稿しました

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ワラズマ

オカ板ははじめてなんで、なんか間違ったらスマン。
二、三日かけてまとめたら、スゲー長くなってしまったんで
それでもいい人だけ読んでください。

子供の頃に変なものを見た。
遠縁で実際は血が繋がってないんだけど、親同士の仲がいいので
俺は夏休みになると毎年○家に何泊かしていた。
俺はその頃4歳くらいだった。
昼過ぎに遊び疲れて仏間の隣の部屋で寝ていると、側でポタッポタッって音がする。
で、なんかカリカリというか、ズルズルというか、何かが動いている気配がした。

でも眠かったからシカトしていたら、ほっぺたに何かが触れた。
手ではらって見てみると、虫みたいだった。
白くて大きな幼虫みたいなのが畳の上でウゴウゴしている。
男児って虫好きだから、大物ヤッターってなってすぐさま拾ってみた。
でも、なんか先端のほうに堅い部分があるから変で、
寝ぼけ眼で「ん?」ってよく見ると、
それは虫などではなく人の指だった。

血の気がまったくないのか真っ白で、
ほっそりとしていて女性のものだと思う。
でも、床を這ってるからか、爪のあたりは割れてたり黒っぽいものがつまっていて汚い。

63 本当にあった怖い名無し sage 2012/01/14(土) 06:02:24.40 ID:UI2AIrGB0
「ウワッ!」ってなって投げ捨てたけど、なんと指は畳の上に立ち上がった。
んで、ピョコピョコ飛んだり、ぶんぶん横に揺れたりして、
コミカルな動きをする。
馬鹿ガキだった俺は「ウッヒョーイ!」ってなったね。
よく覚えてないけど、なんか質問すると、
指は頷くみたいに曲がって応答してくれる。

これはオカンたちにも見せなくては!っと引っ掴んで持っていったら、
移動中に手の中から消えてしまった。
トトロでメイがマックロクロスケ逃がしたときみたいなもんだった。
親に言っても「どうせ寝ぼけてたんでしょ」とか言われてスゲー悔しかった。

で、俺はフィンガーさん(仮名)をなんとしてでも捕まえてやると心に決めて、捜索することにした。
すると、あっさりさっきの部屋で見つかるフィンガーさん。
つーか、キノコみたいに部屋の壁に生えていたw
摘み取って、今度こそとガン見したまま持っていこうとした。
でも、部屋から出ようとすると、なぜかフィンガーさんは
ニュルンと手から飛び出て元の部屋に戻ってしまう。
必死になった俺はかなりの時間をかけて、いろんな場所から持ち出しに挑戦してみた。
襖からは駄目。窓は俺の背では越えられない。

64 本当にあった怖い名無し sage 2012/01/14(土) 06:04:58.61 ID:UI2AIrGB0
どうしようか考えていると、フィンガーさんが襖がある壁の角のほうに這って行った。
畳の上で跳ねているので、側の壁を見てみると
土壁の古い屋敷だったので壁と壁の間に隙間ができている。
でもさすがに指は通りそうにない隙間だったが、幼児の俺は
フィンガーさんを思い切りその隙間に差し込んだったww
フィンガーさんはかなりの時間モゾモゾして、なんとか壁ぬけに成功。
廊下に出て、床に落ちていたフィンガーさんを回収した。

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虐待

現在、父親の死去により、帰省している
まったく新年早々死ぬんじゃねえよ
高校卒業以来だから、10年ちょっとだが、あまり変わりなえしない街の様子は
まあ、多少懐かしくはある
ぶらぶらしていると、小学校3,4年の頃、仲のよかった奴の家の近所に来ていた
友人、というわけではなかった
マンガをあまり読ませてもらえず、小説本ばかりを与えられていたおれにとって
そいつの蔵書のマンガが目当てだった
「スラムダンク」も「キャプテン翼」も「ドラゴンボール」もそいつに借りて、読んだ
友人のフリをしていただけ、といってもいい

その頃、彼の家に、年の離れた弟が生まれた
自身もまだ子供であるせいか、彼はその弟が嫌いなようだった
「よだれ」と呼び、遊びにいっていたおれと、逆さ吊りにしたり
ふたりで手と足を持って振り回したりした
赤ん坊は泣き叫び、彼はげらげら笑っていた
床に(故意にではないが)落としたこともある
おれは気分が悪かったが、まだ貸してもらいたいマンガがある間は友人のフリをしなければならない
5年になると、クラスも別になり、本も読みつくしたので、疎遠になった

そんなかつての知り合い宅の近所
見覚えのある小柄な中年女性が、20才くらいの、あきらかに心身障害のありそうな
男の手を引いて歩いている
向こうは気づかないが、おれは気づいた
かつての知り合いの母親だ
と、いうことは、手を引かれている男は、年齢的に、あの時の赤ん坊ではないだろうか
自分のした仕打ちが、成長した赤ん坊の、今の状態に関連があるような気がして
おれは顔を伏せ、なるべく道の端を通り、親子連れとすれ違った
調べればわかることかもしれないが、調べていない
今はとっとと忘れて、早く東京に帰りたい