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洒落怖

追いかけてくる少女

897 本当にあった怖い名無し 2009/01/30(金) 19:47:06 ID:DxuSt/zrO
伝聞おKとの事なので投下。携帯からでスマソ。
友人から聞いた話。

ある若い男性二人組が心霊スポットで有名な山にドライブに行った。しかし何も起きないし真っ暗だった空も段々と白んで来たので今日は帰ろうという事になった。
山道を走らせていると助手席に座っていた友人が青ざめた顔でバックミラーを指差し「見ろ…!」と呟いた。その友人のただならぬ様子に怯えつつもバックミラーを覗くとまだ遠くの方ではあるが確実にこの車を追ってきている少女の姿が…
慌ててスピードを上げようとするが運悪くぬかるみにはまってしまい立ち往生。どんどんと近付いてくる少女の姿。

「おいっ早く出せよっ…!!」
「分かってるよっ…!」
「………すけて」
少女は声が聞こえる程に近付いてきている。焦る二人。発進できない車。
少女との距離を見ようと振り返ると少女はすでにガラスにべったりとはりつき必死の形相で二人を見ていた。
「助けて…!!」と叫びながら………

「う、うわぁぁあああ…!!!」
そう大声で叫んだ時だった。ようやくぬかるみから抜け出す事ができたらしく発進する車。
突然発進した車に弾かれる様にして倒れる少女。少女が起き上がり追いかけてくる姿が見えるがどんどんと距離は離れていく。

898 本当にあった怖い名無し 2009/01/30(金) 19:50:20 ID:DxuSt/zrO

少女の姿が見えなくなった所でほっと胸を撫で下ろす二人。
その日はとりあえず気分も悪いのでそれでお開きにする事にした。

あれから特に何事もなく数日が過ぎたある日の事だった。あの日運転席に座っていた男が部屋で寛いでいると、同行していた友人から携帯に着信が。
「おぉ、どうした?」といつもの調子で携帯に出る。
「テレビつけてみろ!!」挨拶もなしに突然テレビをつけろと言う友人に気分を害しつつも、言われた通りにテレビをつけた。
「つけたけど…何?」友人に尋ねるととにかくニュース番組にチャンネルを合わせろと言う。
ニュース番組を探す為にパチパチとチャンネルを替えていると画面にどことなく見知った森が写し出された。
「これって…」
「ああ、そうだよ!先週見に行った山だよ…!」携帯の向こうで叫ぶ友人。

そのニュースが報じている出来事とはこうだった。
その山で少女の遺体を発見し身元を確認した所、一月前に捜索願いが出されていた少女だった事。恐らく、犯人はまだ見つかっていないが誘拐事件に巻き込まれたであろう事。

899 本当にあった怖い名無し 2009/01/30(金) 19:53:45 ID:DxuSt/zrO

そして……
「少女の遺体は死後一週間経過しており―…」
写し出された少女の生前の写真は紛れもなくあの日自分達に助けを求めた少女の物だった。そして、自分達があの山に向かったのも丁度一週間前……

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ヒッチハイク

今から7年ほど前の話になる。俺は大学を卒業したが、就職も決まっていない有様だった。
生来、追い詰められないと動かないタイプで(テストも一夜漬け対タイプだ)、
「まぁ何とかなるだろう」とお気楽に自分に言い聞かせ、バイトを続けていた。
そんなその年の真夏。悪友のカズヤ(仮名)と家でダラダラ話していると、
なぜか「ヒッチハイクで日本を横断しよう」と言う話に飛び、その計画に熱中する事になった。

その前に、この悪友の紹介を簡単に済ませたいと思う。このカズヤも俺と同じ大学で、
入学の時期に知り合った。コイツはとんでもない女好きで、頭と下半身は別、と言う典型的なヤツだ。
だが、根は底抜けに明るく、裏表も無い男なので、女関係でトラブルは抱えても、男友達は多かった。
そんな中でも、カズヤは俺と1番ウマが合った。そこまで明朗快活ではない俺とはほぼ正反対の性格なのだが。

ヒッチハイクの計画の話に戻そう。計画と行ってもズサンなモノであり、
まず北海道まで空路で行き、そこからヒッチハイクで地元の九州に戻ってくる、と言う計画だった。
カズヤは「通った地方の、最低でも1人の女と合体する!」と女好きならではの下世話な目的もあったようだ。
まぁ、俺も旅の楽しみだけではなく、そういう期待もしていたのだが…
カズヤは長髪を後ろで束ね、一見バーテン風の優男なので(実際クラブでバイトをしていた)コイツとナンパに行って良い思いは確かにした事があった。
そんなこんなで、バイトの長期休暇申請や(俺は丁度別のバイトを探す意思があったので辞め、カズヤは休暇をもらった)、
北海道までの航空券、巨大なリュックに詰めた着替え、現金などを用意し、計画から3週間後には俺達は機上にいた。
札幌に到着し、昼食を済ませて市内を散策した。慣れない飛行機に乗ったせいか、
俺は疲れのせいで夕方にはホテルに戻り、カズヤは夜の街に消えていった。
その日はカズヤは帰ってこず、翌朝ホテルのロビーで再開した。
にやついて指でワッカをつくり、OKマークをしている。昨夜はどうやらナンパした女と上手く行った様だ。

837 本当にあった怖い名無し sage 2009/12/24(木) 22:13:11 ID:NNdtlw3F0
さぁ、いよいよヒッチハイクの始まりだ。ヒッチハイクなど2人とも人生で初めての体験で、流石にウキウキしていた。
何日までにこの距離まで行く、など綿密な計画はなく、ただ「行ってくれるとこまで」という大雑把な計画だ。
まぁしかし、そうそう止まってくれるものではなかった。1時間ほど粘ったが、一向に止まってくれない。
昼より夜の方が止まってくれやすいんだろう、等と話していると、ようやく開始から1時間半後に最初の車が止まってくれた。
同じ市内までだったが、南下するので距離を稼いだのは稼いだ。距離が短くても、嬉しいものだ。

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ペンション

夜中に突然目が覚める。
誰でも経験があることだと思うけれど、最近は目が覚めると決まって数秒後に地震がある。いつでもというわけではなく、震度3以上のとき。
聞けば、同じ様な体験をしている人は結構いるようだ。体感できない僅かな振動を感知しているのか、若しくは生き物特有の危機感、つまり第六感のようなものが働いているのかもしれない。

近頃は地震も多いので、この熱帯夜に目覚めるといい加減うんざりする。そんな折、過去にもやたらと夜中目が覚める時期があったことを思い出した。
当時の体験では、目が覚めると地震が起こるわけではなく周囲で人が騒いだ様子もない。一体あれは何だったのだろう。ただ疲れて眠りが浅くなっていただけか。
そんなことをある先輩に話したところ
「夜中に突然目が覚めるのには原因があるのさ。それはーーーーー。」

その話を聞いたとき、妙に納得できた。
というより、当時体験した奇妙な出来事とそのまま繋がるように思えたのだった。

402 ペンション ぴえっさ 2011/08/14(日) 10:22:16.31 ID:73FitfPF0
あれは大学一年生の冬だった。
その頃俺はスキーサークルに所属していた。
といってもスキーのシーズンは冬のみ。一年の4分の3がオフシーズンであり、その期間は体育館を借りて様々な球技に汗を流しては飲み会。休日はドライブして飲み会。バイトがある日以外は、飲み会に次ぐ飲み会という、なんとも大学生らしい日々を過ごしていたように思う。
そして冬。いよいよスキーサークルが始動する。サークルは幾つかの「こもり先」に分かれ、雪山のペンションに泊まり込みで働きながらスキーの腕を磨くという、まさしく山籠りである。
資格を持つ二年生以上はスキーインストラクターとして働き、一年生はペンションの掃除や調理、雪かきなどの雑用が主な仕事だ。その空き時間とナイターでスキーをするというなかなかハードな毎日だった。

ところで雪山といえば怪談がつきものである。
こんな話を知っているだろうか?
ある大学の山岳部が雪山で遭難し、吹雪の中ひとつの山小屋を見つけた。
古い小屋で暖房器具の類いは無いが、猛烈に吹雪く外よりは幾分ましである。朝までここで持ちこたえ、救助を待とうということになった。
山を登り始めた当初は5人だったのだか、悪天候の中1人の行方がわからなくなっており、山小屋に入ったのは4人。そのメンバーも既に体力の限界で今にも眠ってしまいそうだったという。

403 ペンション ぴえっさ 2011/08/14(日) 10:23:13.12 ID:73FitfPF0
そこで1人が、眠気覚ましのためあるゲームをしようと提案した。
部屋の四隅にそれぞれ立ち、スタートの人から時計回りに、隣の角にいる人の肩を叩いていく。自分が肩を叩かれたら次の角の人を。そしてまた次の角にとして続ければ、適度に身体を動かすことができて睡魔からも逃れられるというものだ。
結局4人は朝までそれを続け、次の日山岳救助隊によって救出されたらしい。ただ一人行方不明となった部員を残して。

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帰省

おととい盆で家に帰ってきて早々、姉から聞かされた話

当方実家が岩手の内陸にあるのだが、姉の知り合いが数人で被災地である宮古市に華道を教えに行ったそうだ
心が荒んでいた被災者には大変喜ばれ、さぁ盛岡に帰ろうと車に乗り込んだときだった

突然、知らない人が「盛岡まで乗せてください!」と言いながら勝手に後部座席に乗りこんできたのだそうだ
当然びっくりして「なんだこの人!?」と思ったそうだが、まぁそこは被災地だし、帰宅難民かハイカーだろうと思い、
断ることもなくその人を車に乗せてやったそうだ

盛岡から宮古市までは国道を2時間半ぐらい走るのだが、その間にも、その人は後ろの人と普通に世間話をしていたという

長いドライブも終わり、車は盛岡市に入った
そういえば家を聞いていなかったなぁと思ったその人が「すみません、家がどこにあるのか教えてくれませんか?」と後ろを振り返ったら、

誰も乗ってなかった

宮古市でたまたま被災した人が盛岡にそうやって帰ってきたのだろうと姉は語る。盆だし
お盆中に被災地に行った人がここにいるか知らんが、そういう人がいたら無碍にせず乗せてやれよ

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くねくね?

最近くねくねをしったのだが、似たようなものを見たことがあったのでひとつ。

数年前、山形県の庄内地方を一人でドライブした時の話。
10月下旬頃の夕暮れ時のこと。
海岸沿いのドライブインに入り、日没を見ながら休憩していて、変なモノ、あるいは人を見た。
離れたところの岩場の先端に、なにやら人影のようなものが見えた。釣り人だろうかと思ったが、
どうも様子がおかしい。目を凝らしてみると、なにかずっと動き続けているようだった。オレの
知っているものに例えると、阿波踊りが一番近かったように思う。両手を上に上げて、ゆらゆら
とゆれ動いているように見えた。ただ、リズムは一定ではなく不規則で、見ていて不安を呼び起
こされるような、そんな動きだった。

近づいて確かめてみようかと思ったが、岩場への降り口が見つけられず、そうしているうちに
あたりはどんどん暗くなってしまい、その人影のようなものも、見えなくなってしまった。
すっきりとしないままその場を後にし、以来その場所を訪れる機会もなかったため、あれが
なんだったのか、見間違いなどではなかったのかなど、確かめられずにいたが、最近、近い印象
のものに行き当たった。「くねくね」だ。季節は晩秋で、場所も海辺だが、水辺ではある。
もしあの時が日没時ではなく、あれをじっくりと確認できていたら、あるいは今こうしてはいられ
なかったかも知れない。

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地獄の団地

442 1/3 sage New! 2011/09/13(火) 03:13:46.39 ID:dK8qJhiy0
伊集院光が昔アルバイトしてたスーパーがある団地での話。

今から十数年前のことになるが当時小学校低学年だった俺は友達数人と団地内で遊んでいた。
缶蹴りだったか、ドロケイだったかなんだか詳細は忘れたが、まあそんなことして遊んでいたんだよ。
そうして遊んでいたら俺たちの方に向かって一人の婆さんがとぼとぼ歩いて近づいてきた。
そして唐突に俺らに話しかけてくる。
「あなた達、楽しそうねぇ。おうちは近いのかしら?私お散歩してたらおうちがわからなくなっちゃったの。
 あなた達、私のおうちどこだか知らないかしら?」

完全にボケ老人だった、俺は糞ガキで遊びに夢中だったしあんまり関わりたくなかったので「いやあ、知らな
いっすねえ。ゆっくり思い出せば意外といけるんじゃないっすか?」 とか言ってスルー決め込もうとしたら
親が宗教やってて純真で親切なK君が「俺たちで、このおばあちゃんの家探してやろうぜ!だってこの団地
に住んでる人間はみんな仲間じゃんか!」とか言い出して、結局俺らはその婆さんの家探しを手伝う羽目になった。

とりあえず団地内を歩いてるおばちゃんとかに、この婆さんの家がどこだか知らないか聞いて回ってみた。
そうしたら意外にも、婆さんの身元をしってるおばさんにはすぐぶつかった。
「あら、○○さんのところのおばあさんじゃない。○○さんの家なら×号棟の■階よ。でも今の時間だと息子さん
 仕事で留守じゃないかしら?○○さんのおじいちゃんが亡くなってから息子さんと二人暮らしのはずだから。
 多分誰も居ないはずよ。」

そのおばさんに案内されて婆さんの家まで行ってみたが案の定留守で鍵がかかってた。
おばさんが、婆さんに鍵持ってないの?とか聞いていたが婆さんは「私のおうちの鍵はお父さんがもっていますよ。」
とかアルツな返答するばかりで要領を得ない。

親が宗教やってるK君の家も同じ×号棟だったので、K君が母親呼んできた。
で、寒いし、婆さんを外でほっぽらかしにしておけないと言うことで、婆さんの家に張り紙をして、婆さんの息子が帰ってくるまで
K君の家で預かることにした、おばさんは帰った。

443 2/3 sage New! 2011/09/13(火) 03:15:08.98 ID:dK8qJhiy0
夕焼けチャイムが鳴るまで時間があったので俺たちはそのまま婆さんごとK君の家で遊ぶことにした。
K君の家は親が宗教やってるくせに、メガドライブが置いてあって俺らは「おそ松くん」とか「マジカルたるルートくん」とか糞ゲーを
小学生なりに楽しんでいた。
しかし、糞ゲーしていたらなんか糞臭い。
その場にいたFが、「おいK、おそ松君が糞ゲーすぎて、本当に糞の臭いしてきたぞ!」とか言い出してKが切れて。
「はぁ!?おそ松君は糞ゲーじゃねーよ!お前がファミコンしか持ってないからっていちゃもんつけんなら家でファミコンやってろよ!(ママ)」
とか言い返すが確かに糞くさい、まあ真相は婆さんが漏らしてたわけですが、そっしてここからが地獄の始まり。