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何でも怖い

過食症の姉の末路

私の姉の話で、私自身が体験した話です。

私の姉は過食症でした。
高校二年の頃から姉はよく食べるようになりました。
元々よく食べる方だったのですが間食も増え、一回の食事の量は二人前は当たり前。
自発的に運動は少ししていたようですが食欲は増すばかりで今まで標準体型だったのが3年の夏にはどうみても肥満体系に。
それが過食症だと私は薄々気づいていたのですが家族(特に母)はほとんど姉に関心がなく、見てみぬふり。
姉は大人しい性格で母や父のせいもあり学校や友達の話などほとんど語りませんが、学校での成績は中の中、運動神経は中の上
友達は少人数ながらも良く家に連れてきたり遊びにいったりと充実した様子で、誰に対してもいつもにこにことして良く接していました。

ですが、夏ごろになるとそれが顕著になり私が心配して「お姉ちゃん、大丈夫?」「ちょっと食べすぎだよ」と言うと
「え?何が?大丈夫だよ」「大丈夫、あとで運動するから!」と笑ってはぐらかすようになりました。
母はと言えば、丸々太ってもなお際限なく食べる娘が醜くなったのか「お前は家を食い潰す気か!それ以上その食生活続けるなら家を出て行け!」
と怒鳴りつけてしまいました。
姉は少し悲しそうな顔をしましたが反論することもなく、次の日からすっぱりと普通の食事量に戻りました。
一週間経っても何事もなかったかのようにその食事を続けていたので私も「あれ?過食症ってこんなにあっさり治るんだ」と思いました。

120 : 本当にあった怖い名無し : 2012/03/04(日) 02:25:39.24 ID:zO6uNh/P0
しかし、そんな簡単に治るものではありません。
それから2週間程経った8月の夜中1時過ぎ。私は寝苦しさから水を飲もうと二階の自室から一階のリビングに降りていきました。
私は癖で電気を点けずに歩いていたのでリビングでライトを点けようとした時、奥のキッチンから物音と人の気配が。しかもうっすら明かりが。
えっ、もしかして強盗?と思い用心してライトは点けずにキッチンの方に向かうとそこに居たのは強盗ではなく姉でした。

姉は半開きの冷蔵庫の前に座り込み一心不乱に何かを食べていました。くちゃくちゃとガムを噛む様な音がしていましたがライトを点けると
それが何かはすぐに分かりました。生肉です。母が買っていた、焼いてない生の牛肉でした。
しかも食べていたのは生肉だけではありません。座り込んだ姉の周りは鶏肉、生の野菜、ハム、生卵、マーガリン、ソースやマヨネーズといった調味料
後ろの引き出しも開けられており乾物類やホットケーキミックスなどの粉物なども散乱
そして姉が吐いたと思われるおびただしい量の嘔吐物が床一面に広がっていました。
私はパニックになりながら「お姉ちゃん!何やってるの!?何食べてるの!!!どうしたの!!」と姉の肩を掴んで慌てて生肉を取り上げると
見たことも無い、完全に正常ではない目つきで私を見て「ん?あー、大丈夫。あはは。大丈夫」と口調だけはいつもと同じ、何気ない返事でした。

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何でも怖い

ゴミ部屋にて

学生の頃の話。
友人に部屋の片付けを手伝って欲しいと頼まれた。
行ってみると、すごい汚部屋。
玄関入ってすぐに靴と靴箱の山、廊下は雑誌が整然と積まれていて幅が30cmもない。
ワンルームの部屋の床は廊下より一段高くなっており、ふにゃふにゃしていた。
ゴミや衣類を積み上げた上にシーツを敷いて隠す、を何回か繰り返し
ミルフィーユ状になっていたのだ。

部屋は手前のキッチン側に生ゴミや食べかけのまま腐敗したカップ麺、
コンビニフードが山積みになっており、えもいわれぬ臭気がたちこめており
おそらく引っ越してから一度も干されていないであろう変色した布団を境に
奥側は雑誌と新聞がほぼ天井まで積まれていた。

183 : 本当にあった怖い名無し : 2012/03/14(水) 22:19:54.89 ID:bHrlGUaZ0
あまりの惨状に、「気をつけて歩いて」と言われていたのを失念してしまった。
臭気と閉塞感から逃れようと一歩踏み出したとき、足元にあったレジ袋を
踏んでしまった。
とたんに飛び出す真っ黒な虫達。驚き後ろに跳び退った瞬間、足場の悪さもあり
雑誌と新聞の山に手をついてしまった。
雪崩がおきた。
気がつくと全身が完全に埋まっており、視界は真っ暗。動けない。
そして耳元で、
カサカサ…カサ…カサ…
と小さな物音が。
救出されるまでの数分間のことは未だに夢に見る。

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何でも怖い

うずくまる

553 : 本当にあった怖い名無し : 2012/06/18(月) 15:34:49.17 ID:HzSMkdEa0
昨日の夜久しぶりに兄と俺と妹が出くわしたので(普段はお互いの仕事の時間がバラバラで一緒に住んでても全然会わない)
3人で夜遅くまで色々話をしてた。
昨日俺は皆既月食を見ようと夜空を見てた時にオレンジ色の謎の大きな発光物体を目撃していて
その話を切り出したらUFOやら宇宙人やらの話になってやがて怖い話大会になってた。

妹が友達から聞いた怖い話をしている時に俺ら3人が座ってるテーブルのすぐ近くにある
網戸の向こうからガサッって音がした。よく野良猫がゴミ袋を漁りに来るから皆それだろうと思って
特に気にせず話を続けたんだが、同じ部屋にいた飼い犬が網戸の方へ向かって攻撃態勢を取って
キャンキャン鳴き出した。
我が家の犬はフレンチブルドッグで滅多な事が無い限り鳴かないから
様子がおかしいと察知した俺らは話をやめ、兄が網戸へ近づいていった。
そして網戸を開け外を覗いた瞬間兄が「うわああああああああ!」って大声で叫んだ。
変な虫でもいたのか驚かしているのかなと思ってどうしたの?と聞くと
「そこに誰かがうずくまってる!」ってマジな顔で言うもんだから急いで見に行くと
我が家の庭を20歳ぐらいの若い女が走り去っていく姿が見えた。

兄が見た時は網戸を開けたすぐ下の俺らから死角になってる部分に
その女がうずくまってたらしい。
大柄な兄があまりにびっくりしてその後しばらくガクブルしてたのは笑えたが怖かった。
何がしたかったんだ・・・

だいぶ昔にも勝手に庭にあるミニ畑で育ててたプチトマトを茎ごとむさぼりくって
逃げていく浮浪者みたいな奴を見たし変な奴いっぱいで怖い。

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じわじわくる怖い話

【虫注意】アシダカグモ

537 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/12(土) 09:17:03.60 ID:NQcyC+Nj0
軍曹は黒い悪魔を退治してくれるよ

538 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/12(土) 20:18:33.98 ID:9vQd/w8S0
軍曹はゴキ退治してくれるから軍曹を退治するなっていう人いるけどさあ
ぶっちゃけゴキも軍曹も両方嫌だろ普通
むしろ見た目的に軍曹のほうが怖いし嫌だ

539 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/12(土) 20:33:04.40 ID:NQcyC+Nj0
怖がることはない
しばらくすると、軍曹たった一人で悪魔を民族大移動にまで追いやってくれる
そして、我等一般市民に迷惑をかける事もなく、使命をおえた軍曹は静かに戦場を去っていく

540 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/12(土) 21:54:14.85 ID:5qRNg0ksO

軍曹ってなに?マジで

541 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/12(土) 22:11:57.60 ID:+gF9wNsY
>>540
アシダカグモ(アシダカ軍曹)
体長は20~30mm。足を含めると8~10cm
最強のゴキブリハンターを呼ばれる益虫だが外見が怖いので、不快害虫とも呼ばれる
【苦手な方は閲覧注意】
http://mirukashihime.cool.ne.jp/image/asid48.JPG

543 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/12(土) 23:55:25.18 ID:uJV/eEyTO
我が家の軍曹殿は15センチくらいで割とちっこいけど
ゴキのみならず巨大ムカデも軽く倒してくれるなかなかの凄腕さん
でもたまに洗面器やバケツの中に落っこちて出られなくなっちゃって
一人で必死でカサカサカサカサ脱出しようともがいてたり
うっかり母の掃除機の前にフラフラ出てきては
「太郎ちゃん、危ないからあっち行っといて!邪魔!」とか言われて追っ払われたり
(ちなみに部隊は3~5名編成の小隊らしく、大きさ順に母が「太郎」「次郎」「三郎」などと命名)
ボケッとしてるんだか歴戦の勇士なんだかよく分からん
あと、脱いだ服(脱皮した後の皮)はきちんとたたんで片付けて欲しい

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後味の悪い話

山椒大夫

843 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/26(木) 20:51:02.15 ID:vWbd6JJWP
既出だと思うが。

安寿と厨子王だっけ?なんか納得いかなかった。
(同じモチーフの山椒大夫はもっと酷いと聞いた。
子供向けと大人向けの違いくらい?)

うろ覚えあらすじ:
お母さんと旅していた安寿と厨子王姉弟。
ある日船に乗ろうとしたら母と別々の船に乗らされた。

いやな予想が的中して母子は離れ離れに。子供達は奴隷のように働かされた。
耐え忍んでいたある日、姉がお前だけでもと弟を逃がす。姉はおとりとなって死んだ。

逃げ延びて苦労しながらも出世した厨子王。
大人になってある日町を歩いていたら盲目の老女が歌いながら干し物をしていて、寄ってくる虫を枝で追い払っていた。
何とはなしに耳を傾けていたら姉と自分の名を口ずさんでいるではないか。
母と分かった厨子王は生き別れた母と再会できたのであった。

子供の時読んだ話だが、悪い奴は退治されてないし、姉は死ぬし母盲目だし、
ハッピーエンドというにはなんだか……

844 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/26(木) 21:20:49.36 ID:Guw6gDY+0
あれってハッピーエンド扱いだったっけ?
どちらも泣いて悲しんだんじゃなかったっけ?

845 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/26(木) 21:37:52.04 ID:kkRgXthF
働かせてた奴をあとになって討ち果たしたという筋もあった気がするな。
この筋でも確か攫った奴はお咎めなしだった気がする。

846 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/26(木) 21:39:39.56 ID:IeDJnPbF0
>>843
さらに言えば
その姉と弟、近親相姦やってるからな
姉が誘って弟の筆降ろしをやる

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後味の悪い話

あだち充の短編

・あだち充の短編(原作小説があるらしい)

雪の夜、バーで2人の男が飲んでいる。
一人は顔は男前だけど、身なりは汚らしく少し酔っている。以下A。
もう一人は大柄でおっとりした顔立ちで、身なりがいい。以下B。

AがBに「いい服ですね」と声をかけ「何の仕事をしているんですか?」と尋ねる。
「小さな会社を経営してます」とBは答え「このへんに住んでいるんですか?」とAに聞く。

「すぐ近くの汚いアパートですよ」とAは答え、自分がいかに惨めな人生を送ったかを語る。
仕事はまったくうまくいかず、妻には逃げられ借金漬けで、今も借金取りに追われているという。
その内容に「どうしてそんな話を私に」というBに、Aは「他人だから話せるんです」と悲しげに言う。
そしてAは、眩しくて楽しかった自分の子ども時代をBに語って聞かせた。

979 : 3 : 2012/05/01(火) 05:06:47.74 ID:SGrejIs80
Aは小さいころは田舎で暮らしていた。
勉強ができて強くて勇敢で、友人たちはAのことが大好きだったし、Aも友人たちのことが大好きだった。
けれどAは親の都合で、都会に引っ越さなくてはいけなくなった。
春、引っ越していくAに友人たちは「都会もんになんか負けるな」「がんばれ」とエールを送り、
Aはそれに「当たり前だ!」と答え、手紙を送るからと約束した。
けれど都会は田舎に比べてずっと勉強が進んでいた。
田舎では一番の成績だったのに、都会ではそれがまったく通用しなかった。
成績はひどいもので、「こんなことみんなに言えない」とAは手紙に「勉強なんて楽勝。都会もたいしたことない」と書いて送った。
最初は友人たちを心配させまいとしてついた嘘だった。
けれど手紙を書くたびに嘘を重ねてしまう。
学年で一番の成績、部活だって他のやつは相手にならない、有名な高校に入った、有名な大学に入った――
もう今さら「嘘だ」なんていえないところまできてしまった。
結局その後も、それらを「嘘だ」と言えないままに30年近く経ってしまった。
田舎にいる友人たちは、今でもずっと手紙の内容が真実だと思っている。

都会の暮らしに馴染めなかったAにとって、友人と呼べるような存在はその友人たちだけだった。

今度、その友人たちと数十年ぶりに会うのだとAは言う。
それを最後にして、ボロが出る前に彼らの前から行方をくらますつもりだと。
せめて友人たちの中でだけでもこの30年を立派に生きた人間でいたいんだとAは言う。

そしてAは最後に、友人たちの中でも一番チビだった少年のことを話す。
「同じ年なのにチビで泣き虫で、いつも俺を頼っていた。けど俺もあいつに頼られると何でもできるような気がしたんだ」
まるで弟のようだった。いつも自分のあとをついてきた。
「引っ越すとき、あいつと離れるのが一番辛かった」Aは懐かしげな、でもひどく寂しい目をして言った。