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怪談テープ

182 名前:マターリ軌道修正しましょ 投稿日:2001/03/06(火) 23:28
稲川淳二が怪談話を始めて、人気が出だした頃の事。
当時のバイト先の仲の良かった早番の女の子が、
「怖い話好きだよね。コレ知ってる?」
と、カセットテープを差し出した。

「稲川淳二のやつだよ。ファミレスに売ってたんだ。
彼氏と車で河原に行って、真っ暗にして聞いたんだけどスゴかったよ。」
何がすごかったのやら…と考えながら、今夜だけの約束でそのテープを借りることにした。
家に帰り、部屋でダビングしようと60分テープを用意。
バイトが午前1時終わりなので、時間はすでに2時近かった。
最初にREC側をスタート、そして再生。

183 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/03/06(火) 23:29
1話目は雪山か何かの話だったと記憶している。
まぁありがちなお話だった。
期待はやっぱり4話目の「生き人形」かなと思いながら、雑誌なんかをパラパラとめくりながら聴いていた。
やがて2話目が始まったが、これがなかなかの雰囲気。
今となっては何の話だったか憶えていないが、それまで聴いたことの無い話だった。
「こりゃ儲けた。けっこう怖いぞ。」
しばらく聴き入っていると、やがて背筋に冷たいものを感じはじめた。
一人部屋で、モニターをビデオに繋いで音はステレオから出す様にしていたので
ステレオを使っているとTVなど、他の音を出すことができない。
話はだんだんと佳境に入っていく。
いやな寒気から逃れたくて、思わずステレオのボリュームを絞った。
「どうせ録音してるんだ。明日聴けばイイや。」
ダビングが終るまでには、しばらくかかりそうだったので
そのまま風呂へ入ることにした。

184 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/03/06(火) 23:29
風呂からあがって部屋へ。戸を開け、中に入りステレオを覗き込むと、
ものすごく中途半端なテープ残量で両方とも止まっている。
「???」
オートリバースが働いた様子も無く、どちら側もA面のままになっている。
ダビングが終ってるとは思えない。
試しに元テープの方を再生してみると、やはりまだ2話目の途中。
おかしいなと思いながら、録音していた方を少し巻き戻して再生。
話の途中なのに突然プツっと音が無くなっている。
元テープを少し巻き戻してからその部分を聴いてみるが、問題の場面でも止まる様子はない。
「ちぇ、やり直しじゃん。」
一度、両方のテープを全部送って、それから巻き戻してみる。
テープの巻が原因と結論をだした。元テープの巻が悪くて、そちらが止まったので
ダブルデッキのシンクロが働いて、録音側も止まったのだろうと。

185 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/03/06(火) 23:30
2度目のダビングをスタートさせた。
自分は部屋を出て、居間に行きTVを付けくだらない深夜番組で笑っていた。
「そろそろかなぁ」
約一時間後、終る頃だと思い部屋に向かった。
音はしていない。良かった、終ったと思ってステレオを覗き込んだ。
テープは止まっていた。さっきと同じぐらいのところで。

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夢の検証

234 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/31(月) 21:00:17 ID:43SeOZ/u0
長くなります。すいません。
内容から、ここにそぐわない内容だと十分に理解しています。
でも、わけあってこのスレッドに書かせていただくしだいです。

小学生5年の頃、松本君という友達がおり、
週末になると、お互いの家を行き来して遊んでいました。

「明日はまっちゃんと遊ぶ日だぁ」とわくわくしながら寝た金曜日の夜。
私は夢を見ました。

学校の前の国道を、白いフェラーリに乗ってドライブするというもの。

隣には松本君が乗っていて、自分が運転している。バス停の人たちが
みんな二人に注目していたり、友達が「俺ものせてくれーっ」って
追いかけてきたり、なんかわけわからないながらも、すごくうれしくて、
楽しい夢でした。

235 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/31(月) 21:00:58 ID:43SeOZ/u0
次の日の土曜日。学校が終わって自転車で松本君の家に行くと、部屋の
扉に白いフェラーリのでっかいポスターが。

「あ!おれ、これに乗ってまっちゃんとドライブする夢みたよ!!」

と言ったところ、

「うそ!俺もっ!!」

と松本君も興奮気味に叫びました。

しばし二人で見つめあった後、お互いの両腕に泡立つ感覚。
なんだかわけのわからない恐怖に襲われて、閉じられた空間に居ることが
できず、その日は、終日外で遊んだことを覚えています。

このときが、夢がシンクロした記念すべき第1回目でした。

その後、中学3年までの5年間に、20回程度、同じことがありました。
松本君と私が一緒に夢に出てくると、きまって松本君も同じ夢を見ている。
中学卒業まで松本君と同じ学校でしたが、夢を見るたび、松本君と私は
二人で夢の検証を行ったものです。

236 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/31(月) 21:03:14 ID:43SeOZ/u0
中学3年になると、クラスが異なったこともあり、そう頻繁に遊んだりする
ことはありませんでしたが、あいかわらず松本君が夢に出てきては、図書館
に行ったり、買い物に行ったりと、他愛も無い夢を見ては、
「昨日見た?」
「おう、俺も見た」
など、短い会話で確認しあうといった程度の付き合いを続けていました。

同じ夢を見ることがあるというのは、同じ学年の友達の間では有名な話で、
ちょっとした怪談話になると、きまってあの話してくれとリクエストをもらった
ものです。しかし、内容が怖いとか、何かの事件の前触れとか、
人が死ぬとかいった内容ではなく、単に同じ夢を見るというだけだったため、
きまって周囲がしらけた雰囲気になったことをよく覚えています。

そんな他愛ない夢の中で1つ印象的だったのは、帰宅途中に道端で出会った
超能力ばあさんの夢でした。

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ゲームとシンクロ

36 1/3 2009/07/16(木) 17:21:15 ID:neH407sl0
この話をご覧頂いている方、PS2のホラーゲームソフト「零」をご存知でしょうか?
会社はテクモ、ホラーゲームとしては結構メジャーなこのタイトル、
射影機と言われる特殊なカメラで霊と戦い、物語の舞台を探索し、
謎を解き明かしていくホラーアドベンチャーです。

そしてこのゲームはシリーズ化されており、PS2では、「零」「零・紅い蝶」「零・刺青の声」
そして現在はWiiで新作の「零・月触の仮面」が出ています。
私もこのゲームのファンで、かなりやりこんだ記憶があり、
特にPS2では最後の「零・刺青の声」は個人的に神ゲーの位置にあります。

前置きが長くなりましたが、実はこの「零・刺青の声」を最近再びやり始めてから
不可解な現象が頻繁に起きており、その話をしようかと…。

で、ゲームの内容を簡単に説明します。

昔とある村にて秘祭、又、儀式的な行事を行っており、
その儀式によって大量虐殺が起き、その村は地図から消えてしまった、
しかし建物は山奥に残っていて、心霊めいた現象が頻繁に起こるという。

そしてこの屋敷に足を踏み入れた者は、その屋敷と同じ夢を毎夜見るようになり、
その際に身近な人の霊(亡くなった恋人や親等)を屋敷入り口で見つけ追って行くが、
遂には深く入りすぎたために出口がわからなくなり、体中刺青だらけの女に追われ、
数日後に現実世界では失踪、夢の中から永久に出られなくなってしまう。
その屋敷は「眠りの家」と呼ばれる。

主人公もそれと同じ境遇になり、起きると刺青の女に触れられた場所から激痛と共に刺青が広がっていく。
そして夢の恐怖が現実世界にまで侵食していく。刺青が広がりきる前に、屋敷の謎と、
迷い込んだ者を追いかけ回す刺青の女の謎を解き明かさねばならない。という話。

37 1/3 sage 2009/07/16(木) 17:22:14 ID:neH407sl0
まぁ何が言いたいのかと言うと…
このゲームを始めてからおいらはこのゲームとまったく同じ現象の夢を一週間程見続けた…。
ちなみに何故一週間なのかと言うと、多分ゲームを始めてクリアするまでの期間なのではないかと思う…。
ゲームをクリアしたら夢も見なくなった。

ただ…ゲーム内では夢から覚めると刺青が浮かび上がって激痛が走るという事だが、
おいらの場合は部屋のドアを凄まじい力でノックされて飛び起きた、その時間は
俺一人しか家にいないので(親は仕事、おいらは夜勤)まず勘違いではない。
そしてゲームをクリアする前日には、おいらの部屋の真下(前投稿した憑き石の話で石があった和室)から
誰かの泣き声が聞こえて、金縛りにあった、幽霊らしきものは見えなかったものの、
下の部屋からは「はぁ…はぁ…痛い…ひどい…」等の恨み言が聞こえて冷や汗だらだらのまま体が
自由になるのを待っていた。

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シンクロ

367 本当にあった怖い名無し New! 2009/01/21(水) 19:36:51 ID:j7TPTVvb0
怖いってほどでも無いんだが、嫌な話をひとつ。
絶対信じてもらえないとは思うんだが、俺には変な力があるらしい。
霊感とかじゃないと思うんだけど、人とシンクロする能力がある。
シンクロってのが正しいかは判らないんだが、その人の一番強い感情に同調してしまう。

その人が泣いてれば俺も泣いてしまい、その人が憎らしく思っていれば俺も誰かを憎く思う。
だからって訳ではないんだけど、俺自身はそういう負の感情をあまり持たない。
その分、そういうのに強く引かれてしまうわけで…。
具体例はあえて挙げないが、要は引きずられてしまうんだ、人の持っている感情に。
俺の意思は関係無しに誰かがやりたいことをやらされる。
…これは物凄く怖い。だって自殺志願者とか人を殺そうとしている奴とかいたらどうするんだ。
俺は自殺したり人を殺したりしたくなるってことだよな…?

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217 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/12/05(月) 02:31:33.97 ID:35zDQAb30
投稿します
怖い話といわれるとちょっと微妙ですが

自分の祖父が一昨年亡くなりました
年齢は80後半で、もう最後のあたりはボケてしまって言葉が支離滅裂だったのですが
そんな祖父との会話の中で一つだけ気になる会話がありました

祖父が元気だった頃(確か自分が中学頃だったと思います)戦争の頃の話を祖父から聞きました
祖父は戦争終了後、なんとか大陸から復員してきたそうなのですが、
復員した年の冬、酷い熱を出して生死の境を彷徨ったことがあったそうです

熱に浮かされる中、夢か現かの際に

『部屋で布団に寝ている自分』
『そんなを見下ろす20くらいの青年』
『その青年が自分を呼んでいる声』
『そしてその青年に「お前は誰だ、ここはどこだ」と聞いた』

ということを、懐かしげに話していたのを覚えています

218 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/12/05(月) 02:38:26.84 ID:35zDQAb30

そして、一昨年。
祖父が亡くなる前のことです。
後半はもう寝たきりになり、病院のべっどで始終寝ていた祖父なのですが、
何度か見舞いに行ったことがあります
普段はボケているとはいえ私の名前と顔は必ず覚えていて、
『ようきたな、(私の名前)。げんきにしとるか』
と笑っていたのですが……

ある時、少し体調を崩してベッドに伏している祖父を見舞ったとき
ベッドの前に立った自分に対して、酷く乱暴に声を荒げて
『お前は誰だ、ここはどこだ』
と怒鳴りつけられたことがたった一度だけありました。
そのときの祖父は、まるでいつもの好々爺じみた雰囲気の消えた、
酷く粗暴な雰囲気を持っていたのが印象的でした。

今となっては亡くなった祖父の話ですから確認はできません
ただ、祖父が昔見たという夢と。
自分が経験した祖父の怒鳴る姿。
どうにも、似通った物を感じてしまうのです

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百太郎とシンクロ

お酒の席でゼミの教授から聞いた話。
けっこう前に聞いた話で細部が適当かつ、文章崩壊気味なのはつっこまないでほしい。

教授は小説家が本業。演劇とかもやってるらしいがよく知らん。ちなみに自分は大学入るまでその教授の名前は知らなかったけど、ジャンルでは有名なのかも……。
その教授が売れてて(本人談)奥さんもいた頃のことらしい。

その日教授は箱根(?)の山奥のいつもの旅館で缶詰になって原稿を書いていた。進みは順調で時間には余裕があった。
あるところまで進んで、ふと手が止まった(理由は忘れたけどなんかが気に食わなかったらしい)。
だめだ。今日はもう進めない。あきらめて教授が時計を見ると、時間はまだ七時半。夏場でまだ外も完全に暗いくはない。

もう書けないというときは、自分の著作以外のものを読むというのが教授の習慣だった。だが鞄をあさってみても読みたい気分の本がない。
教授の気分は怖い話だった。その時教授の頭に一つ漫画のタイトルが浮かんだ。「うしろの百太郎」だ。
早速教授は車で山を下りて、古書店でうしろの百太郎を全巻買ってきた。夕飯を食べてから、読み始める。
夢中になって読んでいるうちに夜は更けていく。事件は教授がポルターガイストの話を読んでいるときに起こった。

893 本当にあった怖い名無し sage 2010/11/15(月) 14:58:11 ID:nnbF6t4I0
ドゴッという音がして、部屋が揺れた。教授は心臓が飛ぶかと思った。読んでいるものがものだけに相当怖かった。
でも、ポルターガイストにしては一瞬だ。地震というわけでもないようだ。
じゃあ原因はなんだ。見に行かないわけにもいかないな。教授は宿の人を呼び、一緒に外をまわる。
丁度自分の使っている部屋のところにそれは落ちていた。キジの死骸だ。
山では夜や天候の悪い日に壁にキジなどの鳥がぶつかって死ぬ、ということはたまにあるらしい(ビルにスズメが……なんて話もそういえば聞いたことがある)。
なんだキジかよ。そう思うと同時に気持ち悪いものを教授は感じた。キジにしてもタイミングが良すぎやしないか。
結局その後は何もなく原稿を終えて教授は家(マンションの上の方)に帰ってきた。この出来事が印象に残っていたので奥さんに話す。奥さんは話の後に言った。
「それにしてもなつかしいな、うしろの百太郎。借りていい?」
教授は読み終わっていたのでいいよと返し、自身は疲れていたのもあってすぐに寝た。
翌朝早く、起きた時には奥さんはまだ寝ていた。遅くまで読んでいたらしい。起こすのもかわいそうだからと起こさずに家をでる。下の方がどうも騒がしい。警察や近所の人がいっぱいいる。
「どうしたんですか」
下に降りた教授が聞くと警察官は苦い顔で答えた。
「昨夜、飛び降りがありまして」

894 本当にあった怖い名無し sage 2010/11/15(月) 15:01:38 ID:XyW+9Igi0
不謹慎だが職業柄興味がわいた教授はちょっといろいろ聞いてみた。時間は夜中二時半頃、亡くなったのは男性、ほかにもいろいろ聞いたが忘れてしまったそうだ。
自分の家でこういうことが起こるのはなんだかなぁと思いつつ用事をさっさと済ませてすぐ帰る。奥さんはちょうど起きてきたころだった。
「なんか騒がしいけど」
奥さんが言うので教授は早朝の出来事を伝える。奥さんの顔がみるみる青くなっていく。
「昨日、夜中に読んでたのよ。うしろの百太郎。夜中のちょうど二時半ぐらいにドンって音がして。ちょうど読んでたのが飛び降りの話だったからなんか嫌だなって思って寝たのよ」
そう、その時のドンという音が飛び降りの音だったらしい。教授はすぐにうしろの百太郎を捨てて、それから読んでないそうだ。