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子どものころの怖い話

S家

これは俺が実際に体験した事です。

何個か話があるんで分けて書きます。
文才無いから分かりにくかったらスマンです。

中学生のころ良くたまり場にしてたSという友人の家での出来事。

一番目

Sの家は夕方に家族がいない事が多いので、よく学校終わりに家に行っては仲の良い5人でジュース飲みながらゲームしたりしてほとんど毎日の様に入り浸っていた。
たまにSが部屋を片付けるからって先に帰って4人でお菓子とかジュースを買ってから家に行くってパターンがあった。
ある時、いつもの通りお菓子とか調達して後から友達と連れ立って家に行き、玄関でSを呼んだ。
その家のつくりは玄関を入ってすぐ右に階段があって、上がってすぐの襖がSの部屋の入り口だった。
それで声を掛けてからかがんで部屋の方を覗いていたら階段の踊り場に足が見えた。
Sかと思い靴を脱ぎながら、「おーい、上がっていいか?」と大きめの声で聞いたら襖の開く音がしてSが出て来た。
降りて来たSに「あれ?今階段の所に立ってなかった?」と聞くと「いなかったよ。」と言う。
家にはS一人しかいなくてS自身は部屋でゴミを集めて捨てていたそうだ。
そんな変な事が何回かあった。
それで、よく冗談で「お前の部屋幽霊出るんと違う?」とか言っていたんだけどSはさらりと「あぁ金縛りにはよく遭うわwww」とか「たまに金縛りの時、すっごい重いのが乗って来たりする。けど、慣れたわwww」と言っていた。

よくSの家に泊まっていく事もあったけど、俺や他の友人にそういう現象が起こる事は無かった。

334 本当にあった怖い名無し 2007/07/26(木) 13:56:53 ID:82ZGPxY60
二番目

また別の日にはこんな事もあった。

いつものように部屋でそれぞれゲームしたり漫画読んだりしながらダベっていた。
部屋は襖が入り口で入って、入り口の襖と同じ並びに押し入れがあって
        ↓こんな感じでいた。

        ┏━━━━━━━━┓
        ┃   TV    ┃
        ┫  A B   ┃
      押 │        │窓
      入 │ S   俺  │
        ┫        ┃
     入口 │     C  ┃
        ┫        ┃
        ┗━━━━━━━━┛

AとBがゲームをしていて、俺とCが並んで座りSは押し入れを背にして座ってた。
ジュースを飲みつつゲームしてる二人を見ながら喋ってた。
しばらく話をしていて、Sの方を見た時その背後の押し入れに目がいった。
押し入れがほんの少し開いていて、その隙間からじっとこっちを見つめる目と視線があった。
俺はびっくりして固まった。
余りの存在感にマジで誰かいるんじゃないかと思い、とりあえず隣にいるCにそっと押し入れを見るように促した。
Cは押し入れを見て、「うわっ!!誰や?」と叫び、押し入れに飛びついて襖を勢いよく開いた。
そこには雑然と布団や物が押し込まれ人が入る隙など無い押し入れがあるだけだった。

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子どものころの怖い話

見つからない子

子供の頃。ミニ神隠しというか、
かくれんぼしてて全然見つからない子がいて、「こうさ~ん、出てきなよ」
というと、一番近くの押し入れから出てくる。「え?そこ、なんべんも捜したのに」
「そっちこそ、見えないふりしてたでしょ?目のまえにいたのに」
場所はちがってても 自分が鬼の番と、隠れる番とで一度づつありました。
本当に、わずか10センチ手前で襖が開いたのに視線が合わず・・・

それから中学生の頃、
町の図書館で友人数人と夏休みの宿題をしていると、学校の先生に会いました。
「よう、○子、×美、△恵、真面目にやってるか?」
先生と生徒の会話がひととおりありまして、
なぜか私一人が声もかからなければ、話も聞いてもらえません。
その先生は私が入ってる部活の顧問で、私は部長だというのに。
何日かあとで部活中にそのことをいうと、「お前、居たのか?」と言われました。

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子どものころの怖い話

狐の名前

まだ私が中学生だった頃の話。

私はその日激しい頭痛で学校を休んだ。
前夜、祖母から祖父母達の故郷に伝わる狐の話を聞き、友人に話そうと思っていたので凄く不本意な休日になってしまった。
何かあったら直ぐ人が呼べるようにと茶の間の隣の客間に床を取り寝ていた。
茶の間では耳の遠くなった祖父が大音量でテレビを見ているらしく、酷くうるさかった。
何とかしたかったが体を動かすのも億劫なので、取り敢えず布団を被ってやりすごす事にした。

しかし、何の番組なのか……人のざわめき、神楽のような楽の音、獣の声……兎に角うるさい。
頭痛も更に酷くなっていく。じっとして居られなくて何度も寝返りをうった。
(ああ……頭痛ェ。今日は学校で婆ちゃんから聞いた狐の話するんだったのに)
ゴロゴロしながらそんな事を考えてた。
(……それにしても、あの狐の名前……www)
祖母から聞かされたのは人を騙し、よく人を殺す……という恐ろしい二匹の狐の話なのだが、名前が矢鱈に滑稽で、私は爆笑してしまったのだった。
そしてそれを思い出し、布団の中で再びクスリ、と笑った瞬間、頭にゴッと何か固い物を打ち下ろされたような痛みが加わった。
更に茶の間のテレビ音もでかくなる。
痛みと音で頭が割れそうになり、気が遠くなりかけたその時……何かが「はぜる」音というか感触(?)がした。
途端、頭痛とテレビ音が消えた。
突然の解放(?)に思考が止まる。すると私の耳元で、

「……あと……だったのに」

そう誰かが呟いた。
布団をはねのけて飛び起き、客間と茶の間を仕切る襖を勢いよく開けると、茶の間には誰もおらず、人のいた気配もなかった。

アレが何の音で誰の声なのか判らないけど……取り敢えず、あの二匹の狐の名前の話は誰にもしまい、と決め、今に至る。

長文お付きあい頂きありがとうございます。

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ホテル・旅館

旅館の娘

742 名前:会話シリーズ 投稿日:2001/05/03(木) 23:26
「先輩、何か怖い話知りませんか?」
「う~ん、怖いというかちょっと悲しい話なら・・・」

Sさんは仲間から渓流釣りに誘われた。
そこは釣り仲間でも有名な穴場で旅館も中々予約が取れない場所だった為、
すぐにOKした。
当日、仲間が仕事で来れなくなってしまいSさん一人になってしまったが、
滅多に行ける場所ではない為一人で行くことにした。
旅館に到着し、さっそく荷をほどくとSさんは釣りに出かけた。
噂通り、次々と釣れる魚に、
「帰ったら、来れなかった連中におもいっきり自慢してやろう」
と、そんな事を考えながら、夢中になって釣りを楽しんでいると、
誰かに見られているような感じがした。
視線を感じる方向を見ると、着物を着た少女が岩の上に独りぽつんと座ってこちらを見ていた。
「こんな山奥に独りでいるなんて変だな?」
そう思いながら、Sさんは少女に話しかけてみた。しかし少女は黙ってこちらを見ているだけ。
多少気味が悪かったが、陽も高く釣りに夢中になっていたSさんは旅館の娘だろうと思い、
釣りを続ける事にした。

743 名前:会話シリーズ 投稿日:2001/05/03(木) 23:26
徐々に陽が傾いて、十分に釣りを満喫したSさんは旅館に戻った。
釣った魚を調理してもらい、それを肴に酒を飲んでゆっくりとくつろいでいた。
しばらくすると、誰かに見られている感じがした。
視線の方向を辿ると、襖の隙間から昼間の少女がこちらを見ているのが判った。
「ああ、やっぱり旅館の娘だったのか」
そう思ったSさんは釣りの途中で食べるつもりだったお菓子を取り出して、
少女を部屋に招き入れた。
一人で退屈していた所だったし、話相手にでも・・・と、そう思ったのだ。
少女は部屋に入りSさんから貰ったお菓子を喜んで食べた。
「はて、この娘は?」
少女だと思っていた娘だが、実際には16歳だという事がわかった。
話しているうちに少女が多少知恵遅れで、それが実際の年齢よりも幼く見えるのだと判った。
肌も白く美しい娘なのだが、何となくそれが不憫にも思え少女を喜ばせようと、
面白おかしい話をしてあげた。
少女もSさんの話が気にいったのか、もっともっとと話をせがんだ。
どれ位時間がたっただろうか・・・Sさんもかなり酔っていた。
少女が足を崩した瞬間、着物の裾から白いすらりとした脚が見えた。
Sさんはドキッとして、あわてて少女の顔を見た。
そこには、あのあどけない少女の表情ではなく、女の色気を備えた娘の顔があった。
口元からのぞく真っ赤な舌が艶かしかった。そう、まるでSさんを誘っているような・・・・。

746 名前:会話シリーズ 投稿日:2001/05/04(金) 00:12
気がつくとSさんは娘を押し倒していた。不思議な事に娘は抵抗しなかった。
そして、「アノ時」になって突然娘が暴れ出した。急に豹変した態度にSさんは何故か
娘の首を締め口を塞いだ。
この時のSさんはまさしく何かに取り憑かれていたのかもしれない。
そして、行為が終わろうとした時だった。娘が「ごぼっごぼっ」という濁った音と共に、
血を吐いた。
やっとそこでSさんは正気に戻った。両手にべったりとついた血に悲鳴を上げ、
自分の犯した罪の大きさに放心状態になってしまった。
すぐに部屋に女将がやってきた。それに気づいたSさんが部屋を見渡すと、
そこは何もない、普通の部屋だった。
女将はすぐに何かあったのを察したらしくこう言った。
「また、あの娘がでたんですね・・・」
Sさんは女将に自分の体験した事を包み隠さず話した。
女将もSさんに何があったのかを話してくれた。内容はこうだった。
娘はこの旅館の、つまり女将の一人娘で知恵遅れの美しい娘だった。
数年前、バイトの若い男が娘を部屋に連れ込み襲った。その時に、
Sさんと同じように首を締めて殺してしまったというのだ。
そして、殺されたのがこの部屋だと・・・。

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ホテル・旅館

はしゃぎすぎ

111 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/14(火) 15:05:34 ID:1Y8m1Afy0
去年の話。
丁度今の季節に、ウチは親友と二人でとあるバンドの夏ライブツアー全ヵ所制覇にやっきになってたんよ。
二人して半年かけて貯めた金をこのツアーに全てつぎ込み、燃える夏を過ごしてた。
で、実はこの親友がかなり見える人で、ウチもだいぶお世話になったりしてたんだけども、
その日、地方のライブでなんとか見つけた旅館に泊まれることになって安心してたのね。
ライブが終わってその旅館に行って、受付済ませて、中居さんに案内してもらった部屋に入った瞬間、
親友が「げ」って言ったんよ。
もちろん中居さんにも聞こえてて、ウチがどうしたん?て言う前に中居さんが「どうかなさましたか?」って
尋ねたのね。
したら親友が「あの…まぁ…なんて言うか、他に部屋ってないんですよね?」って遠慮がちに言い出して
それ聞いた時、ウチは悟ってしまって。
当然、夏の娯楽シーズンに宿が取れただけでもマシな状況で中居さんは
「申し訳ありません。本日は満室になっております」って言うわな。
「あぁ…じゃあ…うん。…いいです」ってあきらめて親友が言ったんだけど、どっちかって言うなら
ウチの方が凹んでて。
仕方ないから荷物置いて、買ってきたペットボトルのお茶飲みながら、今日のライブについて話して
盛り上がってたんよ。

112 本当にあった怖い名無し sage 2008/10/14(火) 15:06:32 ID:1Y8m1Afy0
ほどなくして、部屋に備え付けのシャワーを交替で浴びて、仲居さんが用意した布団に入っても、しばらく話を
続けてたんね。
けど、さすがにその日で5公演目だったし、運が悪かった日はネカフェに泊まったりもあったから、割と疲れてて
1時前には眠りについてたんかな?
ウチは完全なる爆睡状態だったんだけど、いきなり
「てめぇウゼェんだよ!!ボケがぁ!!!!」
って言う、親友の叫びげで目が覚めたん。
びっくりして、飛び起きたら親友は普通に寝てて、「何?」って話しかけたんだけど「めんどくせぇ。朝起きたら言う」
って言われて、しぶしぶ寝た。
朝になって、先に起きたウチは、まだ出るまで時間があったから、今後のツアーの日程と泊まるところの検索を
持参のパソコンでしてたんよ。
親友は寝起き最悪だから、自分から起きるまでほっといた(起こすと切れられる)
1時間半くらい経って親友が起きたんで、昨日(夜中)の件について聞いてみた。
したらまず、中居さんに案内されて部屋に入った時に襖の前に女が立ってたと。
結局代わる部屋もないし、たぶん大丈夫だろうとその部屋で過ごしてたら、女はひたすらウチに
抱きついてきていたらしい。
ウチが極度の怖がりなのを知っていたので、言ったらまずいと思いだまってたと。
それから、寝るときになって女はウチでは気づいてもらえないと諦めたのか、今度は親友の布団にもぐり込ん
できたらしい。

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ホテル・旅館

旅館

785 旅館5/1 ◆BxZntdZHxQ sage New! 2008/05/07(水) 00:16:50 ID:fcHZQV3T0
以前にどこかでさわりだけ話したかも知れない。
同行者の事ははっきり書かなかったと思うが、いとこ会の旅行だった。
母方のいとこ六人、そのうちの何人かには、ちょっと変わったところがある。
最年長の亜矢ねえは「辿り着かない」。
本当にヤバい心霊スポットとかに、何故か行こうとしても行かれず、道に迷う。
俺と同い年の美保は…ちょっと一言では説明しにくいのだが、
見るタイプだと言っておこう。こいつの話は、また機会があればするかも知れない。
とにかく、ある古い宿場町で宿をとった。
JRの駅から車で随分移動した所が中心部で、特徴のある家並みが続く町だった。
陽も翳り薄暗くなってから、川べりの宿を目指してタクシーで行くと、
風情のある古い建物に、不釣り合いなネオンサインが「●●楼」と掲げられていた。
駅前は新しいビジネスホテルが何軒かあり人も多いのに、辺りは何だか寂れている。
一瞬ラブホテルにでも迷い込んだかと思ったが、玄関を入ると普通の旅館。
宿の人は親切で感じがよく、今日は家族連れやカップルで満員だと話してくれた。
建物は川に面した豪華な造りの部分と、道路側の質素な造りの部分の二棟に別れている。
俺達は玄関正面の廊下を左に折れて、質素な建物の方へ通された。

廊下を曲がりすぐに自動販売機のコーナー。その先に階段。向こう側に大浴場の看板。
自販機の前にも階段。廊下を挟んで向こうにも階段が見える。
?????
やけに階段が多い。それに、階段自体が妙に狭い。幅が襖一枚分もないのだ。
こう配もキツく、上りはいいが、下りは気を付けないと転げ落ちそう。
天井も低く、一段下がっている部分では背の高くない俺でも頭を下げないと不安だ。
上がり切ると右がトイレ、左と後ろが客室の入口だった。
つまりこの区画には、二部屋予約していた我々しかいないことになる。
最奥の部屋に女性陣、階段側の部屋に俺たちが通された。

786 旅館2/5 ◆BxZntdZHxQ sage New! 2008/05/07(水) 00:17:57 ID:fcHZQV3T0
部屋は古いが、割と広い。
素っ気無いドアを開けると、正面が細い廊下で左は壁、右は窓で駐車場が見える。
廊下は左へ折れて突き当たり、廊下に面して障子が四枚、向かいは窓で下は庭園だ。
庭園の反対側に玄関を挟んで反対側の棟があった。
廊下の突き当たりには、あり得ない古さのエアコン?がある。
暑くも寒くもない時期で、窓を開ければ用は足りそうだからいいが、動くのだろうか。
障子を開くと十畳の和室で、更に奥に開け放たれた襖が見える。
開いた襖の向こうには四畳半ばかりの次の間まであり、奥に鏡台が置かれていた。
「ボロいけど広いねー!」などと言って荷物を置くと、そこへ美保が様子を覗きに来た。