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子どものころの怖い話

山頂のくねくね

465 くねくね sage 2008/06/14(土) 17:55:11 ID:yoRtWncJ0
俺小さい頃、多分幼稚園位の年20年位前くねくね見たわ。

親父と弟と俺で、たまに山にピクニックに行ってたんだよ
ピクニックっつても直ぐ近くの栗山、家の所有じゃなかったから
不法侵入ってやつか(笑)でさ、
俺、基本的に動くの面倒臭がって行きたくなかったんだけど
山に行く途中で親父がジュースを買ってくれるんだよ。
俺はコーラ、弟はコーヒー牛乳。それが目的で付いて行ってた訳。
山頂に向かいながら、親父が天狗の鼻とか何とか瓜?(赤い実)とか
指差して教え俺達を楽しませてた。

ここまでの記憶ははっきり覚えてるんだけど、その次の記憶は
親父が居ない。弟と二人っきり。親父が居ないのが不安で不安で
きっと先に頂上に向かったんだと泣きながら弟の手を引いて頂上を目指した。
もう少しで頂上という所で弟が何かを見つけた。
「まー君(あだ名)あれなぁに??」
弟の指先の先100m位離れた木の影にゆらゆらしているグレー?色の何かがいた
分からなかった、何回もこの山に入ったがあんな物見た事が無かった。
手足をジタバタしている。顔は見えない。
俺は思い出した。親父に誕生日プレゼントとして貰った双眼鏡が背中の小さな
リュックに入ってた。「あれ」が何なのか異常に知りたくなってリュックを下ろし
開き取り出した。弟も見せて見せてと言っていたが、「後でね」といい覗きこんだ
覗き込んだモノは想像を絶するモノだった。1、2、・・分、もう見たくもないのに
目が離せない。弟の「まーくん!!」の声がなかったら1人で見ていたら
どうなっていたか分からない。多分発狂してた。でもこれは言える断言できる。
あれは踊っているんじゃない。

466 くねくね sage 2008/06/14(土) 17:55:41 ID:yoRtWncJ0
苦しがってた。

顔も見た。色んな顔だった。男の子、女の子、若いわ男、女、年取った男、女
顔がドンドン変わっていく、まるで1秒毎にスライドしているかの様に。

だが全ての顔が同じ表情。「苦悶」

俺は荷物を投げ捨て弟と一緒に下を目指して走った、俺も弟も何度も転んだ。
でも、そんな痛みよりもアイツに捕まる方が何倍、何十倍も怖かった。
途中でお爺さんに会ったが、まず何よりもこの山から下りなければと思った。
数分後見慣れた鳥居が見えた、出口だ。その時、後から声がした。
親父だった、何故か怒鳴っている。2人して父親に駆け寄って泣きながら
くねくねしていた物の事を必死に説明しようとしたが伝わらなかった。
親父の話では少し目を離した瞬間に居なくなったらしい。
結局、俺が弟連れて山に入って行った事になった。
この日以来山には行ってない。また見てしまいそうな気がするから。

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子どものころの怖い話

天狗の仕業

543 1/2 sage New! 2009/01/25(日) 02:49:05 ID:sCM7IBEO0
小学校3年生の時に、同級生Aと俺とその家族で平日のT山に遊びに言った事がある。
Aの妹は知的障害があるのだが、駅に着いたら構内に飾ってあるでかい天狗のお面とかをみてはしゃいでいた。
俺とAはインドアタイプでビビリなところが似通っていて仲良くなったのだが、正直その時の高尾山行きに乗り気
では無かった上に、天狗の面とかにも薄気味悪いものを感じていた。
とはいえ登山をするうちに普段とは違う環境が面白くて、買ってもらったばかりのデジカメで色々風景を撮ったりして楽しく遊んでいた。
しかしそれ以上にAの妹は楽しかったらしくかなり暴走気味に山を遊びまわっていた。
そのうちにAの妹とその妹についていたAの父親とがはぐれて姿が見えなくなっていた。
俺の両親とAの母親があたりを見回しても見かけないので、携帯に電話してみるかとか話しているとAの妹の叫び声が聞こえてきた。
声のする方を見るとAの父親がAの妹を抱えて凄い勢いで走ってくる。
そしてその後を異常に体の大きい何かが訳のわからないことを喚きながら走っておいかけてくる。

ちなみにAの父親は大学時代ラグビーをやってたとかで身長が180センチ以上あり、体格もかなりいい。
しかし追いかけてくるのはそれよりも確実に二回り以上大きかった。

俺は直感的に、天狗じゃ!天狗が出た!と思った。

Aの父親は俺らがいる場所を通り過ぎて走り抜けていった。
そしてその後を追いかけていた天狗は、俺たちに気づくとそこで立ち止まった。

よく見るとその天狗は全裸で、夕焼けの照り返しのせいか赤く染まった全身を俺たちに晒していた。
俺が恐怖に呆然としていると、やっとその天狗は俺たちにわかる言葉を発した。

547 2/2 sage New! 2009/01/25(日) 11:03:55 ID:sCM7IBEO0
続き書き込もうとしたら、何か規制で投稿できなかったスマソ、呪われてんのカナ?
もしかしたらこれを読んだ奴も呪われるかも知れ得ないので続きは自己責任で。
↓続き、一晩置いたから多分書き込めてるはず。

「パンツ、パンツ返してクダサ~イ、オネガイダカラパンツカエシテ。ヤマカラオリラレナイヨ~」
急に股間を隠しながら、走り去ったAの父親に向かってそう叫んだ。

状況とその後に聞いた話を総合すると、どうやら山の中でセックルしていたそ外国人が脱いだ下着やらなんやらをAの妹が持ってきてしまったらしい。
それに気づいたその外国人が、大声をだしたらそれにびっくりして泣き出してしまい、状況を把握していないAの父がAの妹を抱え込んで走り出したらしい。

ここまでなら只野笑い話で住むのだがまだ続きがある。

その外国人のあとに続いてやって来た、セックルのお相手は最初の外国人に負けないほど立派な体格の白人男性だった。
やつら山中でホモセック*してやがった!

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心霊良い話

山祭り

683 本当にあった怖い名無しさん sage 2005/08/11(木) 21:04:07 ID:g8BCG55k0
またまた>>618のコピペ隊です。怖い話ばかりだと後ろを振り向けないので良ければ気晴らしにどうぞ。

100 :N.W:2005/07/25(月) 07:06:10 ID:CFXfTZUN0
久しぶりに休みが取れた。たった2日だけど、携帯で探される事もたぶんないだろう。
ボーナスも出た事だし、母に何か旨いものでも食わせてやろう。そう思って京都・貴船の
旅館へ電話を掛けてみた。川床のシーズン中だが、平日だったから宿が取れた。
母に連絡を取ると大喜びで、鞍馬も歩いてみたいと言う。俺に異存はなかった。
京阪出町柳から叡山電鉄鞍馬駅まで約30分。その間に景色は碁盤の目のような街中から
里山を過ぎ、一気に山の中へと変化する。また、鞍馬から山越えで貴船へ抜けるコースは、
履き慣れた靴があればファミリーでも2時間前後で歩く事が出来るし、日帰りなら逆に、
貴船から鞍馬へ抜け、鞍馬温泉を使って帰る手もある。
その日もさわやかな好天だった。荷物を持って歩くのも面倒なので、宿に頼んで預かって
もらい、それから鞍馬山へ行った。堂々たる山門を潜った瞬間、いきなり強い風が吹き、
俺を目指して枯葉がザバザバ降って来る。落葉の季節ではないのだが、母とくれば必ず
こういう目に遭う。天狗の散華だ、と母は言う。迷惑な事だ。途中からロープウェイも
あるが、母は歩く方を好むので、ところどころ急な坂のある参道を歩いて本殿を目指す。
由岐神社を過ぎると、先々の大木の中程の高さの枝が、微妙にたわむ。毎度の事だが。
鞍馬寺金堂でお参りした後、奥の院へ向かって木の根道を歩く。
魔王殿の前で、一人の小柄で上品な感じの老人が、良い声で謡っていた。
“…花咲かば、告げんと言ひし山里の、使ひは来たり馬に鞍。鞍馬の山のうず桜…”
言霊が周囲の木立に広がって行くようで、思わず足を止め、聞き惚れた。
最後の一声が余韻を残して空に消えた時、同じように立ち止まっていた人たちの間から、
溜め息と拍手が湧き起こる。老人はにっこり笑って、大杉権現の方へ立ち去った。
684 本当にあった怖い名無しさん sage 2005/08/11(木) 21:07:22 ID:g8BCG55k0
101 :N.W:2005/07/25(月) 07:07:24 ID:CFXfTZUN0
鞍馬山を下り、貴船川に沿って歩く。真夏の昼日中だと言うのに、空気がひんやりして
気持ちがいい。流れの上には幾つもの川床。週末は人で溢れているのだろうが、今日は
そうでもない。少し離れると、清冽な流れの中、カワガラスが小魚を追って水を潜り、
アオサギがじっと獲物を待つ。もう備えの出来たススキが揺れる上を、トンボたちが
飛び回る。
貴船神社へお参りに行く人は多いが、奥宮へ参る人は少ない。その静けさを楽しみ
ながら、奥宮の船形石の横の小さな社に手を合わせる。弟たちも連れて来てやれれば
よかったが、何分にも平日の急な事。学生時分ならともかく、社会人がそうそう手前
勝手な事をする訳にはいかない。母とそんな話をしながら振り返ると、さっき魔王殿の
前で謡っていた老人がこっちへ歩いて来るところだった。軽く会釈すると、向こうも
にこっと笑って片手を挙げる。
「先程は、良いものを聞かせて頂いて、ありがとうございました」
「いやいや、お恥ずかしい」老人は首を横に振り、俺と母を見やりながら
「親子旅ですか、よろしいなぁ。ええ日にここへ来はった。今日は“山祭り”や」
「まあ、お祭りがあるんですか」祭りと聞いて、母の気持ちが弾むのがわかる。
老人が教えてくれる。
「今晩、川床の灯りが消えた時分から、この先の方でありますねん。“山祭り”は
時が合わなんだら成りませんし、ほんまの夜祭りやから、知らん人の方が多いんや。
もし、行かはるんやったら、浴衣着て行きはった方がよろし。その方が、踊りの
中へも入りやすいよって」
母は既に行きたくてワクワクしている。一時、『盆踊り命』だった人だから。
ま、いいか。俺は盆踊りは嫌いだが、仕方ない。付き合うか。

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田舎・地方の習慣

末子継承

長くなるけど、聞いてほしい。
あと文章ヘタでごめん(´・ω・`)

もう十年くらい前だけど、従弟が事故で死んで俺が本家を継ぐことになったときに叔父(従弟の父)から聞いた話。

うちはちょっと珍しくて、末の男児が家を継ぐしきたり。
死んだ従弟も末っ子だった。ちなみに俺の親父は次男、従弟の親父は三男ね。
で、末子継承になったいわれを従弟の葬式のときに叔父から聞かされた。
従弟のバイク事故もこれが原因らしい。まあ聞いてくれ。
江戸も終わりの頃、N家(本家)に嫁が来た。
N家跡取りと仲むつまじく、やがて女の子が生まれて春と名付けられた。
その年は不作で、子どもを生んだばかりでも嫁も働かなければならない。嫁は山菜を取りに山に入ったが、夕方近くになっても姿が見えない。
村の衆で探し回っていると嫁は乱れた姿で山から下りてきた。
天狗に孕まされて。
どうもこの天狗ってのは白人のことらしい。
まぁ「天狗=日本に漂着した外国人」ってのはよくある話、と叔父は言っていた。

570 本当にあった怖い名無し New! 2013/01/30(水) 04:46:21.15 ID:NtJ16ww9O
堕ろそうにも、襲われたショックで寝込んだ嫁にそれは耐えられないと旦那が躊躇しているうちに、ついに男の子が生まれてしまう。
嫁は生んですぐに体調を崩して死んでしまった。
旦那は子供が憎くて殺そうしたが、嫁の忘れ形見だと思うと殺せない。しかたないので座敷牢に幽閉し、そこで育てた。
途中までは人を雇って世話をさせてたが、いつからか姉の春が面倒をみるようになった。
父親がいくらいっても聞かないし、 身内の恥を他人に見せるよりはって理由でそのまま娘にまかせた。
男の子の名前はユキハル。父も誰もつけないから、春が名付けたそうだ。
春はユキハルを大変可愛がった。
んで、そのユキハル。見た目は死んだ嫁によく似ていたけど、色彩が白人…というかハーフのそれだったらしい。
茶色の髪と青い目をしてて、姉から学んだたおやかな仕草。(ここらへん特殊事情。春は訛りの矯正やなんかの習い事?もやってた。その姉からいろいろ教わったユキハルは女形みたいな子だったようだ)
嫁そっくりなのに日本人離れした薄い肌や髪の色をみるたびに腹ただしくて、ユキハルが成長するにつれて旦那はだんだん可笑しくなった。

572 本当にあった怖い名無し New! 2013/01/30(水) 05:11:06.36 ID:NtJ16ww9O
…で、ある晩。ついに旦那はユキハルに乱暴したんだと。
その日から、村の衆や村にくるお役人にも身売りをさせた。(売るといってもはした金の値段で、ユキハルを苦しめる為にやっていたようだ)(だんだん憎らしさが勝ったんだろう)
春は弟が普憫で、父にこんなことは止めるようにと言ったが父は聞き入れず、次第に娘がうっとおしくなり早めに嫁にやることにした。
春が「嫁に行くことになった」と告げると、ユキハルは春をさらって山へ逃げた。
唯一自分に優しくしてくれる姉を奪われるのは、ユキハルにとって身を切られる辛さだったんだろう。
やがて湖のほとりに出ると、そこで春を抱いた。
事が終わり、すすり泣く春を見て「少し周りを見てくる」と言って一人にさせた。春は泣きながら湖に入った。
ユキハルが帰ってくるとすでに春は水の中だった。姉がいないならばと、彼も崖から飛び降りた。

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学校の怖い話 洒落怖

返事してはいけない

初投下。へたれな文章だけど許してくれ。
小学校の頃の話。学校は築40年くらいとかで、壁が所々はがれていたりカーテンが破けていたりと、けっこうボロい感じだった。

ある日、放課後に3階の音楽室で掃除をさせられたことがあった。消しゴムちぎって散らかしたんで、帰りの会の後、罰としてやらされた。
はじめは先生がいたけど、電話がかかってきたとかで呼び出されて職員室に行った。
なのでテキトーに終わらそうと考えて、めんどくせぇ~とかいいながらほうきを振り回してた。
すると廊下から、誰かが「お~い!」と叫びながら走ってる音がした。
男子のような声だったけど、ドアを閉めてたのでどんな奴かは見えなかった。
誰かふざけてるな~と思っていると、また「お~い!」と叫んで音楽室の前の廊下を走りぬけていった。
そこで、急に思いついて「はーい!」と返事をしてみた。
何でそんなことをしたのかと、今でも後悔している……。
足音は、隣にある理科室の廊下のほうへ走り去っていった。
そのあと掃除を続けていたら、足音が走り去った方向からまた「お~い!」という声が聞こえた。足音も近づいてくる。
そこでまた「ほーい」と返事をしてやった。
すると今度は足音がピタッと止んだ。
しばらくシーンとしたあと、今度は小声で「おーい」と声がした。
さっきまでとは違う、おっさんのような低い声だった。すげー怖くなって、しばらく固まった。
でも、よく考えたら「わざと低い声を出したのかも」という気になって、ふざけやがってとドアを開けて廊下をのぞいてみた。
誰もいなかった……。
理科室の廊下の先は行き止まりになってる。
理科室に隠れたのかと思ったけど、理科室はカギがかかっていたのを思い出した。
音楽室に入る前、ふざけてドアを開けようとしたけど、開かなかったんだ。
血の気が引いた。
びびりまくって、ほうきだけ片づけて逃げようと思って音楽室に入った。
清掃用具入れにほうきをつっこんだけど、テンパッてるのでなかなか入らない。
ますますあせってると耳元あたりに急に気配を感じた。
恐怖で顔は動かせなかったので、横目で見ると赤い顔みたいなものが見えた。天狗のお面とかあるけど、そんな感じの赤。
その直後、耳元で「おーーーーー」と低い声がした。それで気絶したんだと思う。

853 2 New! 2007/07/11(水) 18:58:43 ID:Pai0u/0s0
つづき。
その後先生が来て、「何寝てんだ!」と俺を起こした。
先生に今あったことを話したけど、大泣きしてうまく説明できなかった。
「お化けだ、幽霊だ」と大騒ぎしたけど、先生はハァ?って感じだった。
ただ俺の様子がとにかく普通じゃなかったので、落ち着くまで待ってから家に帰してもらった。
その後、不審者かもってことで校内を見回ったみたいだけど、特に変わったところはなかったらしい。
けど、足音はパタパタと軽い感じだったから、大人ってことはありえないと思う。その後も、しばらくはひとりで校内を歩けなかった。
学校といえばよく「以前は墓地で~」という話があるけど、別にそんなことはないらしい。
卒業後も、事故で死んだ人とかいなかったか親や先生に聞いたりしたけど、何にもないっていわれた。

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厳選怖い話 子どものころの怖い話 山の怖い話 心霊スポット・肝試しでの怖い体験 洒落怖

踏み入れるべきではない場所

始めに書きますが、とても長い話です。
よろしかったらお付き合い下さい。

私がまだ小学校低学年の幼い子供だったころに、
趣味で怖い話を作っては家族や友達に聞かせていました。
「僕が考えた怖い話なんだけど、聞いてよ。」ときちんと前置きをしてからです。
特にじぃちゃんが私の話を喜んで聞いてくれました。
私はそれがとても嬉しかったんです。熱心に聞いてくれるのと同時に、こわがってくれたから。
そんな折、私の作った話がクラスの中で流行りだしました。
放課後の男子トイレで個室を叩くとノックが返ってくる。といったありがちな話です。
クラスの女子の間であっという間に流行り、噂は学年中、学校中へと広まりました。
「男子トイレの前で手招きする男の子を見た」とか言い出す女子も出てきていて私がやっとその噂を知って「僕の作り話だってば」と言ってもきかず、その後もまことしやかに囁かれ続けました。
ついにはそこで肝試しを始めるグループまで現れてしまいました。

その肝試しでしたが、なにも起きるわけがないのに、グループの子供が皆「ノックの音が返ってきた」と言うんです。大変な騒ぎでした。
そんなワケないだろ!?と思って作り話だということをアピールしようとしたのですが当時の私は皆に冷たくされるのが怖くて言い出せませんでした。
しかし、そのうち私は自分の話が本当になってしまったのではないかと思うようになり、すごく恐くなって自作の怖い話をすることをやめました。

その騒動があってからしばらくしてじぃちゃんが、怖い話をしなくなった私に「もう怖い話しないのかい」と聞いてきました。
私はもう泣きじゃくりながらその話をじぃちゃんにしたんです。
ほうかほうか、とやさしく聞きながら、こんなことを話してくれました。

それはな、みんなが坊の話を本当に怖いと思ったんだ。
坊の話をきっかけにして、みんなが勝手に怖いものを創っちゃったんだよ。
怖い話を作って楽しむのはいいけど、それが広まってよりおそろしく加工されたり、
より危険なお話を創られてしまうようになると、
いつの日か「それ」を知ったワシらの目には見えない存在が、
「それ」の姿に化けて本当に現れてしまうようになるのかもな。
あるいは目に見えるものではなく、心のなかにね。

「おそれ」はヒトも獣も変わらず持つもの。
「おそれ」は見えないものも見えるようにしてしまう。本能だからね。
だから、恥ずかしくないから、怖いものは強がらずにちゃんと怖がりなさい。
そして決して近寄らないようにしなさい。そうすれば、本当に酷い目にあうことはないよ。

私は、じぃちゃんも何かそんな体験をしたのかと思って
「じぃちゃんも怖い思いをしたの?」と聞きました。
すると、予期しなかったじぃちゃんのこわい話が始まったのです。

昔、じぃちゃんは坊の知らないすごく遠くのお山の中の村に住んでいたんだよ。
そこで、じぃちゃんの友達と一緒に、お山に肝試しに行ったことがあるんだ。
そうだね、じぃちゃんが今でいう高校生ぐらいのころかな。
お地蔵さんがいっぱい並んでいたけど、友達もいるし全然怖くなかった。
でも、帰り道にじぃちゃんの友達が、お地蔵さんを端から全部倒し始めたんだ。
「全然怖くない、つまらない」って言ってね。
じぃちゃんはそこで始めてその場所に居るのが怖くなったよ。なんだかお地蔵さんに睨まれた気がしてね。
友達を置いてさっさと逃げてきちゃったんだよ。
そうしたらその友達はどうしたと思う?