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監視小屋

313 名前:監視小屋 投稿日:01/09/23 02:37
私の通っていた高校は築120年という気合の入りようでした。
改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。
今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、廊下のどん詰まりの壁際際から天井に向かって伸びています。
そのほかにも玄関を入ってすぐにある音楽室や、ドアが埋め込まれて立ち入れなくなった教室。
(外から見るとベニヤ板で物々しく目張りされています)
その中でも奇妙極まりないのは「監視小屋」なるものがあるということです。
私は遠方から通っていた為、時々地元の友人の家や先生の社宅に宿泊させてもらうことがあったんですが、たまたま泊めてもらえるあてがなかったその日、「監視小屋」に泊まることにしました。監視小屋は一見、ただの民家のようです。 八畳一部屋で古い型の電話、小さな台所があります。

そしてここがなぜ「監視小屋」と呼ばれているのか、私はその晩、身をもって知るに至ったのです。
小屋には私のほかにもう独りの友人が一緒に泊まることになっていて、私たちは修学旅行ののりではしゃぎながら布団を敷いたりしていました。
夕食を取りながら談笑しているとき、突然電話が鳴りました。 何事かとびくつきながらも電話に出ると用務員のおじさんで、
女子生徒二人と言うこともあって心配してくれているようでした。 はしゃぎ過ぎないように色々と注意を促され、電話を切ろうとすると
「あぁ、忘れていたけど・・・西側の窓のカーテンは必ず閉めて寝なさい」とのこと。
そのときは「はぁい」と生返事で電話を切ったのですが、よくよく考えると意味がよくわかりません。学校の裏手にあたる墓地はその方向ではないのに、
おかしいねと話しながら友人は何の気なしにそのカーテンを開けました。
そこには麻縄で禍々しく祭られた、古びた井戸がありました。

314 名前:監視小屋2 投稿日:01/09/23 02:39
丁度コの字型になった校舎と小屋に阻まれていて、今まで目にする機会の無かったものだったのに一瞬ゾクリと悪寒が走りました。
「なんか気持ち悪いね」などと言いながら、私たちは一つの布団にくっつくようにして晩は眠りについたのです。
どれくらい眠ったのか・・・私は肩口の寒さに身体を震わせて目を覚ましました。
ふと見ると友人の姿がありません。小屋にはトイレがなかったので、教員寮の方に借りに行ったのかと思い、
しばらく待ってみましたが戻ってきません。
ドアを開けて外の様子を伺ってみましたが、校舎のほうからも教員寮からも戻ってくる気配はありません。 「何処行ったんだろう・・」
と不安に駆られながら部屋に戻った私は、本当に何気ない気持ちで先の窓のカーテンを開けてみました。
下着姿の友人は、井戸の側にいました。
そして腰の辺りに手をやってゴソゴソしています。 「なぁんだ、裏で用を足すつもりなのか」と呆れながらカーテンを閉めかけた私は、
ふと奇妙な感覚に囚われてもう一度井戸の方に目を向けて声を上げそうになりました。
ゴソゴソしていたと思っていたのは、腰に縄を巻きつけていたのだと気づきました。
そして今はしゃがみこんで縄の先に大きな石を括りつけています。
私は声も出ませんでした。すると今度は井戸からぬるりと白い手が伸びてきたのです。
手は何かを探るように蠢いて、やがて近くの麻縄を掴みました。 友人は深く頭を垂れて項垂れ、最早何の反応も示しません。
縄を掴んだ手はずるりずるりと石を手繰り寄せていきます。私は夢中で叫んだつもりでしたが、声が出ませんでした。

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手首

18 本当にあった怖い名無し sage 2006/11/22(水) 09:54:32 ID:b7XFMZMU0
修学旅行の電車で移動中。
トンネルの中で友人同士談笑している様をお互い写真に撮ってたんだ。

後日、写メールしてくれる予定だった友人がなぜかそのときの写真をくれない。
その後撮った写真は普通にくれたので故障でもないと思い不審に思って重い口を割らせたら、
しぶしぶ数枚のトンネル内での写真を見せてくれた。
普通の写真のようだが、窓の中になにか歪な形のものが見える。

「トンネルの中で撮ったやつな、窓も一緒に写したやろ。
トンネルの中だから当然窓の外は真っ暗やな。その真っ暗な中に、手首写ってた。
ほら、これな……だんだん撮るごとに車内のほうに手首だけが近寄ってきてるやろ、
でも手首から根元の腕は全然なくて、ほんと手首だけで、
もうすこしでA(友人)の頭に届きそうやったんやけど、
そこでトンネル抜けて消えたんや。もちろん撮影のときにはなんもなかったで。
Aには言わんとってくれよ……」

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触れてはいけないモノ

576 通りすがりの名無し sage 2006/12/13(水) 18:31:56 ID:pf1GsXTF0
そろそろ年末、旅行シーズンなので自分が体験した旅行での怖い話を一つ。
かなり長いので読みたくない人はスルーして下さい。

1/9
中学の時の修学旅行で京都へ行った。
夕食、風呂も終わって旅館で寝るまでの自由時間を楽しんでた時だった。
俺は右隣の部屋に良い連中がいるので遊びに行った。
俺達は定番のトランプやらウノやら一通り遊んで、飽きはじめた頃、誰かが
怖い話をしようぜ。なんて事を言った。
部屋の明かりを消して中央に10人ほど集まり、1人目の話が始まった。
2人、3人・・・4人と話は進んで行き、次はA男の番だった。
A男『安い旅館や修学旅行で使われる部屋ってでるんだよな!』
A男『御祓いの為にお札が絵やツボの裏、押し入れの中に貼ってあるんだってよ』
A男『探してみようぜっ!』
怖い話を期待してたのでシラケつつ、部屋中の捜索が始まった。
実際にあったらあったで面白いし、何よりありそうな感じがした。

577 通りすがりの名無し sage 2006/12/13(水) 18:34:06 ID:pf1GsXTF0
2/9
絵やツボの裏側、押入れの中はもちろんテレビの下などあちこち探したけど、
結局何一つ出てこなかった。そのうち、どこかの部屋で始まっていたマクラ
投げが伝染してきて、この部屋でもマクラ投げ大会が始まった。
だんだんエキサイトしてきて、布団を投げ始めたりプロレスごっこになったり、
修学旅行の夜というのを満喫していた。
A男『おっ?』
少し遊び疲れた頃、A男が天井にある点検口を見つけた。点検口ってわかる?
天井裏に入るための入口で、普通の家だと洗面所あたりの天井についてるやつ。
そこの旅館はなぜか部屋の端っこの天井についていた。
A男は悪いやつじゃなかったが、ちょっと度が過ぎてしまうタイプだった。
A男『おぃ、あんなか入って見ようぜ!隣の部屋まで行けるんじゃね?』
暗所、閉所恐怖症の俺は断固拒否した。他の連中も疲れただの汚れるだので拒否してた。
A男『なんだょ、じゃ俺が入ってみっから馬になってくんね?』
3人で2段の馬を作りA男が点検口を開ける。スムーズには開いたが、パラパラと
埃が落ちてくる。たぶん長い間使われることが無かったんだろう。開いたその先
には真っ暗な空間が広がっている。
A男『なんだよ、くれーなー』
A男が中に頭を突っ込んでしゃべってる。中が明るいとでも思ったのだろうか。
A男『あ・・・・』
何かを見つけたのだろうか、A男が声を漏らした。

578 通りすがりの名無し sage 2006/12/13(水) 18:36:18 ID:pf1GsXTF0
3/9
A男『おぃなんかあったぞ!』
と言いながら、A男は両手を穴の中にあげたまましゃがんで頭だけを暗闇の中から出した。
穴が小さいため、手に持っているものと頭を同時に出せなかったんだろう。
手をゆっくりと暗闇の中から明るいこちらの世界へ戻す。
手に持っているものが見えたとき、その部屋の中にいる人達の動きが一瞬止まった。
A男『うゎぁぁ!なんだこれ!』
天井裏は暗くて、A男にはそれが何なのかまったく分からなかったんだろう。
分かっていれば、それを取ろうなどとは考えもしなかっただろうに。

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やつの話

853 「やつ」の話1 sage 2008/05/22(木) 13:44:23 ID:xLnv2Y8c0
高校卒業後、意気揚々とアレな専門学校に入学してしばらくたった時にふと、「やつ」が話してくれた話し。
放課後、「やつ」と何人かであつまってくだらない話に花を咲かせていたときのこと。

ふと話が「修学旅行どこいった?」って話になってさ。
「俺ら沖縄。」「俺も俺も。」
「メシ今一だったよなぁ。」「うん。」
「俺なんて台風のせいでダイビングできなかったしな。」

みんな共通の話が無かったからすげーもりあがってね。
気がついたらちょうど日が暮れ始めて教室が夕日で真っ赤になるような時間。
誰かが言い始めたんだ。
「沖縄っていうとさぁ・・・」
怪しいとは思ったが案の定、そいつの話は「怪談」のたぐいだった。
なんか話したそうにうずうずしてたヤツだったから。
妙に雰囲気作った口調で話し始めたんだよ。怖がらせる気まんまんなの丸わかり。
今考えればこいつが地雷をふんだんだって思う。
「ヒメ○リの塔の資料館?だっけ。アレおまえらいった?」
「いってねーわ。」
「あそこに飾ってある写真、心霊写真だったぜ!」
「マジかよ!」
「木とかに顔超写ってたし!」
「だよな!指で指されまくって指紋超ついてたしな!」
「マジこえー!」
そこで「そいつ」がぽつりと。別格怖い話をするでもない調子で。
「そーいう話なら俺もあるなぁ。」
って言って語り始めたんだ。

854 「やつ」の話2 sage 2008/05/22(木) 13:46:30 ID:xLnv2Y8c0
「俺らが修学旅行行ったときにさ、沖縄の防空壕っていうのか?あの洞窟の。
 あそこに行ったヤツの中で何人か調子悪くなって先にホテルに帰らされてたんだよ。」
「おまえにもなんかあったの?」
「いや、紫芋アイス喰ってドクペ飲んでたわ。」
「おまwww」
「まぁそんでな、俺らもひとしきり回って夕方にホテルもどって、普通にメシ喰って普通に風呂はいって。
 そんで忘れた頃に思い出したんだよね。先帰った奴らのこと。」
気がついたらみんなそいつの話に聞き入ってた。
放置されたネトゲのBGMが、やたらうざったく聞こえたのも覚えてる。
「みんなと話してる内にちょっとあいつらの顔見に行ってやろうぜって。」
「見舞いにか。」
「名目上。ただ単に今日の内容を自慢してやろうと思った。」
「ひでえwwww」
「そいつの部屋に行っても誰もいないからさ。ちょっと探して歩いてたんだよ。
 あらかた探し歩いたんだけどどこにもいなくてさ。先生たちがいる部屋のまえ通ったんだわ。」
誰かがペプシツイストのカンに手を伸ばして、引っ込めた。
今思えば可笑しいよなぁ。怖い話なんかしてないのに。
でもなんか飲んだり喰ったりできるような。そんな雰囲気じゃなかった。

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ガマ

377 1/3 sage New! 2008/03/31(月) 19:55:55 ID:INVFNrUO0
高校の修学旅行で沖縄に行った生徒の話です。
体験したのは黒澤くん(仮名)です。彼ら一行は学業の一環として『ヒメユリの塔』や『ガマ』に見学していました。
学業と言っても殆ど旅行みたいなものなので、多数の生徒は遊び半分で見学していました。
特にはしゃいでいたのは河野くん(仮名)と林くん(仮名)でした、『ヒメユリの塔』では
他の見学者であるおばあちゃんに 「不謹慎だよ、静かにしてね」 と注意されましたが、
彼らは全く反省してない様子でした。

次に一行は『ガマ』へ向かいます、相変わらずはしゃいでいる河野くんと林くんに
嫌悪感を抱いている人がいました、小倉くん(仮名)です、彼はよく色んな生徒にからかわれている
いじめられっこの立場にいました、ですがこの時は、まるで親の敵を見るような目で河野、林を睨んでいました。
彼は何時も無気力で厄介事は避けようとしていたので、明らかに気分を悪くしてる様な顔見た事ありません、
気になったので黒澤は 「どうしたの?気分悪そうだけど…」 と聞きました。

小倉は 「いや…あいつ等がさ…結構やばい事してるから…」 といいます
黒澤 「河野くんと林くんの事?確かに不謹慎だよね、さっきも起こられてたし」
小倉 「うん、黒澤くんもあいつ等から離れてた方がいいよ、巻き込まれるかもしれないから」
黒澤 「ん??あぁ、また怒られそうだからね、とばっちりは嫌だから離れてるよ」
小倉 「いや、怒られるだけならいいんだけどね…」
黒澤は含んだ言い方をする小倉に 「どういう事?何かあるの?」 と聞こうとしましたが、
先生の 「ハイつきましたー、これから洞窟になるので足元に気を付けて下さいねー、
     あとくれぐれも騒がないこと!特にそこの二人!」 で遮られました。
そこの二人!と指された河野と林を見て、絶対また何かやりそうだなと言う表情のまま、先生の説明は続きます、
 「ここ『ガマ』では、戦時中民間の隠れ家、または兵隊の駐屯所としても使われており~・・・人は地獄の様だと・・・」
先生は説明しながら洞窟内へ入っていきます。

378 2/3 sage New! 2008/03/31(月) 19:57:14 ID:INVFNrUO0
黒澤と小倉も先生に続いて入っていきます、そして大空洞に入ろうとした時でした。
小倉は 「ひっ!」 と小さく悲鳴を上げ立ち止まりました、そのあと 「ごめん黒澤くん、俺もう無理」
と言い残して殿を務めていた先生の元に行き、付き添われながら洞窟を出て行ってしまいました。
黒澤は 「やっぱり何かあるのか、後で聞いてみよう」 と思いながら、小倉がヤバイと言っていた二人を見ました。
相変わらずはしゃいでいます、 「骨出るんじゃね?」 とか言いながら地面を蹴っています、
先生は、もう気にしないで 「はい、では明かりを消しますよ~本当に真っ暗になるんで気をつけてね~」
と言い明かりを消しました。

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忠告

46 本当にあった怖い名無し 2008/01/08(火) 00:22:44 ID:7af2y+gD0
いつもロムってばかりの、俺が体験談を一つ・・・。
初めての投下だから、読みにくかったり、間違えは勘弁ね。
文才ない怖くないかもな上に長文だから、スルーしちゃってかまわんよ。

俺は、今一人暮しの駄目フリーターなんだが、 
一年位前に、二ヶ月ほど訳あって実家で気ままなニートをやってたんね。
その間は例のごとく、朝方寝て、昼間の飯時に起こされる、
ウマーな生活してたんね。 
実家のあるのは、宗教的に重要?な場所なのね。
前置きがながくなってしまった・・・

47 本当にあった怖い名無し sage 2008/01/08(火) 00:23:36 ID:7af2y+gD0
そんなビューティフルライフのある日、
駅前に実家があるために、朝寝付けるかなーって
始発のバスの音やら、電車の音聞きながらウトウトしてたんね。
んで夢を見始めたのね、その夢なんだが、俺の目の前に
六、七歳くらいの男の子が出てきたの。 
俺、子供好きだから、その子と色々話しをしてたんね。
どんな遊びが好きとか、好きな食べ物の、嫌いな食べ物とか
くだらないけど心が暖かくなるような話しで、飽きもせず
ずっと話してたの。
そしたら、その子が急に悲しそうな顔して言ったの。
「今から、お化け出てくるけど、絶っ対後ろ向いちゃ駄目だよ!!」
って言うのよ。

48 本当にあった怖い名無し sage 2008/01/08(火) 00:24:57 ID:7af2y+gD0
俺はなんか知らんが、その子にすごい信頼感あって
「わかった!ぜってー向かないよ!」っとか、ワンパク丸出し
で答えたのww
そしたらいきなり場面が変わって、真っ暗な八畳位の部屋に
その男の子と二人で端に横並びで座ってたの。
二人の視線の先には小さい丸テーブルがあって、その上に
小さい宝箱みたいな箱が置いてあったの。
その箱がゆっっっっくりと、ひとりでに開き始めたの
開いてく箱から直視出来ないくらいの光が漏れ出してきて、
グオオオオオオ!!みたいな、叫び声やら唸り声が聞こえて
ハッと目が覚めたのな。 

49 本当にあった怖い名無し sage 2008/01/08(火) 00:26:43 ID:7af2y+gD0
目が覚めると、部屋の空気がピーーんと張り詰めてて
なおかつ外から聞こえるはずの音も聞こえない。
しかも金縛りの何か起こる三拍子そろって、かなりテンパル俺。
朝方にこんな状態になるのは初めてだから、どうしようかなー;
とか目を瞑りながら思ってたら、確実に誰か枕元に立ってるのがわかるの
瞬間的に夢の中であの子に言われたのは、この事だ!
って悟ったの。
だから必死に目を瞑り、寝たふりをしてたの。
そんなナイス判断でやり過ごそうって思ってたら
その期待を裏切るように、枕元に立つ「何か」
が、かがみ込んで俺の顔を覗き込んできたの。
そしたら「ふーっふーっふー」って鼻息も聞こえてくるし、
まるで、俺が寝てるのか起きてるのかを伺ってるようだった。