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洒落怖

そこにいたのは

306 名前:百物語まとめサイトより[sage http://100.amearare.com/] 投稿日:2007/05/12(土) 04:31:50 ID:1325x+yP0
第六話『そこにいたのは』
56 :乱 ◆kil/HS1/z6 :2006/12/16(土) 22:44:06 ID:6MtE/GCDO BE:386614139-2BP(445)

これは中学の頃の話なんだが、一年の秋頃から引き籠もりに近くなっていたんだ
たまに学校に行くと、昼休みに図書室と、図書室のある三階から、二階に下がる階段にある絵を見るというのを繰り返していた

とある日も、そうやって、階段から絵を眺めていたらしいんだ、俺は
ちょっと暗めの少女の絵なんだけどね

でだ
実際のところ、その日は学校を休んでいたんだ
たしか昼は寝ていたんだったな
じゃあ、そこにいたのはなんだったんだろうか
安直にドッペルゲンガーとか、そこらかもしれない
もしかしたら、休んだからこそ、今もこうやって生きれてるのかもね

【完】

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洒落怖

山がふるえる

俺の住んでいる町は、四方を山に囲まれていて。
中学校の時に、そんな山に関連する話を聞いた。

「お前、日曜に山登ったか?」
教室でいきなり友人がそんな話を振って来る。
俺は先週も先々週も、日曜は家でゲームするか漫画読むかしかしていない。
「いや、お前山に居たんじゃないの?」
話が見えない。最初から話して欲しいと思う。
やや静寂。
「お前、山が増える話知ってるか?」
「は?」
さっきとは微妙に空気の違う静寂。

曇りの日や、朝早くには遠くの山々に霞がかかる。
そんな時、注意深く山々を眺めていると、おかしな事に気付く。
普段よりも山の頂が、一つ多く見えるのだ。
霞の日、山が一つ増える事が稀にある。

小中学校で、そんな話が噂になっているらしい。
怪談と言うよりも都市(村?)伝説の類になるかもしれない。
どっちみち、豪快な話ではあるし、小学生とかは好んでそんな噂を流しそうだ。

927 名前: 山がふえる2 2006/08/29(火) 16:57:40 ID:TJO81WXA0
「先週の日曜、小雨がパラついてただろ?」
まぁ、降ってたな。俺は漫画読んでたから関係無いけどさ。
「だから俺、役場の広場まで行って山を見てたんだよ」
っつうか待て。だから、の後に続けるセリフじゃ無いだろ、それ。
山が増えるとか何とかって話を間に受けたのか、お前は。
「増えてたんだよ!」
友人はマジ顔だった。
「あのな」
話の流れが不穏な方角へ流れそうだったので、俺は釘を刺しておく事にする。
遠くに見える山が幾つ見えるか、何て普段から数えた事が無いんだから、錯覚で一つや二つ増えたり減ったり見える事もあるだろうよ?
ツインピークス、双子の丘みたいな形の山頂だったら、山二つ分、と間違って数えちゃう事だってあるさ。
それに、山に霞がかった日ってのも問題だろ。視界が悪くなるんだから、ますます錯覚の可能性が増す。
いや、それを狙って「霞がかった日」なんて条件を噂に組み込んだんじゃ無いかね?
「増えてたんだよ!」
説得に失敗した。友人は同じセリフを繰り返す。
「絶対にいつもはあんな山、無かった! 断言出来る!」
「そうは言ってもなあ」
「だから俺、自転車で近くまで行ったんだよ!」
どこまでヒマなんだよ、お前は。

929 名前: 山がふえる3 2006/08/29(火) 17:00:15 ID:TJO81WXA0
>>912
スマン……終わったとばかり思ってた orz

二、三キロの道程を自転車で走破した彼は、彼が主張する所の「増えた山」の「一つ手前」の山の入り口付近に辿り着いたそうだ。
遠くに見える山ってぇのは、実際にはとことん遠くにあるものなのだ。
それでも、彼はその山の奥深くに続く小道(既に車では入れない細道らしい)に突っ込んでいったらしい。
一山越えて、幻の山まで辿り着くつもりのようだった。
何が彼をそこまで滾らせているのだろうか。その辺を追求した方がいろいろ有益なような気がしないでもない。
「で、その道の途中にお前が居たんだ」
「居ねぇよ」
ジョジョ第四部読んでたよ。小雨の山ん中で読めるかよ。
『俺』は五十メートル程離れた坂道の天辺で彼を見つけ、手を振ってきたらしい。
学生服姿だった。
いや、おかしいだろ?
「部活なのかなって」
卓球部員が雨の日曜に学生服で山奥をうろつく理由を教えてくれ。
おぉい、おぉい、と呼びかけあいながら、彼が近づいていくと『俺』はゆっくりと坂道の奥へ消えていった(らしい)。
待てよ、おい、……と自転車で坂道まで登った彼が見たのは森の中に消える無人の獣道だった――と言うシメだった。

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子どものころの怖い話

木曜の怪談

293 逆吸血鬼と合わせ鏡 sage 2008/08/26(火) 23:00:29 ID:8wsG+YNT0
俺が小学生のときの話なんだが、昔「木曜の怪談」という番組があって、そのせいで暗闇を極度に恐れるようになっていた時期があった。

夜外に出れないし、自分の家だって行く先々の電気がついてないと進めなくて、電気のスイッチを求めて廊下を這っているような有様。
昼間ですら、暗い校舎の影や、人気のない路地裏には近づけない。で、ついたあだなが「逆吸血鬼」

しかも、家の近くには5年近く動いていない下水処理場の廃墟や、ペット墓場になってる森が存在してるから幽霊がでてもおかしくないと当時は本気で思ってた。

で、木曜の怪談で最初に見た話が合わせ鏡になっていたのが救えない。

当時「地獄先生ぬ~べ~」で鏡に潜む悪魔の話をやっていたこともあって、いつも鏡に幽霊がいないかとおびえる毎日。

風呂に一人ではいるのは、夏休みの宿題など生ぬるいくらいの苦行だった。

だって、髪洗っているときに鏡から自分が除いていたらすごく怖いよね?

洗面所で、「鏡の向こうのドアの隙間からもし人がにらんでいたら」と思うと死にそうになるので、ドアや隙間は必ず閉めて、壁際にたって歯磨きしていたくらい。

00時におきてるなんてとんでもない!

当時廊下の途中に鏡があったから、それまでに寝るか、00時になったら二階の寝室に行けず、一階で親が寝るまでがくがく震えていた。

そんなわけで、自分は21時になったらビビリながら二階に上がって、すぐ布団をかぶり目を粒って震えながら寝ていたんだが、

急に腹痛で目が覚めた。

時計を見たら23時半、もうすぐ00時。二階の廊下には鏡があり、しかも二階のトイレの真正面にある。

とてもじゃないが、行きたくない。しかし、一階にいくのはさらに嫌だ。

そんなこんなでで悩んでいるうちにも腹痛はひどくなっていく。

294 逆吸血鬼と合わせ鏡 sage 2008/08/26(火) 23:03:17 ID:8wsG+YNT0
このままではもらしそうだった。

すでに11時45分になっていた。

こうなったら速攻でトイレに行って、速攻で出して、00時になる前に速攻で戻るしかない。

そう決意し、布団から起き上がり、廊下の鏡を見ないよう目をつぶりながら、廊下の壁を手探りで這っていって、ようやくトイレについた。

すぐスイッチを閉めて、ドアを閉めて、パンツ脱いで、至福の瞬間を味わっていた。

ようやく腹痛が落ち着いた後、トイレットペーパーをとろうとしてふと置いてあった時計が目に入った。

後一分足らずで00時になろうとしていた。

ヤバイ!すぐにでないと、でもいまでたら間違いなく00時になっている。

ドアを出たら鏡がある。

合わせ鏡じゃないけど、手鏡程度で異次元の扉が開かれるなら、ドアの取っ手(真鍮)で合わせ鏡にならない保証がどこにあるんだ!?

と本気でなやんだあげく、篭城することを決めた。

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時間・空間

時を超えたドッペルゲンガー

霊的な話じゃないかもしれないけどかなり最近びびった話

今週受験があったんだ。
俺は地方に住んでるから、試験会場は近くになくて一人で会場いった。
でも、周りの奴ら友達ときててかなりアウェイなわけで朝から憂鬱だった。
実際、かなり暇してた。
テスト20分前になったら監督者がはいってくるんだけど、暇だったからボーとみてたんだ。
そしたら監督者の一人がおかんの若い頃激似だった。スーツきたおかんが入室してきたと思うレベルで。
そのとき俺は、後でネタになるわーてテンションあがってた。
写真とれろうとしたくらい。びびってやめたけど。
その後はテストもそこそこできてやっと帰れると思って帰ろうとしたんだけど、
その時みたんだよ。
監督者の胸にプレートみたいのがついてて苗字がかいてあったんだけど、
そのおかん激似の人の苗字俺のおかんの旧姓と一緒だった。

おかんがそんなとこ居るわけないしな、ドッペルゲンガーて本当にいるのか…
どうなんだろ?

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表に出てない、あなたの知っている「ヤバい」話

スカイツリー

104 : ちょっと転載させて頂きます : 2011/07/31(日) 07:03:10.77 ID:v8X/i43X0
>> 362 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2011/07/30(土) 18:11:22.98 ID:lurdHGdA0
>>   どうでもいいけど、スカイツリーの建設中に起きたあの地震の時、
>>   展望台の屋根部分で作業してた作業員5人(若いの4人ベテラン1人)
>>   が落下して亡くなってるらしいよ。
>>   新聞にも載ってないけど、建設の関係者からきいた話。
105 : 本当にあった怖い名無し : 2011/07/31(日) 23:05:09.06 ID:AT9OygsM0
NHKでスカイツリーのドキュメントしてたが、
地震の時の映像も有ってその後の場面で、全員降りた事を
確認とかってやってたぞ。
そんな事故が有ったらNHKのカメラが入ってるのに
誤魔化せないだろ。

134 : ☆≪澪≫†☆Excalibur☆†≪焔≫☆ ◆/Kiss/Zwxw : 2011/08/09(火) 17:20:31.08 ID:Lf4FHRH30
>>106
逆に低地落下では、安全帯使用のほうが自重と落下速度の反動をモロに受けて内蔵破裂で死亡する例が多いらしい。
安全帯不使用での死亡事例は聞いた事がないし、そもそも、報告はあっても記録はされないだろうと、昔の知り合いは語っていた。

高地作業は嫌でも慎重になるから、落下事例も少な目。
低地作業の油断というか、このくらいなら大丈夫だろうという目算が逆に仇になるとはよく言われる。

189 : 本当にあった怖い名無し : 2011/08/20(土) 11:21:58.04 ID:2j7TEkRG0
スカイツリーの展望台屋根部分の施工中
3.11の地震。

5人が落ちた。

そして新聞やニュースには一切のっていない。

191 : 本当にあった怖い名無し : 2011/08/21(日) 00:34:33.22 ID:94EWBNm60
>>189
5人が落ちた。

どこまで落ちた?

あれだけの揺れだったから仕事中に作業床からFLに落ちた人はかなりいるだろう。
高層住宅に住む人でも椅子から床に転げ落ちた人だっていたかもしれない。
ようするにどれだけの落差で落ちたのかがわからないんだよ。

展望台屋根から地上まで落ちたわけではないんだろ?
落ちた方々が亡くなったのか?

落ちた落ちたって何回も書き込んでるけど
あの震災で被害にあった東北の方たちに言えるくらいの事なのか?
まともな職人だったらあの長い揺れの間に安全帯のフック掛けるくらいの事はできただろ。

建築の現場のこと知らない素人だろ?

195 : 本当にあった怖い名無し : 2011/08/22(月) 16:23:25.87 ID:JcbeLfby0
>>191 文脈から察しろよw下までに決まってんだろ。
さて。読解力と想像力が乏しいようだから、説明してあげる。

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師匠シリーズ

ドッペルゲンガー

69 ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE ウニ New! 2006/10/15(日) 21:30:55 ID:lY9MF+tv0
大学1回生の秋。
オカルト系ネット仲間の京介さんの部屋に、借りていた魔除けのタリスマンを返しに行ったことがあった。
京介さんは女性で、俺より少し年上のフリーターだった。黒魔術などが好きな人だったが少しも陰鬱なところがなく、無愛想な面もあったがその清潔感のある性格は、一緒にいて気持ちが良かった。
その日は、買ったばかりの愛車をガードレールに引っ掛けたという間抜けぶりを冷やかしたりしていたのだが、これから風呂に入ってバイトに行くからという理由であっさりと追い払われた。このところオフ会でも
会わないし、なんだか寂しかったが仕方がない。
目の前でドアを閉められる時、何度かお邪魔したこともある部屋の中にわずかな違和感を感じたのは、気のせいではなかったと思う。
なにか忘れているような。
そんなぼんやりとした不安があった。

それから1週間はなにごともなかった。
自堕落な生活で、すっかり曜日の感覚がなくなっていた俺が、めずらしく朝イチから大学の授業に出ようと思い、家を出た日のこと。
講義棟の前に鈴なりのはずの自転車が、数えるほどしかなかったあたりから予感はされていたことだが、掲示板の前で角南さんという友達に会い「今日は祝日だぞ」とバカにされた。だったらそっちもなんで来てるんだ
よ、と突っ込むと笑っていたが、急に耳に顔を寄せて「昨日歩いてたのだれ?
 やるじゃん」と囁いてきた。
なんのことかわからなかったので、「どこで?」と言ってみると「うわーこいつ」と肘うちを喰らい、意味のわからないまま彼女は去っていった。
俺は首を捻りながら講義棟を出た。

71 ドッペルゲンガー  ◆oJUBn2VTGE ウニ New! 2006/10/15(日) 21:33:54 ID:lY9MF+tv0
昨日はたしか、駅の地下街を歩いたはずだ。角南さんはそのあたりの店でバイトしているはずなので、そこで見られたようだ。
しかし昨日俺は一人だった。だれかと歩いていたはずなんてない。
たまたま同じ方向に進んでいた人を、連れだと思われたのか。
なぜか急に背筋が寒くなってきて振り返ったが、閑散としたキャンパスが広がっているだけだった。
俺は自転車をとばして、逃げるようにアパートへ引き返した。
そのあいだ後ろからだれかがついて来ているような気がして、ときどき振り向きながらペダルをこいだ。
なぜかだれともすれ違わなかった。
俺のアパートは学校から近いとはいえ、その途中に通行人の一人もいないなんて、なんだか薄気味が悪い。
駐輪場に自転車を止め、階段を登り、アパートの部屋のドアを開ける。
学生向けのたいして広くもない部屋は、玄関からリビングの奥まで見通せるつくりになっていた。
はずだった。
のに。
キッチンに俺がいた。
俺は無表情で、こちらに目も向けずトイレのドアを開けるとスッと中に消えた。
パタンとドアが閉まる。
現実感がない。
玄関で俺は靴も脱がず立ち尽くしていた。そして今見たものを反芻する。
鏡ではもちろんない。生きて動いている俺が、トイレのドアを開けて中に入った。という、それだけのことだ。それを俺自身が見ているという異常な事態でさえなければ。