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子どものころの怖い話

お焚き上げ

463 お焚き上げ 1/3 sage 2008/07/05(土) 14:00:06 ID:aD5nuOmm0
あんまりっつーかほとんど怖くないけど、今でも鮮明に覚えてる体験
中学の頃の話

昔から線香の匂いってのがそれなりに好きだった。
たまに外を歩いていて、どこかの民家の床の間からお仏壇に線香を上げてたりすると
つい「おや?」と気にかかってしまう程度には。
でもまぁ、普通は好んで嗅ごうとするものじゃないよね。アロマテラピーとか流行る前だったし。
でもその日だけは、なぜか無性に線香の匂いが嗅ぎたくなったんだなぁ・・・
それが始まり。

その日はたまたま家にはじいちゃんとばあちゃんしか居なくって、妹2人も遊びに行ってたんだよ
親父とお袋は共働きで、昼間は家に居ない。
じいちゃんが自営業もやってたけど、お店も今日はお休み。来たとしてもお客さんは1人か2人
まぁどこにでもよくある、親の目の届かない夏休みの昼下がりってやつだよ。
それでつい、バレなきゃいいだろうと思って
店においてあるじいちゃんのライターと灰皿を拝借して
玄関脇においてあった(お盆用に用意してたんだろうね)線香を2本、失敬させてもらった。

俺ん家の造りってちょっと違っててね、小さな印刷業やってて1階の半分は作業場だったんだ。
正面はいわゆる肉屋とか八百屋のような店屋さんみたいな感じで、
家の前は駐車場兼店の入り口になってる
もちろん今日は店側の入り口が閉まってるんだから、こっそり火を使うならそこがベスト

464 お焚き上げ 2/3 sage 2008/07/05(土) 14:00:25 ID:aD5nuOmm0
話は変わるが、俺の家の前には小さい公園があるんだ。遊具も何も残ってないくらい古くて小さいのが。
小学校の頃からそこで近所の悪ガキに混じって悪さばっかしてたおかげで、
お袋には随分と心労をかけたみたいだ(もう時効だよね?
秘密基地は作れなかったけど、かろうじてコンクリ製の滑り台とブランコが残ってて
女も男も年の離れた奴も関係なく遊ぶ分には困らないくらいの広さと荒れた草木があってさ、
よくスポーツだの隠れんぼだの鬼ごっこだのして遊んでたから、当時も今も好きな場所。

さて火をつけて線香が煙だしたはいいが、そこで気が付いた
「家の中に匂いが篭っちゃマズいじゃねーか」
思春期入りたてのガキとはいえ仮にも中学生。いい歳こいて火遊びなんかしたらしばかれるのは確定。
窓と換気扇で誤魔化そうにも、線香が消えてくれるまでブンブン音が鳴ってたらじいちゃんが不審に思う
という訳で外まで持っていくことにした。
それでもまぁ、線香持って歩く中学生なんて怪しい絵、まず間違いなく噂が立つ。下手したら通報もの。
こっそり忍ぶなら公園の陰が一番だと思い、目と鼻の先の公園に出ることにした。

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子どものころの怖い話

色んな怪異

657 本当にあった怖い名無し 2007/08/23(木) 23:02:17 ID:445lOLT0O
死ぬ程怖い話しではないが一つ幼少の頃の体験を

あれはオレが小学4年生位だつたかな、季節は夏でお盆時期
晩飯を食べたオレは盆で泊りに来てた従兄弟と花火をしようと
そそくさと居間を通り抜け玄関へ抜けようとした所不意に座敷に目が向いた
オレの実家は田舎なので座敷があり盆にはそこ(仏間)に盆棚を作り先祖を祀る
目を向けた先には緑色のボヤっとした人型の物体が視界に写った
悪寒と共に言葉では表せない何かが頭の中に渦巻く
?と思い一瞬目を家族の方に向けて「何かがいた」と言おうとしたが何故か言葉が出ない
不思議に思いつつ座敷に又、目を向けると何も無かったように普段の光景だった
それからオレが結婚して子供が生まれるまで不可解な現象が続いた

ラップ音、目に見えるオーブ、足音、声、AV機器の異常
まぁ今となってはいい経験だったかなと思う

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ホテル・旅館

洒落にならない程に怖く、悲しい体験

955 本当にあった怖い名無し 2012/07/10(火) 08:26:06.00 ID:Pp7oc0TsO
今、何もないみたいだから投下します。

趣味で写真を撮ってます、主に風景ばかりで休みが取れた時は結構各地回ってるんですが、その中で宿泊した民宿でした体験です。

その日、九州の方に行っていたんですが、天候が悪くあまり良い写真も撮れず、夕方には民宿に戻っていました。
民宿の方はとてもいい人で持て成しも良くて大変満足してました。

夕食を頂き、部屋でビール片手に裏庭から広がる景色を眺めていました。(夜には天候は良くなってました)

すると後ろから「スッ」と障子が開く音がして振り向くと、誰もいなく障子が開いていて、お盆に湯呑みが置いてあるだけでした。
ノックや声をかけて等無かったのが不思議でしたが、民宿の方の気遣いと思い、湯呑みを手にとるとお茶ではなく、ただお湯が入っているだけでした。
956 本当にあった怖い名無し 2012/07/10(火) 08:28:12.64 ID:Pp7oc0TsO
不思議に思いましたが、気にせず、湯呑みのお湯を飲み干し、お風呂に入りに行きました。
外と中両方にお風呂があり、どうせならと外の檜風呂で風景を見ながらゆったりしてると、またも後ろから「コトッ」って何か置く音がし、振り向くとまたも誰もいなくお盆に湯呑みが置いてあるだけでした。

やはり湯呑みの中身はただのお湯でした。
民宿のサービスにしては何か珍しいなと思っていました。
水が自慢とかそんなの聞いた事なんて無いし、腑に落ちない点はありましたが気遣いは気遣い、郷に入っては郷に従えと気にせず、湯呑みのお湯を飲み干しお風呂を後にしました。

958 本当にあった怖い名無し 2012/07/10(火) 08:31:26.51 ID:Pp7oc0TsO
次の日が早かった私は早くに床につきました。
夜中にトイレに目を覚ました私は寝ぼけ眼を擦りながら障子を開けようとした時、足に何か当たり、当たった物が倒れました。

湯呑みでした、しかも一つだけではなく、並べられたように床に10以上は無造作に置かれていました。
流石にこれは普通では無いと、気味が悪くなりトイレに行くのを止め、布団に包まってましたが、何かを置くような音が止むことはありませんでした。
朝、明るくなると同時に布団から出て、障子の方を見ると湯呑みは明らかに数を増していました。

朝一で民宿を経営してる夫婦に湯呑みの件を問いただした所、夫婦はこう話してくれました。

959 本当にあった怖い名無し 2012/07/10(火) 08:34:01.19 ID:Pp7oc0TsO
夫婦には一人息子がいたらしいのですが、そのお子さんを去年亡くしたらしいのです。
少し障害を持ってたらしく、民宿の手伝いを出来るような感じでは無かったようですが、とても心優しかったお子さんは手伝いたいと言ってお茶くみをしていたらしいです。
ですが障害があり、お茶葉を入れ忘れる事も多々あり時々お客様からクレームもきてたようで、それを聞いたお子さんは親が怒られたと手伝いを止めてしまいましたその後に事は起きたようでした。

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生物・妖怪

花

543 1 sage New! 2011/06/26(日) 00:21:26.94 ID:rfZFHv4u0
荒らしいなくなった?っぽいので迷ったけど書いとく

車の免許取ったばかりの頃って、みんな仲間内で集まっていったことない道とか
ドライブしまくったりするよな。
一昨年の俺もそうで、夏休みに実家に帰ったときに、地元に残った友達から誘われて
何度かドライブに行っていた、その時に起きた事件を書こうと思う。

お盆の少し前くらい、朝からかなり暑い日だったのを覚えている。
中学の頃の同級生で、地元にいた頃は良くつるんでいた腐れ縁の友達から「女の子誘ったか
らドライブいこうぜ」と電話があって、午前中のうちに迎えにきてくれることになった。
俺は友人がどういう意図で俺を誘ったのか知っていたが…w
要するに、友人はその時付き合いたい女の子がいて、1対1じゃ誘えないから、友達
呼んで4人でってことにしたわけだった。
ぶっちゃけ俺はただのオプションなんだが、まあ連れの女の子も来るらしいし、大学行っても
相変わらず全く女っけのなかった俺にとっては良い話しでもあった。

日も高くなった頃、友人が迎えに来て車に乗り込んだ。
そして友人の目的の女の子の家に迎えに行き女の子2人とも合流した。
仮に友人をT幸、T幸が好きな女の子をM衣、M衣の友達をH奈としておく。

T幸は、まず地元から近い山の中にある結構有名な観光地へ行き、そこで夕方まで
ぶらぶらして、その後飯を食ってからさてどうしようか、という凄く安直な計画を立てて
いた。
計画通りに出発し、夕方近くまで観光地周辺をぶらぶらしていたりしたのだが、帰り際に
寄った公園から近くの山に展望台らしきものが見え、M衣が「夜景が綺麗そうだから
見に行きたい」と言い、H奈もノリノリだったので俺たちはひとまずそこへ向かう事にした。

544 2 sage New! 2011/06/26(日) 00:22:12.83 ID:rfZFHv4u0
暫らく進んでいると展望台への看板があり、その方向へ進んだのだが。どうも
どこかで道を間違ったらしくいつまで経っても目的地に到着できず、そのうち
日が傾き始めてしまった。

仕方が無いので一度来た道を戻ろうかと話していると、T幸が「ちょっと一服させて
くれ」と言って車を舗装されていない脇道のところに停めた。
実は、4人の中で唯一T幸だけがタバコを吸うのだが、俺含む3人は吸わないので、
車内で吸わせてもらえないT幸はこうやって何度か車を停めて外でタバコを吸って
いたわけだ。

T幸が車を止めた道の少し先のほうでタバコを吸い、M衣とH奈はそのまま車の中に、
俺は車の外に出て外の空気を吸ったり背伸びをしたりしていた。
すると、T幸が俺に「おい、ちょっとこっち来てくれ」と呼びかけてきた。

T幸の方にいくと、俺はT幸が俺を呼んだ理由がすぐに解った。
俺たちがいる道から30mか40mくらい離れた森の中に、距離が離れているのでよくは
解らないが、何かやけにでかい花?のようなものが見える。
花?と書いたのは、その物体の外輪部分が赤というか朱色っぽい色で、真ん中辺り
が白っぽく見えたから。一番表現的に近いのが花だったからだ。
大きさは遠くなのではっきりとは解らないが40~50cmくらい、花?と書いたが、
形は円形というより長方形に近い。

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生物・妖怪

狂骨

593 本当にあった怖い名無し New! 2012/07/17(火) 21:33:26.74 ID:frViagn70
喪女は死んでも喪女なんだなぁ、と思った昔話

その昔、福島県には狂骨という妖怪が出たそうだ。狂骨は歩く女の髑髏であるという
この狂骨であるが、実は名前の響きの禍々しさとは裏腹に、全く悪さをしない。ただ「歩く髑髏」なのだという
生前はあまりの醜さに誰にも相手されなかったが、死んで骨になってみると意外にスタイルがよかったことに気が付き、死後は自慢のスタイルを自慢するため、夜な夜なカタカタと音を立てながら一人ファッションショーを開催しているのだ
しかしこの狂骨は、高僧とか修験者のような霊的に強い人に出会うと、その場でカタカタと崩れてただの骨になってしまう
そしてその高僧や修験者が通り過ぎると、再びカタカタと人の形を為し、一人ファッションショーを再会するのだという

この狂骨の好物は獣や魚の骨であり、腹が減るとこれをしゃぶるそうだ
しかし、お盆には骨は生臭物であるからといって断食し、骨をしゃぶらなくなるという

そういうわけで人々はこの狂骨を「なんといじらしく、慎ましい女の物の怪であろうか」と言って特別嫌わなかったという

喪女は死んでも物の怪になっても、低姿勢で、控えめで、慎ましいのだなぁと妙に感心した昔話

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心霊良い話

着物の少女

772 本当にあった怖い名無し sage 2005/07/26(火) 18:17:06 ID:amlXWpEo0
着物の少女

 毎年夏、俺は両親に連れられて祖母の家に遊びに行っていた。
俺の祖母の家のある町は、今でこそ都心に通う人のベッドタウンとしてそれなりに発展しているが、二十年ほど前は、隣の家との間隔が数十メートルあるのがざらで、田んぼと畑と雑木林ばかりが広がるかなりの田舎だった。
同年代の子があまりいなくて、俺は祖母の家に行くと、いつも自然の中を一人で駆け回っていた。それなりに楽しかったのだが、飽きることもままあった。
 小学校に上がる前の夏のこと。俺は相変わらず一人で遊んでいたが、やはり飽きてしまっていつもは行かなかった山の方へ行ってみることにした。祖母や親に、山の方は危ないから言っちゃダメと言われていて、それまで行かなかったのだが、退屈にはかなわなかった。
 家から歩いて歩いて山の中に入ると、ちょっとひんやりしていて薄暗く、怖い感じがした。それでもさらに歩いていこうとすると、声をかけられた。
「一人で行っちゃだめだよ」
 いつから居たのか、少し進んだ山道の脇に、僕と同じくらいの背丈で髪を適当に伸ばした女の子が立っていた。その子は着物姿で、幼心に変わった子だなと思った。
「なんで駄目なの?」
「危ないからだよ。山の中は一人で行っちゃ駄目だよ。帰らなきゃ」
「嫌だよ。せっかくここまで来たんだもん。戻ってもつまらないし」
 俺はその子が止めるのを無視していこうとしたが、通りすぎようとしたときに手をつかまれてしまった。その子の手は妙に冷たかった。
「……なら、私が遊んであげるから。ね? 山に行っちゃ駄目」
「えー……うん。わかった……」
 元々一人遊びに飽きて山に入ろうと思い立ったので、女の子が遊んでくれると言うなら無理に行く必要もなかった。
 その日から、俺とその女の子は毎日遊んだ。いつも、出会った山道のあたりで遊んでいたので、鬼ごっことか木登りとかがほとんどだった。たまに女の子がお手玉とかまりとかを持って来て、俺に教え込んで遊んだ。
774 本当にあった怖い名無し sage 2005/07/26(火) 18:18:04 ID:amlXWpEo0
「健ちゃん、最近何して遊んでんだ?」
「山の近くで女の子と遊んでる」
「女の子? どこの子だ?」
「わかんない。着物着てるよ。かわいいよ」
「どこの子だろうなあ……名前はなんつうんだ?」
「……教えてくれない」
 実際その子は一度も名前を教えてくれなかった。祖母も親も、その子がどこの子かわからないようだった。とりあえず村のどっかの家の子だろうと言っていた。
 その夏は女の子と何度も遊んだけど、お盆を過ぎて帰らなきゃならなくなった。
「僕明日帰るんだ」
「そうなんだ……」
「あのさ、名前教えてよ。どこに住んでるの? また冬におばあちゃんちに来たら、遊びに行くから」
女の子は困ったような何とも言えない顔をしてうつむいていたが、何度も頼むと口を開いてくれた。
「……名前は○○。でも約束して。絶対誰にも私の名前は言わないでね。……遊びたくなったら、ここに来て名前を呼んでくれればいいから」
「……わかった」
 年末に祖母の家に来た時も、僕はやはり山に行った。名前を呼ぶと、本当に女の子は来てくれた。冬でも着物姿で寒そうだったが、本人は気にしていないようだった。
「どこに住んでるの?」「今度僕のおばあちゃんちに遊びに来ない?」などと聞いてみたが、相変わらず首を横に振るだけだった。
 そんな風に、祖母のうちに行った時、俺はその女の子と何度も遊んで、それが楽しみで春も夏も冬も、祖母の家に長く居るようになった。
 女の子と遊び始めて三年目、俺が小二の夏のことだった。
「多分、もう遊べなくなる……」
 いつものように遊びに行くと、女の子が突然言い出した。
「何で?」
「ここに居なくなるから」
「えー、やだよ……」
 引越しか何かで居なくなるのかなと思った。自分が嫌がったところでどうにかなるものでもないとさすがにわかっていたが、それでもごねずには居られなかった。