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洒落怖

幻聴

212 210 1/4 sage 2011/09/19(月) 17:21:08.97 ID:vKFUW28H0
じゃ、投下させていただきます

すごく微妙な話で道徳的に気分が悪くなる人がいるかもしれない
あらかじめ謝っとく、障害者が出てくるけどそういった人たちを差別するつもりはありません

俺の住んでる地域は、田舎ほど関係が密接でもなく、都会ほど我関せずでもなく
アパートなんだけどなんとなく他の部屋の人のこと知ってるし
大家も同じとこ住んでてよく挨拶したり雑談したりするし、でも噂話とか悪いのに限って耳に届きやすい、そんな場所
俺はそこに何年も住んでて、他の人もあまり出たり入ったりしないから
なんとなく下で顔合わせて、あー○階の××さんだーとわかって挨拶、顔見知りとはたまに立ち話もした
そのアパートに一人おっさんが住んでた、たぶん俺より前から
そしてたぶん娘と思われる女もいた、その娘さんは見た瞬間、ああ知的障害のある人だってすぐわかる人で
奇声あげたり、ブツブツ何か言ってたり、すごい格好で外出たりとかあった
ちょっと怖いなとは思ったけど、相手は女だったし、父親も何考えてるかわからん不気味な人だったから極力関わらなかった
どういう生活してるのかまではわからないけど、娘さんは月何日かこっちで親父さんと暮らして、それ以外はどこか別のとこで生活してるっぽかった

213 210 2/4 sage 2011/09/19(月) 17:21:28.94 ID:vKFUW28H0
んで、ある時、夜中にその娘さんが大声で喚いてるわけだ
そういうこともあるけど、その日はもうずっと、俺が聞いてただけで1時間は休みなく騒いでた
ドアをドンドン叩いたり蹴ったりしながら「開けろよーー!開けろ!!」って騒ぐの
父親に締め出されたにしても騒音迷惑すぎると思ったけど、やっぱり関わりたくない
次第に同じ階の別の部屋のドアとかもたたき出して「開けてよ!開けてよ!」って涙声なの
その娘さん、結構いい年なんだけど、口調が舌ったらずで、それで子供みたいに「開けてよー」て泣き叫ぶわけだ
怖かったけどなんか胸も痛かった
誰か別の部屋の人が警察呼んだみたいで、娘さんは連れてかれたけど
翌日、耳にしたこと、あの部屋の親父さん、亡くなってたそうだ、ちょっと前に
事故死って言ってたけど、状況的には自殺じゃないかって
それを娘さんは知らずにいつも通り泊まりに来て、鍵を開けてもらえず騒いでいたらしい
もうなんともいえない気持ちになった

214 210 3/4 sage 2011/09/19(月) 17:21:53.86 ID:vKFUW28H0
それから娘さんはまた来た
今度は事情がわかってるから余計に怖いし悲しい
ドア開けて出て、そこにお父さんはもういませんよって言ってやる勇気もない
(恥知らずに本音を言えば声かけて逆ギレされたらイヤだって思いもあった)
何日か娘さんは通ってきて騒いだけど、しばらくすると来なくなった
ほっとしたのも束の間
嫌な噂ばかり聞こえてくるもんで、娘さんが亡くなったそうだって聞いた(死因は聞いてない)
他人事だってわかってるのに強烈にあの「開けてよー」が記憶に残ってて落ち込んだ
夜眠れなくなって、病院行ったりもした
夜にドアの外遠くで「開けてよー」って声がかすかに聞こえる
聞くたびに、開けてあげなくちゃって気になって怖い
声が聞こえなくなるとすごい罪悪感で気分が悪くなる
他の人も同じような経験でもしたのか、結構長く住んでたはずの人も一人二人と出て行った
新しく入る人は、挨拶も会釈もしないで目すらあわせずすれ違うドライな若者タイプが多かったかな
新規の人はあの出来事を知らないからか、特に何が気になる風でもなかった
ほとんど口きかないからほんとのところはわからんけどね
特に付近でホラースポットだと話題になることもなかった

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裏拳ジジイ

高校のときの話です
僕は、学力の関係から地元の高校には行けず、電車で隣町の高校に通っていました。
ある朝、いつものように地元の駅へ行くと、たくさんの人が行き交う雑踏の向こうの方から
真っ赤なシャツを着た、60歳くらいの、頭のハゲたおじいちゃんが歩いてきました。
最初は赤いシャツに目が行ってたのですが、すぐに、そのジジイの目が
空中のあらぬ方向を見て、まるで酔拳のような動きでこっちに近づいてることに気がつきました。

何か危険なものを感じた僕は、そのジジイを避けるように大きく左にそれました。
すると、そのジジイも僕に合わせて酔拳の動きのまま僕の方に曲がってきました。
僕がさらに左によけると、そのジジイもさらにそれに合わせて曲がってきます。
このままだとジジイと正面衝突する!と思ったそのとき、ジジイはひらりと身をかわし
僕とすれ違いました。

375 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/04/07(木) 12:18:26.14 ID:dnplkIvq0
しかし、そのすれ違う瞬間に、僕の右手に鋭い痛みが走りました。
「痛っ!」僕はすぐに後ろを振り返りましたが、ジジイは何食わぬ顔で
ふらふらと歩き続けています。いったいジジイは今何をやったのか?
そのまま様子を観察していると、なんとこのジジイは、駅に来る人という人とすれ違っては
すれ違いざまに独特な酔拳のような動きで無差別に裏拳を叩き込んでいたのでした。
裏拳を叩き込まれた人はみな一様にわけのわからないといった表情でジジイを見ていました。

学校でこの話をすると、俺もそいつに裏拳を叩き込まれたというやつが何人かいて
僕たちの中でそのおじいさんを「裏拳ジジイ」と呼ぶようになりました。

それからは裏拳ジジイを見かけたり見かけなかったりの日が続いたのですが
ある日、なんと今度は学校から帰るときに、学校のある隣町の方の駅で
裏拳ジジイがいるのを見てしまったのです。

376 3/4 sage New! 2011/04/07(木) 12:19:28.84 ID:dnplkIvq0
頭のおかしなジジイだと思っていたのに、そのジジイがちゃんと
電車を利用して駅を移動している。この事実に僕は無性に腹が立ってきたので
よっしゃわかったボケ、逆にこっちから裏拳を入れてやろうじゃないかという気になりました。
ちょうどタイミングよく、ジジイは僕にターゲットをロックオンしたようでまっすぐ僕に向かってきます。
初めてのときは面食らった僕も、すでにジジイの手の内を知っています。
僕はジジイが裏拳を繰り出すより先に、思いっきりジジイに裏拳を叩き込みました。

すると、ジジイは「あああああああああああああああああああ!」という叫び声とともに
その場に倒れこみ、ジタバタともがきだしました。
そして、見る見るうちに体が縮まるというか溶けるような感じで地面に吸い込まれていきました。
あとには、見たことのない小さな黒い虫が一匹そこに残っていました。

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えんべさん

帰省したついでに祖母にコトリバコ的な呪わしい因習話が無いかと聞いたら
残念ながら無かったんだけど、
伯父さんがそれ系の話を知ってたので書きます。
つっても、友達が犠牲になったとか、お寺で怒られながら御祓い受けたとか、
そういう直接的なものは無い。
昔、そういう奇習があったとさ、って話なので、
洒落にならんほど怖いかと言うと、首を傾げざるを得ない話なんだけど、
スレ的には興味深いかな、と思う。

196 本当にあった怖い名無し sage 2010/08/13(金) 21:38:39 ID:I2VB30uh0
1980年代、伯父さんが都内の某大学生の時、某地方の文化調査で、教授の
フィールドワークに助手、というか荷役人夫として同行したそうな。
で、ある村落というか集落に猿の神様を祀る家があったらしい。
『えんべさん』だか『えーベさん』だか。取材相手が文字で書かれたのを
見た事が無いため、正式な発音や綴りは不詳。
とりあえず『えんべさん』という事にする。

この『えんべさん』の御神体は、何年かに一度、新しく作り変えられる。
その法則も不詳。

御神体の作成には、まず、甘酒を用意する。
酒といっても、おかゆみたいな、米の形が残っているデロデロの流体。
ご飯を水に入れて、そこに酒種を加えてかき混ぜて、埃よけに蓋して、
そのまま常温で放置という、大変にアバウトな作り方。
叔父さんも飲ませてもらったそうだけど、ぬるい甘さと仄かな酸っぱさに
米粒のニチョっとした食感が何とも言えず微妙な一品で、
貴重な体験ありがとうございましたって味だった模様。
ちなみに、この甘酒用の米には専用の田圃があったのだとか。

197 本当にあった怖い名無し sage 2010/08/13(金) 21:40:28 ID:I2VB30uh0
甘酒が出来たら、桶に入れて山中に放置する。すると、猿が来てこれを飲む。
いい加減、酔っ払った頃を見計らって飛びかかり、フラフラの猿を捕まえる。
この時、お面を被って決して猿に顔を見られないようにする。
(以後、猿に接する時は必ずお面を被る)
捕まえた猿は竹篭に入れ、半月ほど甘酒だけで飼って潔斎(?)させる。
餌付けもされていない野生の猿だから、始めの内は見向きもしないけど、
その内に空腹に負けて口をつけるらしい。
潔斎が済んだら、竹篭の周りに犬を繋いで吠え掛からせ、
猿をビビらせるだけビビらせたところで、竹篭ごと俵に入れて土に埋める。
そして一年経ったら、骨を掘り出して洗って祀る。この時は素顔で行う。
自作自演で「助けてやったんだから恩を返せよ」という筋書きらしい。
そして古い方の骨は山に帰す。具体的には不詳。
これで不思議と農作物が鳥獣害から守られる。

特に秘事って訳でもなかったらしく、集落の他の家の人も普通に知っていて、
取材相手の証言の限りでは差別なんかも無かったらしい。
あるいは、他家もご利益に預かっていて、他の集落には秘密とかだったの
かもしれない。

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繋がり

長いので支援してくれたら嬉しい。長文不可はスルー推奨。

近所に家族ぐるみで懇意にしてもらってる神職の一家がある。
その一家は、ある神社の神職一家の分家にあたり、本家とは別の神社を代々受け継いでいる。
ウチも住んでいる辺りではかなりの歴史がある旧家の分家で、そこの神職一家が非常に気さくで
人当たりの良い人達ばかりということもあってその神職一家と非常に仲良くさせてもらってる。
最近そこの次男Aさん(と言っても30半ばのオサーン)に聞いた話
なお、よくわかんなかった言葉とかは後でググったりして補足してる

最近、新車を買って、そこの神社で交通安全祈願をしてもらった時のこと。
その後に社務所で事務仕事してたAさんに声をかけて世間話をしていた。
俺「Aさんって今は事務方メインの仕事されてますけど、昔は祭事とかお祓いとかされてたん
  でしょ?もの凄い悪霊を祓ったことがあるみたいな感じの怖い話とかってないですか?」
A「確かにお祓いもしてたけど、まず何かに憑かれてる人が来ること自体がないからね。」
俺「どういうことです?」
A「普通は、今日の君みたいに悪いことが起きませんようにってことで厄除けに来るんだよ。
  何かに憑かれてるようだから祓って欲しいと言って来る人自体がすごく稀だし、
  しかもそう言ってる人も大体が思い込みの場合が多いからね。
  知ってる限りではそういう人が来たことは一度も無いよ。本家には極稀に来るらしいけど。」
俺「思い込みですか・・・じゃあ、怖い話ってそうそうあるわけじゃないんですね。」
A「お祓いじゃないけど、ホントに怖い体験をしたのは1回だけだね。」
俺「え? あるんですか。どんな幽霊だったんです?」
A「いやいや、所謂幽霊なんぞだったら大して怖くないよ。天神様や大魔縁とも呼ばれた崇徳天皇
  首塚で有名な将門公みたいに神格化までされてるような例外はあるけど。」
俺「それじゃあ、一体何が相手だったんですか?」
A「ここではちょっとあれだから、場所を変えようか。」
そう言ってAさんは神社の境内から少し外れた山際のベンチまで俺を連れてきた。
A「これは社務所でペラペラ話すのにはちょっと抵抗がある話でね。」
そう言ってAさんは、その時の事を話してくれた。
1/7

14 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/25(木) 00:05:42 ID:+mJ6S1DU0
10年以上前のAさんが20代でまだ神職の資格を取ったばかりの頃の話。
その頃のAさんは今みたいに穏やかでなく、本家の人達をあまりよく思っていなかったらしい。
俺の住んでる辺りは田舎だから、本家と分家の間に封建時代の主従のような絶対的な力関係が
あるのかと思いきやそうではなく、本家と分家の当主同士が気軽に飲みに行くなんていう
普通に仲の良い親戚関係だそうだ。(旧家にありがちな政治権力とも距離を置いている一族
なので、金や権力についてのもめごとが無いのも一因だろうとはAさんの談)
本家の持つ特権は、あくまでも本家が祀る神社の祭祀に限られているとの事。

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怨みの卵

怨みの卵

中学校の修学旅行の時、怖い話をみんなで持ち寄ろうってことになったんだけど、
私はみんなが知ってるような話しかしらなかったので、祖母に教えてもらった話です。
みんなに聞かせる話だって前ふりをしていなかったので、その話は事情により、
結局、みんなには話せなかったのですが…。

祖母が母に聞いたおばちゃんの話なので、
族柄表記だとややこしいため、
祖母の母の母親・・・たえ
祖母の母の姉・・・ちよこ
祖母の母・・・よしこ
と、仮名にて話をすすめます。

祖母の母よしこには5つ年上の姉ちよこがいたそうなのですが、隣村の若い連中に嬲り者にされ、
身ごもってしまい、それを苦にちよこは自殺したそうなんです。

たえは、怒り悲しみ、半狂乱になって、隣村の連中に詰め寄りましたが、
そいつらは部落の娘がそこらへんのおっさんとまぐわって
勝手に孕んで死んだもん、知るかって取り合わなかったそうです。
もちろん娘から聞いて真実を知る母たえですが、当時の差別的な環境下では
どうすることもできず、ただ怨み呪うことのみだったそうです。

続く

835 怨みの卵 2010/03/22(月) 07:37:17 ID:xVUCmkxR0

母たえは、よしこに 
「お前にも血の怨みを教えといたろ。これはおねいちゃんの弔いやって!」
すごい恐ろしい形相で、言っていたらしいです。
それから、すり鉢を用意して…
生剥ぎの亀の甲羅を焼いて割り入れ、
数種の獣の四肢の骨を砕き入れ、
獣の目と耳を湯がいてそれに加え、
最後に自分の月経血を垂らし、
それらを摺り混ぜて、粉末を作ったそうです。

その粉末をつがいの鶏に与えて、数個の卵を産ませ、メスに抱かせ、
2週間半ぐらいで卵を採りあげて、近所の馬頭の神さんを祭る神社に供え、祈り、
また、持ち帰ったそうです。ちょうど彼岸明けぐらいだったらしいです。

その卵を隣村の墓場に持って行き、件の連中の家の墓石に投げつけたそうです。
つぶれた卵からはゼリー状の赤い粘液が流れていたそうで、
ぶつけたときのグシャっていう音が耳に残ってしばらくすごくいやだったらしいが
そのとき、やっと母たえに少し笑顔が戻ったことが嬉しかったとも…。

その後、たえは よしこに
「お前も本当に許せないことがあれば、このようにして怨みをぶつければいい!」と…
目も見えず…耳も聞こえず…四肢揃わず…。
忌み嫌われたこの血をもって、万年の輪廻を与えんと…。

祖母が聞き覚えてる墓石の銘はひとつだけだったんですが、
昨年、卒業した先輩にたしか障害をもった人がいたような気がするのです。
こんなの修学旅行で話せないでしょ…。

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おにいさん

http://horror-terror.com/c-real/entry_5577.html

生まれは都市圏だけど、まだ緑が多かったころなので遊び場には事欠かなかった。
家の近くに大きな空き地があって、毎年盆踊りをそこでやっていたのを覚えてる。
その空き地が潰されて大きな工場が出来たときに、自分の遊び場所がなくなってすごく悲しい思いをした。
そんな頃の話。

小学校の頃はやんちゃだった。
いつも悪戯ばかりして怒られている様な。
そんな俺と同じようにやんちゃなNとY。
3人で遊んでいれば何でも出来そうな気がしたもんだよ。

夏休みのある日、自転車で川を遡って行って水のきれいなところで川遊びをしようってことになったんだ。
朝から自分たちでおにぎり作って、水筒に麦茶詰めて、リュックを担いで、一生懸命自転車を漕いでさ。
そういったちょっとした冒険旅行みたいなことは誰でもするだろ?
俺たちもそう。

それで朝早くから3人集合して川を遡ったんだ。
もちろん川原を遡っていくのは無理だから川に沿った道を延々と。
時には迷いながら2時間ぐらい遡った山のふもとで、ちょっと休憩しようってなったんだ。

もちろんそこは知らない町でさ、電柱には五木町って書いてあった。
面白いのは同じ色の青い屋根、同じ大きさの家がいっぱい並んでたのをよく覚えてる。
おかしいな?とも思ったんだが、それでも3人いれば楽しくって気にならなかったな。

自転車を川沿いの道の端に寄せて止めてから俺たちは川原に降りた。
天気は少し曇ってたけど蒸し暑いうえに自転車漕いでたせいもあって汗でベタベタ。
一刻も早く川の中で体を冷やしたいって思って川の方へ向かったんだけど、そこにはその町の住民らしき人が20人くらい、大人も子供も集まってなんかやってるんだ。
一言も話しをせずに黙々と作業をしてる感じ。
大人も子供も。
老若男女を問わず。
土を掘ってるように見えて、何となく異様な光景に思わず俺たちの足は止まってしまった。

40 おにいさん2 sage 2011/12/16(金) 17:46:27.05 ID:s+XHJkPg0
そして示し合わせたかのように一斉にこっちに向けられる数十の瞳。
今でもハッキリ覚えてる。
その瞳にはこう、なんて言ったらいいのかな?生気的な物が無くって虚ろな感じだった。

そう思ったか思ってないかのところで、その集団の中から小さな女の子の声で「…のおにいさんが来たね」って聞こえた。
その瞬間、ホントに瞬く間に今まで生気が無かったのにすごく優しい顔になって話しかけてきたんだ。

「どっから来たんだ?」とか「3人だけで来たのか?そりゃすごい!」とか。
オレとNはそのギャップが怖くなってあまりしゃべる事が出来なかったんだけど、人見知りをしないYはいつの間にか溶け込んで笑いながら話しをしてる。