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後味の悪い話

祭り囃子

『三丁目のタマ』の「まつりばやし」。

丸っこいデザインの猫や犬キャラクターが登場する子供向けアニメだが、「まつりばやし」の回は
台詞は最小限で、蝉しぐれや祭り囃子の音をバックに断片的なシーンでストーリーが進行していく
少し異色回だった。

  夏の午後、風鈴が鳴る縁側で、白い寝間着の若い女性がぼうっと遠くを見つめている。
彼女の膝では、猫の「ノラ」が首をかしげながら見上げている。
  場面は変わって、屋台の準備が進む神社の脇の林。ダンボールを抱えた男の子が石階を駆け上がり
「大勢の人が来る。きっと誰かが見つけて拾ってくれる」と、意を決して置き去る。

  そこに散歩の猫たちがやってきて、箱の中に子猫を発見する。時間がたち、かなり衰弱している。
飼い猫たちはご主人様に助けを求めるため各家へ走り、残ったノラが箱の中で必死に子猫を温める。
だが、行き違いで住民たちは祭の神社へ向かっており、どの家もカラ。再び神社へ駆け戻る。
  仲間たちが人混みの中で飼い主を探す間、ノラは昔のことを思い出していた。
子猫のころ、野良だった自分を拾ってくれた病弱な女性。震える自分を「死ぬな!」と何度も励ましてくれた。
あの夏の日、彼女は縁側で動かなくなった。触れた唇の先を爪が引っ掻いて、血が流れても
それでも遠くを見つめたまま微動だにしなかった。それでノラは全てを察し、家を去った。
  仲間の猫たちが飼い主を見つけ、浴衣の裾を引っぱりながら林へ連れてきた。
駆け付けた林の中で、ノラはもう箱から外に出て、うなだれていた。
「あの時と同じだ。」 箱の中の子猫は、既に冷たくなっていた。
すっかり日が暮れた神社には、楽しげな家族連れの笑いと祭り囃子がいつまでも響いていた。

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後味の悪い話

女神の生まれ変わり

735 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/27(日) 05:21:45.45 ID:0or3M39+0
タイトルは忘れたが主人公たちは神様の生まれ変わりという設定の漫画
ヒロインの母親のエピソードが後味悪かった

ヒロインは女神の生まれ変わりで、そのために心がなくて何でも素直に喋ってしまうという設定
幼少の頃は、何でも喋ってしまうので
周りの人間からは怒りを買い、母親が土下座して謝る毎日

父親が死んだときも心がないので表情一つ変えず、母親はそんなヒロインを罵倒する
とうとう心のないヒロインに耐え切れなくなって、神社に預けることにした
今でも時々ヒロインに会いに行くが、心のない化け物としか見れず、
主人公の前でヒロインを罵倒する
怒る主人公に母親は上記のことを話して「この子は心のない化け物」だと言う
そんな母親に対して主人公が一言「母親ならどんな子供でも愛するのは当然だと思うけど?」
その言葉に母親はますます怒ってしまい、帰っていた

主人公は中学生くらいだったけどもうちょっと母親の心境を察するべきなんじゃないかと思った
打ち切りだったのでその後のヒロインと母親のエピソードがなくて
母親はヒロインを虐げるただの悪役という立ち位置になってしまって更に後味悪い

736 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/27(日) 05:34:40.60 ID:G0x/DpL40
「母親ならどんな子供でも愛するのは当然だと思うけど?」
このセリフが偽善すぎて後味悪い。

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山の怖い話

誘われて

317 本当にあった怖い名無し sage 2008/08/15(金) 13:53:56 ID:/91/cryu0
全然怖くないしスレ違かもしれませんが、投下します。

私の実家近くには徒歩三分で行ける山に面した神社があります。
幼い頃は近所の同年代の子達が集まって設置してある遊具で遊んだり、
自然が豊富だったため木の実を使ったりしたおままごとをしたりしてよく遊んでいました。
集まった子の中には山の崖のようになっている所を登ったりした少し危険な遊びをしたりもしていました。

その日は秋に差し掛かり雲が厚く少し薄暗いため神社に子供の集まりがあまり無い日でした。
私は一緒に遊んでいた子と二人で神社に何をするのでもなく居たのですが
そんな私たちの前に近所に住む顔見知りのお兄さんがやってきました。

お兄さんは私たちに一緒に遊ぼうと誘い、良い所に案内してくれると言いました。
お兄さんは崖登りをよくしていて、その時見つけた場所に私たちを連れて行ってくれるとのことでした。

私たちは先を進むお兄さんの後を懸命に着いていきました。
今思うと子供がやる崖登りと言うよりも急な山道を草を手にしながら進んでいく危険な物だったと思います。

「着いた」 そうお兄さんが言った場所は先ほどまで進んでいた急斜面とは違いただの広い野原のような所でした。
そして尚も歩くお兄さんに着いて行くと一本の大きな、葉が何もついていない木がありました。
山の中だというのにその木の周りには何故か他に木が生えて無かったのを覚えています。
そして木には真ん中辺りに大人一人が入れるほどの穴のような、裂け目のようなものがありました。

山とは思えない平らな広い場所、その真ん中にある葉の無い穴の開いた大きな木
辺りには風すら無く物音も何もないそんな不思議な空間の中に私たちはいました。

その日私たちは特に何も喋らず五時になる事を告げる鐘の音を聞き家に帰ったのですが、
後日一緒に行った友達と二人だけでその木の所へ何度か行こうとしたのですが何故か行く事は出来ませんでした。

318 本当にあった怖い名無し sage 2008/08/15(金) 13:55:53 ID:/91/cryu0
お兄さんの後を着いていったのできっと覚えている道が違うのだろうと言うことになり次第にその場所へと
行こうとすることも無くなりました。
お兄さんに連れて行って貰えば良いとも思いましたが、お兄さんは私たちに近づく事も話しかけることも
しませんでしたし、私たちもそれをしませんでした。
第一に私たちとお兄さんが話したのは遊んだ時が初めてであり、それまではただ近所にこんな子がいる程度の
認識だったはずです。

私は一年ぶりに実家に戻ってきて神社のある山を久々に何となく見ていたのですが、
不意にこの幼いときの出来事を思い出しました。
そして、山は小さくあの広い空間があるとはとても思えないということにも気づきました。
一緒に行った子にこの話しをしても覚えていないと言われ、お兄さんが今どうしているのかは確かめられないため
私はこの出来事を思いだしてからもう一度山に入りあの空間を見つけたいという思いを抱えています。

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山の怖い話

生け贄の用意

844 本当にあった怖い名無し 2009/04/04(土) 13:37:32 ID:QluoI3U80
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:26:41.54 ID:bSj7oyr10
俺の親父はキコリだ。山で色々な変な現象にあうことは珍しいことではないらしい。
けど、一回俺が小さい時に、死ぬほど青ざめて帰ってきたことがあった。
そして困ったなぁ困ったなぁって、ずっと言ってた。
俺は気の強い親父が、何でこんなうろたえてるのか理解できなかったんだが…

親父はいつものように山でチェンソーで木を切っていたらしい。仕事は一人でやっていた。
エンジンの音に混じって、頭の上から一瞬甲高い音が聞こえたらしい。
んで、すぐにエンジン切ったんだが、周りに人がいるわけでもない。
それもそのはずで、その親父の行ってた山は標高が高い所にあり、
人なんか誰も近づかない山。 針葉樹の森だった。
俺も一度そこに近寄ったことあるんだが、普通の森から、一気に空気が変わる。
なんというか、地面が寂しくなり、立木の種類が変わって、物凄い不気味なのだ。
んで、親父は気のせいだったと思ったら、再び頭の上から甲高い声が聞こえたらしい。

845 本当にあった怖い名無し 2009/04/04(土) 13:39:02 ID:QluoI3U80
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:29:12.17 ID:bSj7oyr10
「今夜はご馳走だぞ!!生贄は用意してあるか」とか、そこだけ聞こえたらしい。
で、声の響いた方を見たが誰もいない。
しかも、上から聞こえてきたらしい。
さすがの親父もビビッて、パニックになったらしい。
親父は大声でさけんだんだって。俺はチェンソー持ってるぞ!!!とか。
でも、反応は無し。
なんというか、この世のものではない感じがしたらしい。
親父は仕事を切り上げて、帰ろうとして、荷物を置いてあった川に戻ったらしいんだけど
そこで変なものがあることに気がついたらしい。

846 本当にあった怖い名無し 2009/04/04(土) 13:40:22 ID:QluoI3U80
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:32:14.89 ID:bSj7oyr10
自分の持ってきた荷物の上にカエルとか虫とか鼠の死体が山になって積まれていたんだって。
そんで、離れた所にももう一つ同じような山があって、その山がどんどん小さくなってってたらしい。
それを見て俺の親父は直感でヤバイって感じたらしくて、荷物そのままにして
車あるとこまで走って逃げて、家に帰ってきたらしい。
で、途中でサルの群れにあったらしいんだけど、なんか異様に皆がこっち見てたんだって。
サルは人きたら見るけど、逃げようともせずにじーーっと見てたから、異様に感じたらしいんだけど
その時は、そのまま家まで逃げ帰った。
で、家まで付いた時に異様な生臭さを感じて、もしや…と思い、来ていた作業着の匂いをかいでみたら
物凄く動物の尿の匂いがしたんだって。
で、親父は自分の親父…つまり、俺の爺ちゃんからそういう話を聞いたことがあったらしく、
キコリの間で、そういうことがあったらすぐに服を燃やせって伝説があるらしい。
で、俺の親父はそれをすぐに燃やしてたんだ。

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山の怖い話

山小屋に住み着くモノ

長文です。かなり長いので規制かかるかもしれません。
その場合は明日にでも続きをあげます。
会話はうろ覚えなので覚えてる限り詳細に書いています。

T山の話
福岡県にあり地元民だとすぐにわかると思う。
山の麓にあるS霊園はその心霊スポットの中でもかなり有名で地元の多くの若者がそこへ行く。
自分も多分にもれずそこに行った事があるが特に霊的な現象なかった。
高校生の時に綺麗な場所でキャンプをしようと言う話が出てきたのでその山の頂上付近にある小屋でBBQでもしながら遊ぼうという事になった。

この小屋は誰でも使用できるようになっており、中には囲炉裏とそれを囲む椅子があるのみ。ただし遊び半分だった為、通常のキャンプとは異なりテントも寝袋も無く、しかも食べ物だけ買い夜中にその霊園から上っていく事に。

当日、夜の10時ぐらいに出発することに決め、それまでは皆で近くの海で釣りをして時間を潰した。
その後釣った魚と買った肉や野菜、料理器具をもち山に登った。

山を登り始めて30分経ちはじめた頃、「怖い話でもしながら行こっか」と言い出した友人に皆が賛同しその後それぞれの恐怖体験、聞いた話等をはじめた。
怖さや夜に友人と遊べるという高揚感からあまり疲れも感じずに山小屋へ到着した。

その後、火を熾す為に小屋周りの薪を集め始めた。
でもあたりは暗くあまり見えず持ってきた懐中電灯で辺りを照らすも真っ暗闇に少しの灯り。それが怖さを増ましてきて遠くまでは行けない。小屋周りに薪になりそうな木も無い為、じゃんけんで負けた者が取りに行くことに。

その結果友人二人と自分が取りに行く事になった。
小屋を少し離れて探している時に一人が「こんなとこに社があるぞ。」と呼びかけて来た。
そこへ向かうと小さな社が置いてあり、何かを祭ってる。先ほどまで怖い話をしていた自分達にはあまり気味が良い物では無く、その辺りの木を拾いすぐに小屋へ逃げ帰る事に。

その時に後ろからキーッと音が聞こえた為、振り向いてしまったが、直ぐに目を背けた。
さっきまで何も無かったし誰も居なかった筈の社の前に人が立ってる。ような影がある。
懐中電灯から出ている明かりがどこかに当たって影になってるのだろうが、周りには何もない。
びっくりしたのか友人も何度か懐中電灯を移動してその影の本体を探そうとするも周りに人は居ない。
怖くなり直ぐに小屋へ走った。

小屋の明かりが外に漏れているのを見て少し安堵したものの後ろに何かついてきてるかもという思いは拭えないので兎に角、急いだ。その時に中から良い匂いがしてきて、小屋から煙が出てる事に気付いた。
「お前ら、何してんの?人が折角薪拾いにいってるのに、先にはじめるなって」と友人のAが怒りながら中に入っていくと中ではすでに真ん中の囲炉裏のような場所に火があり網の上で肉をやいていた。
「いや、お前らが遅いけん小さい枝とか集めてそこにあったボロボロのカレンダーを燃やした。
最初は新しいやつかと思ったけど日付見たら10年以上も前のやつやけん良いかなと思って。」
とそのうちの一人が言い「10年前のカレンダーって。お前ここに人があまり来んけっていっても、
10年以上も人が来んとかありえんし、掃除とかも入りようって言いよったぞ?」
とAが怒りながらそのカレンダーを見に行った。

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山の怖い話

オツキサン

421 オツキサン sage 2011/08/06(土) 10:46:52.98 ID:MFEMaJmK0
スレチかもしれないけど投下しとく

もう、夏真っ盛りだね。
この時期になると、昔のことを思い出す。

俺の地元には大小の山の中に、ひときわ小さな山がある。本当に小さな山だ。
でもなぜか、大人と一緒であろうと、子供はこの山に登ってはいけないということを聞かされていた。

理由を親や先生に聞いても教えてくれないし、他にも色んな山があるのに、その山だけ子供は立ち入り禁止になってたし、
なにより周りに神社が密集しているのも、何か気になっていた。

神社は、小さくて無人のところがほとんどだけど神主さんが住んでるところが1か所ある。
神主さんの敷地に干してあった干し柿取って食べたのはいい思い出w
そのこと神主さんは知ってたみたいだが、それはまた別の話ね

まぁ干し柿取って食べたってことからも分かるかもしれないけど、小学生の時分、俺はなかなかの悪ガキだった。
ダメだダメだと言われるほど、何としても入りたくなるのは人間の悪いところ。
俺は、友達を連れてその山に入ることにした。
連れて行った友達は2人。

A=地元から離れた今も、結構遊ぶ。面倒見が良くていい奴
B=ビビリ。いじめてたわけじゃないけど、連れまわしてた気がする。

夏休みにこの3人で、山に入ろう!ってことになったんだ
Aは俺と一緒に調子に乗ってたし、Bもビビリだけど好奇心はあったみたいで快諾した。何だかんだで、みんな山に入りたかったのかな

422 オツキサン sage 2011/08/06(土) 10:47:29.12 ID:MFEMaJmK0
そして、決行の日。
親には朝から、プールに行ってくるって抜け出してきて集合した。
もちろん、バッグに水着やタオルが入っているわけも無く、中身は邪魔になるからできるだけ空にしておいた。
Aも同じ感じだったけど、Bは水泳の授業の時と同じ中身だった。

いざ出発しようとしたがここで問題が発生。
山に続いてる道は、神主さんの住んでる神社の方から繋がっていて(その道は頂上まで行ってるかどうかは分からないらしいけど)
ずっと一本道で、反対側の無人の神社の方に出る道になってる。とBから聞いた。
Bはビビリだったから、親が「この子は山には行かないだろう」と考えて、子供には教えない、山の道の詳細を教えていたのだと思う。

それを聞いて、俺たちは考えた。
子供は出入り禁止だから、当然見つかる可能性のある、神主さんの住んでる神社の方の道からは行けない。
進めそうになければ引き返せばいいし、人に見つかる可能性を極力減らすことが大事…
俺たちは、無人の神社の方の道を目指し、遠回りして進んで行った。

道と言っても舗装もされてない、獣道より幾分マシだってレベルということに気付いたのは、現地に着いてからだった。
俺らは周りに人が見ていないかを確認し、こっそりと山に登って行った。