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後味の悪い話

入れ替わり

前に読んだホラー系少女マンガか何か。タイトル覚えてない。すまん。

古代のペルーとかインカみたいな街で、主人公Aは両親を亡くし、親戚に引き取られている。
ボロを着せられて食事も満足にもらえず下働き。その家には同じ年の従姉妹Bがいる。
AとBは外見がそっくりで、親でさえ見分けがつかない。Bは大人しく内気な子だけどAの唯一の味方で
食事やお菓子をこっそりくれたり、時々は入れ替わってAの代わりに仕事してくれたりする。
密かに仲良しなAとBだけど、やっぱりAはボロを着て汚いし、Bは綺麗な服を着て両親に愛されている。
Bのことが大好きで感謝してるのに、どこかで嫉妬が止まらず、そんな自分も嫌になっていた。

ある年、神に仕える巫女の選出が主人公たちの街にやってくる。
年頃の娘をランダムで選ぶ。1年間神殿で神様に使えて贅沢放題!と少女たちは大騒ぎ。
Aは必死で「自分が当たりますように」と祈るものの、クジに当たったのはよりによってB。

巫女としてBが神殿に行く前日の夜、Aは泣きながらBに「お願いだから代わって」と頼み込む。
BもAの気持ちを汲んで、1年間Aが戻るまでAになって自分の家で働かされて待つことを決意。
そして入れ替わり。ボロ服を着てみすぼらしい格好のBが見送る中、街中の人の祝福をうけ
輝くような豪華な衣装を着て、神殿に向かうA。

行列が見えなくなってから、それまで笑っていたBの両親が大号泣。
「もう私たちにはおまえしかいない」
「今までごめんよA。どうかこれからは私たちの本当の娘として過ごしてくれないか」

神殿で贅沢な暮らしを夢見て向かうAの行き先は生け贄の祭壇だった、という。

791 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/25(水) 00:01:52.68 ID:H1oOzFwl0
>>790
結果的には優しいBも、その両親も、寂しさに苦しめられてきたAも、すべてが何も知らないまま終わるのだから、後味はそんなに悪くないような?

792 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/25(水) 00:59:33.27 ID:kszE+loo0
>>790
神は心優しい純真無垢なBを生贄に選んだのに
妬み根性と我が強いAにすり替えられたことによって
呪術が崩壊し国家が滅亡した・・・

だったら後味悪いかな。
正直Aには感情移入できないや。
確かに環境は悪いけど、それ以上に傲慢だ。

793 : 本当にあった怖い名無し : 2012/04/25(水) 01:05:24.07 ID:iAYCPMEN0
自分の娘がこれから死ぬと知った途端手のひら返しでAに
優しく接しようとする両親にも後味悪い

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後味の悪い話

キジも鳴かずば

416 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/16(水) 19:43:45.97 ID:PpGqCTTLP
キジも鳴かずば(物言わぬおきく)

石川県の昔話
ある大雨の年、貧乏百姓の家の一人娘のきくが高熱を出した
医者に今夜が峠だと言われた父親は、
死ぬにしても何か食べさせてやりたいと思うが、
家には何もない
止むなく地主の蔵に忍び込み米と小豆を盗む
赤飯を食べさせるとお菊はみるみる元気になった

しかし、村では盗人探しが始まる
お菊は病気の時食べた赤飯が余程嬉しかったのか、
手毬をつきながら、
「赤いまんまたべた、小豆まんまたべた
ひふみよいつむなな」
と歌ってしまう
それを小役人に聞かれ父親は捕まり、
飢饉の人柱として生き埋めにされる

お菊は以来喋らなくなり、村人は気が狂ったのだろうと噂した

何年も立ち、お菊は美しく成長したが相変わらず誰とも話さなかった
しかしある時、山に入った猟師がお菊が口をきくのを目撃したと言う
山奥でキジ仕留めた猟師が獲物が堕ちた場所に向かうと、
そこにはお菊がいた
お菊がキジをそっと抱えると
「お前も鳴かなければ撃たれなかったろうに」
と呟いたという

その後喋るお菊を見たものはいない

417 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/16(水) 19:54:34.59 ID:6FBAhRzSO

お菊ってオシなのをいいことに、レイ*されなかったっけ?

418 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/16(水) 19:56:13.04 ID:PpGqCTTLP

>>417
オシじゃなくて喋れるけど喋らないだけ

レイポされかけるのはブラックジャックであったな

419 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/16(水) 20:14:58.20 ID:0bsU821o0

雉も鳴かずばって「縞模様の着物の者を生贄にする」の話じゃなかったっけ?
赤いまんまは、盗みの濡れ衣を着せられかけた父親が身の潔白を証明するのに娘のはらわたをかっ捌く(赤いまんま=赤蛙だった)話だったような。
どっちにしても後味悪いけど…

420 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/16(水) 20:34:33.57 ID:ytnx+cl60

>>419
赤まんまは俺もそういう話だったと記憶してるな

422 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/16(水) 21:08:34.03 ID:lellIEmf0

>>417
昔話怖い…!!

423 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/16(水) 21:27:39.82 ID:77bCS8oC0
>>419-420
類話が全国的にあるので色んなパターンがある

アカガエルや赤い草、小豆粥や赤飯で「赤まんま」だったり、
人柱も「物を盗んだ罪人」や「○の模様の着物の人間にしよう=言い出した当人」だったり

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山の怖い話

生け贄の用意

844 本当にあった怖い名無し 2009/04/04(土) 13:37:32 ID:QluoI3U80
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:26:41.54 ID:bSj7oyr10
俺の親父はキコリだ。山で色々な変な現象にあうことは珍しいことではないらしい。
けど、一回俺が小さい時に、死ぬほど青ざめて帰ってきたことがあった。
そして困ったなぁ困ったなぁって、ずっと言ってた。
俺は気の強い親父が、何でこんなうろたえてるのか理解できなかったんだが…

親父はいつものように山でチェンソーで木を切っていたらしい。仕事は一人でやっていた。
エンジンの音に混じって、頭の上から一瞬甲高い音が聞こえたらしい。
んで、すぐにエンジン切ったんだが、周りに人がいるわけでもない。
それもそのはずで、その親父の行ってた山は標高が高い所にあり、
人なんか誰も近づかない山。 針葉樹の森だった。
俺も一度そこに近寄ったことあるんだが、普通の森から、一気に空気が変わる。
なんというか、地面が寂しくなり、立木の種類が変わって、物凄い不気味なのだ。
んで、親父は気のせいだったと思ったら、再び頭の上から甲高い声が聞こえたらしい。

845 本当にあった怖い名無し 2009/04/04(土) 13:39:02 ID:QluoI3U80
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:29:12.17 ID:bSj7oyr10
「今夜はご馳走だぞ!!生贄は用意してあるか」とか、そこだけ聞こえたらしい。
で、声の響いた方を見たが誰もいない。
しかも、上から聞こえてきたらしい。
さすがの親父もビビッて、パニックになったらしい。
親父は大声でさけんだんだって。俺はチェンソー持ってるぞ!!!とか。
でも、反応は無し。
なんというか、この世のものではない感じがしたらしい。
親父は仕事を切り上げて、帰ろうとして、荷物を置いてあった川に戻ったらしいんだけど
そこで変なものがあることに気がついたらしい。

846 本当にあった怖い名無し 2009/04/04(土) 13:40:22 ID:QluoI3U80
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/04(土) 13:32:14.89 ID:bSj7oyr10
自分の持ってきた荷物の上にカエルとか虫とか鼠の死体が山になって積まれていたんだって。
そんで、離れた所にももう一つ同じような山があって、その山がどんどん小さくなってってたらしい。
それを見て俺の親父は直感でヤバイって感じたらしくて、荷物そのままにして
車あるとこまで走って逃げて、家に帰ってきたらしい。
で、途中でサルの群れにあったらしいんだけど、なんか異様に皆がこっち見てたんだって。
サルは人きたら見るけど、逃げようともせずにじーーっと見てたから、異様に感じたらしいんだけど
その時は、そのまま家まで逃げ帰った。
で、家まで付いた時に異様な生臭さを感じて、もしや…と思い、来ていた作業着の匂いをかいでみたら
物凄く動物の尿の匂いがしたんだって。
で、親父は自分の親父…つまり、俺の爺ちゃんからそういう話を聞いたことがあったらしく、
キコリの間で、そういうことがあったらすぐに服を燃やせって伝説があるらしい。
で、俺の親父はそれをすぐに燃やしてたんだ。

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業界、職業

開かずの間に住むモノ

756 1/10 2007/09/28(金) 13:29:13 ID:NDrdCohZ0
長い話になってしまいました。時間のあるときにでも、読んでください。

うちの会社には、開かずの間がある。
嘘みたいなほんとの話で、確かにある。
会社は3階建て。その3階の端に資材倉庫があり、
その倉庫の奥に、扉が設置されている。
新人の頃、資材を取りに倉庫に行った際にドアの存在に気付き、
当時の先輩に聞いてみたが、「気にすんな。」の一言で片付けられた。

会社の外から見てわかったが、そのドアの先には部屋があるようで、窓も付いている。常にカーテンが閉められていて中は見えないが。
不思議に感じたが、まぁ倉庫の一部だろう、と思っていた。

757 2/10 2007/09/28(金) 13:30:56 ID:NDrdCohZ0
1ヶ月ほど前、我が部署に新人のKが配属された。
4月からの研修を終え、正式に配属されてきたピカピカの一年生。
新人ということで、俺の時と同じように色々と雑用を頼まれることもある。
ある日、その新人のKが俺に質問をしてきた。
K「○○さん(俺の名前)、あの、この前資材倉庫に行ったんですけど・・・」
ピンときた。
俺「あぁ、あの扉のことか?」
K「そう、そうです。何ですかね?あの扉。奥の部屋も倉庫なんですか?」
俺と同じだ。なんだか微笑ましい。

758 3/10 2007/09/28(金) 13:32:07 ID:NDrdCohZ0
俺「あれな、俺もよく知らないんだ。昔、俺も先輩に聞いてみたら、気にすんな、って言われたよ。」
K「そうですか・・・。あれ、カギ掛かってるみたいなんですが、倉庫のカギで開くんですかね?」
俺「どうだろうな。試したこと無いけど。倉庫なら開くんじゃないか?」
K「うーん・・・今度行ってみるかな。。」
なかなか好奇心旺盛なヤツだ。俺も何か気になるので、中に何かあったら教えてくれよ、と言っておいた。

759 4/10 2007/09/28(金) 13:33:26 ID:NDrdCohZ0
その翌日。またKがやってきた。
K「○○さん、ダメでした。あれ、倉庫のカギじゃ開きませんよ。」
どうやら、あの後すぐ開けに行ったらしい。
俺「そうか、ダメか。じゃあ別のカギがどこかにあるんだろうな。」
K「いえ、違うんですよ。あの扉、こっちからは開けられないみたいなんです。」
俺「ん・・・?」
K「カギは掛かってるみたいなんですが、こっちからのカギ穴なんて無いんですよ。」
俺「な・・・?。じゃあ、あれか?内側からカギが掛かってるってことか・・・?」
K「そうなりますかね・・・。」
761 5/10 2007/09/28(金) 13:34:41 ID:NDrdCohZ0
嫌な悪寒を感じた。
内側から掛かってるカギ。ということはどうなる?
カギを掛けた何者かが、あの部屋に居るってことか。
まぁ、あり得ない構造ではない。でも何か引っ掛かる。
K「何ですかねぇ。誰か専用の個室なんですかねぇ。」
俺「まぁ、閉じ込められてるって訳じゃないし、そいつの意思で自由に出入りはできるからな。」
と言って、自分で気付いた。
K「そうですねぇ。自閉症か引き篭もりの人でも居るんですかね~。」
俺「いや待て、おかしいな。」
K「何がです?」
俺「その扉はそいつが開けられるとしても・・・あの倉庫、内側からカギは開けられないだろ。」

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子どものころの怖い話

踏み入れるべきではない場所

334 踏み入るべきではない場所 1/7 sage 2005/09/30(金) 11:21:32 ID:ItZOrWPy0
始めに書きますが、とても長い話です。
よろしかったらお付き合い下さい。

私がまだ小学校低学年の幼い子供だったころに、
趣味で怖い話を作っては家族や友達に聞かせていました。
「僕が考えた怖い話なんだけど、聞いてよ。」ときちんと前置きをしてからです。
特にじぃちゃんが私の話を喜んで聞いてくれました。
私はそれがとても嬉しかったんです。熱心に聞いてくれるのと同時に、こわがってくれたから。

そんな折、私の作った話がクラスの中で流行りだしました。
放課後の男子トイレで個室を叩くとノックが返ってくる。といったありがちな話です。
クラスの女子の間であっという間に流行り、噂は学年中、学校中へと広まりました。
「男子トイレの前で手招きする男の子を見た」とか言い出す女子も出てきていて
私がやっとその噂を知って「僕の作り話だってば」と言ってもきかず、
その後もまことしやかに囁かれ続けました。
ついにはそこで肝試しを始めるグループまで現れてしまいました。

335 踏み入るべきではない場所 2/7 sage 2005/09/30(金) 11:22:49 ID:ItZOrWPy0
その肝試しでしたが、なにも起きるわけがないのに、
グループの子供が皆「ノックの音が返ってきた」と言うんです。大変な騒ぎでした。
そんなワケないだろ!?と思って作り話だということをアピールしようとしたのですが
当時の私は皆に冷たくされるのが怖くて言い出せませんでした。
しかし、そのうち私は自分の話が本当になってしまったのではないかと思うようになり、
すごく恐くなって自作の怖い話をすることをやめました。

その騒動があってからしばらくして
じぃちゃんが、怖い話をしなくなった私に「もう怖い話しないのかい」と聞いてきました。
私はもう泣きじゃくりながらその話をじぃちゃんにしたんです。
ほうかほうか、とやさしく聞きながら、こんなことを話してくれました。

336 踏み入るべきではない場所 3/7 sage 2005/09/30(金) 11:24:08 ID:ItZOrWPy0
 それはな、みんなが坊の話を本当に怖いと思ったんだ。
 坊の話をきっかけにして、みんなが勝手に怖いものを創っちゃったんだよ。
 怖い話を作って楽しむのはいいけど、それが広まってよりおそろしく加工されたり、
 より危険なお話を創られてしまうようになると、
 いつの日か「それ」を知ったワシらの目には見えない存在が、
 「それ」の姿に化けて本当に現れてしまうようになるのかもな。
 あるいは目に見えるものではなく、心のなかにね。  

 「おそれ」はヒトも獣も変わらず持つもの。
 「おそれ」は見えないものも見えるようにしてしまう。本能だからね。
 だから、恥ずかしくないから、怖いものは強がらずにちゃんと怖がりなさい。
 そして決して近寄らないようにしなさい。そうすれば、本当に酷い目にあうことはないよ。

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子どものころの怖い話

憑き護(後編)

なぜ死んだ日を明確に覚えているかというと、その次の日(7/23)に水泳の授業があって、Bさん、Cさん、俺と、A先生の足を見た友人が揃いも揃って、プールからあがるとあのA先生についてた歯型がついていた。
足を引っ張られたとか、溝が出てきたとかはなかった。
みんな気味悪がって俺らを避けてくれた。
余談だが、そのせいでその日楽しみにしてた給食のチーズハンバーグが俺と友人だけなかったのは忘れんぞ!

俺ら自身も気味悪くて、皆で相談して担任に相談しにいった。
担任は俺らの話を聞くなり、すぐに車を出してどっかの寺に連れてかれた。

「どこ行くの?」

とか聞いても

「後で話す」

の一点張りだった。
寺に着くと、急いで本堂のような場所に連れてかれた。
一休さんに出てくるような住職みたいな人に

「こいつらかぁ!こいつらかぁ!」

と言われて、TVでよく見る渇を入れる棒みたいなので、俺と友達が肩を叩かれた。
俺はワケもわからずとりあえず怯えてた。
BさんとCさんの方は住職が一瞥して

「魅入られたか・・・」

とボソリと呟いた。

その後、俺と友人、BさんCさん、と分けられ別々にお経を唱えられた。
お経の種類が違ったのかもしれない。
お経が終わったあと住職の爺さんに

「人の噂は人の恨みになる。好奇心で近付くな。喋るな」

と教えられた。
妙に心に染みた。
Bさんは残って俺と友人とCさんだけが担任の車に乗って学校に戻された。
そのあと職員室の奥にある応接室の方に連れてかれて担任から事情を聞いた。(小五の頃だから詳しいことは聞けなかったけど)

「ここからは先生の独り言だから、ただの戯言だ。でも口外はするな」

という前置きだった。
子供の俺でもちょっとした緊迫感が伝わってちょっと怖かった。

『憑き護』って知ってる人いるかな?
読み方はツキゴ。
担任曰く、A先生はその憑き護だったらしい。
憑き護っていうのは簡単に言うと生きた守護霊みたいなものらしい。
普通に生きてて、人を護ったりするけど、かと言って霊でもないらしい。
土地守とかに近い存在らしくて、要するに不幸を被る避雷針みたいな人なんだそうだ。
どこかの家計にそういうのが強く現れるのがあるらしく、鬼門、霊道、etc
とにかく霊的なモノで、普通の人には手がつけられないような場所にそれとなく住ませるそうだ。
京都の方や奈良とかに憑き護は多く住まされてるとも聞いた。

担任の話に戻る。
理由は不明だが、プールでの怪異は大昔からあって、足を捕まれたりとかは本当にあるらしい。
それで溺れて大変な事件になったとかも結構頻繁にあったらしい。
困った学校側がA先生が憑き護だったのを調べて学校に採用したそうだ。
そして問題の日、A先生はたぶん憑き護として俺たち生徒の避雷針代わりに『プールの何か』に捕まれたみたいだ。
その後は、実際には病院に搬送されたのではなく、俺たちにお経を唱えてくれた住職のとこに行ったそうだ。
その『プールの何か』がよっぽど強かったのか、A先生が耐え切れなかったのかはわからないがとにかくA先生はソレに負けたらしい。
学校としては憑き護によって怪異から解放されると思ったようだが、逆に憑き護がダメになってしまったとのことだ。
はっきり覚えてないが話を聞いた時、俺と友達、Cさんは泣いたと思う。
A先生の足についた歯型を見た後の学校で起きた悪戯は多分、憑き護のA先生が護りきれなくなり、今までおとなしくしてた何かが暴れたせいだと子供ながらに解釈していた。
今でもそう思う。
最初のうちは