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ヒャクセイ

961 本当にあった怖い名無し 2009/07/01(水) 22:12:34 ID:ve3WQsiaO
自分的に死ぬかと思った話。
去年の夏休み、秋田のド田舎村に帰省したときの話です。
辺りは水田や畑ばかり。
大学で生物の研究をしてる私はカエルや蛭を探そうと猛暑の昼、水田へ向かった。

自転車で向かう途中、道のド真ん中にオッサンが倒れて手足をバタつかせていた。
日光浴かと思い近付くと笑っている、ひたすらゲラゲラ笑っている…、涎を垂らし笑いながら手足をバタつかせている。
嫌なもん(知的障害者かと思った)見たと思い、帰宅しました。
その後、何故か村中騒ぎになった。
爺ちゃんが「その人はヒャクセイ(ヒャクショウ)に当てられて手遅れ」と言ってた。
炎天下の下、気が狂ったらしい。
死ぬ程怖かった。

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自転車通学になった理由

満月の夜といえば思い出すのが俺が中2の時。

当時俺が通っていた中学校は自転車通学が禁止
(健全な精神を育成するためとかいう意味不明な理由)で
学校から2キロくらい離れていた俺の家からも毎日歩いて通ってた。

夏休み2週間前くらいのある日、夜9時くらいまで部活の練習をさせられ
クタクタになって仲間達と家に帰っていった。まあこれはいつものことなんだが。
途中まではワイワイと話ながら帰っていくものの、距離が進むにつれ
一人が家に着き、もう一人が家に着きと、結局最後に残るのは
一番家が遠い俺一人になる。これもいつものことだ。

俺一人になると、大通りから脇の小道へと入り、家に向かう。
当時俺が住んでいた場所は、都会ではないがド田舎ってほどでも
なかったので、大通りはまだ明るく車も多かったが、そこから
一本横道に入ると、田んぼと静寂が広がる世界が広がっていた。

526 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/08/14(月) 01:46:50 ID:r6mWozpF0
空に雲一つない、澄みきった夜空だった。
煌々と照らす満月の光と、吹き抜ける風。
かすかな蛙の声だけの静寂の中に、俺の歩く足音だけが
染み入るように響くこの道を歩いて帰る時間が
俺の部活終わりの密かな楽しみだった。

─しかし、しばらく歩いているうちに、妙な違和感におそわれた。
いつも歩きなれた道だが・・何か違う。何かが違うが、
一体それが何なのかが分からない。
しずかな田園風景、吹き抜ける風、明るく照らす満月・・
何がおかしいのか・・

と思った次の瞬間、その違和感の正体がわかった。

後ろから照らす月灯りでできた俺の影のすぐ後ろに、
もう一人の影があったのだ。

527 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/08/14(月) 01:48:02 ID:r6mWozpF0
俺のすがすがしい気持ちも一気に吹っ飛んだ。
なんで俺の他にもう一つ影があるんだ?いつから?
ちょうど曲がり角にあったカーブミラーでさりげなく後ろを確認してみて
俺は戦慄した。

そこにはマスクを付け、帽子をかぶり、手にハンマーらしき物を持った男が
俺と全く同じ歩調で歩いていた。

それを見た瞬間俺はもう叫び出したかったが
叫んだら殺されると思った俺はとっさにすぐ横のあかりがついている家に
「ただいまー」といって入り、出てきた家の人に今あったことを説明した。
その家の人は事情を聞いたら俺を家まで送ってくれた。

その後、親と警察に行って、あの道で起こったことを説明した。
次の日から、俺の中学校は自転車通学が許可された。

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駄菓子屋抗争

今から20年ほど前。まだ俺が小学生の頃の話。
俺の通ってた小学校の近くには駄菓子屋が五つもあった。
当時は駄菓子屋激戦区になっていて、小学生の間では駄菓子屋ごとに派閥みたいなのがあった。
そのうちの「みーちゃんち」と「ボンバーんち」って呼ばれてる駄菓子屋が隣同士になっていて、
お店の売りが「おでん」ってとこも、店の古さや雰囲気もカブリまくってた。
(特定されるため本当のお店の名前とは少し変えてあります。)
なもんで、激戦区の中でも似た二つの店は火花散る抗争があったんだ。

俺は断然みーちゃんち派だったんだが、外でおでん食ってるとボンバーんち派の奴らからヤジ飛ばされたりするw
「こっちのほうがうめぇ~ぞ~!」
「こっちのおでんデカイぞ~!」とかw
そこでおでん論争になり、本気で喧嘩になったりする。

俺は、みーちゃんちの優しい婆ちゃん(通称みーちゃん)と、店の中でいつも寝てる猫と、
汁がしみまくって完全に真っ黒くなったおでんが大好きだったんだ。 543 本当にあった怖い名無し 2013/08/29(木) 12:06:00.08 ID:scS6iZQCI
ある日、いつも通りにみーちゃんちにおでん買いに行ったら、猫がいない。
「きょうは猫いないの?」って聞いたら、突然みーちゃんが泣き出した。
俺がどうしようと思ってオロオロしてたら、みーちゃんが泣きながら話はじめた。
猫が子供達にちょっかい出された時に、ガリッと引っ掻いてしまったらしい。
普段から駄菓子の上で猫が寝たりしてたのもあって、苦情がきて、猫を他所に引き取って貰わなきゃいけなくなった。
でも、もう老猫なもので誰にも引き取ってもらえなかった。

猫にはかわいそうだが、商売やってくには処分しなきゃいけなくなってしまって、今は檻の中にいれてるんだと…。
それから少しションボリしたあと、みーちゃんは「ごめんね。こんな話しちゃって。おでん、持ってくるね」といって、おでんサービスしてくれた。
しばらくして猫いなくなった後のみーちゃんは元気がなくなった。
店の外のガチャガチャがカラのまま放置されたり、くじ引きの商品もなくなってるのに放置。
おでんの味も何だかおいしくなくなって、毎日違う味になってさ、苦かったりしょっぱかったり。
おでんの具も、変なすっぱい肉とか、ホルモンみたいなのが混じるようになって子供らから気持ち悪いと不評になっていった。
みんなみーちゃんどうしたんだろうと心配してたけど、理由知ってるのは俺だけだったみたいだから黙っていた。

544 本当にあった怖い名無し 2013/08/29(木) 12:07:40.93 ID:scS6iZQCI
その頃、ボンバーんちの店が建て替えて新装開店した事から、みーちゃんち派からボンバーんち派に流れる者もぞくぞくと出始め、みーちゃんち派=ダサイみたいな風習になっても、俺は通い続けた。
その頃から、朝の登校班の時間に、みーちゃんち側にある歩道橋に、あきらかに人糞と思われる立派なブツが仕掛けられるようになった。

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訪問者

おかしな訪問客、っていうのなら経験がある。

居間でテレビを見ているとチャイムが鳴った。今のご時世、何があるか分か
らないのでインターホン越しに話すため、受話器を取った。

訪問客「あ、富田さんのお宅ですか?」

うちは○谷と似ても似つかぬ名字。門にも表札はあるし、玄関フードの中
にも表札はしっかりと付けているし、ちゃんと見ろよとムカッとしながら

「違いますよ」

と返すと、「すみません」と言い残し去った。
ちなみに居間の窓からは門⇔玄関の通路がバッチリ見え、私は電話の子機
で応対に応じていた。その通路がしっかり見える場所で。

母がすぐ近くにいたので、事を簡単に話すと
「近所に富田さんっていないはずだけど…。表札見れば分かるのにね」
と話しながら『次はどこのお宅に行くんだろ』と気になっていたので、
窓からその人の行動を見張っていた。しかし、なかなか現れない。
玄関から門までなんてものの8mだし、そんな10分もかかる大豪邸じゃ
ない。なんで現れないんだ?と不思議に思い、2分程経過してから玄関
に出てみた。しかし居ない。

321 本当にあった怖い名無し New! 2006/04/04(火) 22:38:52 ID:NYqXzXnp0
両隣は高めの塀があるし、構造的に何事もなく越えるのは困難。後ろの家
には犬が2匹庭で飼われていて、その家の敷地内を抜けて行くのでも、よ
く吠える犬の真ん前を通って行くため、まず吠えられるだろう。起きていたし。

となると、その訪問者が出入りするのは門である一方しか無くなる。
しかしずっと見張っていたため、それも無し。こういうのも何だけど、その訪
問者が異界の者だとしたら話が早くなってしまう。

翌日、隣の竹田さん(70歳ぐらい)と話す機会があって、昨日変な人が来な
かった?と聞いてみると「昨日は誰も来なかったよ」と。内容を話すため、
「富田さん」という名字を出すと竹田さんが反応した。

竹田「あぁ~。富田さんね。○○ちゃんの家は中古だけど、前の前に住んで
いた人が富田さんって言ったかな。挨拶も無く、まるで夜逃げのようにどこ
かへ引っ越して行ったなあ。その後空き家になって、入った家族が居たけど
すぐに引っ越したよ。でも富田さんがいたのも10年近く前だし変だね」

いくらセールスだといっても、何故10年も前の情報なのか不思議。ちなみに
某大手ピザ屋でバイトをしているため、半径500mの地図をバイトが終わった
後に見たけど、富田さんという家は無かった。
念のために町名違いで条・丁目が同じ、或いは1つ違いも調べたけど該当無し。

姿が見えない、表札があるのに聞く、周辺に富田さんはいない、10年前に住ん
でいた人の名字。こう重なると訳が分からなく怖い。
あまり幽霊とか信じないたちだけど、さすがに信じたくなった一件。

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かごに座るモノ

708 1/2 sage 2009/07/26(日) 01:23:25 ID:wG05V4E10
お邪魔します。ちょっと聞いてくれ。
一週間くらい前、バイトの帰り(11時少し前)に近所の公園の前を通った時の話。

そこは駅からちょっと離れた住宅街の中だから、夜はけっこう静か。

公園から話し声が聞こえたのでなんとなくそっちを見たら、
中のベンチで20代くらいの男女二人が談笑してて、二人の正面にあと一人がいた。
あとは男女の前に自転車が1台。
こっちからの距離は15メートルくらいだったと思う。

それで公園の前を通り過ぎる間、(俺は自転車に乗ってた)
なんとなく違和感を覚えてその人たちをガン見してしまった。

ベンチの近くに街灯があるんだが、そのお陰で座ってる男女の方は髪型や服装まで見える。
だけど、二人の前にいるもう一人は影みたいに真っ黒で、光が当たってないみたいだった。

それだけじゃなくて、その人は頭の位置が妙に高かった。
最初は背の高い人だなぁと思ったんだが、
よく見ると、男女の前にある自転車のカゴに座ってた。
寄りかかってるとかじゃなくて、カゴの上にしゃがんでた。

709 2/2 sage 2009/07/26(日) 01:25:03 ID:wG05V4E10
サイドスタンドタイプの自転車らしく、車体もカゴもけっこう傾いてたんだが
全く不安定さの感じられない安定した姿勢。
その時は「すげーアクロバティックww」とか感心してしまった。

でも、ベンチの男女は自転車の上の人をスルーしてるみたいだった。
自転車までの距離は1メートルくらいなのに、
二人は膝をくっつけ合うように座って、話に夢中。

このへんで「なんかおかしいな・・・」と思ったんだが、
もう公園も通り過ぎるし、あんまりじろじろ見るのもなんだから前を向こうとした。

その瞬間、自転車の上の人が、肩を震わせながら、
「ぐひひひひひ・・・・・・」って笑った。こっちまではっきり聞こえる、異常に響く笑い声だった。

でもベンチの男女は変わらずスルー。

俺は「アイツがこっち見たらどうしよう」って怖くなって、
すぐに視線を外してそのまま通り過ぎた。振り返って確認する勇気はなかった。

あれ以来、夜も毎日その公園の前を通るが、
自転車の上の人を見たのは今のところあの日だけ。

文章が下手でわかりにくかったらごめんなさい・・・・・・
お邪魔しました。

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トンじい

では私が体験した実話を投稿します。これは紛れもない事実であります。

私の出身地は古くからの部落差別の残る地域でした。
当時わたしは小学生でした。部落差別があるといっても、それは大人の世界での話で幼い私には差別などわかりませんでした。
子供同士はどこの地区出身かなど関わりなく仲良くなりますし、大人達は罪悪感があるのか子供達の前では部落の話を避けているふしがありましたので普段の生活で意識することはあまりありませんでした。
ただ、○○地区のヤツは気が荒いあまり仲良くなるな。ということは言われた事があります。
○○地区とは、海沿いにある2つの町を差す地域で確かに不良が多かったのです。
当時僕は○○地区の友達Y君と仲が良くて放課後はいつもY君と遊んでいました。
当時僕たちは釣りに夢中になっていました。Y君の家の近くには海があり、よくY君のお父さんの釣竿を借りては、穴場を探して海の周りを探索し、釣りをしていました。

このY君のお父さんはとても怖い人でした。いつも家にいて、がっしりとした体に短く駆った坊主頭といつもなにかを睨み付けてるような目をしていました。
その怖い外見の通りに気も短くY君の家でうるさく騒ごうものなら大声で
黙れ、ぶち殺すど!と過激な言葉を使い怒鳴りつけてきました。
幼い僕には苦手な大人でした。
ですのでY君お父さんから借りた釣竿を使うときには、絶対に傷つけないよう注意して扱っていました。

373 じつ8② sage 2009/11/29(日) 21:10:23 ID:7p3nKMO3O
ある日Y君と二人で、海のそばの林に入り、釣りのためのスポットを探していると古いトンネルを見つけました。
とても小さなトンネルで、長さは5メートルぐらいだったと思います。
中にはゴミが散乱していました。
薄暗いトンネルを抜けた先には釣りのできそうな入江がみえます。
僕たちはトンネルを秘密基地にしようと喜びトンネル内に荷物を置いて先の入江で釣りをはじめました。
暫く時間が経ちましたが、魚は全く釣れず退屈していました。
すると突然背後から
「釣れるか?」 という声が聞こえました。
驚き振り返ると、破れた服を着た老人が立っていました。
僕は老人から漂う悪臭に思わず顔をしかめました。
白髪混じりの老人の髪は油っぽくふけだらけで、しわだらけの皮膚の色は黒ずんでいました。
老人は、だるそうに黙って僕たちを見ていました。
その右手には僕たちの荷物があります。
体がすくんで固まる僕の隣で、怯えた声でY君がいいました。
「それ俺たちのです」
「やっぱりか、わしの家にあった」
老人の声はとてもしゃがれていました。無表情だった顔を動かし目を細めて
「あんなとこに置くと誰かに盗まれるぞ」
と笑い荷物を置いてトンネルの中に入っていきました。

375 じつ8③ sage 2009/11/29(日) 21:28:29 ID:7p3nKMO3O
残された僕たちは荷物に駆け寄ると顔見合わせて動揺しました。
老人のような人間をみるのは初めてだったのです。一体何者なんだろうと二人で話しました。