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洒落怖

おくびょうもん

372 おくびょうもん sage 2006/12/12(火) 05:33:11 ID:yXjzOsZx0
関東近郊で眠らない町と聞くとまずどこを思い浮かべるだろうか。
新宿、と思いつく人も少なくないと思う。
確かにここは眠らない。
JR駅から二十分も歩けば高層ビルの裾野に広がったかのように住宅街がひしめくというのに、その界隈すら普通の住宅街に比べ密度の高い街灯で煌々と照らし出される。
そんな場所に、心霊スポットがあるとしたら信じてくれるか?
俺もついさっきまではただの偶然だろうと思ってたから無理だろうな。

そこは俺の家から歩いて三十秒もかからない、大通りに抜けるのに俺の家からだとかなり便利な小道だ。
新宿というのは区画整理がのつけを住宅街に支払わせた町並みを持っていて、実は舗装された道路に面していない場所というのは多い。
これもそうした道の一つだ。
おれがいまの家に越してきてからこの小道の近辺では色々な事があった。

373 おくびょうもん sage 2006/12/12(火) 05:33:41 ID:yXjzOsZx0
記憶にあたらしいものでかつ鮮明におぼえてるものとなると、朝の捕り物だな。
なにやら外が騒がしくおきてみるとその小道の出口をふさぐようにぴしっとした制服に身を包んだ警官達が警棒を手にして何かを待ち構えていた。
張り詰めた空気は見下ろす俺にもつたわってきて息をのんで見守ってみる。
少しして両脇と背後を計三人の警官にかためられ、うなだれた男が出てきた。
ちょっとは抵抗したのかほっぺたが赤くはれ上がりつつある、多分殴打されたかぶつけたんだろう。
だが異様だったのは男ががりがりにやつれていたことだ。
血色がいいのはそのはれあがりつつある頬だけで髭も伸び放題、髪は二階から見下ろしていてもわかるくらいフケだらけだった。
後々、この男は空き巣でその小道の場所に立つ古いアパートの使われない部屋に潜んでいた所を逮捕されたと知った。

こんなこともあった。
ある日仕事からの帰りにやけに饐えたにおいがたちこめていた。
小道沿いの背の高いビルの上のほうからばたばたと音がした。
見上げてみると青のビニールシートと黄と黒の警戒識別用の色彩の取り合わせのテープが四階あたりの非常階段のやすっぽい鉄柵の向こうにみえた。
吹き降ろす風が鼻につんと来る刺激をもった饐えた腐敗臭を運んできてたみたいだ。
何があったかは知らないが多分人が死んでいたんだろう。
あるいは犬や猫の類だったのかも知れないが、それにしてはやけにものものしすぎた。

374 おくびょうもん sage 2006/12/12(火) 05:35:50 ID:yXjzOsZx0
まあこのほかにも大体三ヶ月もあればいっぺんはろくでもない事がその小道沿いでおきる。

このあいだなんかはどうやら隣のご主人が浮気をしたらしく、(安普請だから怒鳴っている内容が全部聞こえる。)大喧嘩の末扉が荒々しく開く音がした。
落ち着けという叫び声にただならぬ気配を感じて、扉をあけて外に出てみるとと奥さんが包丁を持ってだんなさんをその小道側に追い込んでいた。
内容はよくおぼえていないが、どこをほっつき歩いてるとかどこの女のとこにいるとか考えるのはもう疲れた、休ませてよそんな事言ってたと思う。
怖かったけど俺は奥さんに落ち着いてとつとめて穏やかに声をかけた。
振り向いた奥さんの顔はまるで幽鬼の如く頬がこけて目だけがらんらんと輝いているように見えた。
包丁を握った手を腰にあてがうように構えなおして殺されるかもしれないと戦慄して少々、やがて奥さんの目はふっと突然理性を取り戻してくれた。
表情もあれっ?ってかんじで前後不覚に陥ったのだけはわかったよ。
ひざが笑ってたし俺はとりあえずその場をすごすごと引き上げた。

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洒落怖

ドア

442 看護師ですが sage 2006/12/12(火) 19:31:02 ID:ui27X+Go0
あ、看護士ではなく看護師だったねw
漢字変換が看護士になるもんだから間違ってたw
我ながらお馬鹿だww

正真正銘の看護師だけどまぁ、別に信じてくれなくてもいいけど。

病棟に勤めていた頃の話です。

ある日、日勤帯でとある癌の患者さんに告知が行われた。
医師やご家族が思っていた以上にご本人は相当なショックを受けられて
言動が落ち着きなくなってきたので注意してくださいと
夜勤で来た時に申し送られた。

その患者さんは私の受け持ちではなかったのだが不安を訴えられて
眠剤を服用されて眠られたようだった。
夜中になりもうひとりの看護師と巡視をしようと廊下に出た時、

ギギギー–

突然大きな音が鳴り廊下の端を見ると非常階段に通じる
防火扉が半開きになっていた。扉の前には誰も立っていない。

バタン、ガチャリ

急に閉まるとカギがかけられたのが見えた。
私ともう一人の看護師は真っ青になった。何年も前だがそこの非常階段から
患者さんが飛び降り自殺を図ったことがあったのだ。
たまたま下に守衛が巡回で回っていて気づいて止めたので
大事には至らなかったが、その時のことが真っ先に頭に浮かんだ。

443 看護師ですが sage 2006/12/12(火) 19:32:48 ID:ui27X+Go0
「いっ今!今!誰か出ましたよ!」
「まずい!○○さんかも!!」

癌の告知を受けて精神的に不安定になっているその患者さんの事が
真っ先に浮かんだ。ドアに向かう途中病室を覗いたがやはりいない。

「○○さんいませんよ!!」
「早く早くドアを△×%※◎&×!!!」

互いに焦って、てんやわんやである。
横になっているカギを縦にガチャリと動かして開けようとしたが
すごくドアが重い。
やっとの思いでドアを開けたが誰もいなかった。
二人で恐る恐る階段の下を覗き込んだがやはり誰もいなかった。

444 看護師ですが sage 2006/12/12(火) 19:34:29 ID:ui27X+Go0
「誰もいないっすよ・・・・?」
「?確かにドアが閉まってカギがかかったよね、誰かが外から
 カギをかけたと思ったんだけど・・」

そう言ったままもう一人の看護師はドアを見たまま動かなくなった。
?と思い、私もドアを見た。

そのドアには外側からはカギがかけれないようになっていた。

普段、そんなドアのカギの事などマジマジと見ていないから
カギが閉まるのを見たとき、外側からかけられたと
思い込んでいた。私も、もう一人の看護師も。
しかし、ドアの外側にはカギのついていないノブが付いていた。

確かにカギは私達が見てる前で閉まった。見えない誰かが閉めたのだろうか・・。

なんとなく今起きた現象について深く突っ込みたくなかった私達は
互いに無言になり重たいドアを閉めてカギをかけた。

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洒落怖

逆吸血鬼と下水処理場跡

532 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage 2008/08/31(日) 18:29:49 ID:YaF8J6x30
 逆吸血鬼というあだ名は、俺が夜の暗闇やひどいときは昼間の暗い影にすら怖がって近づこうとしないところから由来しているが、その

反応が面白いのか滑稽なのか知らないが、よく友達やクラスメイトに引っ張られ森とか廃墟とかに行かされたことがよくある。
俺としてはこのあだ名は少しでも早く返上したかったから、怖くても誘われれば断れなかった。
仮にもし断ろうもものなら、「逆吸血鬼(笑)」とかいわれるのは必死。
もっと酷くなれば、付き合いの悪いやつ、として虐めの対象にされる可能性もある。
子供の世界も面倒なのである。
もっとも行った先で、いつも死にそうな顔をしているから「横井は光が完全になくなると灰になる」説の信憑性がさらに高まり、逆吸血鬼

としての地位は磐石のものになっていたなんて当時は思いもよらなかった。

 誰でも子供のころからあだ名というのはあったと思う。それも一つではなく複数。
逆吸血鬼はそんな複数のあだ名の中の一つで、俺からすれば他人には絶対にばれたくないあだ名の一つだが、こういう話をするときはこの

あだ名は欠かせない。
前述した通り、心霊スポットとかにいく時によく使われるあだ名であることもそうだが、この異常な恐怖心が時に救ってくれたこともある

からだ。
「おい、逆吸血鬼」
放課後、家に帰ろうとして呼び止められた。普段は俺のことを横井と呼ぶやつである。
「何?」
だからこのあだ名で呼ばれるときは、碌なことがないと知っているが、此処で逃げるわけにも行かないから返事をした。
「山下りたところにある下水処理場を探検しようぜ!」
やっぱり、としか言いようがない。
下水処理場とは家のすぐそばにある5年位前から活動を停止していた廃墟のことである。
当時は機能をほかの施設に移し、公園にする計画があったそうだが予算の関係で当時そのままの状態で未だに放置されている。
「もちろん行くよな?」
もちろん行くに決まっている。
そのときメンバーは俺を含めて4人。
家にランドセルを置いた後、下水処理場の入り口で待ち合わせることになった。

533 逆吸血鬼と下水処理場跡 sage 2008/08/31(日) 18:31:00 ID:YaF8J6x30
 まず下水処理場に一番近い所に家がある俺と、通学路途中の家がある友人の正人が先に着いた。
次についたのがクラスのガキ大将的存在とその腰巾着だが、プライバシーの問題があるので、ジャイアンとスネ夫ということにしておく。
ジャイアンが入り口に到着し、ようやく探検を開始する。
とはいえ、人通りの多い入り口から入るわけではない。
まず、グルリと下水処理場の裏に回りそこにある入り口から中に入るのが近辺の子供たちの公然の秘密だった。
当時は格好の遊び場であった此処は、たまに違うグループが先に入っていることもあったが今日は俺たちが一番乗りだった。
かつての社員寮跡は建物がつぶされて広い草原となっており、近所に公園がなかったので、みんなはそこでボール投げをしてよく遊んでいるのだ。
本当は不法侵入もいいところなのだが、予算の関係で公園にできなかった負い目があるのか、たまに来る職員みたいな人に見つかっても建物には近づくなといわれるだけで、草原でのボール遊びは認めていた節がある。
だが、今回は違う。
その近づいてはいけない建物に近づこうというのだから。
当然、俺は法律的、経済的に反対した。
「びびってんのか?逆吸血鬼(笑)」
「びびってねえよ!危険だし、見つかったらお前だけじゃなく皆怒られるだろが。ボール遊び禁止になってもいいのか?」
「今日は職員こねーよ。知ってるだろ?」
知っている。目の前に家があるのだから。
ジャイアンもそれをよくわかっている。正人はこちらが不利だと味方しない。スネ夫は言うまでもなく。
結局3対1で押しきられることになった。

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執念

779 本当にあった怖い名無し ljghdflsjg 2008/08/06(水) 22:26:22 ID:Q5djRoNo0
普通にへこむ実話。3年くらいまえに知り合った友人がバツイチなのは知っていましたが、その話を詳しく聞く、タイミングも空気もなかったので、そのまま深く聞かずに今まで付き合っていましたが、
最近その話を聞く機会に恵まれ、聞いたところ洒落にならない話に発展したのでここに記します。
まず、別れた理由は精神科医に「今は奥さんと離れて暮らしたほうがいい」ということを
言われたのが原因。その友人の奥さんは精神的に病んでしまって一緒にいれなくなったそうです。その奥さんがそういう精神状態になったのはある事件がきっかけだったと友人は話してくれました。
その事件というのは

当時奥さんが昔から仲のよかった親友がよくある話ではありますが、付き合っていた彼氏にふられ自殺してしまった事です。
仲のよかった奥さんは親身にその親友の恋愛の相談にのっていたので母校で飛び降り自殺をした友人の話を聞いたときはショックを隠せませんでした。
でもその自殺の話はそんなありふれた生易しい話ではありませんでした。
後にその話を事情聴取(その自殺した前の日に奥さんは友人にあっていたので警察が来たそうです)のときに警察から聞いてから奥さんは精神が壊れてしまったそうです。

その話

自殺をされた人(Aさんとします)Aさんは21歳でしたが、母校の高校の屋上にのぼり飛び降り自殺をしました。
次の日その高校の教員がAさんの遺体を発見し、警察に通報しました。
警察が調べると非常階段から飛び降りた場所、屋上付近にあがったのがわかったらしいのですが、

何故かその階段にはおびただしい血痕がついていたらしのです…

その後もっと詳しく調べてわかったらしいのですが、

Aさんは2回飛び降りていたのです。

一回目で死にきれず、また同じ階段をはうようにのぼり飛び降りた。

一回飛び降りてからまたその非常階段を上っているときにAさんがなにを考えていたのかを想うといたたまれなくなりました。

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侵入

494 本当にあった怖い名無し 2008/07/06(日) 02:22:10 ID:PIegDyfQO
もう一つの話し
俺の母校である小学校が改装すると言うことでその前に友達二人と一緒に侵入しようと計画を立て実行した
その校舎はかなりの歴史があり警備等の設備はなく安々と校舎に入れる位古い建物だった
昔使っていた体育館裏の隠し侵入口(俺らが付けた名前)から簡単に入り外の非常階段から二階に上がり鉄格子の窓が開いていれば無理矢理手を突っ込んで中から校舎内の扉の鍵を開けられる事が出来た
たまたまと言うかいつもその窓は開いていて今も変わらずだった,まんまと扉は開いた
誰もいない校舎は不気味と言うがその時は懐かしさと侵入という犯罪だがドキドキでみんな騒いでいた。七不思議とかあったなとかあの先こううざかったとか。
別に見る物もないし変わりばえしない校舎内

そろそろ帰るかなんて言い出し扉に着いた時扉の鍵が閉まっている事に気が付いた
誰もかけた奴はいない何故なら俺が最後に中に入ったからだ。もちろんオートロックなんて物は無い。俺は怖くなったが二人に聞いてみた
続く

495 本当にあった怖い名無し 2008/07/06(日) 02:41:55 ID:PIegDyfQO
続き
「なぁ誰か扉の鍵かけた?」二人ともかけてないと言う「俺もかけてないんだけど鍵かかってる」
三人ともビビり出したが興味本位でもう一回一周りして帰ってきたらかかっているか確認しようと言い出した
勿論警備員や事務の人がかけたわけじゃない深夜は誰もいない
気は乗らなかったがまた歩き出した
三階に上がり国語準備室というただの倉庫的な教室に入り扉を閉めた瞬間階段を降りてくる音が聞こえた
三人とも気付き声を潜めやばくね?やばいよな?と小声で喋っていた
いつ出くわしてもおかしくない状況でベランダに出て非常階段から逃げようと提案し外に出た
その校舎はベランダが全部一本で繋がっていて非常階段が両サイドに着いていた
身を屈めて1番はじの階段に進んでいく
しかし見つかる以前に俺は鍵が気になっていたもし開いているのがバレたら警察沙汰になってしまう
二人に相談し二階の鍵を閉めに行こうと言った
一階に到着した途端みんな駆け足で二階に向かう
息を切らしながら扉に手をかける
扉には鍵がかかっていた

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ドアが開いた

377 本当にあった怖い名無し 2009/10/02(金) 00:45:53 ID:e0W4jXSfO
初投稿です
10年前ですが、当時、盛岡の街中の建設会社に勤めていた時の事です
会社は6階建ての事務所ビルの5階にあって、エレベーターが二基有るんですが、夜10時以降は1階に降りてしまって、使えなくなるので夜の出入りは非常階段を使っていました
また、非常階段からビル内に入るのには専用のカードキーと暗証番号が必要で、会社でも決った人間しか夜間は出入り出来ないようになっていたんですが・・・・・
何時もの様に日中は現場廻りをして夜に図面牽きや積算何かの事務処理をやっていると・・・・・

378 本当にあった怖い名無し 2009/10/02(金) 00:55:31 ID:e0W4jXSfO

深夜2時頃に、事務所の入口ドアのレバーが「カチャリ」と動く音がして少し開いたんです
最初は誰か社員が帰って来たのかな~と思ったんですが、暫くしても誰も入って来ない・・・・・

数秒間、間が空いて、自分が「お疲れ様~」とドア側に声を掛けたら、今度はドアが「パタン」と閉まったんです
「????」と思い、事務所の外のエレベーターフロアまで出てみたんですが・・・・・

誰もいない・・・・・
ドアが閉まってからものの数秒後で、非常階段の出口から出たとしてもセキュリティのアラームが数秒は鳴っているハズなのに、真っ暗なフロアはシ~ンと静まり返って・・・・・

379 本当にあった怖い名無し 2009/10/02(金) 01:12:56 ID:e0W4jXSfO

背筋に何か冷たい物を感じたので、その日は仕事も途中にして急いで帰りました

翌日、会社の人達に昨夜の事を話したら、最古参の男性社員が一言

「関係あるかどうか解らないけど、そう言えば、隣のビルって井戸をそのまま埋め立てたらしくて、オーナーが変死するんだよな~、つい最近のオーナーも、ほらっ、この前○○で猟銃自殺した人だよ」

おいおい、と思いつつ、何時も通りの仕事に戻ったんですが、結局、ドアが開いたのは一度切りで、何故ドアが開いたかとかは分からず、他の社員で同じ様な経験する人も居なかったのでそのまま分からず終いでしたが・・・・・

ただ、その後も三回程、仕事が終わって非常階段を降りていると下から警備の人が「たった今、人が上がって来ませんでしたか?」と下から上がってくるのに鉢合わせになった事は有りましたが・・・・・

以上、あんまり恐くない話ですいませんm(_ _)m