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洒落怖

並んだ顔

237 1/5 sage 2006/12/01(金) 12:43:12 ID:qFtIlwlw0
空気読まずにコピペ

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大学の友達から聞いた話だけど…自動車事故にあって鞭打ち症になったAさんは、
仕事もできなさそうなので、会社を一週間ほど休むことにした。
Aさんは結婚しているが、奥さんは働いてて、昼間は一人だった。
最初の数日は気楽だったが、さすがに3日目くらいになると暇をもてあましてきた。
それでも、どこかへ出かけるには体がつらいので家でじっとしていなければならなかった。
そんなある日、お昼も過ぎた頃、ぼんやりとテレビを見ていると、上の階の部屋からドスンドスンと
音がして、子どものはしゃぐ声が聞こえてきた。
学校が休みなのかと、いぶかしく思ったけれど、気にもとめなかった。
そして翌日も昼頃から子どもの声が聞こえてきた。どうやら上の家には子どもが2人いるようだ。
Aさんが住んでいるのは、大規模なマンション住宅地だが、昼間は意外とひっそりとしており、
子どもたちの声は階下のAさんのところにもよく聞こえた。
しかし、うるさく感じることもなく、むしろ退屈さと団地の気味の悪い静けさを紛らしてくれるので、
ありがたかった。

238 2/5 sage 2006/12/01(金) 12:45:06 ID:qFtIlwlw0
そして翌日、暇をもてあまし、昼食を作る気もうせたAさんはピザを注文した。
30分ほどでやってきたピザは、思ったより量が多く、Aさんは結局、まる一枚残してしまった。
普通なら奥さんのために、とっておくのだが、ふと階上の子どもたちのことを思い出し、
親切心も手伝ってAさんは、上でに持っていってやることにした。
Aさんは自分の真上の部屋に誰が住んでいるのか知らなかったが、呼び鈴を押した。
気配を感じたが、応答がない。もう一度呼び鈴を押した。のぞき窓から見られているような気がした。
かすかに「どなたですか…」という声がドアのむこうからした。
Aさんは、階下のものであること、ピザがあまったのでもらってほしいことを、話すと、ドアがかすかに開いた。
家の中はやけに暗かった。
5センチほどのすきまから女性が顔を半分のぞかせた。女性はひややかに言った。
「ありがとうございます。でもいりません。」うす暗くて顔の表情がよく見えない。
Aさんは急に自分が場違いなところにいるような気がしてきたが、もう一度、わけを話し、子どもたちにあげて
くれるよう頼んだ。

239 3/5 sage 2006/12/01(金) 12:47:11 ID:qFtIlwlw0
ドアのすきまからなまあたたかい空気が流れてきた。
嫌なにおいがする。ふと、女性の顔の下に、子どもの顔がふたつ並んだ。
ドアはほんのわずかに開いたまま。
2人の子どものうつろな目がこっちをじっと見ている。
三人の顔がたて一列に並んでいる。
「じゃあ…そう…いただくわ」Aさんはドアのすきまにピザの箱を入れると、すっと真横から
手がのびてきてうけとった。
3つの顔はドアのすきまからAさんを見つめている。「ありがとう…」かすかな声が聞こえた。
Aさんはそそくさと退散した。気味が悪かった。何かが違和感が頭の片隅にあった。
子どもの顔が脳裏に焼き付いている。顔…背中がぞくぞく震えだした。

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厳選怖い話 生物・妖怪

オギソ

胸糞の悪いレスのせいで胸糞の悪いことを思い出したんで貼っておく

小学生の頃、俺は親友のA、Bとともに農業学校で肝試しをやったことがある
俺とBは凡人だったが、Aは霊感があったようだし、可愛い幼馴染がいたりで只者ではなかった。
彼は率先して怪奇現象に関わるような気質があって、今回話す事と別の事件で小学校で怖い目にあったりもした。

農業学校は広大だった。
田舎とはいえ、近くには駅とか住宅街もあったんだが、その学校の周りだけは妙に森深く、
特に実習用の畑の真中にいるとまるで北海道かどっかの草原にいるように思えた。
恐らく、まだ町が開発され始めたばかりの頃に開校したんだと思う。
学校の帰り道に近道として大学を突っ切る事もあったが、
暗く、人気の無い、背丈までもある雑草に覆われた畑を通る事は当時の俺にも恐ろしかった。
Aが肝試しの場に選んだのは農業学校の中にある古びたコンクリート造りの建物だった。
学舎や学生寮からはグラウンドを隔てて、実習畑の近くの森の中に立地していた。
用途はわからない。正面ドアのところに木の札が合ったが字が風化して読めなかった。
ガラスは所々割れ、そこには合板が張り付けられていた。たまに開いたそこからは暗い中が少し覗けるだけだった。

936 本当にあった怖い名無し sage 2007/07/31(火) 17:39:32 ID:UHiq0Pky0
俺たちはAの家に泊まり、夜中に出発する事にした。
Aの家族はこの馬鹿な行動を容認してくれた。今思えば阻止してくれれば良かったと思う

俺たちは小学校脇から森に入り、沢を渡って実習畑に入った。
灯りはAが持ってる懐中電灯しかなかったが、満月な夜だった。
草むらを踏み分け、馬鹿な話をしつつ、建物に向かう途中、一度Aが「誰かにつけられてる?」と言った。
立ち止まって周りを見回したが草むらの中には誰も見えなかった。
こんな学校の中で追跡してくる奴なんているはずないし、野良猫かなんかだろうと納得したが、
俺も森の中に緑色の不可解な光を見たような気がしていた。
怖がってると思われるのがイヤで言わなかったが。そんなこんなで一応、無事に建物には着いた。

正面ドアは封鎖されていたし、窓は合板に覆われていたので、どうするのかと思ったが、
俺たちはAに促されて裏側に回った。そこには非常階段があった。
登ると、建物の屋上に出た。そこには二つの非常口があって、片方は鍵が開き、半ば開いていた。
中にはいるとちょっと自分達が建物の二階にいることが分かった。

937 本当にあった怖い名無し sage 2007/07/31(火) 17:40:22 ID:UHiq0Pky0
二階は講堂を見下ろすような場所だった。
どうやら建物は5つのフロアに分かれているらしく、講堂とその二階、中央に玄関、
そしてもう一つの部屋とその二階があるらしい。
俺たちは下に降り、パイプ椅子が散乱する講堂を調べたが、あまり面白いものは無かった。
俺たちは強がって「大したことないなぁ」などと笑っていたが、
中央玄関への扉があいている事に気付いた。なんでも前に来た時は開いてなかったらしい。
そこで、Aもまだ行っていない奥のフロアに行ってみようという事になった。