カテゴリー
洒落怖

二人の父親

怖くなかったらごめん
霊感とか心霊とか一切信じない父親がボソッと教えてくれた話
それでもいまだに怪談だのは信じてないけどね

父親には生みの親と育ての親が別にいた。ようは離婚して父親の父親が再婚した。
生みの親の記憶はほとんどないし、育ての親はあんまり構ってくれた記憶がなかった。
そんな育ての親が心臓の病気(たしか糖尿病関係)で入院して間もない頃だった。
生みの親が亡くなったという電話が掛かってきた。
父親は葬式に行くか悩んだ。かなり遠いし、あまり覚えてないし、離れてから一度も会っていなかったから。
それでも…と母親が説得して出向いたときのこと。
ご焼香のとき、頭を上げた瞬間。右の視界の端に生みの親が立ってた。
「あ・・・」っと思ったらいなくなっていた。
そのときになんとなくだけど、昔の記憶がじんわりと思い出したそうだ(母親いわくちょっと泣いてた)
その夜、夢に生みの親が出てきた。おぼろげにある昔の記憶の姿で父親の父親と一緒だった。
だけど自分は今の年齢。生みの親はほんのり微笑んで
「しばらくは二人でゆっくりさせてもらうわ」っていってすぐに目が覚めたらしい。
成仏できたのかーってちょっと安心したんだってさ。

ちなみにコレを聞いたのは父親の育ての親のお通夜。
育ての親は入退院と手術、透析やらを繰り返してたし、今夜が峠って電話を年に3回は聞いた。
それが5年以上は続いたのかな?しにきれないし、いききれないような状態がやっと終わった。
それをあのタイミングで話してくれたってのはつまりそういうことだったのかなって今になって気付いたよ。

カテゴリー
洒落怖

ぼくのだよ

去年の夏に起きた話を聞いてください。
当方普通の30代サラリーマンで、家族は妻と小学生の子供2人です。

丁度1年前の8月初旬に、仲良くしてる家族とキャンプに行ったんです。
相手家族もうちと同じっく、夫婦に子供2人の4人。合計8人でのキャンプでした。

そのキャンプ場では、テント2張と山小屋1件を借りました。
テントはそれぞれの夫婦で1張ずつ使い、子供たちは山小屋で寝る事にしました。
山小屋は普通のベッドが2つと、ロフトベッドが2つありました。
夜は山小屋で8人で遊んで、子供が寝たら親たちはテントに引き上げて寝るということにしました。

続きます。

346 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/31(木) 02:03:46.47 ID:xQE2aCPq0.net
子供たちを山小屋に連れて行くと、どちらの家族の子供たちも珍しいロフトベッドに寝たがりました。
無理もありません、子供は珍しいものが大好きですからね。

そこで、ジャンケンをして勝った2人がロフトベッドを使い、負けた2人は普通のベッドで寝ることにしてジャンケンをさせました。
何回かのジャンケンの後、うちの長男と友人家族の下の子がロフトベッドを使うことにきまりました。

その後は特に問題もなく、川遊びやバーベキュー、花火や山小屋に帰ってのトランプなどで、11時近くまで8人で過ごしました。
11時近くなり、さすがに子供たちも眠そうになってきたので、入浴や着替えをさせて、11時半頃に子供たちは床に着きました。
その後我々大人たちは酒を飲み続けた後シャワーを使い、12時半頃にそれぞれのテントに引き上げて寝ました。

翌朝7時半頃、起きて山小屋の子供たちのところへ行きました。するとうちの長男が、不思議なことを言うのです。

349 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/31(木) 02:16:52.93 ID:xQE2aCPq0.net
長男「昨日の夜、寝てるとき、何度もふとんを足元から引っ張られたんだ。」

えっ?と思いました。するとやはりロフトベッドで寝ていた友達の下の子供も言うのです。
わたしは眠ってるときに、何度も「ボクのだよ・・・ボクのだよ・・・」って声が聞こえた、と。

不思議に思いました。下に寝ていた子たちか?それとも部外者?
しかし、下の普通のベッドに寝ていた他の2人の子供は、何事もなく朝まで熟睡していたそうです。

何か奇妙な気もしましたが、特に実害があったわけでもないので、そのまま朝食をみんなで食べて、
その後の予定をこなすうちに、その子供たちの奇妙な話は忘れていました。

しかし、旅行から帰った翌日、友人から電話を受けたのです。
「おい、変な事があったから、うちに来てくれ!」と。
351 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/31(木) 02:27:48.33 ID:xQE2aCPq0.net
友達の家に行くと、「これを見てくれよ」と、ビデオを見せられました。
友達はキャンプ中、ホームビデオをずっと撮っていたのです。それを再生していました。

カテゴリー
洒落怖

ライブチャット

特定されないようにフェイクをまぜて書きます。
長くなるけどごめん。数年前のこと。

私は田舎を出て八王子のぼろアパートで一人暮らしをし、女子大に通いつつ、
サークル活動はせずにアパートの近所のファミレスでバイトをしてた。
ファミレスは時給900円ちょっと。親からの仕送りは家賃5万+生活費2万で7万。
遊ぶためのお金は自分のバイト代でまかなう感じだった。

でも学校帰りにファミレスで働いて稼げるお金なんてたかが知れていて
服やかばんや靴を買ったり、飲み会に顔を出したりしてたらすぐになくなってしまう。
短時間でラクに稼げるバイトはないかな~なんて考えていたとき、
八王子駅前にいるティッシュ配りのお兄さんにキャバクラの求人広告をもらった。

私は見た目が派手じゃないし、内向的でキャバクラなんてできそうにない。
それにアルバイトとは言え水商売には抵抗がある。
だけどキャバクラの求人の下の部分には、
「おしゃべり苦手でも大丈夫☆」というコピーとともにQRコードとURLが掲載されていた。

帰ってPCからアクセスしたそこはライブチャットの求人だった。
ライブチャットというのは女の子がWEBカメラで自分の姿を映して、
その映像を、サイトを通じてお客さんに配信するというもの。
映像の内容は女の子によってまちまち。
顔を出しておしゃべりする子もいれば、顔を隠す子もいる。
露出度の高い格好で出演する子もいれば、普段着の子もいる。
エッチな会話をしたり、裸になったりする子もいれば、しない子もいる。
サイト自体18歳未満登録禁止だったから、陰部さえ出さなければ脱いでもOKというルールがあった。

19 :2/15@\(^o^)/:2014/08/18(月) 09:25:54.32 ID:oQyBdFeL0.net
お客さんはほぼ全員男性。お金を払ってポイントを購入し、ポイントに応じて女の子の映像を見られる。
その金額の何割かが女の子に支払われるというシステム。
私はさっそく登録した。カメラはPC内蔵だったからその日からすぐに始められた。
バレることはないとは思ったけど、念のためウィッグをかぶった。

映像の配信をスタートしたらすぐにお客さんが来た。
人によっては「オナニーして」「脱いで」とリクエストが来たけど、それには応じずおしゃべりのみ。
エッチ目当ての人はすぐ出て行っちゃうけど、
中にはおしゃべり目的で来ている人もいて、そういう人と会話を楽しんだ。
不思議とカメラ越しなら喋れるもので、私は身分を偽りつつ、じわじわポイントをためていった。

一ヶ月するとポイントは5万円分ほどたまっていた。
講義が終わったらファミレスのバイトをして、帰宅してからはライブチャット。
週に3日程度、家で数時間のおしゃべりをするだけで月5万。割のいいバイトだった。

カテゴリー
洒落怖

賽銭泥棒

もう時効だと思うんで書く。
十年以上前の3月、俺は高校を卒業したばかりだった。
取ったばかりの免許に浮かれて、兄貴の車であちこちを走り回っていた。

ある時、俺は2人の後輩を連れて深夜にドライブしていた。
グンマーに住んでたから峠道には事欠かない。
長野との境を走る峠を、当時はまっていた頭文字Dの真似をして攻めていた。

県境をまたいで長野に入ってしばらく行くと、道端に地蔵がたくさん並んでいた。
真っ暗な中に立ち並ぶ地蔵の群れは不気味な眺めだったけど、目につくものがあった。
脇道に見える鳥居と賽銭箱。
お供え物のまんじゅうや花があったから賽銭も入ってるんじゃないか?
そんなことを話しながら俺たちは路肩に車をとめた。

3人で連れ立って車を降りた。賽銭箱には錠前がかかっていたけど
賽銭箱自体は古びていたから壊せそうだった。
近くに落ちていた石を何度か叩きつけると賽銭箱は壊れた。
中身は全部かき集めると5000円近くになったと思う。
俺たちは上機嫌でその場を去った。
バカだったから、バチが当たるとかそういうことは考えもしなかった。

69 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/19(火) 14:10:13.32 ID:UJNum0ep0.net
日が昇ってきたからドライブは終わりにして、金を3等分して持ち帰った。
一人頭1500円くらいか。確か、タバコを買って帰った。
兄貴が仕事に出るまでに車を返さないといけないから、
ガレージにとめて、俺は自分の部屋に直行してすぐ寝た。

目が覚めたのは昼頃だったと思う。
下の階からドンドンって物音がして起きた。
大の大人が地団駄を踏んでいるような音がずっと鳴ってた。
ドンドン!ドンッ!ドンドンドン!って感じで。

親も兄貴も仕事に行ってるはずの時間だった。
ペットの猫が暴れてんのかと思って見に行ったけど、呼んでも出てこない。
音をたどっても場所がわからなかった。ドンッ!ドンドン!って
鳴ってはいるんだけど、俺と一定の距離を開けて移動してる感じがした。
玄関の方で鳴ったと思って玄関に行ったら、今度は風呂の方から鳴る。
風呂の方を見に行ったら、今度は台所の方で鳴る。そんな感じ。

怖くなって家を出ようと思ったら電話が鳴った。
マジでビックリしたけどナンバーディスプレイには兄貴の会社の名前が出てた。
電話取ったら兄貴が「てめぇふざけんなよ!」っていきなり怒鳴ってきた。

「お前アレどこから盗んできたんだよ!気持ちわりぃな!ふざけんな!」
「は?何が」
「何がじゃねーよ!てめぇ俺の車でどこ行ったんだよ!?」
「いやだから何がだよ?」
「車に地蔵乗せたのてめーだろ!」

70 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/19(火) 14:11:27.72 ID:UJNum0ep0.net
一瞬で血の気が引いた。
地蔵がいる峠に行ったことは兄貴には言ってない。

カテゴリー
洒落怖

ストーカー

かなり昔、バイト先の後輩の話です。
当時は高校生が携帯を持ち始めたくらいの頃で、18歳のその子は携帯を持っていなかった。
今のうちからバイトをして、大学生になったら自分で買うんだと言っていた。

俺は彼女より年上で、二年長くそのバイトをやっていたので、会うとよくバイトや勉強のことで話しかけられていた。
ある日バイトを終えて控室に戻ったら、先に上がっていたはずの彼女が、まだ椅子に座っていた。それも一人で。

時間も時間だし、なんだか思いつめたような感じだったから声をかけた。
「最近夜にバイトあがると、誰か後ろからついてくる感じがするんです」
「一人でお店出るの怖くて……もしよかったら、途中まで一緒に帰ってくれませんか?」

なんか適当に明るいことを話しながら家まで送った。
男の俺がいるせいか、今日はついて来られてる感じがなかったとお礼を言われた。

651 :2/4@\(^o^)/:2014/09/15(月) 20:35:39.21 ID:bMte0j+t0.net
その一週間後、同じ時間にバイトをあがると、また控室に彼女がいた。
先週と同じか、もっと暗い顔をしていた。

「窓から部屋を覗かれてる気がするんですけど、怖くて確認できないんです」
「先輩と一緒に帰った日に後をつけてこなかったのは、もしかすると、もう私の部屋の外で待ってたからかも」
彼女の家は一軒家で、部屋は二階。
そんなところからどうやって覗くのかというと、塀から隣のマンションの物置?みたいな小さな建物によじ登れる。
そもそも地面の高さが違うので、その上からなら木の枝に身を隠しつつ覗けそうだという。というか、その辺りから見られている気がすると言っていた。

一応その日も同じように家まで送った。彼女が言っていた場所には、誰もいなかった。(下から見ただけだから、確実じゃないけど)
俺は今ある貯金で携帯を買ったらどうかと勧めた。夜道で家族と話しながら帰るとか、いざとなったら俺や友達を呼べるようにって。

652 :3/4@\(^o^)/:2014/09/15(月) 20:36:12.79 ID:bMte0j+t0.net
それからは、その子は日に日に窓や人影に怯えるようになった。
明るくて可愛い子だったんだけど、笑わなくなって身だしなみを気にしなくなって、別人みたいだった。
ある日俺が出勤すると、控室にバイトを終えた彼女がいた。幽霊みたいでギョッとした。

「先輩、ベランダに、いるんです。ストーカー。家族にカーテンを開けてもらうと、いなくなってて。家族が出ていくと、上からにゅっと覗くんです……」
上から。そんな所、誰もいないはずだった。
彼女の家の屋根に登るなんて、それこそ長いはしごが必要だろう。帰るためにはかけたままにしておかなきゃならないだろうし。
ずっといるって言うなら、俺だって人影を見ているはずだ。
「あと、わたし携帯買ったので、先輩の番号とメルアド教えてくれませんか」
とりあえず連絡先を交換した。

カテゴリー
洒落怖

迷惑電話

知らない番号から電話が来て
おばさんの声で「鈴木さん(仮名)?」って聞かれた。
でも自分は田中(仮名)。
いいえ違いますって答えたら「じゃあ誰?」って言われて
びっくりしたし少しイラッときたから
誰って言いませんよ、しかもいきなり失礼じゃないですか
って言ったら電話切れた。

なんだろうと思ってたら
数日後にまた知らない番号(多分↑の時と同じ番号)から電話
出てみたらまた同じおばさんが「鈴木さん?」って聞いてくるから
「違いますよ」って言って切ってその番号拒否した。

そして一週間くらい経ってから今度は別の知らない番号から電話。
最近変なの多いなと思いながらとりあえず無言で出たらあいつ。
「鈴木さん?鈴木さんでしょ?」って謎に嬉しそうに言ってきた。
もう気持ち悪いし無言で切る。
そしたら今度はすぐにかかってきた。
驚いたけどいい加減腹が立ったので
注意しようと思って出た。
「あっ鈴木さん?鈴木さんだね?」
また謎に嬉しそうな声。
「ちゃんと見てかけて下さい。違いますって。何回もしつこいですよ。」
って怒りながら言ったら
そのおばさんが男みたいな低い声で
「うん、だって田中だもんね」
って言ってきて電話切れた。
すごく怖くてその後しばらく電話来るたびにビクッてした。