カテゴリー
後味の悪い話

仮出所の日

マンガ、力王の序盤の話
脇役Aは雨の日の真夜中、産気づいた妻を乗せ病院に行く途中の運転中に
通行中の男性を轢殺してしまう
本来なら交通刑務所行きだが被害者が警察官だった為、普通の刑務所に収監
Aは真面目に仕事をし空き時間に作業で余った材料の破片で子供の為の
玩具を作りながら仮出所の日を楽しみに待ち続けていた

しかしそれが気に食わない牢名主が嫌がらせでAが不正行為をしている
というでっち上げを刑務官に報告しAの仮出所は取り消しに
Aは事実では無いと刑務官に訴えるも牢名主に癒着していた刑務官は
聞き入れない
それに絶望したAは首吊り自殺をしてしまうのだった

カテゴリー
後味の悪い話

軽自動車

ダメだ。眠れない。
スレタイに沿った話を思い出したので投下するか。
20年近く前に見たテレビ番組なので詳細は間違いがあるかも?
確か「○○警察24時」系の番組だった気がするのだが、父親の運転する軽自動車が日中の人通りが多い交差点のような場所で事故。

車は大破し、父親の安否は忘れた。(即死か?)
後部座席には若い娘(多分10~20代)が乗っていたが、ずっと絶叫し続けている。
顔にはモザイクが掛かっていたが、「痛いよ~、痛いよ~」みたいな感じ。
その泣き叫ぶ声が周囲のビルに反射して、永遠とこだましている。
遠巻きに固唾をのみながら、何も出来ずに見守るだけの野次馬が多数いて完全な晒し者状態。
救急隊が駆けつけ救助したが、両足を(前部?)シートの下に飲み込まれた状態で、車が大破したためにミンチになり、救助されたときには(両足が?)切断されていたというもの。
今は違うのかもしれないが、昔の軽自動車はバイクよりちょっぴり安全な「走る棺桶」だった。
北海道かどこかで発生した別の玉突き事故でも、前後を大型トラックに挟まれた軽自動車の全長が、50センチまで潰れたという話もあるし、個人的に絶対に軽には乗る気にならない。

カテゴリー
後味の悪い話

椅子

昔読んだ児童書。うろ覚えな部分多いです。

話は主人公の少年(小学校5、6年)が父の郷里に引っ越し・転校するところから始まる。
転校先は父の母校でもあり、主人公もすんなり周りと打ち解けた。
しかし新生活に期待を膨らませる主人公を不安にさせる事が二つあって
一つはこの学校に伝わる怪談でもう一つは怪しい教頭・徳蔵丸先生。
怪談とは「いつの間にか教室に足が一本欠けた古い椅子がまぎれ込み、
それに座ると怪我してしまう」というもの。

教頭は主人公との初対面の時「君のお父さんの名前はもしかしてA?」と確認し、
主人公が肯定すると複雑な顔をし、それ以来常に主人公を監視しているようだった。
教頭は父の同級生なのかと思った主人公は帰って聞いてみると
父親は激しく動揺し否定する。
主人公は「あんな珍しい名前の人なら覚えてるでしょ?お父さんの名前も知ってたよ」と突っ込むが
父親は「知らんと言ったら知らん!」と叱り付けその場を立ち去る。
それから主人公の周りでは不可解な事件が起こりはじめる。

83 : 昔読んだ児童書・2 : 2012/03/07(水) 01:32:55.37 ID:j/tMNpsn0
まず主人公の椅子だけが古い物、足の一本欠けたものに変えられていた。
例の怪談を思い出し震え上がる主人公とクラスメートだが悪戯という事で話は終わる。
しかしそれ以外にも主人公が放課後一人残って廊下を歩いていると
後ろから誰かがつけてくる気配→振り返ると例の古い椅子が!
移動教室で誰がどこに座るか分からない、それ以前に鍵がかかっていて誰も入れなかったのに
あの椅子が主人公のところに!という事が何度も起こり主人公はすっかり参ってしまう。
主人公は皆から好かれているのでいじめや嫌がらせの可能性も考えられず担任もお手上げだった。
そんな中徳蔵丸先生が「最近大丈夫かね?」とか不気味な笑顔で声をかけてきて
主人公は一連の事件の犯人は教頭で過去父と何かあって
自分に嫌がらせしてくるのではないかとの疑念を抱くが、誰にも話せないまま月日が流れる。

84 : 昔読んだ児童書・3 : 2012/03/07(水) 01:41:33.94 ID:j/tMNpsn0
しばらくして文化祭が近付き、主人公のクラスは劇をすることに決まった。
担任は元気のない主人公を力付けようと主役を与える。
狙い通り劇の練習に打ち込む事で気分が戻ってきた主人公は本番の前日、
父に学校に見に来てくれるよう伝える。
あの日以来何となく溝があった二人だが父親は了承。
翌朝本番の日、父は主人公に手紙を渡す。
そこは父がかつて徳蔵丸先生と同級生だった事、父含め複数で彼をいじめていた事、
さらにそのいじめが原因で徳蔵丸先生は目に大怪我を負い
その後徳蔵丸先生は転校、どうなったかは知らず今まで忘れようと思っていた事などが綴られていた。
最後に父はこれを機に過去に向き合い、今日学校できちんと徳蔵丸先生に謝罪すると記してあった。
主人公はあの古い三本足の椅子こそが当時の事故のきっかけとなった椅子で
怪談の由来そのものだったのだと知る。

カテゴリー
後味の悪い話

少年と店員

米フロリダ州のアダルトショップに強盗に入った少年(17)に、店員が店で働かないかと説得して見事、犯行を阻止した。
拳銃を持って押し入った少年は「病気の家族のために必要だ」と金銭を要求。

店員は代わりに店で働くことを提案し、少年が申込書に記入している間に警察に通報した。
警官は申込書に書き込まれた住所を手掛かりに少年を捜索、路上にいたところを見つけて強盗容疑で逮捕した。(共同)

カテゴリー
後味の悪い話

野原みさえ

クレヨンしんちゃんの初期作品にあった話
専業主婦野原みさえは息子、しんのすけと一緒にいつもの様に銀行へ生活費を下ろしに行く。
通帳の明細が一瞬だけ表示され、残高はほぼゼロ。みさえは今月分の給料、30万円全額を引き出した。
「今日はしんちゃんの好きなもの作ってあげるわね」上機嫌にみさえは銀行を飛び出し、スーパーに向かった。
買い物かご一杯に商品を詰め込んで、レジに持っていく。「1XXXX円になります。」店員に金額を提示され、お金を取り出そうとするみさえ

だが、見当たらない。カバンの中、ポケットの中をくまなく探したがお金は出てこなかった。
顔面蒼白になったみさえは銀行へ戻り、周辺を捜索したが矢張り見つからない。
警察に届け出るが、巡査に「こういうものは大抵見つからない」と言われ、更に落ち込んでしまう。
あろうことか彼女は5歳になる息子に疑いの目を向ける。今回は全く咎を受ける事をしていないのに鬼の形相になる母親に萎縮するしんのすけ
そうこうしている内に主人、ひろしが帰ってくる。いつもと違う妻の様子に驚くひろし。
みさえは理由を告げ、どんな罰でも受けると謝罪する。ひろしはみさえの予想に反し、怒らなかった。
「なんだ、そんな事か。オレはお前としんのすけさえ無事なら他に何もいらないよ」夫の優しい言葉に胸を打たれ、泣き崩れるみさえ。

ここで切りよく話は終わるのだが、CM後にこの続きが始まる。
翌朝、ひろしが目を覚まし朝食はどこにあるのかと尋ねる。みさえは「そこのパンの耳でも食べといて」と冷たく言い放つ。
「は?」ひろしは呆気にとられる。みさえは続いて「あぁ、あなたの今月のお小遣い、1万円減らすからね」と一方的な通告。
「おい、ふざけんなよ。元はと言えばお前が給料落としたからこうなるんだろ?」半ばキレ気味にひろしは正論を言う。
「そうよね…私が給料を落とさなければこんなことにはならなかったの…」みさえは悲しいBGMをバックに泣き崩れる。
「あぁ、すまなかった。わかった、今月は小遣い減らしていいから」折れるひろし。
それを聞くや否や嘘泣きをやめ、サッパリとした声で、「じゃあ、晩酌のビールもなしね」と他人事のように追加条件を提案。
死人のような顔をしてひろしは出勤。自身はいつもと変わらない生活に戻る…
因みに張本人の自身に対する罰は“月一で買っている通販やデパートの服を買わない”と言うことだけ。
前半だけで終わっていれば美談だったのに…

カテゴリー
後味の悪い話

郁子の奇行

清水玲子の「秘密」っていう漫画

舞台は、MRI捜査という捜査方法が確立している近未来の警察。
MRIとは死んだ人間の脳を利用して、死者の見ていた映像を再現することができる装置のこと

ある日、郁子という中年女性が同僚の正と佳代子を殺害する事件が発生した
郁子は不細工な小太りなのに外見に似合わないロリータ服を常に着ているうえ、
虚言癖があり嘘ばかり吐いていたため、周囲からは馬鹿にされたり笑われたりしていた
しかし正だけは郁子に親切にしており、そのせいで正の恋人・佳代子からは更に嫌われていたという
主人公はこの事件の捜査をすることになるが、
「どうせ色ボケしたババアが若い男に入れあげただけだろ」と軽く考えていた

だが、MRIで郁子の脳に残っていた映像を見た主人公は驚く。
郁子は痴呆症で寝たきりの父親と二人暮らし。兄弟や恋人など、介護を手伝ってくれる相手もいない
そんな介護漬けの生活の中で疲れきった彼女は、次第に幻覚を見るようになっていたのだ
(実際に見たものでなく、脳に焼き付いた記憶を見る装置のため幻覚なども再現される)
その幻覚のなかで、郁子はまるでモデルのようなスタイルの美人になっていた
更に、映画のポスターに映っている子役を自分の子供だと思いこんだり、
自分を馬鹿にする言葉が称賛する言葉に変換されて聞こえたりもしていた
ロリータ服を着ていたのも、「妄想の中の自分」にはすごく似合っていたからだった
郁子は、妄想のなかだけとはいえ幸せな生活を送っていた
皮肉にもその幻覚により、彼女は辛い現実を忘れ精神的に安定して過ごすことが出来ていたのだ

そんな郁子の安定を奪ったのが、被害者の正だった
正は郁子の境遇に同情し、父親の介護を手伝ったりしていた
その際、郁子が「子供がいる」「夫は海外出張中」などと言っているのが幻覚のせいであるのに気付き、
彼女を『治してやる』ために、幻覚症状を抑える薬を渡したのだ
薬を飲んだ郁子は妄想から解放され、現実に気付いてしまう
夫も恋人もいないこと・自分は美しくも若くもないこと・
父の介護をこれからも続けなければいけないこと…
正は郁子の手をとり、「妄想に逃げちゃダメ」「現実を見ないと」と諭す
しかし全てを理解した彼女は「こんな現実ならいらない」と嘆き、発狂して凶行に及んだ

181 : 本当にあった怖い名無し : 2012/03/14(水) 17:53:46.25 ID:31c1vTgm0
郁子の実際の外見が本当に幸薄そうな小太りのおばさんで、精神的に来るものがある
正は正義感から治療してやろうと思ったんだろうけど、
そのせいで郁子はおかしくなって、自分も恋人も巻き添えで殺されるとかひどすぎ