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洒落怖

黒い影

前に見かけた話を投下。
長いと言われたので分割します。

都市伝説に「くねくね」っていう話、ありますよね。
白くてくねくねしていて、見ると……、てやつ。
それと関係はわからないけど、これはくねくねについてお父さんに教えたら、かわりに話してくれた話です。
「お父さんはそれの仲間をみたことあるぞ」

以下、父の話です。

お父さんの日課はぽち(うちの犬の名前です)の散歩だよな?
その日も…だいたい4時5時っくらいにぽち連れて歩いてきたんだわ。
コースはうちをぐるっと囲むようにある、田んぼの畦道。まあ、見えるもんなんて、田んぼと畑と、お墓くらいしかみえないわな。
私「うち、田舎だからね」
父「そのぶん、見晴らしはいいよな」

そう、見晴らしがいいから、人が歩いてるのなんて一発で見えるんだよな。
時間帯的にも犬の散歩ラッシュだから、お父さん以外にもちらほら犬連れて歩いてる人がいるんだわ。
向かいからきたときは、すれ違うときに挨拶なんかして。
うちのぽちは臆病ですぐ飛びかかろうとするから、リードで押さえて準備してからすれ違うんだよ。他所んちの人や犬、怪我させちゃめんどうだからな。散歩するときはいつもだいたいそんな感じなの。
んで、そんときも向こうに、人影が見えたのさ、黒い。
その時はお父さん、「あ、こっち来るかな」って身構えたんだけど…田んぼを斜めに挟んだ向こうだったし、どうやらその人もおんなじ方向に歩いてるって感じだった。
だから、はち合わないだろう、って思ってそのまま歩いてった。「あの人も犬の散歩かな」なんて。
そのまんま、その人が見える位置で、ついていく感じで進んでたんだけど、あれっ?ってなった。

985 :2/2@\(^o^)/:2014/07/20(日) 14:37:16.98 ID:J7lvtVQ80.net
距離が変わらないんだ。どんなに急ごうがゆっくり歩こうが、距離が変わらないんだ。
その人影の大きさがな、変わらないんだ。
そして、気がついたんだよ。
その人があり得ないほど真っ黒なことに。

影になってたとしても、見る位置が変わればなんかちょっとは変わるだろ?
だけれど、太陽を背にしようが、右手にしようが。日向に居ようが影にいようが。ずっと、真っ黒なまんまだったんだ。
顔もわからない、だれなのかわからない。決して見えない位置じゃなかった。
普通なら誰なのか判別できる位置に、確かにそこにいる。
なんだかわからない、人のかたちをした黒い影が。
お父さんと一定の距離を保ちながら、蠢いていたんだ。
お父さん怖くなって走って走って、引き返してきちゃった。
半分引きずられるように走らされたぽちが不思議そうに見上げてきたよ。

父が話してくれた話は以上です。
父はいまでも変わらず元気ですし、正直、くねくねとなんら関係もない話かもしれませんが、これを聞いたとき、確かにおんなじ恐怖を感じたことを覚えています。
もしかしたら、くねくねの亜種だったのかもわかりません。
あれ以上見つめていたら危なかったかもな、と父はあっけからんと笑いました。

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洒落怖

ルート

怖くは無いが、不思議な体験をしたので書く。

去年、友人2人(ここではAとBって事にしとく)と自分の3人で長野県に旅行に行ったんだが、その時に起こった話。

友人Aがその県に知人が居るとのことだったので、その人の家に3日泊めていただいた。

その人の家がある場所は、民家はあるが近くにはコンビニ一軒、自販機すら見当たらないような、まさに「田舎」という場所だった。

その人の家の近くには、小高い丘の上に立つ温泉(スーパー銭湯のようなもの)が立っており、その人は家の風呂ではなく、そこを使っているという話を聞き、自分たちもそこの温泉を使うことになった。

初日は何も問題は無かったのだが、2日めの夜に問題が発生した。
81 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/23(水) 22:48:14.54 ID:j5ePgj7yI.net
78の続き
二日目の夜。
Aの知人は、
「自分はシャワーを浴びるだけで済ませるから温泉には行かないけれど、あなた達はどうする?」と聞かれた。
夜に見ず知らずの土地を歩くのもいいし、泊めていただいている知人の方に迷惑になると友人と自分は思ったので、
「温泉へ行く。行きは道を覚える為に知人に送ってもらうが、帰りは自分たちの足で帰る」ことになった。

温泉に向かうまでのルートは、国道を通るルートと、田んぼの中の舗装された道を通るルートの2つがあるが、前者は歩道が無く、夜は長距離運送のトラックなどが走っていて危険なので、後者のルートを勧められた。

その後温泉から出て、男3人で帰り道を歩く。
街灯は無いが、月明かりが照らしてくれる。
しばらく歩くとT字路にぶつかるから、そこを右に曲がれば良い…。温泉に向かう最中に、それは確認済みだった。
しかし、しばらく歩くと急に霧が出てきた。最初は「霧だ、魔界地底都市グンマーに行くんじゃね?w」程度にしか考えてなかったのだが、歩めば歩むほど霧が深くなる。
月明かりも霧に隠れて見えない。視界は3~5m程。
この時、自分は人肉館の話を思い出していた。
「もし、霧の向こうから血の滴る包丁を持った店主が歩いて来たら…」そんな事を考えていたら、道が二つに分かれていた。
右は、舗装もされていない田んぼの畦道。
左は、舗装はされているが一直線に山の方向に伸びている。こんな道は、「一度も通っていない」。

元来た道を戻って、国道を通ろう。

3人の意見は一致した。
そのあとは、国道を通ってAの知人宅に帰ったのだが、帰ってから色々不思議な事が起こっていた事に気づく。

まず、Aの知人曰く、知人宅から温泉までの道は歩いて20分程度の距離なのだが、Aが言うには自分たちが二股路で引き返した時点で、温泉から出てから丁度1時間経過していたこと(スマホを引き返す時に灯り代りに使っていた)。

また、あんなに濃かった霧が知人宅の近くでは全く出ていない。その知人の家の横には、川が流れているのにも関わらず、だ。

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子どものころの怖い話 寺・神社 田舎・地方の習慣

田舎の神社

小学生の頃、夏休みはよく母の実家に遊びに行っていた。祖父母は優しくて小遣いをしこたまくれたから毎年行くのが楽しみだった。
あれは小五の夏だった。塾に通わせようとする親を振り切るようにして田舎へ来た。
しかし親の方が一枚上手でそこから通える塾に入る手続きをされてしまい、お陰で毎日塾通いする羽目になってしまった。
朝8時に祖父母の家を出て最寄りのバス停まで10分ほど歩き駅前の塾へという日々であまり遊んだり出来ず不満だったが、祖父が交通費をたっぷりくるたので帰りに買い食いしたりゲーセン寄ったりする楽しみはあった。

田舎へきて一週間ほど経った頃だった。夕方バスを降りて家へと歩いていた。ちなみに家とバス停の間は田んぼの中の畦道で夏でも風が吹いて心地よかった。
途中に小さな神社がありその周りだけこんもりと木が繁っていた。近所の子供も寄り付かず人気のない場所だったが俺は妙に気に入ってちょくちょく境内に入って置いてあったブランコを漕いだりしていた。
その日は曇り空で夏にしては薄暗い日だった。てくてく歩いてちょうど神社の森に差し掛かったとき、前方にふと妙なものが見えた。空間の一部がとろとろと歪んでいる。例えるなら陽炎のようなものだった。
しかしこんな日に出るはずがないし、しかもちょうど道幅と同じくらいの範囲で現れている。高さは大人の身長くらい。まるで道を塞ぐ透明の壁のようだった。
最初はそれほど気にならなかったが近付くにつれて次第に気味が悪くなってきた。どうしよう。そう思った瞬間だった。
「××くーん」
背筋を悪寒が駆け上がった。振り向くと畦道をこっちへやってくる黒いものが見えた。ボールのようにバウンドしながらゆっくりとこっちへ向かっている。
「××くーん、××くーん」
また聞こえた。 しわがれてエコーのかかったような女の声。妙に甘ったるい。黒いものが発しているのか? それが跳ねるたび細長く黒いものがばらばらと広がった。
何度目かのバウンドでそれの中身がちらりと覗いた。外側とは違う白い白い何か。薄暗い中でも俺には見当がついてしまった。それは顔だった。周りは髪の毛だったのだ。つまり、生首。
女の生首が1メートル以上はありそうな長い髪を振り乱して俺の名前を連呼しながらこっちへ向かって飛び跳ねていた。

恐怖のあまり叫んだ。カバンを放り出して走った。生首に比べたら透明のもやもやなんて何ともないと思った。歯を食いしばって飛び込んだ。その瞬間、耳がキーンと鳴りどこか遠くで「ギリギリギリギリ」と歯車が軋むような音がした。
気がつくともやもやの前に立っていた。横には放り出したカバンがある。とっさに振り返ると生首はいつの間にかすぐ後ろまで迫っていた。俺を呼ぶ声は絶叫に近くなっていた。
髪の間から白い顔が睨んでいた。睨みながら笑っていた。唇は無かった。
俺は金縛りにあったように身がすくみ動けなかった。声も出なかった。口は半開きで涙と涎を垂れ流していた。そのままどうしようもなく接近してくる生首を見ていた。

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子どものころの怖い話

祠の中

44 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 02:39:51 ID:1HiO5KuiO
俺が小学低学年の時、両親の離婚問題(裁判等)で、俺は夏休みの間、母方の田舎で爺ちゃん婆ちゃんと暮らすことになった。
ほんとド田舎で周りは田んぼと山。
まぁ当時ガキだった俺には、昆虫採集が出来て楽しかったが。
でも爺婆に『あそこだけは行ってはいけん!』と何度も言われた場所があった。
それは裏山の中腹にある祠(防空壕?)だった。

行ってはダメと言われれば、やっぱ行きたくなる。
ある日俺は、クワガタを捕りに行くと嘘をつき、その山に入った。

獣道を10分程登ると祠がある。
45 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 02:51:07 ID:1HiO5KuiO
その祠の入り口は横幅2メートル縦1.5メートル程で、白い綱が横方向に垂れ掛かっていて、それに白い布が数枚掛けられていた。
(力士の化粧回しぽい)

とりあえず、外から中を覗き込んだが、入ってすぐに数段の降りる階段があり、その先は少し広めの空間があるように見えた。

とりあえず、白い綱を股がり、中に入った。
入った瞬間に、夏なのに中はメチャ涼しい、てか寒いぐらいだった。
苔の生えた階段を降りると、外から見た通り、若干横幅が広がっていて、更に奥まで続いていた。
しかし、奥は真っ暗な上に、風の音が反響して、なんとも不気味で、昼間だったが、その時は怖くなり、すぐに引き返した。

47 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 02:59:16 ID:1HiO5KuiO
その晩、爺婆の約束を破った後ろめたさがあったのか、夢にまで祠が出てきた。
明くる日、どうしても祠の事が気になり、懐中電灯を片手に、もう一度、祠へ出向いた。
祠手前で周囲に誰もいないことをよく確認し、素早く入った。
階段を降り、直ぐ様、懐中電灯をつけ、奥を照らした。見たところ奥行きは10メートル程だろうか、、、もう少し前進しないとはっきり見えないが、何やら奥にも、入り口にあったのと同じような白い綱のようなものが見えた。
反響する風の音『ゴォー・・・』に合わせて、その綱が少し揺れているのが辛うじて見えた。

49 本当にあった怖い名無し 2008/04/15(火) 03:09:33 ID:1HiO5KuiO
急に怖くなって、また引き返そうと思ったが、好奇心も旺盛だったので、ジリジリと前進した。
出来るだけ懐中電灯を握った右手を前に伸ばして。

2メートル程進むと、白い綱がはっきり見えた。
更にその奥には木の観音扉があった。
『ただの変わった神社かな?』と思い、懐中電灯でその観音扉を照らしてみた。
その観音扉、閉まっているんだが、障子みたいな感じで枠組みがあるんだが、障子紙自体はボロボロで中が丸見え。

何やらお供え物があったであろう食器類や、蝋燭立て、そして中央奥に変色して所々緑がかった丸い鏡があった。

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子どものころの怖い話

霧の夜

432 1/6 sage New! 2008/10/30(木) 17:29:38 ID:qw/Lz/md0
これは小学校3~4年生頃(20年程前)の話です。
最近ふと思い出しましたので書いてみます。
少々長くなりますがご勘弁を。

それは8月のある蒸し暑い夜でした。
母が知人の家に行くと言ったので、特についていく理由はなかったのですが、
その頃はまってた蛙釣りがやりたくてついて行きました。
(蛙釣りとは、水田の稲穂の先を一粒残して他は全て取り除き、
その先を水田にいる蛙の鼻先に近づけてくわえさせ釣り上げる遊び。
うちの小学校では流行っており、俺は小学校でトップクラスの腕だった)
その知人の家に行くのは俺は初めてでしたが、
俺の住んでいた所は四方を水田に囲まれた家が多かったので釣り場所には困りません。
夜に一人で出かけられない臆病者ではありましたが、
初めて行く場所での蛙釣りの誘惑には逆らえず、
知人宅に着くと早速一人で釣り場を探し始めました。

すぐに釣り場を見定めると、周囲の暗闇を少し気にしながらも釣り始めました。
その夜はなぜかいつもよりもよく釣れ、普段の倍のペースで釣れました。
しばらくすると蛙も慣れて釣れなくなるので場所を替えようと移動を始めました。
その知人宅の隣には小さい神社があり、その鳥居前の電柱には電灯がついていて
その明かりに少しホッとし、その明かりの下で再び釣りに夢中になっていました。

433 432  2/6 sage New! 2008/10/30(木) 17:30:17 ID:qw/Lz/md0
ここでも普段よりハイペースで釣り上げ続けていました。
次第に興奮してきた俺は釣り上げた蛙に酷い事を始めました。
それは地面に叩きつけて殺すことでした。
当時の俺は生き物の命の重さなど考えたこともないバカガキだったため、
楽しんで殺っていました。
(余談ですが、この頃より数年後、自分では蛙に呪われたと感じた病気にかかり、
命の危険もあるといわれ、オペ寸前までいきました。
その後何とか治り、それ以後は蚊ですら殺すのをためらうような性格になってしまいました)
しばらくするとやはり釣れなくなり、興奮も収まってきたので再び移動しようと顔を上げたとき
周囲の異変に気付きました。

いつの間にか辺りは深い霧に包まれていました。周囲の電柱には何本かおきに電灯があり、
また小型懐中電灯も持ってきていたので霧の中ということは容易に判断できました。

しかし自分の住んでいる地域では夏に霧が発生することは無く、その見慣れぬ状態と
視界の悪さに忘れていた恐怖感を取り戻し、母の所に戻ろうと知人宅を目指しました。
しかし進めども進めども家が見えてきません。道を間違えたかとも思いましたが
俺は当時方向感覚が鋭く、道や方向を間違うことは一度もありませんでした。
それ以前に隣接した神社の前にいたのだから歩いても1分とかからないはずでした。
その事に気付いた瞬間、周囲に突然何かの気配が感じられました。

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子どものころの怖い話 寺・神社

あの神社は今

342 本当にあった怖い名無し sage 2008/09/07(日) 22:22:22 ID:UHlNSqRp0
俺が中学生だった頃の話。
俺の住んでたところは片田舎でまばらな家とあとは山か田んぼだけ
当時はオカルトブームでよくテレビで心霊事件や
UFOの特集をしていたのを覚えている。
ある日、クラスの男子数人でツチノコ探しに行こうぜって話になった。
俺らは学校の裏のほうにある山に行った。ある程度歩いたと思う。
ツチノコどころかロクに生き物を見つけることもできなかった。
日が傾きはじめたころ、俺らの一人が小さな神社を見つけた。
俺らはそこで休むことにした。各々に水筒の飲み物を飲んだりお菓子を食べたりした。
誰かが気づいた。この神社は蛇を祀っている神社だった。
「ツチノコに関する手がかりがあるかも・・・」と思った。俺らは境内に登り、扉を開けた。
そこには体長が3メートルぐらいあるような大蛇がいた。
俺らは驚いて一目散に逃げた。どこをどう走ったのか、麓まではすぐにたどり着いたように思った。
さっきまで昼下がりだったのにもう日は暮れていた。
それ以来その山には行っていない。
後で地図を見てみた。しかし、その山に神社を見つけることはできなかった。
俺は今上京している。
時々思う。もう一度その神社に行ってみたいと。