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二人の奇行

596 本当にあった怖い名無し New! 2008/05/04(日) 18:52:49 ID:VskRKHdSO
友人ふたりとドライブした時の話。
久しぶりに会った連中だから、車内で大いに盛り上がったんだけど、喋り疲れたというか、三人同時に黙り込んで、変な沈黙の間ができた。
車は山中の一本道を走ってる。

そういえば、ここはどこなんだろう、と思ってたら、運転席と助手席でなにごとがぼそぼそと会話してる。
何を話してんだろう、と俺は後部座席から身を乗り出して聞いた。
「南無阿弥陀仏」
「南無阿弥陀仏」
ふたりを見ると、合掌してる。
その直後、けたたましいクラクションの音がした。
俺たちの車は、大型ダンプと正面衝突した。

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サバイバルゲーム

4 本当にあった怖い名無し sage 2008/03/24(月) 21:37:38 ID:xR/cHzGN0

5年位前に馬鹿野郎達20人ぐらいで樹海でサバイバルゲームやったのよ
青春時代だった俺達は怖いもの知らずで「死体みつけたら撃とうぜ」とかふざけ半分で言ったりなんかしてた
ちなみに全員サバイバルゲーム経験済み、念のために携帯電話のほかに無線機(ch式の免許要らない奴)
で、サバイバルゲームを開始した
雰囲気を出すためにバトルロワイアル形式で
といってもズルはしてた、数人とその無線機で連絡とって挟み撃ちにしたりとか
いつでも連絡取れるようにイヤホンつけた状態で常に受信できる状態にしてた
3人でチーム組んでたんだけれど敵が数人で来たから俺はとりあえず隠れた

強気の二人は突っ込んでいったんだけれどまもなく殉職
結局俺一人で移動することになった
少しして電話が来た、友達からだったんだけど
「テレビの人にみつかって俺らのエアガンとか見たら怒られたからとりあえず車止めた場所まで来て」
とか言ってた
樹海ってのは怖いね、元の場所に帰りたいのに場所がわからない
なんとなく歩いた(と思われる)場所を戻った
コーラの開いていない缶が落ちていたのは覚えているんだけどその先辺りで急に無線機に変な声が入った
狂ったように高い笑い声がノイズに混じって聞こえた
最初は車に戻る仲間がふざけていると思って俺も「今どの辺?」って聞いたんだ
そしたら女性の声で「うん」って聞こえた、サバイバルゲーム仲間に女性はいなかった
TV局の人かと思ったがすぐに違うと思ったまた狂ったように笑い始めた
怖くなってイヤホンを外して走りながら車に戻ろうとしたが途中で首吊り用のロープ?があった、人は引っかかっていなかったけど
驚いて立ち止まったけれどまた恐怖心が蘇って走った
見たわけじゃなくて感じただけなんだけど、ずっと何かが併走してた気がした
迷って10分ぐらい走ったらソーセージ食いながら車に戻る仲間を発見
一緒に車に戻った、もうテレビ局の人はいなかった
車の中で迷彩服を脱いだときに友達が迷彩服の中の肩に長い髪の毛を見つけて取ってくれた
その毛は30cmはあった、母親は10cm位だし彼女はその頃いなかったし勿論野郎にそんな長い奴はいないしさ

5 本当にあった怖い名無し sage 2008/03/24(月) 21:38:21 ID:xR/cHzGN0
文字数オーバーした

車4台あったんだけどさ俺前から二台目に乗ってたのよ
まだ免許持ってなかったし後部座席に乗ってた
時間余ったしドライブと観光しようとかって話で樹海の隣の道走ってた
後ろが急に凄いブレーキ音?してびっくりして後ろ見たら3台目止まってた
4台目とスレスレで止まってたみたい
4台目の運転手めっちゃ怒っててさ
3台目の運転手が青い顔で人ひいたとか言ってんの
でも人もいないし車も凹んでないしさ
危ないから運転手変わって走った
運転手は確かに人と人ひいた衝撃と感じたらしい
面影は黄色い服着ててそれ以外に特徴は覚えてなかったらしい

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訪問

38 訪問1 2007/12/18(火) 16:06:40 ID:bM3ETaGh0
少々長いがお付き合いをば。

AとB、二人の若者がドライブをしていた。突然目の前に現れた影を轢いてしまう。
「ヤバ!」慌てて車から降りる二人。「ううぅ~。」うめき声が聞こえる。どうやら人を轢いたらしい。
が、二人は安堵にも似た奇妙な感覚を覚えた。轢いた相手は、二人が住む街で有名な頭が少しおかしい浮浪者だったのだ。
若い二人からしたら、彼など道端の猫と同然。「はは、こいつか!」「あ、わりーなおっさん!」
等といい、笑いながら二人は車に乗り去って行った。

39 訪問2 2007/12/18(火) 16:22:45 ID:bM3ETaGh0
後日。一人暮らしのAは自宅で彼女と酒を飲んでいた。
夜も更けかけ、翌日自宅で用がある彼女を玄関まで見送り、酒もまわって心地もよく、そろそろ寝るか、と思ったところで携帯が鳴る。Bだ。
B「おい!A!お前今どこにいる!?」やたら興奮した様子に苛立ちすら覚え、不機嫌にAは答える。
A「あ!?家だよ家。寝るとこ。なんの用だよ!?」
以下、Bの話。

Aと同じ街で同様に一人暮らしのB。自宅で寝ようとベッドに入り、意識も薄れ掛けてきた頃、ドアを叩く音で目が覚めた。
「ドンドンドン!・・・お~い。Aだけど開けてくれ~」
こんな時間に連絡も無く来て騒ぐAにBは若干の怒りすら覚えたらしい。そっと重い腰を上げ、静かにドアに近づく。
ドアをいきなり開けることで深夜の非常識な友人に怒りのアピールをしようと考えたからだ。
「ドンドンドン!・・・お~い。Aだけど開けてくれ~」
うっせぇなこの酔っ払いが。ドアの前にこっそり立ち、位置の確認の為にスコープを覗く。
そこでBは固まった。
そこにいたのは、Aの声を発するテープレコーダーを持ち、バットでドアを叩く、例の浮浪者だった。
Bは声も出せず、またスコープから目を離せず、ただ立ち尽くしていた。
しばらくすると、その浮浪者はレコーダーを止め、「こっち、いないいない」と呟き去っていったそうだ。

40 訪問3 2007/12/18(火) 16:34:44 ID:bM3ETaGh0
A「はいはい。怖い怖いっと。」酒のせいもあり、また、不機嫌なAは真剣に話を聞こうとはしない。
B「バカ、嘘じゃねぇ!あいつ『こっち』いないって言って・・・」

ピンポーン。Aの家のインターホンが鳴った。

A「あ、彼女が忘れ物でもしたのかな? OK、B、その話はまた明日!おやすみ!」
B「待て!切るな!」 ピッ。半ば強引に電話を切る。

ピンポーン。再びインターホンと同時に声。「おい、A!!」

A「はいはいー!今開け~・・・・・・・ッ!!????」

ピンポーン。「おい、A!!」外からBがAを不機嫌に呼ぶ時の声がする。
一瞬、Aの思考が止まる。何秒立っただろう。

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愛してるか?幸せか?

235 本当にあった怖い名無し 2007/12/22(土) 16:13:35 ID:MSHI4VcK0
彼が2年前の10月22日に事故で死んでしまいました。
バイクに乗っている彼の前を不意に左から曲がってきたトラックの下敷きになって。
ご両親からは、ほぼ即死だっただろうという警察の話を教えてもらいました。

不思議な体験はその前の週の日曜日に起きました。
彼とドライブへ出かけて、家まで送ってもらって
6時くらいに別れて彼は自宅に帰っていきました。

すると、すぐ携帯に着信が入りました。彼からでした。

あれ?何か忘れてた事でもあったのかな?と思い電話に出ると
長い、とても長いまさしく断末魔のような叫び声の後
「痛い!痛い!」という叫び声。
痛い痛い。どうして、どうして、助けて、助けてと唸りのような絶叫にずっと繰り返して、

それが彼の声かどうかも分かりませんでした。でも、着信は彼の携帯からでした。

236 本当にあった怖い名無し sage 2007/12/22(土) 16:14:00 ID:MSHI4VcK0
何かがあって、助けを求めてる。それだけが悲痛に分かりました。
いたたまれずに彼の帰って行った道を駆け出しながら
「どうしたの?どうしたの?」とたずね続けましたが
彼は応対せず、痛い、痛いとずっと叫んでいました。

でも、やがてガハガハと何かを吐き出すような荒い息とともに
「あい、 あいし・・・」
きっと、愛してると言ってくれていたのだろうと信じています。

彼はいつも私を抱いて「愛してるか?幸せか?」って口癖のように言ってました。
そんな彼の言葉に飽き飽きしてた私はいつもぶっきらぼうに「愛してるし、幸せ」と答えていました。

その時の私は必死に「愛してる!愛してる!」そんな風に叫んでいたと思います。

やがて、「ふぅーっ」と大きい、長いため息が聞こえて、電話が切れました。

237 本当にあった怖い名無し sage 2007/12/22(土) 16:14:37 ID:MSHI4VcK0
何が何か分からず、でも普段そんな冗談はしない彼でしたから
大変な事が起きてる事を察知して私はすぐに掛けなおしました。

繋がりません。

何度やっても留守電になってしまいます。
私はもうどうしようもなく道端に座りこんだまま、ずっと携帯を鳴らし続けました。
何もかもが分からず、呆然と1時間くらい座り込んでいたと思います。

彼の携帯から電話が、『ああ、まだ、まだ大丈夫』と思い。電話に出ると
平然とした声で「どうした?」と聞かれ
唖然。

結局、彼は電話などしてないと、言われました。
そりゃそうです。彼はバイクに乗っていたので電話を掛けることも出ることも出来なかったはずなのですから。

238 本当にあった怖い名無し sage 2007/12/22(土) 16:15:47 ID:MSHI4VcK0
それでも、彼の携帯にも通話記録が残っていました。
私の家を出発してすぐの時間の発信でした。

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秋のある日

517 英一郎 秋のある日1sage New! 2007/11/11(日) 23:06:44 ID:lnbUaAoAO
その洞窟にはカビっぽい空気につつまれた祠がある
その祠での話。

自己紹介:僕は凪月、フリーな大学二回生さ!

神無月のとある休日、仲のいい友人と海辺のキャンプに行った。
九月の中頃から誘いを受けていたからだ。キャンプなんてしたことなく楽しみですぐにOKした。車もテントも友人任せ。そんな大した準備も必要無かったから気軽に了承したのかもしれない。

キャンプ当日、最寄りのコンビニで待ち合わせをした。午後三時に迎えに来る予定・・・・・・・だったが大幅に遅刻して四時に来た。車の所有者の母が直前まで車を使っていて引継ぎで色々手間取ったらしい。
内心『今日、車借りるのわかってたら間に合うように車譲れよ』とか思っていたが、当然乗せてもらう側としてはそんな事言えないし、笑ってごまかすしかなかった。
車の中ではヒヨコの人形が散りばめられていた。『なんてファンシーな母親だ』そんな事思っていたら、考えを読んだように「父さんの趣味」と言ってきた。かなり苦笑いだったけど笑顔でごまかした。

518 英一郎 秋のある日2sage New! 2007/11/11(日) 23:09:18 ID:lnbUaAoAO
目的地まで約二時間、買い物した時間も合わせたら三時間かかった。買い物は、主に食品・雑貨だった。友人はドライアイで目薬必須らしいけど切らしていたみたいで、お気に入りのメーカーのを買っていた。
車は快調な走りをみせ何事もなく目的地に着いた。海辺でキャンプってのは聞いていたが、予想と違い本当に海辺、砂浜だった。
『夜の砂浜、女の子が相手ならなんてロマンチックだったんだろう』と、つまらない事考えつつ「どこにテント張るの?」と聞いてみた。返事は返ってこない。心なしか笑っている気がする。
しばらくしてその友人、アッシーが口をひらいた。「実はね・・・・」返事を聞いていて「なんてこったー」と自分のデコをペシっと叩いていた。

519 英一郎 秋のある日3sage New! 2007/11/11(日) 23:11:50 ID:lnbUaAoAO
九月初旬、ドライブしていた時にトイレへ行きたくなった。けど道なりに進んでもトイレを無料で借りられそうな建造物が無く、丁度よくひっそりとした砂浜を見つけ立ち寄った。その時に、少し先に洞窟が在ることに気付き、そこに入ってみたいと思ったらしい。
それで今に至ると、、、
聞いてもいないのに「あの辺りで小便したんだ」っと嬉しそうに言ってくる。
『いい迷惑だ。そんなどうでもいい事に付き合わされているのか。ってか「一人で入るのが怖かったから誘ってみたんだ」ってキャンプの目的に洞窟探索が入ってるなんて知らないよ!』とか思いながら、「あははー、面白そうだね」って言ってみたりした。
そしたら、「でしょ!だから洞窟の中で寝てみたいなぁーとか思ったりしてテント持ってきてないんだ。もちろん寝袋は持って来てるし毛布も在るよ!それとたぶん使えないけどハンモックも用意しました!えへへぇ」アッシーは凄く良い笑顔だった。
『と言うかそれキャンプじゃねーよ、野宿だよ!』ってツッコミたかったけどあえて「用意周到だね」とだけ言って焼肉の準備を始めた。

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見ててみ

374 「見ててみ」1 sage 2007/10/19(金) 15:39:55 ID:HFSGV9fR0
昨日投稿していた者です。
自重します…と言いながら再度登場失礼します。
これで本当に最後にしておきますね。

うちの父親は陽気な人である。
ぱっと見、ヤーさんもも引くような強面の巨漢、しかも柔道有段者で恐ろしげなイメージを持つ人ではあるが、
中身はなんてことはない、ただの陽気なおっさんである。怒ると怖いが。

父は昔から霊感があるらしく、世の中の常識から外れた怪現象を目撃する事が多々あった。
そして、私自身にもそんな父の特異体質は遺伝したらしく、昔から不思議な物を見る事がよくあった。

さて、私が小さい頃から、父は自分の子供をからかって遊ぶ事が好きだった。

焼肉屋にご飯を食べに行くと必ず。
「ほら、窓の外見ててみ。今からそこを、これからさばかれる牛が逃げていきよるから」
と言って窓の外を指差した。

小さな私は当然のように父の言葉を信じ、わくわくしながら窓の向こうを見続けるのだが、
牛が逃げていく様を見る事は一度もなかった。

またある時は、回転すし屋の水槽でゆうゆうと泳ぐブリを見て、小さな弟にこう言った。
「よう見てみ、あの魚な、あの尻尾の所から電池入れるんやで。」

「電動!?」という私のツッコミに、カウンターの向こうで働いていた職人さんが堪え切れずに噴出した。

376 「見ててみ」2 sage 2007/10/19(金) 15:41:18 ID:HFSGV9fR0
ある日、そんな陽気な父と夜中にドライブする機会があった。
用事で帰りが遅くなり、時刻は既に午前1時を過ぎていた。

県道を時速90kmで飛ばす車の中で、特に会話もなくラジオを聴いていたら、父が突然口を開いた。

「見ててみ、 今から女が飛び降りるから 」

父の言葉についていけず、私が「は?」と思っていると、家の近くにある、それなりに大きな川に架かった橋に車が差し掛かった。
進行方向左手の歩道に人影が見える。今は距離が遠くてよく分からないが、車はどんどん人影に近づいていく。

肩にあたるぐらいの髪の長さで、茶色いスカートを穿いた女の人だった。

どんどん車が近づいていく。もう顔もはっきりわかる。

「あ」

一瞬だった。

女の人は軽い動きで橋の欄干を超えて、階段を下りる見たいな動きで橋の下に消えた。

378 「見ててみ」3 sage 2007/10/19(金) 15:42:08 ID:HFSGV9fR0
「っ父さん!!!」

私はパニックに陥り、運転席に座る父の肩をバンバン叩いて車を停めるように懇願した。今考えれば危ない事である。
しかし投身自殺を目撃してしまったのだ。それどころではない。早く救急車を呼ばなければ。
しかし父は私の猛攻を無視して、走り続けながら落ち着けと言う。

「落ち着けるわけ無いやろ!!早く救急車呼ばなあかんやん!!!」
「呼んでも意味無いで、アレはもう死んでるから」
「そんなん分からんやんか!まだ生きてるかも知らんやろ!?」