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洒落怖

芋虫の団地

えっと、人によって怖い物は違うと思うので、前置きを一言。私は虫嫌いです。
それは去年のことでした。田舎一人暮らし、アパート住まいでの出来事。
6月のある朝、部屋のドアを開けたら、足元に半透明な芋虫が死んでいました。
ギャと思いつつ、ちりとりと箒で外の草むらへ。それは序章でした。
毎朝、毎朝、ドアを開けるたびに死んでいる芋虫の数が増えてきました。
1ぴき、3匹、5匹、7匹、11匹から後は数えていません。もう、出入りはビクビク者で。
芋虫を踏まないように箒で道を掃きながら、背中を丸めて駐車場へ急ぐ途中…。

ポタリ、ギャ~!
とって、とってだれかとってぇ!

御想像の通り首筋に芋虫が落下してきたのです。死ぬかと思った。
自分の悲鳴に近所のおばちゃんが助けに走ってきてくれたら、そのサンダルが具茶、と芋虫をすりつぶしてあーっと滑って、散乱する芋虫の死骸の上に思いっきり転んで。
自分とおばちゃんのこの世の物ならぬ阿鼻叫喚に、これまた近所の通学中の学生が駐在さんを走って連れてきてくれて。
なんだか物凄い騒ぎになって申し訳なかった。
その駐在さんがいい人で、散乱する芋虫の死骸を目にして、「原因を取り除きましょう」と、自分の部屋のドアの前に脚立をかけて、屋根の木を少し剥がしてくれた。
内側の屋根板って、けっこう薄いのね。
べりべりっと剥がしてくれたら、そこにびっしり、芋虫の団地?!
まだ動いてるのや小さいのや大きいのがもぞもぞざわざわ。
「こりゃあ、スズメバチの仔だな」と駐在さんはそのあたりのをごっそり持ちかえってくれました。
不思議と親のスズメバチはいなかった。
屋根の小さな穴から、幼虫が這い出てきてたんじゃないか、とは駐在さんの話。
その後、最近になってやっと引越しできたのでカキコ。
どこから芋虫がやってくるのか?と。当時はノイローゼになりそうでした。

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洒落怖

黒いカーテン

これは自分が体験した中で一番怖い、というか洒落にならなかったガチの実話です。
洒落怖じゃねーだろ!って突っ込みもあるかもしれませんがご容赦ください。

『おい!暇だし肝試ししようずw』

それはこのVIPのスレの一つのような一言から始まりました。今から6、7年くらい前の自分達は、週末にやることがなかったら肝試しに向かうような暇人全開な生活を送っていました。
その日も台風が迫っていたにも関わらず、そんなものはお構いなしに現地へと向かいました。
その日に向かったのはA県のOという地区にある廃墟、まあ自分を含めたA県のホラースポット好きの人間なら間違いなく知ってるメジャーな場所です。
車を一時間ほど走らせ現地に到着、自分、A、B、C、Dの五人は早速中へと侵入しました。
廃墟の中は重く暗く、夜なのと近くに街灯が無いのとを差し引いてもお釣りがくるくらいの雰囲気です。ですがそんな事は意に介さず自分達は進んで行きました。ちなみに以前一度来たときは地下の方だけを見て回ったのでこの時は屋上を目指す事になりました。

一階…

二階…

歩を進めるとようやく目的の場所らしき所に到着しました。
懐中電灯で照らすと、そこは一面の黒!黒!黒!

自分『…ああ、ここだな。』

わざわざ口に出さなくてもその場にいた誰もが理解していたのでしょうが、自分は思わず口走っていました。

174 本当にあった怖い名無し 2010/06/17(木) 16:34:44 ID:A+pWq0bNO
そこは二階と三階の間の踊場で、絨毯は焼け焦げ天井や壁は煤けていて、言うなればそれは焼死体の発見された現場の見本のような状態になっていました。
自分達がこの日この廃墟に向かった理由はこれでした。1ヶ月ほど前にここで焼身自殺をした奴がいる、という話を聞きつけたからです。
ソースは友達Aの会社の先輩がテレビだか新聞だかで見た、という微妙なものでしたが実際目の前にその光景が広がっているのですからまず間違いないはずです。
しかしいざ実際に焼死体のあった場所を見てみると、さすがに不気味さというか物悲しさとうか、様々な感情が生まれてきました。
と同時に謎の悪寒…

自分『なんか寒い…』

B『…俺も思った。』

D『霊がいる場所って寒くなるっていうよな…』

不思議と五人のうち三人が同じ悪寒を感じていました。しかしCの、

『いやいや、台風近づいてるせいで風めちゃくちゃ強いからだろ?』

という突っ込みで一気に現実に戻されました(笑)
考えてみりゃその廃墟は海沿いの高台にあり、潮風がモロに当たる場所、加えて部屋によっちゃ窓ガラスも割れてて風が通り抜け放題だしそりゃ夏場でも寒いわけですよ。
Cの一言で緊張が緩んだのか、その後は恐怖とは無縁な感じで建物の中を巡りました。

三階…

この階は特に見るべき場所もないからスルーして屋上に向かうか?という話になりました。
しかし廊下を歩いていると全員の視線がある部屋の入り口に集中しました。

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洒落怖

食らう

大学4年の夏。Sさんから聴いた話。
その話を聴いたのは、深夜のことである。
北海道にしては寝苦しい暑い夜。
ようやく訪れた睡魔にゆるゆると身を委ねかけたところで、
けたたましく枕元の携帯が鳴った。
「……はい?」
何の返答も無い。
「……誰?」
言葉を重ねると、電話の向こうからすすり泣く声が聞こえてくる。
携帯から耳を離して相手を確認する。Sさんだった。
高校卒業以来、2,3回しか話していない、同級生。
「どうしたの?」

寝入り端を起こされて気分は良くなかったが、
それよりも泣きながら電話を掛けてくる理由が気になった。
『ごめんね……本当にごめん』
電話の向こうでSさんが謝る。
「いや、明日は別に何も無いし、良いけど……」
『うん、本当にごめん……あのね……怖い夢見たの……』
泣きながらSさんはそう言った。
「どんな夢か詳しく教えて」
そう尋ねた瞬間、しまった、と思った自分を不思議に思った。
何がいけないんだろう。
考える間もなく、Sさんが話し出す。

256 コピペ2/3 2010/06/18(金) 20:26:24 ID:X6H9cn7N0
その日、Sさんは午後0時を少し回った頃に眠りに就いた。
クーラーが苦手な彼女は、窓を開けて眠っていたそうだ。
女性の一人暮らしにしては無用心だろうが、彼女の部屋はマンションの6階にある。
虫も、人も、6階の高さまでわざわざ侵入すること無い。

どれくらい眠ったのだろうか。
――どすん、と腹の上に何かが乗った感触で目が覚めた。
Sさんは“何?”では無く、“誰?”と思ったと言う。
人の感触。人が自分の上に勢いよく飛び乗ってきた。
そう思った。
叫ぼうとした声がひゅうっ、と擦れる。
声が出ない。怖い。
上にいる者がSさんの手を強く押さえつける。
彼女は必死になって抵抗するが、上にいる者はビクともしない。
半狂乱になりながら、Sさんが身体を捩る。
上にいる者はくつくつと、小さな声で笑っている。
怖い。怖い。こわい。こわい。
激しい抵抗と恐怖でSさんの意識が一瞬白んだ。
その瞬間、上にいる者が、グッ、とSさんの口に何かを捻じ込んでくる。
熟れて、腐りかけたメロンの味がSさんの口に広がった。
吐き出そうとするが、しっかりと口を手で抑えられている。
苦しい。息が出来ない。
気持ちは拒絶していたが、体がゴクリ、と押し付けられた何かを飲み下す。
甘く、生臭い何かが喉を通って、胃に落ちていくのが分かる。
上にいる者がクツクツと笑う。
『上々……上々……』
上にいる者がそう言って笑った瞬間、ふっと、重さが消えた。

257 コピペ3/3 2010/06/18(金) 20:27:07 ID:X6H9cn7N0
『……そこで、叫びながら目が覚めた』
一気に話し終えたSさんが、息を吐きながら話を締めた。
「ただの夢だ」
「気持ちが昂ぶっていたんだ」
「暑い夜で、寝苦しかったからだ」
僕は、思いつく限りの理由を述べた。
半分以上は自分に言い聞かせていたのだと、今になって思う。
その後、彼女と少し近況などを話して、電話を切った。

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墓石にしがみつくモノ

もう20年くらいは前のこと。当時幼稚園生か小学校低学年だった自分は何かを見た。
かなり前になるけど何を見たかは今でもはっきりと覚えてる。
もう随分前のことだけどふと思い出したから記憶にあるままを客観的に。
その時は祖母と弟と私の三人で散歩中だった。
適当に何か話をしている時に私は自分を中心にして左手にある山を見上げた。
その山は標高もさほど高くなくて軽く山登りをするにはちょうどいい高さだと思う。
私が見上げた辺りにはちょうど墓場があって、いつくかの墓石があったのを覚えてる。
その墓石のうち、見上げた位置からばっちりと存在を確認できる墓石に何かがしがみついてた。
色は濃い茶色かこげ茶、または黒かと言えそう。
頭部と呼べそうなところに人間の頭のような丸みと、体からは四本の手足らしきものが生えていた。
それが墓石にしがみつきながらぐねぐねと動いてた。
時間にして一秒足らずの間で見えたそれはすぐに消えた。
見えたからと言ってそれから私に何かあったわけでもなく、
二十年前後はたった今でも生きてます。
もう少し書きたいことがあるので続きます。

481 本当にあった怖い名無し sage 2010/06/02(水) 13:09:21 ID:9Drg2NQX0
続き
ここからは見えたものについて三つほど箇条書きで

・見えたものからは怖いとかそう言った感情を受けなかった
・最近気づいたことではあるけど見えたものの動きだけで言えば、ワニやトカゲが頭を振りながら歩く動きに似てる
・その動きが墓石にしがみついたまま素早く行われていたと思ってもらえればわかりやすい

それとまとめサイトを見ながら思ったことがあります。
私が見たものの爬虫類的な動きが見ようによっては「くねくね」の動きに見えなくもないです。
爬虫類的な動きと言うのも私が爬虫類好きでして、それ目当てでペットショップに行くから気づいたことでもあります。
「くねくね」の動きに似ているので関連してるかなと思い書いてみました。
これで終わりです。

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買取依頼

ようやくこの私の周りにもオカルトな事が起こったので書く。

うちの両親はリサイクルショップを営んでいて家具の買取りなんかもやってるんだけど、
その日も客から「家のものを全部処分して欲しい」と言う依頼が来たので、従業員が処分しに行ったらしい。
それが夜9時回った位で、私と家族はご飯食べようとしてた。
そしたら処分しに行った従業員からいきなり父に電話がかかってきて、
何か「幽霊が出るから捨てられない」とか「おばけが出る」とか
ワケワカラン事言ってて話にならない状態。
しょうがないので父が現場に行く事になり、問題の家に入ってみた。
まず気になったのは「虫が居ない」

父によると、普通こういう古い家はこの季節でも数匹はゴキちゃんが住み着いているんだそうな。
でも1匹も居ない。
んで、従業員たちが「何か居る」「捨てられない」と言った部屋に入ってみると、
「長い髪の毛」と「爪」が大量にあったらしい。。

爪って言っても切った後の三日月状のアレじゃなくて、
指の爪まるまる一枚。

みんな気持ち悪がって捨てられないので、しょうがなく父が全部捨てたそうな。

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キータクラー覚醒

心霊的に怖い話しじゃないのを書いてしまったから、お詫びに中学時代の先生の話し

俺は中学3年間、科学部に所属してた。
顧問は理科の教師で40歳くらいのむさいオッサン。
名字が北倉だったんで、キータクラーってあだ名だった。
キータクラーはオカルトが大嫌いで、理科準備室でムーとか読んでると、すぐ外にある焼却炉に捨てに走る位だった。
だが実はこのオッサン、見える人らしい。
ある日、何で教師になったのかみたいな話しになったとき、子供の頃に体験したオカルトな事件の数々を話してくれた。

816 本当にあった怖い名無し sage New! 2010/04/27(火) 15:03:16 ID:f2/ptLn9P
とりあえず書いちゃうね。
時々ビーカーでコーヒー飲みながら聞いた話を記憶ベースで書いてるから、ツッコミ無用で。
ウザかったら消えるんで。

これはキータクラーが覚えてる中で一番古い話しらしい。
キータクラーが通ってた幼稚園はキリスト教系の幼稚園で礼拝堂があった。
礼拝の時以外入っちゃダメと言われていたが、鐘のある部屋へと続く階段にちっちゃい倉庫があるから、かくれんぼは勿論、お遊戯会や運動会で使う道具を玩具にするため、よく忍び込んでいた。
ある日、何時ものように奥へ探検していくと、表面がボロボロのマリア像を見つけた。
しかし、マリア像が抱いているべき御子は焦げ茶色に塗り潰され、そこにはカブトムシほどの大きさのハエが止まっていた。

818 本当にあった怖い名無し sage New! 2010/04/27(火) 15:21:11 ID:f2/ptLn9P

キータクラーはハエを捕まえようと手を伸ばし、ハエに触れた途端頭の中に声が響いた。
日本語で言えば「気高き主を崇めよ」みたいな事。
ただ、声は日本語じゃない言葉も同時に何十種類も響いて、日本語だって幼稚園の子供に理解出来るわけ無いのに、何故かわかった。
声と同時に雨の音が聞こえて、キータクラーは気を失った。

どれくらい時間がたったのかは解らないが、幼稚園の先生に倉庫で寝てるキータクラーが発見された。
ただ、キータクラーの左手首にはオッサンになっても消えない4枚の羽根のような火傷の跡が残っている。(中学時代に見せてもらった火傷跡は虫に見えないことも無いけど、四つ葉のクローバーみたいな跡だった。)
この体験から、キータクラーは数々のオカルト体験をするようになり、反発から科学者を目指したが、挫折して(オイ)教師になったそうだ。

とりあえず終わり